赤毛のアン/完全版〈TVM〉のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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赤毛のアン/完全版〈TVM〉

[アカゲノアンカンゼンバン]
Anne of Green Gables: Special Edition
1985年カナダ西独上映時間:195分
平均点:8.15 / 10(Review 13人) (点数分布表示)
ドラマTV映画シリーズものファミリー青春ものロマンス小説の映画化
新規登録(2004-06-12)【バカ王子】さん
タイトル情報更新(2023-09-25)【イニシャルK】さん
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監督ケヴィン・サリヴァン
キャストミーガン・フォローズ(女優)アン・シャーリー
コリーン・デューハースト(女優)マリラ・カスバート
リチャード・ファーンズワース(男優)マシュウ・カスバート
ザック・ウォード(男優)ムーディ
鶴ひろみアン・シャーリー(日本語吹き替え版)
麻生美代子マリラ・カスバート(日本語吹き替え版)
永井一郎マシュウ・カスバート(日本語吹き替え版)
武藤礼子ミュリエル・ステイシー(日本語吹き替え版)
佐々木優子ダイアナ・バリー(日本語吹き替え版)
塩屋翼ギルバート・ブライス(日本語吹き替え版)
京田尚子ジョセフィン(日本語吹き替え版)
中江真司アラン牧師(日本語吹き替え版)
江原正士フィリップス先生(日本語吹き替え版)
富沢美智恵ジョジー・パイ(日本語吹き替え版)
宗形智子スペンサー夫人(日本語吹き替え版)
峰恵研ハモンド氏(日本語吹き替え版)
原作ルーシー・モード・モンゴメリー「赤毛のアン」
脚本ケヴィン・サリヴァン
撮影ルネ・オオハシ
製作ケヴィン・サリヴァン
配給松竹富士
美術キャロル・スパイヤー(プロダクションデザイン)
字幕翻訳細川直子
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【クチコミ・感想】

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1
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13.《ネタバレ》 シリーズ第1作。赤い縮れ毛だけど、顔は何だか一世代前のエマ・ワトソンみてえなアタシ。いたずら娘でこましゃくれたアンの生い立ち。人参アタマとバカにされ、キレてギルバートくんのアタマに石盤をパチコン。少女時代から気性が激しくて我が道を往く。そんな養女を厳しくも温かく見守る老兄妹の深い愛情が、島の美しい風景を際立たせる。さらに包み込むような主題曲。大嫌いなギルバートくんが大好きに変わる最終盤。アンの笑いと涙の少女時代は190分超え。見応えある良作。
獅子-平常心さん [DVD(字幕)] 7点(2021-05-16 04:13:17)(良:1票)
12.高評を目にし 鑑賞..う~ん それほどでもなかったかな..ハードルを上げすぎてしまった..アニメも観たことがあるので新鮮さもなく...
コナンが一番さん [DVD(字幕)] 8点(2020-01-18 10:35:14)
11.《ネタバレ》  こういった映画を鑑賞する際には、主人公の子供側ではなく、保護者である大人側に感情移入する事が多くなったなぁ……などと、しみじみ実感。

 とにかくもう、マシューとマリラの老兄妹が素晴らしかったですね。
 主人公のアンが、子守の仕事をサボって読書に熱中したり、自分をやたらと「悲劇のヒロイン」アピールしたりする姿に、少々ゲンナリしていたところで、この二人が登場し、大いに和ませてもらったという形。

 作中の大人達が、次々にアンを叱ったり、厳しく接したりする中で、マシューおじさんだけが彼女を気に入り、優しく接してくれるのだから、アンだけでなく観客の自分にとっても、彼は本当に癒しの存在という感じなのです。
 妹のマリラおばさんのキャラクター性も抜群で「なるほど。ツンデレとは、こういう女性を指すのか」と、思わず感心してしまったくらい。
 当初はアンを嫌っていたはずの彼女が、段々と愛情を抱くようになっていく姿が、本当に丁寧に描かれているのですよね。

 それだけに、駅でアンの旅立ちを見送る二人の姿と
「あの時(孤児院には男の子を頼んだのに)女の子に間違えてくれて良かったな」
「あれは神の思し召しですよ。ウチには、あの子が必要だった」
 という台詞のやり取りには、じんわりと感動。

 気が付けば、マシュー以上にマリラの方がアンを可愛がっていて、そんな妹にマシューが少し呆れているような様子も、実にチャーミグでした。

 終盤、アンが帰郷した際に、農作業中のマシューが心臓の発作で倒れてしまうのですが、その時の会話も、素晴らしいの一言。
「私が男の子だったら、畑の仕事を手伝えたのに」
「そう思った事は無いよ」「女の子で良かった」「自慢の娘だ」
 と、幸せそうに語りながら息を引き取る姿には、思わず落涙。
 父娘の絆に、大いに心を揺さ振られました。

 そんな具合に、自分としてはマシュー視点の映画として、娘を見守るような気持ちで観賞した本作。
 でも、全体の主人公としては、間違いなくアンである訳で、その少女漫画的なストーリー展開には、多少の違和感を覚えたりもしましたね。

 ギルバートとの恋愛模様に関しては、特にそれが顕著であり、彼がやたらと都合良くアンの前に現れる事なんて、もしかしてギャグでやっているのだろうかと疑ってしまったくらいです。
 ボートが壊れて溺れそうになったアンを助ける姿や、ラストシーンで馬に乗って現れる姿なんて、典型的な「王子様」キャラといった感じ。
 この辺りは、やはり女性向けの作品なのかな、と思わされました。

 とはいえ、そんな具合に「女性向け」の内容が苦手であるはずの自分さえ、これだけ感動させられたのだから、凄い映画である事は、疑う余地が無いかと。
 また何年か経った後に、今度は懐かしさと共に観賞して、穏やかな世界に再び浸ってみたくなる……
 そんな一品でありました。
ゆきさん [DVD(吹替)] 7点(2016-09-01 10:37:00)(良:2票)
10.昔見た「赤毛のアン」をNHK連続テレビ小説「花子とアン」の開始とともに再鑑賞。女の子っぽい作品と多少見下していた自分を反省する。街や風景の美しさ、空想好きの少女アンのひとつひとつのエピソードが丁寧に描かれており、改めて名作だと痛感する。DVDで見たのはこっちの3時間の完全版だったことを知る。
ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 8点(2014-04-20 08:24:49)
9.2012.08/30 鑑賞。幼き頃?から「赤毛のアン」モンゴメリー作は知っていたが“そばかすだらけの赤毛の少女の物語”と言うことで全く関心なく現在に至る。観てびっくり、頭が良く回転も早く、空想癖のある、詩情豊かな言葉が留めもなく溢れるお喋りな少女。自尊心高く生意気で大人にも負けない反骨精神の持ち主。二つの特徴をもち周りの人を幸せにする明るい楽しい魅力あふれるアンに脱帽。私の能力では憧れのマドンナ。生き生きと命溢れる若さが天真爛漫に学びの時代を。
ご自由さんさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-09-15 18:34:41)
8.《ネタバレ》 白い喜びの小道(でしたっけ)の「道じゃなくて、土手じゃね?」感や、マシューのラストの唐突さなど、ツッコミ所が無かった訳ではない。

ですが、三時間強の作品を観て「もう終わりなの?」と名残惜しさを感じたのは、この作品くらいです。

マリラの「誰もあの娘を愛さずにはいられない」という台詞で、迂闊にも泣けてしまいました。
aksweetさん [DVD(字幕)] 8点(2012-04-10 00:20:25)
7.《ネタバレ》  赤毛のアンは今まで触れたことがありませんでした。ここのレビューを拝見しなければ、おそらく一生見ることはなかったでしょう。
 今まで3時間超えの映画を観ていて中だるみしなかったのは、本作が初めてです。
 はじめ、あんなにうっとうしかったアンが、次第にその才能を開花させ、周りの人たちから少しずつ認められ、頼る立場から頼られる立場へと移行していく。その様子がとても自然で、ストーリーがなめらかに進んでいきます。
 これは、教職を目指している方にはぜひ一度ご覧になってほしい映画です。
 教育上とても良い映画です。お子さんのいらっしゃる方は、一緒に鑑賞されることをオススメしたいです。
たきたてさん [DVD(字幕)] 10点(2012-02-22 00:14:58)(良:1票)
6.《ネタバレ》 私も赤毛のアンの名前は知っていても物語の内容を見たのは初めてだったんですが、母親代わりとなる人達のツンデレにはベタに感動させられました。血の繋がりがないからこそ関係がマイナスから始まったからこそ、その後に生まれた絆に真の強さを感じますし、彼女の不幸な生い立ちも作用して涙を誘われました。
さわきさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-10-22 23:42:30)
5.《ネタバレ》 「赤毛のアン」については名前を知っているくらいで、原作にもアニメにも触れたことはなかったけど、これほどまでに素晴らしい物語だったとは!
3時間強の長尺も美しい映像やテンポの良さがあったおかげでサクサク観ることができ、最初は「なんかうざったいキャラだなあ(笑)」と思っていたアンをどんどん好きになっていってしまった。
ギルバートがアンのいるところに必ず現れて(もはやお約束!?)、登場するたび「またお前か!」って思ったよ・・・。ボートに乗って登場してきたときは流石に吹いた。
eurekaさん [DVD(吹替)] 9点(2010-11-03 16:39:36)(良:1票)
4.原作は誰もが知っている有名な話である。そして、アニメにもなり、世界名作劇場の中でもファンの数では間違いなく上位に入るであろうと思われるそんな作品が実写映画として、あったのは知っていたけど、ここまで完成度が高い作品になっているとは正直、思いもしなかった。恥ずかしながら原作は読んだことがないけど、アニメの「赤毛のアン」は何度か見ているぐらい好きである。男で「赤毛のアン」が好きだとはなかなか言えない。しかし、良いものは良い。好きなものは好きだ。あのアニメで見て感動したようにこの映画も感動出来る。「赤毛のアン」は女性のものだというような偏見を持たれる方、特に男の中にそういう人がいるかもしれないけど、良いものに男も女も関係ないと言いたい。よくぞここまであのアンのイメージにぴったりな女の子を見つけてきたものだと感心させられた。美しい映像、心に残るアンの言葉や、友達、大親友のダイアナとの友情、その他この映画からは人間て素晴らしいてことを改めて教えられた気がする。とにかく女の子向けだからって馬鹿には出来ない。男の私が観たって、素直に楽しめた。原作があって、それをアニメ化し、成功することはよくある。しかし、それを実写としてやると失敗するケースが多く、特に日本の場合だとそれがよく当てはまる。その点、この映画は全てにおいて、よく出来ている。アニメの実写としてここまで素晴らしい映画はなかなかない。そのぐらい素晴らしくてこれはこの後の続きも絶対に観なくてはという気持ちでいっぱいです。
青観さん [DVD(吹替)] 9点(2010-01-31 13:07:23)
3. 昨年、NHKで「赤毛のアン」が頻繁にヒューチャーされていたので、とりあえず…という感じで鑑賞してみたのですが、この作品は私の今後の人生感を変えてくれるものになりそうです。冒頭からエンドロールが流れるまでの約3時間、悲しみ、笑い、喜び、そして感動…涙のフルコースを味わってしまいました。
 この作品に出会えたことを神様に感謝します。
 今年のマイブーム第一位は、続編を加えて、繰り返しの鑑賞、それから原作本の読破で決まりでしょう?!
 因みに、アンの世話役になる二人の吹き替えが、波平とフネの声優さんだったのは違った意味で笑えました。
クロエさん [DVD(吹替)] 10点(2009-01-19 02:20:28)
2.赤毛のアンは知っていたけど見たことが無かったからこんな人だったんだぁ~って感じでした、あんな妄想の激しい人だったなんて・・・。3時間ちょっとあったし平和に物語も続くし私的にはもっとスゴイ事件を作って欲しかったなぁ~、なんて思う今日このごろ
愛しのエリザさん 6点(2004-06-26 19:22:15)
1.本でもTVでも今まで触れた事が無かった「赤毛のアン」ですが、今回完全版で初体験。見る前は3時間以上と長いのでちょっと気合入れてみました。見始めると時間を忘れるおもしろさがありました。一番は景色が鳥肌級に美しい。アンが16と聞いて凄まじく自立してるなぁと思った。
バカ王子さん 9点(2004-06-18 23:42:31)
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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 8.15点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
617.69%
7323.08%
8430.77%
9323.08%
10215.38%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review2人
2 ストーリー評価 9.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review3人
4 音楽評価 8.50点 Review2人
5 感泣評価 10.00点 Review1人
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