1.《ネタバレ》 無法者だった過去の自分を捨て慎ましく暮らしていた主人公・ドンチョルが、愛妻を何者かに誘拐されたことを契機に、昔の血を滾らせて救出に動き出すアクションサスペンス。前半のドンチョルは驚くほどに平身低頭(ドンソクの役柄としては、です・笑)で、スイッチが入った後半は大暴れ、というコントラストが見所。ストーリー的にかなり重苦しい中、ドンチョルの相棒チュンシク&コム探偵のコンビがコメディ部分を終始担当しているので息苦しさがだいぶ薄れて観やすい点は〇。勧善懲悪モノならではの後味の爽快さもあった佳作でした。