血を吸う粘土のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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血を吸う粘土

[チヲスウネンド]
VAMPIRE CLAY
2017年上映時間:81分
平均点:6.00 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
公開開始日(2017-08-19)
ホラーファンタジーシリーズもの
新規登録(2018-08-24)【かっぱ堰】さん
タイトル情報更新(2022-04-19)【イニシャルK】さん
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監督梅沢壮一
キャスト津田寛治(男優)
黒沢あすか(女優)
脚本梅沢壮一
製作キングレコード(「血を吸う粘土」製作委員会)
プロデューサー西村喜廣
梅沢壮一
美術梅沢壮一(粘土アニメーション)
編集梅沢壮一
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3.《ネタバレ》 冒頭、画面からチープさが、にじみ出てて、こりゃ失敗かなーって思い観ていたのですが、僕的には楽しめた作品で、後半にいけばいくほど面白く堪能できました。簡単に言えば、粘土の化け物映画なんですが、この化け物粘土、人を取り込む時、相手を粘土化する能力をもっており、これにより、なんてゆーか、粘土スプラッターとでも言いましょうか、手が粘土化してビローンってなったり、顔が潰れてグニャッとなったり、変な人間のカリカチュアみたいな状態になるのが、キモグロくて、滑稽だけど不気味とゆう絵ズラとなっており、これが中々、新鮮で、見ごたえがありました。ストーリーの方も、怨念と嫉妬が絡んできて、オチも後を引く余韻がありました。後、もーちょっと観たいってゆう時間の短さも良かったです。
なにわ君さん [インターネット(邦画)] 7点(2022-04-10 21:09:31)
2.《ネタバレ》 ここは地獄の画塾!東京藝大の為に青春を燃やす若人たちがあらゆる感情を込めて作品に打ち込む!…が、上手く行かない日々!
何も無い田舎で先生も実用的な事は何も言わない、ただただ「東京に俺たちも住んでいればもっと上手く行くはずなのに…」と自分たちの環境を怨みつつ制作に打ち込む毎日!未来が見えない重い空気!玉石混合の才能と感情が入り交じるまさに地獄!…正直僕はこの先に起る愉快な粘土地獄より、この地獄の方がだいぶキツいしホラーである。

そんな最悪の地獄を盛り上げるために狂った芸術家の成れの果てがこれでもかと暴れ回るんですが、結構粘土のバケモノというのが新鮮でフィジカルな物理攻撃が効かないのもあってなかなか強いです。更に弱点も炎と明確なのも嬉しい。
更にここの画塾の人たちめちゃくちゃ粘土に対して頑張って戦うんですよね。ここはホラーというよりさながらモンスターバトルな展開がGOODです。

そして恐怖演出はチープではありますがクレイアートっぽい演出が楽しく不気味で、手作り感満載の粘土の粉が体内に入って行くシーンにはちょっと感動しました。
更に話の後半は挿入歌が入る事でだいぶ作中の雰囲気が変わるのも面白い所。特に回想シーンで芸術家のとてつもなく楽しそうな様子が微笑ましいです。このシーン好きです。

そしてラスト、憧れていた東京に対して「そもそも貴様が全部悪いんじゃ!」と唾を吐く、逆恨みMAXでスケールの大きいテロリズムなオチも最高です。まるで冒頭の地獄が嘘のような爽やかさ!

全体的にチープな作りの作品ですが、粘土のモンスターというアイディアの面白さとアツいバトル、そしてとんでもない方向に向かって行く破滅的ラストなど80分と短い尺の中にコンパクトにまとめられているので飽きずに最後まで楽しむ事が出来ました。
えすえふさん [インターネット(邦画)] 6点(2021-09-10 09:06:14)
1.《ネタバレ》 著名な特殊メイクアーティストが監督・脚本を務めたホラー映画である。主要キャストとして、講談社主催「ミスiD2017」のグランプリと受賞者の計4人が出ているのでアイドルホラーとしての性質もあったらしく、うち藤田恵名という人は主題歌「私だけがいない世界」も歌っている。ほか講師役の女優と監督は夫婦とのことである。
見た感じでは、いま映っているものが何を表現しているのかよくわからないところが多く、また一つの場面がしつこく続き、その間の一本調子の悲鳴がやかましい。全体構成としても何回危機を繰り返せば気が済むのかという感じで(早く家を出ろ)、やっとここまで来たかと思ったらまだ10分も残っていると思うところもあったが、まあ最後の展開を見ればそういうことかとは思った。ドラマ的には登場人物の悲痛な思いが表現された場面もあったが、残念ながら自分としてはそれほど同調できなかった。
なお何で粘土ホラーなのかは不明だが、監督がやりたかったからというのなら別に言うことはない。人の顔をちぎって潰すとか、粘土化した人物の顔を直接バーナーで乾燥させたりするのは素材を生かした趣向かも知れない。また終盤でクレイアニメーションを使うとか、土人形がハロウィンのように見えるところもあった。

ところで劇中の学校は美術大学向けの予備校という設定だったようで、その背景に監督の怨念があるというのはわかったが(本人が言っている)、どうも劇中人物がトーキョーにこだわる理由が不明で、行きたければ行けばいいだろうがとしか思えない。監督の出身地とされている神奈川県藤沢市は、本物の地方人の立場からすればほとんど東京も同然であり(首都圏という意味で)、誰の思いを代弁しているのかわからなかったが、ただもしかすると本物の地方人というよりは、首都圏の周縁部から都心部を眺めているイメージなのかという気もした。ラストの遠望ではそういう劇中世界が端的に表現されていたようでもあり、いまだに東京のシンボルが東京タワー?というのは古風な世界観だが、これは奥多摩から上京して東京タワーを目指した「モスラ」(1961)の再現を意図したものかも知れない。最後は土人形というよりイモムシ+「デビルマン」の某キャラクターのようなものになっていたようである。
以上のようなことで、独創的というか独特なところが多いが、絶賛ともいかないのでそれなりの点数にしておく。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 5点(2018-09-01 16:26:47)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 6.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5133.33%
6133.33%
7133.33%
800.00%
900.00%
1000.00%

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