133.《ネタバレ》 ジョージ・A・ロメロとダリオ・アルジェントによるゾンビ映画の金字塔。
冒頭はスタジオにおけるTV番組の収録風景からはじまる。
何故死体が蘇りゾンビが現れたのか・・・理由は解らない。
得たいの知れない恐怖との戦い、まるでガンシューティングゲームのように次から次へとゾンビを撃って撃って撃ちまくる。スリルの連続でまったく退屈しなかった。
特にロジャーとピーターの警官コンビの無敵ぶりは気持ちが良い。抜群のコンビネーションで危機を切り抜けていく。
ゾンビの動きはトロいが、人海戦術には気を付けろ。頭を狙え。跳弾でゾンビを仕留める戦法はお見事。
デパートにおけるゾンビ狩り。コレは収録作業楽しかっただろうねー。俳優陣も超ノリノリ。そーれ轢き逃げアタックだ!
だが、キリの無い戦いで徐々にロジャーは正気じゃなくなってくる。調子に乗りすぎて魔がさしてしまう。
その代わりロジャーたちに助けられたフランとスティーヴンは成長していく。
「ファ●キンサノバビッチ!!」
負傷したロジャーも台車に乗り込んで移動砲台に。ロジャーを乗せて~(ドナドナ)
ゾンビを一掃して得た一時の平和。救援が来るのを信じてひたすら待つ。
「F1」のクラッシュは予兆か。ロジャーぇ・・・。
そして待ち受ける人vs人の死闘。世紀末ヒャッハー軍団との戦闘はゾンビをも引き込みカオスの坩堝。
男たちは生き残るために引き金を引く。覚悟を決めた男たち、散っていく男たち、そしてある男は“生きる勇気”を選ぶ!!あの瞬間には震えたもんよ。
残り少ない燃料・・・それでも最後まで諦めず暁の空を飛んでいく。