天空の城ラピュタのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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天空の城ラピュタ

[テンクウノシロラピュタ]
Castle in the Sky
(Laputa: Castle in the Sky)
1986年上映時間:124分
平均点:8.72 / 10(Review 759人) (点数分布表示)
公開開始日(1986-08-02)
アクションSFアドベンチャーファンタジーアニメファミリーロマンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-11-14)【イニシャルK】さん
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監督宮崎駿
ジャック・フレッチャー(英語吹替版監督)
田中真弓パズー
横沢啓子シータ
初井言栄ドーラ
寺田農ムスカ
常田富士男ポムじい
永井一郎将軍(モウロ将軍)
安原義人ルイ
鷲尾真知子おかみ
神山卓三シャルル
TARAKOマッジ
槐柳二老技師
峰恵研ドーラの子分(日本人)
鈴木れい子シータの祖母
平井隆博ドーラの子分(中国人)
西村知道軽便鉄道の機関士
大塚芳忠黒眼鏡(ムスカの部下)
菅原正志黒眼鏡(ムスカの部下) / ドーラの子分(セネガル人)
関俊彦
林原めぐみ青い服の婦人
糸博親方(ダッフィ)
亀山助清アンリ
大滝進矢ドーラの子分(エジプト人)
古田信幸
福士秀樹ギャング
田中和実
ジェームズ・ヴァン・ダー・ビークパズー(英語吹替版)
アンナ・パキンシータ(英語吹替版)
クロリス・リーチマンドーラ(英語吹替版)
マーク・ハミルムスカ(英語吹替版)
リチャード・ダイサートポムじいさん(英語吹替版)
ジョン・ホステッター親方(英語吹替版)
マンディ・パティンキンルイ(英語吹替版)
ジョン・デミータ補足音声(英語吹替版)
デビ・デリーベリー(英語吹替版)
原作宮崎駿
脚本宮崎駿
ジャック・フレッチャー(英語吹替版台本)
音楽久石譲
作詞宮崎駿「君をのせて」
松本隆「もしも空を飛べたら」
作曲久石譲「君をのせて」
編曲鷺巣詩郎「もしも空を飛べたら」
主題歌井上あずみ「君をのせて」
撮影野口肇
製作徳間康快
鈴木敏夫(「天空の城ラピュタ」製作委員会)
徳間書店
企画山下辰巳
プロデューサー高畑勲
制作スタジオジブリ
原徹
配給東映
作画高坂希太郎(原画)
名倉靖博(原画)
金田伊功(原画頭)
近藤勝也(原画)
山室直儀(動画協力)
友永和秀(原画)
前田真宏(原画)
美術山本二三
保田道世(色指定)
高屋法子(ハーモニー処理)
編集瀬山武司
録音井上秀司(整音)
斯波重治(音響監督)
東京テレビセンター(録音スタジオ)
浅梨なおこ(録音演出助手)
その他電通(協力)
IMAGICA(現像)
あらすじ
天空に漂うという伝説の城「ラピュタ」を巡り、飛行石を持つ少女シータと、父の思いを引き継いだ少年パズーが繰り広げる冒険アニメーション大作。ラピュタは本当に存在するのか?飛行石の持つ秘密とは?そして暗い影を持つムスカの狙いとは?空を自由自在に駆け回る空族「ドーラ一家」と共にシータとパズーは今、「天空の城ラピュタ」を目指し大空へ飛び立つ。映画公開から既に20年以上経った今尚、多くの人々に語り継がれ続ける宮崎駿監督のマスターピース。子供から大人まで、すべての人へ。
ネタバレは禁止していませんので
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759.《ネタバレ》  ある日気が付いたんです。ナウシカは数えきれないほど観ているのにラピュタは一回しか見てないなってね。そこに、テレビの放映があったので改めて観てみました。 

 さすがですよね。最初、襲ってくる連中が実は最高の仲間だとかすごい展開です。途中出てくる壊れかけのロボットが単体でもすごい力を見せつける。それが後半のクライマックスでは敵方として数えきれないほど登場する。この物語の構成がすごいです。
 それでも少し嫌だったのがパズーとシータの恋愛だか何だか分からないながらのくっつき加減がどうもね。高所での追跡劇で足場がどんどん崩壊してゆくのはすでにお決まりのシーンだと冷めた目で観ていました。

 ですので、最高傑作とはしません。しかし群を抜いた作品であることに異論はありませんので9点です。
たこのすさん [地上波(邦画)] 9点(2024-09-29 21:16:30)
758.まさに冒険浪漫。夢がある。
TERUさん [地上波(邦画)] 10点(2024-09-08 20:13:24)
757.小学生の子供たちと鑑賞。10年ぶりくらいに観ましたがやっぱり面白い。テンポの良さと筋運びの無駄の無さが気持ち良い。ウチの子供たちは、普段はしょうもないYoutubeばっかり見て、映画を2時間集中して観るのは困難なのですが、さすがに本作は最後までだれる事なく楽しんでくれました。ひとつ衝撃だったのが、昔からドーラのファンでしたが、なんと同い年になってしまっていたとは…。
すらりんさん [ブルーレイ(邦画)] 9点(2024-06-01 17:48:34)
756.《ネタバレ》 劇場で2連続で観て以来、TVでやってても観ることなく、今回DVDを買って36年ぶり?に観ました。
やっぱり面白いなぁ。宮崎監督が実力に伴う評価をされてきた時期の作品なので、アブラの乗り具合が違う感じ。フラップターとかゴリアテとか、アイデア満載の不思議なメカを出し惜しみしないところが、才能が溢れてる感じで好き。私は特にオープニングの永遠に穴を掘れるショベルがお気に入り。
宮崎監督の才能だけでなく、当時のアニメーターの実力、久石譲さんのセンス。要塞襲撃のカメラワークとテンポと音楽は神懸かってます。
さて“血湧き肉躍る冒険活劇”については皆さんのレビューをご参照頂くとして、“思春期と成長”について書いてみます。

少年少女の冒険は、なにも宝探しや悪者との追いかけっこだけじゃない。身近な女の子を異性として意識するのも立派な冒険。
おさげアタマに地味なネイビーのワンピースを着た、いかにも幼い少女という出で立ちだったシータ。パズーの服を着て帽子を被れば女の子だとバレないくらい。パズーの家で目覚めてから靴を履くシーンの子供っぽさは、誰も見てないところだけど、彼女のあどけなさを強調するために敢えて入れたんだろう。
そんな子がタイガーモス号に乗ってからは、ウエストを絞って、猫背がちだった背筋を正し、胸を強調してきたからさぁ大変だ。まさに“カワイイは作れる”を実践するシータ。大人の海賊たちも彼女にメロメロなんだから、パズーも溜まったものじゃない。
タイガーモス前と後で、胸に限らず等身から表情まで女になるシータ。当然、わずか3日位の劇中で彼女が成長したのではなく、主人公であるパズーがシータを“同年代の子供”から“異性”として見るようになったからだろう。

パズー目線だけでなくシータの中でも成長が見られるのは、ドーラからキッチンを任されたシーン。汚いキッチンを相手に腕まくりをするシーンから、極端に胸が大きくなる(ように見える)。『さぁ男どもの腹を満たすぞ!』と、彼女の中の女“母性”が目覚めたシーン。
ラピュタに上陸して、シータが腰の紐を解こうとしてると、パズーに急に抱きかかえられた時に不意に出た声。ヘタクソならここは「キャッ!」とか言わせるところを「うわっ」と言わせる。この「うわっ」は、女性が気を許した相手だけに“素の自分を見せる”アレね。当時のアニメのヒロインは普通「うわっ」って声出さないでしょう。宮崎監督と横沢啓子さんの手腕、高等テクニック。その後2人は(一瞬だけ)熱いハグをしてクルクル回りだす。シータの腰に回した手。ボーっと見上げる空にはツガイの鳥(ヒタキ)。あぁもうエッチ。
そして若い2人は滅びの呪文を唱えてしまう。皆さん大好きな「バルス!」。呪文の結果はあの通りだったけど、効果の範囲が分からない呪文を唱える意思の強さ。自分たちだけでなくドーラ達も死ぬかもしれない。もしかしたら世界が滅ぶかもしれない。好きな人を守るために世界を滅ぼしてしまおう。って思える若さが良い。少年に出来るのは世界を救うことでなく、目の前の女の子を助けるので精一杯なんだ。

ラピュタは子供向けのマンガ映画のワクに収まらない青春映画。未来少年コナンのラナと同じ12歳という年齢は、当時の宮崎監督の中の、性の対象/非対象の境界線だったんだろう。最後まで子供の容姿だったラナが、いかにしてナウシカ(16)のような“女”になるか。シータは登場時ラナ(子供)っぽく、映画の終わり頃にはナウシカ(女)っぽくなっている。その成長を安直な色気ではなく、直接的な描写・表現を入れずに一本の映画で表現。
パズーも赤ら顔一つ観せず、真っ直ぐな冒険少年の姿しか観せないから見落としがちだけど、少年少女の大冒険の中に、思春期の異性への思いを織り込んでいるのは、見事としか言いようがない。
K&Kさん [映画館(邦画)] 10点(2022-05-03 12:05:13)(良:2票)
755.名作にはイメージソングあり!
『君をのせて』は小学生時代何度歌ったことか。
哀愁あって思い出深く、素晴らしい曲です。

また、空から降ってきた少女シータとパズーとの冒険活劇も楽しませてくれるが、ストーリーのディテール設定やラピュタの歴史的奥深さもまた魅力的要素である。
金ローで何十回ループしても飽きないわけだ。
アニメーション大国が誇る名作なんで若い人には特に観て欲しいですね。
mighty guardさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2022-03-14 10:57:05)(良:1票)
754.《ネタバレ》 言わずもがなの名作アニメーション。冒険や友情、正義の物語で素晴らしい。

ただ昨今のジェンダー問題やコンプライアンス・ハラスメントなど他人や偏った考えに溺れた過干渉の影響で、実写はもとよりアニメでさえも作りづらくなってしまうのでは?という危惧を感じてしまいますね。
子供が働いている・働かせているとか男性女性の役割みたいなものを語ったりだとか、犯罪者に加担したりだとか…。
こんな良い作品も、いつか否定される時がくるのかと思ったらゾッとしましたわ。
ジブリの別の作品でも、タバコのシーンが多いとかなんとかわけのわからない議論がおこったりしましたが、ホントいい加減にしろよって思いますね。
ろにまささん [地上波(邦画)] 8点(2021-03-30 04:57:52)
753.話のテンポも良く大人でも楽しめる、冒険活劇のアニメとしたら傑作だと思う。
misoさん [地上波(邦画)] 9点(2019-08-31 01:23:30)
752.《ネタバレ》 親がかなり親切な人だったのでベータ環境で初回放送のものを何度も見てました。
物語としてはパズーの住む村、海賊船、城の中と進んでいきます。
この、海賊船までは非常によくできてはいるのですが城の中の、特にシータが捉えられてからの展開がかなりおおざっぱです。
そう感じないとしたら監督の力量が素晴らしいということになるのでしょうが、
飛行石による「バルス」は正に「デウスエクスマキナ」の集大成と言っていいほどに投げやりな展開です。

実際この映画を作っているときの竹熊インタビューで
半分くらいまで作った時点で宮崎監督はラストをまだ考えてないと言ってましたが多分これは事実です。

ただ、ラストに物語としての破綻があるにせよ、全体としてこの物語は非常に完成度は高いですし、
自分もベータ、DVD、BDとで100回は見てます。

尚、宮崎アニメによくある、場面転換したら全く別アニメのように皆のふるまいが違うのもご愛敬。

あと、初回放送録画を持っていると言いましたがその後何度か放送毎に録画してましたが
都市伝説にあるようなパズーがシータの住んでる場所まで連れて行くという展開は一度もなかったです。
にんじんさん [ビデオ(邦画)] 10点(2019-06-02 04:30:01)(良:1票)
751.《ネタバレ》 飛行石のすごさを示すためだけに登場したポム爺さん、、、パズーが「ポム爺さん!」と唐突に叫ぶところは何回見ても笑ってしまう。他にも笑うところ沢山あるので、真面目に見ても不真面目に見ても最高の映画。
なすさん [地上波(邦画)] 10点(2018-06-04 01:37:26)
750.これほどまでに、大人から子供まで心躍る作品はないのではないか。

そう思わせてくれるほどの傑作。

何度見ても何度見てもそう思います。
2年で12キロさん [地上波(邦画)] 10点(2018-01-14 09:52:40)
749.金曜ロードショーでやっているとつい見てしまいます。
展開がわかっていてもワクワクしてみてしまいます。
へまちさん [地上波(邦画)] 9点(2017-12-03 13:28:11)
748.何度見ても楽しい。
見なくても様々なシーンを思い返すだけでワクワクできる。

映画で味わう感動にはいろいろな種類がありますが
少なくとも単純に「血沸き肉躍る」という点において
初めて劇場で見た31年前も今も、僕の生涯で「ラピュタ」に並ぶ映画は他にありません。
大鉄人28号さん [映画館(邦画)] 10点(2017-10-10 13:24:28)
747.同じような(?)映画の「カリオストロの城」を上回る見応えがある。
でもテーマは深くない。いや、深くするのは難しい。後期において、こういったSFではなくファンタジー色が入っていったのは必然かもしれない。
simpleさん [地上波(邦画)] 7点(2017-10-01 20:40:08)
746.未来少年コナンの放送を見ていたので、その焼き直しにしか思えなかったです。
ごめんなさい。
プラネットさん [地上波(吹替)] 5点(2017-10-01 13:11:51)(良:1票)
745.アニメーションがすごいのはもちろんなのですが、この長さを飽きずに見せるシナリオも優れていると思います。
Donatelloさん [DVD(邦画)] 10点(2017-07-17 01:00:22)
744.日本映画最高の冒険活劇

まっすぐな少年と可憐で献身的な少女の大冒険を
ハラハラ、ドキドキのアクション満載で描く。

地下から遥か天空まで、ファンタスティックでスケールの大きな舞台
善も悪も、個性的で人間味あふれる登場人物たち
夢と希望、勇気、そしてハッピーエンド・・・

まさに、まんが映画の最高峰!文句なし!!
墨石亜乱さん [映画館(邦画)] 10点(2017-04-11 14:31:26)
743.皆さんの評価のとおり、何にもいうことないです。間違いなく何度見ても感激するし、面白い。
SUPISUTAさん [ビデオ(邦画)] 8点(2016-12-16 23:53:25)
742.《ネタバレ》 この頃の映画って「テーマ」を何かしら持ってますよね。

何も考えずに観てても楽しい、けれど色々と考えさせられるとってもよい映画。

名言のある映画
音楽のいい映画
テーマのある映画

これらのある映画って名作、傑作になりますね!

あ、あとちゃんと声優さんを起用してたのもポイントです。
みけらさん [地上波(邦画)] 10点(2016-10-17 23:47:44)
741.《ネタバレ》  平成28(2016)年は、当作品が劇場公開されてから30周年なので、良い節目と思い投稿します。それにしても膨大なレビュー数と高得点ですね!。以下、公開時に映画館へ行くまで→場内の雰囲気→鑑賞後に頭をよぎった不安・心配→ジブリ映画浸透後の思い→採点…という構成でお伝えします。
 公開当時は失礼ながら、私にとって宮崎駿監督のお名前は、まだ認識が十分ではなく、当作品は【未来少年コナン(1978年放映のNHK初のTVアニメシリーズ)を創った監督・スタッフさん達の映画】という括りでした。コナンは娯楽作品としてグイグイ引き込まれただけでなく【自然と人間の在り方】への真摯なメッセージが込められており、非常に感動しました。ルパン三世・カリオストロの城(1979年)も、アニメとしての大胆なアクションは勿論ですが、コナン同様【観る者をいい気持ちにするツボ】を心得ているな~と感心したものです。続く、風の谷のナウシカ(1984年)も、王蟲や腐海の描写の秀抜さに驚いたのは勿論ですが、コナンから続く【自然と人間の在り方】をテーマに据えている点で一貫しており、作り手としての強い信念を垣間見る思いがしました。ただし、カリオストロの城もナウシカも、TV放映での観賞だったので「この新作は映画館で観よう」と思った次第です。さて、結果は…。
 上映前に読んだパンフレットには【子供が楽しめるかつての“漫画映画”を復活させたい。そのために、時代を越えて愛されている“小説・宝島”のような冒険映画にしたい】という趣旨の文面が掲載されており、共感しました。そして上映が始まると…“漫画映画”的なコミカルな動き・演出に、場内はおおいに沸いたものです。笑う場面では皆で笑い、手に汗握る場面では一同で固唾を飲み…と場内が一体となっていることが肌で伝わってきました。帰りに「良かったね」と活き活きと喋っているお子さんと親御さん達の姿を今でも忘れられません。コンセプト通りの、否、それ以上の傑作になっていると、これまた感動しまた。私の中で、ようやく宮崎駿監督の名前がしっかりとインプットされました。
 鑑賞後、しばらくして、店頭にあった関連本を読みました。製作のこぼれ話として「子供達が“これなら自分にも出来る”と重ね合わせやすいように、パズーとシータのアクションは控えめにしました。一方、つい、ドーラ達を活躍させたくなったので、パズー達とのバランスに苦労しました」といった趣旨の文面を目にしました。感心すると同時にふと不安がよぎりました。「子供は超人的な力を持つヒーローに、自分を重ねる面がある。そうなると映画館まで足を運んでくれるだろうか?。もし観たとしても、自分が場内で体感したように熱中してくれるだろうか?」と思ったからです。また、コナンではなく、ナウシカから観た人達からも一部分ですが「王蟲のような生き物が出てこないなど自分が思っていたのとはイメージが違う」など戸惑う感想もありました。このようなわけで、私は映画館での感動とは別に「果たしてヒットするのだろうか…」と心配になりました。その心配が的中したわけではないと思いますが、当時の興行成績は振るわず「自分が映画館で得た一体感は、少数派に過ぎないのだろうか…このまま、この作品は埋もれてしまうのだろうか…」と非常に寂しく思いました。さらに「コナンから連綿と続くテーマ・作風の集大成だとは思うが、それだけに、今後、新たな作品を創れるのだろうか?」とも思ったものです。
 あれから長い年月が流れました。私の心配が取り越し苦労だったことは言うまでもありません。しかしTVでの【スタジオジブリの人気作品ベストテン】といった類のコーナーでは、ラピュタはいつも下位でした。「パズーとシータのアクションを控えめにしたせい?。海外でも評価された、もののけ姫(1997年)や千と千尋の神隠し(2001年)などに比べ、今となってはラピュタは地味なのか?シンプルすぎるのか?」と歯がゆい気持ちになったものです。そのため、当シネマレビューを拝見して救われた気持ちになりました。
 さて、採点ですが…私は、超人的な力を持たない普通の子供達(シータはペンダントを働かせる力があると言えばありますが…)が、大人の後押しで助け合いながら、最後に大人以上の力を発揮して大団円に至る当作品が大好きです。↓の【シネマレビュー管理人さん】がおっしゃっている通り、ラピュタが無ければ、このサイトは存在しなかったかもしれず、その意味でも価値のある作品だと思います。最初に観たときの感銘そのままに「鑑賞環境」は「映画館」とし10点を献上します。そしていつか「時代を越えて愛されている“天空の城ラピュタ”のような冒険映画をつくりたかったんです」という作り手さんが現れて、新たな名作を生み出すのを願ってやみません。
せんべいさん [映画館(邦画)] 10点(2016-08-27 20:14:18)
740.《ネタバレ》 主人公パズーは、炭鉱で働く一人暮らしの少年。
いつか、父親の追い求めた天空の城ラピュタに行くことを夢見ている。
そんなパズーのもとへ、美少女シータが舞い降りた。ラピュタは本当にあったんだ!
少年パズーの大冒険が、いま始まる!

映画『ナウシカ』の次回作は何だろう。
当時、月刊アニメージュの最新記事がとても楽しみだった。
宮崎駿はまだ四十代半ばだった。

【追記 2017年2月11日】
さて、ストーリーというのは「受け手主義の人」にとって、二度目は退屈だ。
この映画の話は、分かりやすく消化・吸収しやすいから尚更。
それでたぶん、『ラピュタ』は退屈という感想が多いのだろう。
だが「創り手視点」で観る癖がついてる人にとって、この映画のスジは興味深い。
確かに初見でも予想しやすいスジだが、驚きのエピソードも多いので感心してしまう。
何より、各キャラのバックストーリーの存在が楽しい(つい想像してしまうのである)。
激辛カレーライスさん [映画館(邦画)] 10点(2016-08-13 08:22:27)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 759人
平均点数 8.72点
000.00%
120.26%
240.53%
360.79%
470.92%
5212.77%
6293.82%
7749.75%
811314.89%
916822.13%
1033544.14%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.98点 Review57人
2 ストーリー評価 8.87点 Review83人
3 鑑賞後の後味 9.15点 Review83人
4 音楽評価 9.34点 Review83人
5 感泣評価 7.88点 Review60人
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