69.《ネタバレ》 ノリはもう『トレマーズ』という感じのB級モンスター映画の王道です。細かい理屈はともかくとして、巨大化した蜘蛛たちが田舎の町を群れとなって襲撃!というシンプルな構成ながらもスピーディな展開で飽きさせない面白さがあります。アサイラムあたりのZ級とは違って人物設定などもきちんと造りこまれているのも良し。巨大化したと言ってもタランチュラ以外はせいぜいセントバーナード犬ぐらいで、蜘蛛としての分別は守ってすぐ殺せるのも好感(?)がもてます。でも群れとなって追っかけてくるところなんかは蜘蛛嫌いには卒倒ものだろうし、集合体恐怖症の方も要注意です。オスがメスに贈り物をして気を引くというコガネグモの習性を上手くストーリーに取り入れたりして、この監督きっと蜘蛛好きなんだろうな(笑)。ティーンのころのスカヨハが出ているところも得点が高い、今じゃ彼女がB級やインデペンデント映画に出演するなんてとうてい考えられなくなりました。所々に仕掛けている映画ネタや陰謀論ネタも、センスの良さが感じられます。けっこう死人が出ているのになんか笑えちゃう、ってところも『トレマーズ』風味がありました。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-11-18 23:32:17) |
68.《ネタバレ》 「化学物質によって巨大化した蜘蛛が街を襲う」と、まあ撮り方によってはZ級まで落ちそうなコンセプトなんですが、由緒正しい(?)B級それもBの上ランクの出来です。 スカヨハが出ている、というのも水準を上側にキープするのに一役買っているし、一人ひとりのキャラ付けや台詞等がちゃんと練りこまれていてやっつけ仕事感が無いのです。こんな映画なのに。 登場人物らになんとなく好感を抱くというか、このコミュニティにすっと入れるという雰囲気づくりは脚本のセンスを感じます。怪物にやられる犠牲者数も爆薬の量も惜しまないあたりも、正しいB級作品のセオリーを踏襲してます。 敵は数で押し寄せてくる。それもショッピングモールに、となるといやでもゾンビを思い起こしますよね。蜘蛛とゾンビ、どっちが嫌かなあ。ゾンビの方は遅いから逃げきれそうな気もするな。でも噛まれたら自分もゾンビ化する二次被害もあるんだった。嫌だ。じゃあ蜘蛛の方がいいかというとそんなこともない・・、などと本筋とやや遠いことを考えながらの鑑賞となりました。 それに化学物質で池が汚染されたのにデカくなったのは蜘蛛だけなんだね。ほかの虫は・・、いや、いいや。脚がいっぱいあるやつとか考えたくないし。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-07-21 23:22:56) (良:1票) |
★67.《ネタバレ》 これは好きな映画ですね。 手に汗握る緊迫感とか、物凄いセンスの良さがあるとか、そういう訳じゃないんだけど、定期的に観返したくなるような魅力がある。
分析してみるに、やはりモンスターである蜘蛛の描き方が良かったんじゃないでしょうか。 見た目も怖過ぎず、気持ち悪過ぎずで、そこはかとなく愛嬌があるし、殺し方もそこまで残酷じゃない。 銃を持った人間と一対一なら負けちゃうけど、数の力を活かせば圧倒出来る。 移動速度も素早く、徒歩の相手なら楽勝で追い付き、バイク相手なら逃がしてしまう事もある。 知能は道具を扱える程ではないが、原始的な狩りの術は習得済み。 そしてオスの三倍も大きいメスという、視覚的にも分かり易いボス格の存在…… 様々な点でバランスの良い、名敵役といった感じでした。
主人公側の戦力も程好いバランスでまとまっているし、何と言っても主武装がショットガンというのが自分好み。 モールに立て籠り、襲い来る蜘蛛の大群をショットガンで迎え撃つ場面とか、もう本当に大好きなんですよね~ こういうゲームがあったらプレイしてみたいなぁ、なんて思っちゃいます。
人物設定も良くって、男性主人公と、子持ちのヒロイン、幼い息子、年頃の娘と、もう完璧な布陣。 何でなのか分からないけど、こういう組み合わせって琴線に触れるものがあるんですよね。 「君も子供達も、纏めて幸せにしてみせるよ」という、男としての自尊心みたいな物が満たされるからかな? 息子くんの背伸びしている感じや、娘ちゃんの思春期な感じも、実に好ましかったです。
・バイクに乗ったままジャンプし、空中で蜘蛛に蹴りを食らわせる。 ・金網越しに突き出た蜘蛛の足を、チェーンソーで一気に斬り落とす。 ・武装しろと言われた男が、ホッケーマスクにチェーンソーという「ジェイソンのようでいて、実は武器のチョイスがジェイソンじゃない」恰好をしてみせる。
等々、印象的な場面が色々と配されていて、観ている間ずっと飽きさせないのも良い。 客が少ないモールに、蜘蛛から逃げてきた人々が大挙して押し寄せるのを見て(ようやくモールに客が来たか)と喜ぶ町長のシーンなんかも、惚けたBGMと併せて、味わい深いものがありました。
誰も本気にしていないと思っていた「エイリアン襲来を警告するラジオ」のリスナー達が、終盤に駆け付けてくれるのも良いし「巨大蜘蛛に立ち向かうよりも勇気が必要な告白」をヒロインに対して行ったら、アッサリ受け入れてもらえて拍子抜けしつつ死地に赴く主人公って展開も、これまた素晴らしい。
無事に敵を一掃し、お約束のハッピーエンドを迎える結末まで、とても楽しい時間を過ごせました。 【ゆき】さん [DVD(吹替)] 8点(2017-05-03 07:40:53) (良:1票) |
66.《ネタバレ》 『パニックもの』としても『サバイバルもの』としても大変良いですね。 『田舎町』で起きるモンスターパニックというのが、昭和のB級ホラーを彷彿とさせてよいです。 古き良き時代のホラームービーを、最新のCGを使ってハイクオリティなものへと仕上げてくれているのが、嬉しいじゃないですか。 産業廃棄物に汚染されたクモ達が、巨大化し街を襲うという、ストーリーはいたってシンプル。そしてごくごくありふれたもの。ですがそれが良いんです。 『そーゆーのが、久しぶりに見たいんだよね。』って方にはうってつけの映画です。 『ショッピングモールへ逃げ込む』という舞台設定。店にあるもので装備を整え徹底抗戦。ゾンビ世代には嬉しいノリ。 こーゆーのが、結果がわかっていてもわくわくするのです。 また、ジェイソンのコスプレしている人がいたり、所々で歴代のホラー映画への愛を感じさせてくれる作品。 『新しさ』や『深さ』を求める人にはまるで向かない作品ですが、昔のホラー映画を何度も見ちゃうような人であれば、まちがいなくはまる作品です。 まあホラーと言いながら、全然怖くはないので、少々かったるい感じはしますけどね。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-03-31 12:04:59) (良:1票) |
65.かなりハラハラしました。良質なモンスターパニック映画。 【にしきの】さん [地上波(吹替)] 7点(2016-02-11 23:15:05) |
64.《ネタバレ》 雑っ!しかしそれが良い! マーズアタック並にお茶目な蜘蛛達が群れをなして人間達を襲いまくります。そりゃもうわんさか出てきます。 この危機感があるのかわからない状況!所々にギャグ!リアルに考えればとんでもない悲惨な事が起きているはずなのに、なぜかみんなノリノリハイテンション。まぁパニックモノの定番ですね。そう、泣いたって食われるだけなんだ! ラストもなぜか町中の蜘蛛がモールに来ていたようで蜘蛛は全部爆死して、そのまま当事者だけが知っている伝説に…ってやっぱ雑だよ!…でも!それが!良い!!! もうちょっと蜘蛛と人間との熱いバトルとかも期待していましたが、まぁこんなもんなんでしょう。最後はお約束の如く大爆発ですし。 酒を飲みながらみんなで見るにはとてつもなくちょうど良いですよ。 【えすえふ】さん [インターネット(字幕)] 5点(2016-01-11 16:45:24) |
63.《ネタバレ》 ○モンスターパニックのテンプレ通りに作ったような作品。○結構人が死ぬ割に、悪役と位置付けられた市長がモール潰されるだけというのはちょっと甘いんじゃないかな。○フィールド・オブ・ドリームスの「if you built it, he will come」のセリフにはニヤリとさせられた。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-01-05 00:22:04) |
62.《ネタバレ》 パニックものとしては良作です。クモが本当にリアルです。ショッピングモールに逃げるあたりが、いいですね。でも悪徳町長が生き残るのは、どうかと。スカーレット・ヨハンソンの若かりし姿が拝めるのもgood! |
61.《ネタバレ》 まぁ期待せずみたら意外によく出来てて面白い。まさかこのまま行くのか?と思わせて、の、直球な進展にある意味爽快感がw。保安官役のカリ・ウーラーはなかなかの美人だし、娘役のこのオネーチャンどっかでみたことあんなーって思ってたら、若きスカーレット・ヨハンソンだった(笑)。まぁ蜘蛛は気持ち悪いしB級テイスト全開だけど、ほほぅと唸らせるものもあり、気のきいた台詞も含みで楽しく鑑賞させて頂きました。それにしてもバイクでジャンプしつつ蜘蛛にキック(!!)はすごかったデスハイ 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-07-06 20:11:17) (良:1票) |
60.題名からしてB級でくだらないと思いつつ鑑賞しましたが、これが結構笑える作品でしたね、本当に馬鹿馬鹿しい映画なのですが憎めない作品でした。昆虫映画も久々には良いかも。 【SAT】さん [地上波(吹替)] 6点(2012-05-14 23:04:47) |
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59.大きくなったとはいえ、所詮クモですからねー。それほど怖くは感じなかった。 【たこちゅう】さん [DVD(吹替)] 6点(2012-02-28 00:41:32) |
58.《ネタバレ》 この手の映画にコメディテイストはいらないのではないだろうか。息抜き程度のものならいいが、おちゃらけすぎるとシラけてしまう。不要の最たるものはイカレDJ。蜘蛛が巨大化したのは有害廃棄物の所為とするが、安易すぎる。理由を明確に説明する必要はない。ひたすら恐がらせればいい。ジョーズ、エイリアン、ジュラシックパーク、ザ・フォッグなどのシリアス路線をとればいいのにと思う。テンポもよくない。最初に子供が大グモを発見するが、みんなに認知されるまでに時間がかかりすぎる。悪徳市長の息子もバイクで逃げてから、次に登場するまでに時間がありすぎる。主人公のクリスはもっと強く、リーダーシップがあり、知恵が回る人物にすべきだろう。町を出た経緯、戻ってきた理由もよりシリアスにした方がよい。クモも一匹を丁寧に描写した方がよかった。最初から沢山出すぎである。また弱すぎる。銃で撃たれるとすぐに死んでしまうので恐くない。もっとしぶとい生命力があるはずである。子供がクモのことをよく知っており、静かにすることや香水などのアイデアを出す。これはよかった。そもそもの原因は有害物質を秘密裏に埋め立てていた市長の所為なのだが、それが罰せられず生き残るのはいかがなものか。出口に鍵をかけ、一人だけ逃げ出したという卑劣な人間でもある。また爆発した所有鉱山も保険が出るという。バカ息子も生き残る。悪者が殺されてこそカタルシスが得られるのだ。煙草おばさんが金鉱脈を発見するが、あんなわかりやすいところにあるのなら、誰も気づくはずである。クリスが保安官に何度も言おうとして言えなかったことも肩透かし。たわなさすぎる。誤解を解いて、愛を告白して結ばれる展開などにすべきだったろう。メタンガスのアイデアはよかった。 【よしのぶ】さん [DVD(字幕)] 4点(2010-05-09 08:54:48) |
57.《ネタバレ》 産業廃棄物で巨大化したクモがアメリカの片田舎を襲う!という、なんのヒネリもない直球勝負の脚本に潔さを感じました。アホくさいくらいに予定調和的な作品なのですが、好印象です。 特に、ギャグとしか思えない「クモの鳴き声」に、何故か微笑ましいセンスを感じました。 蛇足だが、ラストシーンで禁煙してしまう叔母さん。愛煙家の私としてはちょっとした寂しいプチ・エピソード。 【aksweet】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-10-15 00:58:43) |
56.《ネタバレ》 これ好きです。ジェイソンも好きです 【spputn】さん [地上波(吹替)] 7点(2009-01-30 23:16:16) |
55.《ネタバレ》 C級モンスターパニック物のお手本の様な映画でした。 猫と巨大化したクモとのバトルが見物です。 でもやっぱり面白くは無いかなぁ。 【民朗】さん [地上波(吹替)] 3点(2008-07-30 14:05:03) |
【ダルコダヒルコ】さん [地上波(吹替)] 4点(2008-07-21 23:49:16) |
53.個人的には、ものすごく巨大化したクモが襲ってくるよりも、20cmくらいのおっきいクモが戸棚にひっそり隠れているほうが怖い。 【さそりタイガー】さん [地上波(吹替)] 5点(2008-07-20 11:44:03) |
52.所々に散りばめられたギャグが寒かった。でも、巨大蜘蛛のCGはまあまあ良い。 【クロ】さん [地上波(吹替)] 4点(2008-07-18 16:52:49) |
51.《ネタバレ》 B級だけど文句ある? といった感じの映画です。床屋のおじさんとテント蜘蛛のシーンで「志村、後ろ!後ろ!」を思い出してしまい、思わずクスッとしてしまったのは私だけでしょうか? 【丸に梅鉢】さん [地上波(吹替)] 6点(2008-07-15 01:02:20) |
50.《ネタバレ》 男性保安官のハゲ頭に「新品の毛が生えてきた」ので良かった。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 4点(2008-07-12 20:38:01) |