8.《ネタバレ》 しかしこの犯人さ、色んな仕掛けを12も用意しちゃってよっぽどヒマなんだね。オレだったら「えーと、次は何だっけ、ああ、あそこの場所へ連れてくんだっけ、あ、違うか」って多分混乱する。ハラハラドキドキを演出したいんだろうけどもうちょっとシンプルにした方がいいよ。どうせB級アクションなんだし。 【イサオマン】さん [地上波(吹替)] 5点(2021-06-07 09:39:25) |
★7.《ネタバレ》 良くも悪くも古風でオーソドックスな作りの為 (これが八十年代の作品だったら「スピード」の元ネタとして評価されたんだろうなぁ……) なんて、つい考えてしまいましたね。 バスにエレベーターにヘリコプターと、様々な舞台装置を駆使して楽しませてくれるし、基本的には好みな作風のはずなのですが、この「既視感」は如何ともし難いものがありました。
主演にレスリングのスター選手であるジョン・シナを迎えており、身体を張ったアクションを見せてくれるのも嬉しいんだけど、基本的には「高所からの飛び降り」「飛び移り」という形であり、対人戦の要素が薄いというのも、何だか寂しい。 (こういうの好きだよ。好きなんだけど……もうちょっと、ココをこうして欲しかったなぁ)っていう、そんな歯痒さがあるんですよね。
この手の作品ではお約束の「実は目的は復讐ではなく金だった」オチに関しても(結局金だったのかよ!)と、落胆する気持ちが大きかったです。 一応、犯人としては「愛する女の仇を取りたいという想いは本物。でも、それはそれとして金も欲しい」という考えだった可能性もあるんですが、どっちにしても恰好悪いって話ですからね。 殆ど全編に亘って、主人公と犯人との戦いを描いた話である訳だから、もう少し犯人側にも魅力を感じさせてもらいたかったところ。
監督はレニー・ハーリンという大物ですし、演出には安定感があって、決して退屈はしなかったのですけどね。 序盤にてラブラブだった主人公とヒロインが、一年後には喧嘩しがちになっており、それがラストにて再び強く結ばれるというストーリーラインも、娯楽映画の王道を踏襲していたと思います。
それでも、あと一歩、自分が「好き」だと言える領域まで踏み込んできてくれなかった……そんな、もどかしくなる映画でありました。 【ゆき】さん [DVD(吹替)] 5点(2017-07-06 19:21:45) (良:1票) |
6.どこかで見た事があるような、B級アクション映画 【miso】さん [地上波(吹替)] 5点(2017-02-07 17:33:57) |
5.《ネタバレ》 ポップコーン片手にサクッと見れる疾走系アクションムービー。そんなにお金かかってない感じだけど、暇つぶしにはなる佳作。監督がレニー・ハーリンということで、彼のアクション映画はほんと久々なんですけど、やっぱりこの人はアクションの人だよな、てのを再認識。お金がなくとも爆発シーンにはやはりこだわりがあるようで、美しく爆発するアクションの美を見て取ることが出来る。人間ドラマとしては良くも悪くもあっさりしてる。ラストのハッピーエンドで清く終わるそのあっさり感がまたたまらない。あまり知的そうには見えないけども正義感は感じることの出来る主人公のキャラクターも嫌いじゃない。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-08-07 21:18:41) (良:1票) |
4.主人公の刑事に対し、彼を逆恨みする犯人が、12ラウンドにわたるイヤガラセを繰り広げる映画。いちいち「次は第●ラウンドだ!」とか宣言する犯人のマニアックさに比べ、さほど映画自体が“数”に対してこだわるような演出でもなく、この“12ラウンド”ってのは何だか、尺を埋める言い訳に過ぎないような。1ラウンドごとに区切っていくことで、様々なアクションを何の工夫もなく盛り込めるという趣向。消防車でのクラッシュシーンなどはなかなか盛り上がり感涙モノ(あくまでワタシ個人的に。ターミネーター3のクレーン車クラッシュと並んで、子供の頃からの夢だったクラッシュシーンなもんで)。しかし路面電車の暴走シーンはイマイチ何をやりたいのか、アタフタするばかりで、もひとつパッとしない。しかもこういうアクションを、いちいち区切って提示していくのが、いかにも段取り臭くてノリが悪い。最初は「え、今ので1ラウンド分かよ、せこいな」と思わんでも無いけど、12も続くとお腹いっぱい、結構くどい。もっとも、実はその展開の中に、涙ぐましいようなストーリー上の工夫が隠されていることがラストで判るのだけど・・・この辺りは何だか『ダイ・ハード』で聞いたようなオハナシで、これじゃあ『ダイ・ハード2』よりよっぽどコチラの方がダイ・ハード2だよなあ、監督さんよ。あと、プロレスラーならばやっぱり、“12ラウンド”よりも、“一本勝負”でしょ、と。 【鱗歌】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-02-07 01:59:37) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 楽しい!非常に楽しめました。なんか、いろんな作品をコラボったみたいな気がしないでもないけれど、んでもって主役がイマイチ知的じゃないような気がしないでもないけれど、それでも楽しめました。 いいですねストレートなアクション作品。ちょっと「12ラウンド」してない気がしないでもないけれど、ま、思いっきりリラックスして観ることが出来たので、オマケの8点献上です。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-10-31 21:02:31) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 普通のアクション映画です。「ダイ・ハード3」や「スピード」と似かよった内容です。主人公演じるダニーは、主演を張るには、フェイスがよろしくないですね。ラストのヘリでの攻防も含め、特に印象に残るシーンはないですけど、暇つぶしにはなると思います。 【マーク・ハント】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-08-23 23:56:54) |
1.レニー・ハーリンが本格アクション映画としては「ロング・キス・グッドナイト」以来となる今作、プロレス団体とコラボして作ったので「ダイハード2」や「ロング~」のハーリンらしさが思いっくそ出てるから見てて楽しかったー。最初から最後まで90年代のアクション映画のノリで突っ走りそこにジョン・シナの派手なアクションや何回も出てくる銃撃戦や爆破シーンも絡んでくるのでこういう映画を是非映画館で観たかったなぁ~。うーん、作るのが遅すぎたか?ちょっともったいない。やっぱハーリンはホラーやサスペンスを撮るよりアクション映画を撮る方が上手い。 |