18.《ネタバレ》 もうすぐ製作後10年を迎えようとしている本作。ニコラス・ケイジさんの作品は殆ど観ていた筈なのに何故か未見でした。そして、出来れば未見のままが良かったのかも知れません。 「神」による現象と言い切られてしまえば、何であろうとそこで終了です。科学的とか物理的とか哲学的とか、凡そ万人に通じる合理的説明は不要となってしまう。観客はお手上げです。 一瞬にして数多くの人々が消失。今目の前にいた人が、今話していた人が、今抱いていた我が子が。そんなことがあれば誰であろうとパニックを起こすでしょうが、それにしたって街の混乱は異常。神に置いて行かれた愚かな人間なんぞは、自己管理も何も出来ないから一瞬にして制御不能になってしまってハイお終い。と言うことなんでしょうか? けれども、機長さんや愛娘さんはそれぞれに過去の過ちを悔い、神に赦しを求めたから助かった?他の乗客はついでに助かった?赤ん坊は全員合格だとか、牧師でも信心深くなければ落第だとか、消失するしないの基準もイマイチ曖昧。原作未読(読む予定なし)だから尚更に理解不能です。これは観たい人だけ、つまりは原作としている終末論を信じる人だけが観れば良い作品。一般公開には適さなかったのではないでしょうか? 荒唐無稽な不時着劇だけは、呆れつつもツッコミながら、と言うかツッコムことを楽しめたので2点献上です。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2022-10-02 00:33:38) |
17.《ネタバレ》 この映画は“携挙”という「この世の終末にあたり、真のキリスト教徒は神によって不死の体を与えられて地上から天国に引き揚げられる」というプロテスタントのカルト宗派が唱えるヨタ噺のプロパガンダです。“携挙”は『ノウイング』のオチでも使われていましたが、どっちもニコラス・ケイジが主演だというのがミソ。彼は熱狂的なオタク・サブカル趣味の人として有名ですけど、ひょっとしてこっちの方も守備範囲なのかな、としたら危ない危ない。原作者はプロテスタントの牧師ですが全十二巻の大河小説、なんと日本でも教会系出版社から全巻翻訳出版されているみたいで、本作はその第一巻の映画化です。 世界中で一部の大人とすべての子供が突然着ていた服を残して消失するというプロットは、予備知識なしで観始めたら「おっ、これは新手の不条理系ホラーか」と引き込まれたかもしれませんが、「信心深い人(キリスト教徒オンリー)たちが神に選ばれて天国に瞬間移動していったんだよ」とネタバレした瞬間に、観ている人の八割が「こりゃトンデモないババを引いちゃったな」と後悔し三割の人が観続けるのを放棄しちゃったかもしれませんね。そりゃツッコミどころが満載ですけど、世界中で熱心なキリスト教徒が消えたと言っても、日本じゃほとんど影響ないですね(子供が消えるのも全世界共通なら、少子化に悩む日本には痛手ですけど)。それよりも熱心なキリスト教徒が地球から消え去ったなら、きっと世界は平和…以下自主規制させていただきます(笑)。でもこの映画でいちばん解せなくて腹立たしいのは、なんで新生児を含む子供までが携挙されるのかということです。まあ子供と言っても何歳までが対象なのかは不明ですけど、だいたいからして、産まれたばかりの新生児が信仰を持つはずがないでしょ。親がキリスト教徒かどうかは問わずに世界中の子供を連れ去ったとすると、なんでキリスト教の神様にそんなことする権利があるの?こういうポイントに無頓着な製作姿勢には、最近我が国で問題になっているカルト宗教二世問題が思い浮かんできて嫌な気分になります。 ストーリーは後半になると燃料切れ寸前に追い込まれるニコジー機長の旅客機を巡るサスペンスになりますが、これはもう多すぎてどこを突っ込んだら良いかと悩むぐらい。携帯や空港との無線が都合よく繋がったり切れたり、ここまでご都合主義が過ぎるともう清々しいぐらい。そして娘の誘導で道路に着陸するラスト、こりゃまるっきり『ダイ・ハード2』のパクりじゃないかい!監督のヴィク・アームストロングは有名なスタント・コーディネーターだけど映画監督は初体験、よっぽど監督の引き受け手がなかったんじゃないでしょうか。 久しぶりに思う存分ツッコめる映画に出逢いました、私にとっては『ベルリン陥落』以来かな(笑)。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 1点(2022-08-22 20:48:22) |
16.これが昭和の昔だったら日曜洋画劇場かなんかでうっかり観てしまい、その後未見の人に話してもそんないいかげんな映画があることは信じて貰えず、「あれは幻覚だったんだろうか?」とずっとその存在を探し求めるタイプの作品。現代はすぐに情報を共有でき、自分の頭がおかしくなったんじゃなかったことを確かめらるので安心です。 wikiで調べてみるとここに集っておられる皆様のみならず、海外のメジャーな批評家もこぞってけなし芸を競っておられてたいへん楽しい。ゴールデン・ラズベリー賞3部門ノミネートとかそれなりの存在意義はあった作品なんじゃないでしょうか。但し天から与えられた己の才能の有り難みを自覚せず、コントみたいな演技で映画の神を愚弄しまくるニコラス・ケイジにはいつか神罰が当たると思います。 【皮マン】さん [インターネット(字幕)] 0点(2019-10-06 08:33:26) |
15.《ネタバレ》 最後まで見たという証拠に「これは始まりである。」「七年続く」のキーワードがある!(どうだ、ちゃんとみた!)苦痛である、あと11作もできるかもしれないのは善か悪か。それで経済が少しでも回ってくれれば、と思うとこれも世界を救うほんの少しの手助けになっているのかもしれない。。。それと、ニコラスケイジ先輩のようにみんなが仕事を選ばずになっていたら社内の雰囲気がパラダイスだ! 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2018-11-19 10:20:23) (笑:2票) |
14.《ネタバレ》 いやーすごい。まぁいろいろ突っ込みたいポイントや「?」なとこもあるけども、そんな小さい(?)ことがぶっ飛ぶほど宗教色全開かつこんなに「投げっぱ」なものは観たことないなぁ、逆に、原作者はこの後なにをどうするつもりなのか、が知りたい。どうも原作は全米で大ベストセラーでかつ12巻構成! でこの映画の分は1巻分!! らしいから当然「この後」は書かれてるはず。続編の計画もあるそうだが(FromWiki) ある意味気になるし観てみたい。あともう一つ、本作はご覧の通りな出来(苦笑)でいろいろなところから酷評されているけど、原作者は大絶賛(!!!)しているようで、これは原作者のイメージと本作が合致してるということを意味する・・・原作読んでみたいけど、、、あと11巻分、、、無理だな(苦笑) ※本作出演のリー・トンプソン そう、あのバックトゥザフューチャーのマーティのお母さん。 あのシリーズ以外で初めて観たかも。でも出番が超少ない・・・もし、次作があれば神の使いとして復活する、とか、どうでしょうか?原作ではどうなってるかは分かりませんが(笑) ニコラスさんは相変わらずwなのでこの方のファンなら観てもいいけど、かなり厳しい内容ですのでお気をつけて(苦笑)点数は申し訳ないけど本作のみの印象で1点!残念!! 【Kaname】さん [インターネット(字幕)] 1点(2018-08-28 09:56:20) |
13.ニコラス・ケイジ主演とは知らずに観てしまった。 ニコラス・ケイジが出てきた瞬間、嫌な気がしたが、それが覆ることはありませんでした。 消えた人たちの謎は解けずに、置いてけぼりを喰らっています。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 2点(2018-07-18 23:51:01) (笑:1票) |
12.《ネタバレ》 久々にニコラス・ケイジの映画でも見るか、と思っての鑑賞でしたが・・・。 まいった。なかなか凄い映画に当たってしまいました。 最後の父と娘が協力しての着陸には少しは見どころがありましたけど、 終盤は大勢の人が神隠しにあったように消えてしまったことに何か意味がありましたかね? 「レフト・ビハインド」とは、置いていかれたとか、置いてけぼりとかという意味もあるようですが、 見ているこっちがレフト・ビハインドだぜ!と叫びたくなりましたよ。 ニコラスさん、もう少し作品を選びましょうよと言いたいところですが、 ケタ外れの浪費家として有名な人なので、選んでられないというご事情があるのかもしれませんけどね。 ただ、キャビンアテンダントのキレイなお姉さんを消さなかったことは評価しておきましょう。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2018-05-20 18:15:28) (良:1票)(笑:2票) |
11.《ネタバレ》 なんだねこれは一体。 ふ~ん、あんな子が急にバイク乗る? ふう~ん、あんな子が着陸地を確保する?指定する? うっふ~~~ん、あんな子が滑走路をちゃっちゃと整備するう? や、別に神を信じるどうのこうとか 消えた童子たちはいずこ とかその辺まだいいよ。 だけども、後半のひどい片付け方には見てるのもイヤになるほど酷いもんであったぞ この責任は誰がとる? ニコラスおまえか やっぱりか 【3737】さん [CS・衛星(吹替)] 2点(2017-08-18 18:58:30) (笑:2票) |
10.《ネタバレ》 これはイカン。久々の大迷走映画を観た。 大体、人が突如文字通り「消えて無くなる」なんて、あまりの大風呂敷っぷり、収めようが無い。普通のやり方では。 だから、まあ百歩譲って、「神の行い」であるとの設定も呑むとしよう。では、その後神様に「置いてけぼりにされた」人たちがどう生きるのか、また何らかの形で消えた者たちが復活するのか、観客の視点はそういうことに移ると思うんだ。少なくとも私は。 ところがところが、映画は登場人物らの観念など一ミリも描かず、ひたすらパニック映画の様相になってゆく。飛行機の燃料はたりないわ、着陸場所はないわ。しかし、機長とその娘(大学生)の機転により、飛行機は見事建設中の道路に着地するのだった。おお、と思わず拍手・・するはずもなく、もうどこに気持ちを置いてこの話を観りゃいいのか、画面の前の異教徒のワタシも若干パニックだ。 で、こんな映画に出るのかN・ケイジは。もういいかげんパニックものにはニコラスを使えのパターンやめてくんないかな。 あいかわらず上手いんだが、その器用さがこんなのに使われると悲しくなる。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2017-08-15 00:36:31) (良:2票) |
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9.《ネタバレ》 突然、何の予告もなく、世界中から数百万の人々が消える。目の前にいた人が、たった今会話を交わしていた友達が、手に抱いていた我が子が。ただ着ていた服だけを遺して――。そんな衝撃的な現象により世界中が大パニックに陥る中、高度1万フィートを飛行中の旅客機内部も例外ではなかった。正義感の強いジャーナリスト、横柄な夫から子供と共に逃げてきた女性、宇宙人の存在を信じて疑わない若者、異郷の神を信じるターバンを巻いた男、そして宗教にかぶれた妻から逃れCAと浮気に走るレイ・スティール機長…。機内が一触即発の危機に陥る中、機長は努めて冷静に問題解決への道を探ろうとする。一方、彼の娘であるクローイは大混乱に陥る地上で居なくなってしまった弟を求めて彷徨っていた。様々な人々の話を聞くうちに、次第にこの現象は〝あの方〟が深く関わっていることを知った父と娘は…。いまやすっかりB級映画の顔となってしまったニコラス・ケイジが主演を務めた、一風変わった設定のスピリチュアル・フライト・パニックものとも呼ぶべき作品。予告編を見て、その大上段に構えた規模の大きい設定にちょっぴり興味を惹かれてこの度鑑賞してみました。感想は、「は、ははは…。なんだこれ(笑)」。最初こそ、アホほど大風呂敷を拡げたこけおどし系の愛すべきB級フライトパニックものだと思っていたのですが、途中からやたらと神や聖書の話が出てきて、「こ、これはもしかして、そっち系なのか…」と懸念を抱いていたら、案の定、思いっきりそっち系へと突っ走って行っちゃいましたね、これ。原作はベストセラーらしいですけどこれって何処かの宗教団体のプロパガンダか何かなんですかねー。だって、人々を連れ去ったと思しき神様や救世主こそ出てこなかったからまだ良かったものの、一歩間違うとこれって色んな人々を霊界から降霊出来る何とかの科学の何とか代表が作った某映画とほとんど変わらないじゃないですか。例えるなら、ヨガ教室だと思って通っていたらいつの間にか教祖様のお話を聴かされてた感じ?とにかく、胡散臭さぷんぷん映画でした。さすがにこれ系の映画に出るようになったらニコラスももう終わりだよね~。まあトンデモ映画であることは間違いないので、ネタとして観るのも悪くないかもです。時間に余裕がない人、有意義な映画ライフを送りたい人、色々あって最近精神的に余裕がなくちょっとした言葉にコロッといっちゃいそうな人、は観ない方が得策です(笑)。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 3点(2016-10-15 22:23:53) |
8.あまりに面白くなくて、ネットで検索したら、全12話のうちの1話目だったんですね。にしても、余りに不可解。ドラマならまだしも、映画として世の中に出すんだから、もう少しオチをつけてくれないと。唯一、スチュワーデスのお姉さんがキレイだたったぐらいですか。 【木村一号】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2016-06-13 20:44:58) (良:1票) |
★7.《ネタバレ》 飛行機パニック物としては、それなりに楽しめる代物だったと思います。
ただ、それは裏を返せば「世界中から人々が消失する」という展開に、あまり必然性を感じなかった、という事にもなってしまうのが辛いところです。 だって、作中のクライマックスが明らかに「無事に飛行機が不時着出来た」場面であって、人間消失の件が全く関係無い事になっていますからね。 それこそ機長が消えてしまったのならば意味もあったのでしょうが、本作は主人公である機長が現世に健在であり、しかも彼が有能な人物であるものだから、問題無く不時着を成功させて、それでお終い。 これほど無意味で、なおかつスケールの大きい設定というのも、中々珍しいのではないでしょうか。
神様を信じる者だけが消えてしまったとなると、悪人だけが残った世界なのかと身構えてしまいますが、この映画では、その辺りも極めて曖昧。 肝心の主人公達が「神を信じていない」という一点を除けば、比較的善人である事も相まって、あまり危機感だとか絶望感だとかが伝わってこないのですよね。 何せ、主な舞台となる飛行機内に「こいつは文句無しに悪人だ」と思える人物がいないのだから、外の世界が大変な事になっているのが不自然に感じてしまうくらいです。
原作小説はベストセラーであり、これ以前にも三度映画化されているそうですが、いずれも「キリスト教を信じる事」が絶対的に正しいと描かれている内容なのだとか。 そうなると「飛行機が墜落するかも知れない」という展開に着目して、自分みたいな不心得者でも楽しめるような娯楽映画に仕上げてくれた監督さんに、感謝すべきなのかも知れません。
いずれにしても、自らを信奉する人間しか救わないのだとしたら、神様ってのは嫌な奴なのでしょうね。 そんな意地悪な神様なんかではなく、もっと誰にでも優しく出来る存在であって欲しいものです。 【ゆき】さん [DVD(吹替)] 4点(2016-05-25 13:42:58) (良:2票)(笑:1票) |
6.聖書を読んだことがないのでまったく理解できませんでした。CAに1点…! |
5.《ネタバレ》 ムオーーーーー!ウンヌオーーーーー!ンンンンンンンンンウオーーーーーーー!ンンンンンなアアアアアア!トリィヤアアアアアーーー!アチョオーーーーーーーーー!!!!(ハア、ハア、ハア、ハア、ハア、ハア、ハア、) やったーー!大成功!!! この作品の存在は、わたくしの念力で跡形もなくこの世から消え去った!(あーーよかった~、スッキリ!って、、、、、、、子供返せや!!!) このサイトの"ワーストランキング上位作"にも通じる、非常に、 ちょっと、 (あさっての方角の) 可笑し過ぎて、つまらない(??) という、 へんなつくりかたの作品。 作者に言いたい!、親には全員こども返して、観客には全員金返してほしい。好きっていいよなあああ!(?) 【男ザンパノ】さん [レーザーディスク(吹替)] 1点(2016-03-10 00:24:23) |
4.《ネタバレ》 パッケージ裏の解説読んでもイマイチ理解はできないまま、ベストセラーの映画化ということでレンタルしてみました。パニック映画なのかSFなのかオカルトものなのか、テロ映画なのかスピリチュアル系なのか…大勢が消えた真相がどこに向かうのかを楽しみました。結局、大真面目に宗教的なオチでしたが、なんだか消えた鳩がどこからも再登場しないマジックを見せられたような妙な気分でした。小説にはどの程度心情や論理の描写があるかわかりませんが、セリフや出来事のみで見せようとする映画では信心について大真面目に持って行かれても、伝わってくるものがなく、むしろ娘の弁に共感するばかり。航空機内の狭い空間の話に閉じ込めた意図も不明で、とくに航空機パニックものとしての面白みがあるわけでもない。車1台の幅で障害物を払って、飛行機を着陸させようなんて、真面目な話し可能なことなんでしょうか? 消えた人が天国に行った確証なんてあるんでしょうか? 絶対幸せなんでしょうか? もしそうなら家族にどんな意味があるんでしょうか? 変な宗教です。宗教には集団自殺もあったりしますね。2050年、環境問題で食料不足が進み飢餓による死亡者数が50万人増加するだろうなんて話があります。その50万人を「天国に行った」と言う生き残りの詭弁を想像したら寒々しくなります。こういう映画は主張や立場をハッキリ明確にして欲しいです。 【だみお】さん [DVD(吹替)] 4点(2016-03-06 12:34:20) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 スケール感ゼロのパニックムービーほど観ていて辛いものはない。たとえ予算がなくてもアイデア次第で面白くもできるだろう。なのにアイデアのアの字もありゃしない。なんなんだこの映画は!人をおちょくってんのか!ここ最近観た中で断トツのつまらなさですね。はい。それとすっげぇ気になったことが。世界中から子供たちが消えました。子供たち・・・さて基準は?何歳までですか?10?15?18?次の日が誕生日の場合は?どこで線引きするんですかね。それにさ、親から引き離されたら子供たちだって可愛そうじゃんか。泣いちゃうよみんな。いいのかよそれで!けっきょく天国行っても不幸やんけ!以上! |
2.《ネタバレ》 なんの予備知識もなしに、ニコラス・ケイジが出ているのでとりあえず見てみたのですが、 これがびっくりな内容。要はキリスト教布教目的の作品でありました。 神様が、多くの人類を突如消失させてしまう。彼らは天国に行かされたそうですが、 それによって残された人々がなぜか「悔い改める」という展開。 これを鑑賞した無神論者の人たちが、果たして入信しようと思うか疑問。 どちらかといえば、信者のための作品でしょう。 なんにせよ、神様とやらは本当に勝手な奴だなと思った次第です。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕)] 4点(2015-11-14 21:00:06) |
1.《ネタバレ》 私、映画を見る前に予備知識はなるべく入れない方です。本作の予備知識も劇場にあったチラシ1枚だけです。この予備知識を一切入れない鑑賞方法は、昔で言えば「エイリアン」のように当たれば効果絶大ですがたまに大きく外します。それが本作でした。 私は本作をSFパニック大作だと思ってました。冒頭から何か変だぞと違和感は感じてましたが。まさか宗教映画だったとは。日本の配給にやられました。でも本作を見て「明日から教会に通おう」とか思う人いるのかしら?少なくとも私には全くそうは思えなかった。それは作中の敬虔なクリスチャンでない人たち(ニコラス・ケイジやその娘)の言っている事にいちいち共感を感じるから。これ、宗教プロパガンダのようでいて実はアンチなのでは?と思ってしまった。でも、見せ場が全くない作りといい見る価値はないです。時間の無駄でした。 【ぴのづか】さん [映画館(字幕)] 2点(2015-06-28 01:27:50) |