21.他の人のレビューを読んで、自分と同じ子供の頃に見てトラウマになった人が多くてビックリ。 今観るとそこまで怖くはないものの、鳥が自殺したりな~んかイヤ~な雰囲気が漂い恐怖感を誘うところは同じだった。チープな造りだけど、まさに正統的B級映画、それなりに楽しめました! 【amicky】さん [インターネット(邦画)] 6点(2022-11-13 17:44:19) |
20.初めて見たのは確か1976年頃のテレビ(あなたの映画劇場)でしたが、制作年は1968年で その当時小学生だった私は怪獣モノや怪奇モノは殆ど観たと思ってましたが このゴケミドロだけは記憶になく初見でした。兎に角1人で見ていて怖かった思い出が有ります 佐藤友美さんも若くて必見です、マイナー作品でも異色作で面白かったです 【マロウ】さん [地上波(邦画)] 8点(2022-11-11 07:23:48) |
19.初見。血みどろの後家さんが浮かんだ「ゴケミドロ」 R指定じゃなかったというのが信じ難い悪趣味な描写はよくこんなものにOKが出たものだと呆れる酷さ。お遊戯会のような台詞回しが聞くに堪えず。製作年時を差し引いても安っぽい映像が観るに絶えず。起承転結の適当さも役者さんが気の毒に思えるえげつなさ。反戦メッセージもこんな代物では響かない。トンデモな題名の斜め上を行く大駄作。 |
18.《ネタバレ》 私がだいぶ小さかった頃だと思うんですが、コレ、テレビでやってて。その時、姉と二人で留守番してたのかな? 何せあの、赤い空を飛ぶ飛行機、という不気味な映像がテレビ画面に映し出された瞬間、怖がりの私はチャンネルを変えることを主張したはず、なんですけれども、すぐにこういうのを見たがる姉に押されてしまい、一体どういう神経してるんだよ、とか思ってたら。 言わんこっちゃない、額がパックリ割れて、ニョロニョロと。もう恐怖は最高潮に。 この辺りで私の記憶は途切れるのですが(笑)。 しかし実際、今見ても途轍もなく不気味な作品で、どういう発想したらこういう作品がうまれるんだか。宇宙人侵略モノでありながら実態は吸血鬼モノ、不時着した飛行機の中と外での攻防戦。しかしあのニョロニョロの存在が、そして額の割れ目が、むやみに得体が知れなく、みやみに気持ち悪い。いや、そんなに強そうには見えないので、本来なら襲われても何とかなりそうなんだけど、そうはいかない。蛇ににらまれたカエルのごとく無力に襲われる犠牲者たち、というのが、いかにも悪夢のようで。 飛行機を脱出しても、そのさらに外では……という二重構造も、うまく活かされていて、不気味さこの上なし。いやはや、また記憶が飛びそうな。 【鱗歌】さん [インターネット(邦画)] 8点(2021-03-27 09:55:20) |
17.《ネタバレ》 物語の徹頭徹尾が、何しかおっかなく、怖い。 先ず、旅客機に追突するも未だ息があり、血しぶきを立てながら羽根をバタつかせる鳩らしき鳥が怖い。 童貞臭あふれるアマチュアテロリストの爆弾や、殺し屋に銃器を持ち込ませた空港のセキュリティの激甘っぷりも、怖い。 政治家と、癒着している兵器商の剣呑なやりとりも怖いが、政治家が墜落直後にも関わらず兵器商の差し出す嫁とアヘアヘをおっぱじめるという政治家の肉欲が怖い。 精神科医の「ウフフこれからドォなっちゃうんでしょうねぇぇ!」と、超嬉しそうな医学的スタンスも怖い。 殺し屋が宇宙人に乗っ取られるシーンも怖いが、殺し屋の「完璧に誂えたった!」と言わんばかりの額の傷や、出で立ち、立ち振る舞い全てが怖い。 兵器商の嫁も、どっこい怖い。乗っ取られてから宇宙人のメッセージ役となり挙句に崖から落ちて死ぬのだが、その「ワレワレハー」の濁声っぷりが怖い。 寡婦のアメリカ人も「爭イハ何モ産マナイヨー」的な信仰心溢れるスタンスだったが、狂気に中てられた末に銃器を掻っ攫って「ヒャッハー!」してしまう展開が、怖い。 「嗚呼、人間は愚かな生き物じゃぁ!」と悲観や絶望、恐怖に打ちひしがれつつも、機長やCAの「人間を信じるんじゃ!」というスタンスは、救いだった。 さて、ゴケミドロは…あいつら、ただの漁夫の利じゃねぇか!って思うんですよ私。人間様っていう媒介対象が無きゃ、あんなのタダのスライムですよスライム! だいたい「人間を滅ぼす!」とか言っちゃってますけど、あいつら地球に人間様が何億人居ると思っ…て、あれ?結構安易に人類滅んじゃってましたね… どうした、人類!俺らにゃ核!核があるじゃんか!(暴言) くそう残念!しかし、そんなゴケミドロ側の思惑通りになった本作(と私)ですが、結局「人間の敵は人間」という事か。残念ながら面白かった! …蛇足ですが、寡婦のアメリカ人の銃の腕前が下手すぎて分からなかったんですが、ゴケミドロって宿主が死んだらどうなっちゃうんでしょうか。もしかしたら、機長とCA、生存戦略にワンチャン有りですよね。 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 7点(2019-05-30 03:17:28) (良:1票) |
★16.《ネタバレ》 とにかくもう、展開が早い早い。 映画が始まって十分も経っていないのに「旅客機がハイジャックされる」→「不時着する」までを描き、その間にも「血の海のように赤い空」「その中を泳ぐように飛ぶ旅客機」「窓に激突して血みどろになる鳥」と、印象的な場面をバンバン盛り込んできますからね。 「爆弾魔は誰か?」「狙撃犯は誰か?」といった作中の謎も、手早く解き明かし「人間VSゴケミドロ」「人間VS人間」という対立劇に移行する。 その潔さ、割り切りの良さ、実に天晴です。 本作は国内外でカルト的な人気を誇っており、あのタランティーノ監督もお気に入りとの事ですが、その理由の一つは、この「早さ」が心地良いからじゃないかな? と思えました。
作品のテイストとしては、自分の大好きな「マタンゴ」に近いものがあり、ゴケミドロなんかよりも、人間の方がよっぽど恐ろしいと思える作りになっているのも特徴ですね。 日頃恨みを抱いている相手に、喉が焼けて苦しくなると承知の上で、水ではなくウィスキーを飲ませる件なんて、特に印象深い。 また、如何にもな悪徳政治家とその手下だけでなく、金髪美人のニールさんまでエゴを剥き出しにする辺りも、意外性があって良かったです。 ヒロインと並んで「善人側」であると思っていた彼女が、銃を手にして主人公に発砲し、自分だけでも助かろうと足掻く姿を見せてくる訳ですからね。 これは、本当にショッキングでした。
楠侑子演じる法子さんがゴケミドロに操られ「人類の滅亡は目前に迫っている」と語った後、笑って崖から身を投げるシーンも、忘れ難い味があります。 干からびてミイラになり、恐ろしい姿になっていた、その死体よりも何よりも(もしや、最後の笑いと自殺に関しては、操られての事ではなく、自らの意思だったのでは?)と思える辺りが怖いんですよね。 それは人間の意思がゴケミドロに敗北してしまった事の証明、狂気に負けてしまう人間の弱さの証明に他ならず、深い絶望感を与えてくれます。
そんな風に「テンポの良さ」「随所に盛り込まれる衝撃的な場面」などの長所がある為、細かな脚本の粗は気にならない……と言いたいのですが、ちょっと粗が多過ぎて、流石に気になっちゃう辺りが、玉に瑕。 まず、高英男演じる殺し屋は素晴らしい存在感があり、ゴケミドロに寄生されて襲い掛かって来る姿もインパクトがあって良いんですが、これって脚本的に考えると、凄く変なんですよね。 だって彼、最初から主人公達と敵対している殺し屋であり、別に寄生なんてされなくても、元々が銃を使って争っていた相手なんです。 にも拘らず寄生されてからはゾンビや吸血鬼よろしく、ゆっくりと動いて襲い掛かって来るのだから「見た目が怖くなっただけで、むしろ敵としての危険度は下がっている」訳であり、これは明らかにチグハグ。 ベタかも知れませんが、こういった寄生型の場合「本来なら敵対するような間柄じゃなかった相手に襲われてしまう」「善良だった人物が化け物に変わってしまう」という形の方が、よりショッキングだったんじゃないかなと。 もしかしたら「ゴケミドロよりも人間の方が恐ろしい。だからこそ寄生される前の方が危険な存在だった」というメッセージを意図的に盛り込んだのかも知れませんが、それならゴケミドロなんか襲来しなくても人類が勝手に自滅したという結末の方が相応しい訳で、やっぱりチグハグ。 脚本上の難点は他にも色々とあるのですが、自分としては、そこが一番気になっちゃいました。
ただ、バッドエンドが苦手な自分でも、本作の「人類滅亡エンド」に関しては、不思議と受け入れられるものがありましたね。 最後まで善良さを保っていた主人公とヒロインが、直接死亡する描写が無い事。 「宇宙の生物は、人間が下らん戦争に明け暮れている隙を狙って攻撃しようとしている」との言葉通り、戦争批判が根底にある事。 そして何より「人類が戦争を続けていると、何時かこうなっちゃうかも知れないよ」という反面教師的なメッセージが込められているからこそ、観ていて嫌な気持ちにならなかったのだと思われます。
そういった具合に、歪だけど不思議と整っていて、もしかしたら凄い映画なんじゃないか……と錯覚しそうになる。 そんな絶妙な、しかして危ういバランスこそが、本作最大の魅力なのかも知れません。 【ゆき】さん [DVD(邦画)] 7点(2017-10-28 06:41:00) (良:3票) |
15.《ネタバレ》 小津映画や寅さんの松竹は、SF・怪奇系のジャンルに関しては圧倒的に製作本数は少ないけどどれも珍作・怪作ぞろいです。その中でもとびっきりの破壊力を持っているのが、この『ゴケミドロ』でございます。私の同世代でこれを観てトラウマにならなかったのは圧倒的に少数派で、怖くて最後まで観れなかった派の方が多かったんじゃないでしょうか。 でもこの歳で見直すと愉しく突っ込めるところがてんこ盛りなのが嬉しいです。①「9人しか生き残れなかった」って言うけど、その旅客機始めっからそれしか乗客おらんやないかい!②劇中二回も都合よく起こる大落石、こりゃ一体なんなんだ③全然役立たずの吉田輝雄、だいたいお前が高英男を旅客機の中に入れちゃったのが面倒の始まりじゃないかい!④まるで中学生の学芸会の劇みたいに幼稚なセリフ、まあこれぐらいで勘弁しておきましょう(笑)。とはいっても高英男のあの怪演だけは今観ても強烈すぎますよ。 タランティーノが『キル・ビル』で使ってオマージュを捧げたという冒頭のシーンは有名です。でもラストの円盤群が地球に押し寄せてくるシーンを観て気が付きました。ティム・バートンの『マーズ・アタック!』のオープニングがよく似ているんですよ。それにしてもタラといいバートンといい、よくこんな極東のゲテモノ映画を見つけてくるものです。 【S&S】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2016-09-11 23:55:58) |
14.《ネタバレ》 前半の飛行機内のドラマはよくもまあこんなすごい過去を持った人たちが集まったもんだというくらいに個性的なメンバーがぶつかり合い面白い。 でもクライマックスは、不時着した飛行機の周囲には人家も道路もないはずなのに、吉田輝雄と佐藤友美はなんと自分たちの足で走って高速道路の料金所までたどり着いてしまう。なんだそりゃ? 二人がどれだけ走ったかは知らないが、それぐらいの距離なら最初から助けを求めに行けばいいじゃないか。今までの逃げ場のない空間での人間ドラマは何だったんだ? しかもラストはゴケミドロが来襲したところで幕切れ。脚本が雑すぎだろ。 【ガブ:ポッシブル】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-09-10 22:20:27) |
13.《ネタバレ》 90年代にVHSのレンタルで見たのが初見だが、その時点では二度と見る気がしない映画だった。その理由は何だったかと考えると、基本は延々とバッドテイストの内容が続いた上にバッドエンドになって嫌悪感だけが残るということだが、そのことよりも、こういう人の神経を逆撫でするものを気の利いた風に作って得意になっている製作側に怒りを感じたという方が正しい。 そのときの印象のままで0点とか付けるのも失礼かと思って二度目を見たところ、20年の間に神経が図太くなったらしく今回はそれほど気に障るところもなかったが、それにしても登場人物の行動が紋切型で人間性に深みが感じられず、また社会的メッセージのようなものも通り一遍で薬味程度にしかなっていない。逆にベトナムで戦争が続いていた時期にこういう悪趣味な娯楽映画を作っていた日本は呑気なものだと感じる。 登場人物のうち共感できる人間は誰もいなかったが(副操縦士はバカ)、金子信雄氏の悪役ぶりにはほれぼれした。 なおDVD特典の鷺巣富雄氏インタビューで、題名の由来が京都の「苔寺」と「深泥池」(:伝統的な心霊スポット)と知って少し感動した。安直なネーミングだが。 【かっぱ堰】さん [DVD(邦画)] 3点(2016-05-21 09:27:20) (良:1票) |
12.《ネタバレ》 松竹の特撮ホラー映画。「昆虫大戦争」と同じ年の作品で、本作もかなり退屈な代物なのではと思っていたが、墜落したわりに飛行機の乗客生き残り多すぎでみんなピンピンしていたり、「昆虫大戦争」では吹き替え(納谷悟朗)だった外国人キャストのセリフが英語のままだったりする(しかも通じてなかった政治家が最後のほうになるといきなりバッチリ通じていたり・・・)など突っ込みどころ満載の展開ながらも思ったよりははるかに楽しめた。極限状態に置かれた人間模様を描いた前半は「マタンゴ」を思い起こさせるが、この部分は密室劇として普通に面白いし、ホラー要素なくてもこれだけで見ごたえのある映画にはなっていると思う。金子信雄の役柄が実にこの人らしい。宇宙からの侵略者が人間同士の争いに目をつけて攻めてくるのは当時の社会情勢に対する批判がこめられていることは明らかで、ラストが「昆虫大戦争」と同じような感じなのも合わせて考えるとやっぱり当時の時代性が感じられる。ところで、本来は子供向けに作られた映画らしいが、ドロドロの宇宙生物が割れた額から出入りするのは小学生くらいの頃に見てたら絶対にトラウマになりそう。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 6点(2012-05-23 18:35:17) |
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11.《ネタバレ》 タイトルに吸血鬼とあるので、てっきりヴァンパイアが出てくるのかと思ったら、宇宙人襲来の映画だったのですね。個人的には、オレンジ色に光り輝くUFOに近づき、中に入り込むやいなや頭がぱっくり割れて中にスライム状のゴケミドロが侵入していく一連の映像がかなりサイケで良かったです。政治家のおっさんがあまりに酷い人で、それ以外もかなり自己チューな行動をする人がちらほら。確かに、非常時には人は理性的でなくなるのかもしれません。一応、テーマとしては、人が闘いいがみ合ってどうしようもない惨劇を繰り広げている世界情勢を批判したものとなってます。このバッドエンディングは、このメッセージを訴える為に必要不可欠なもの。白人のお姉ちゃんがなぜか日本語を理解していたり、逆におっちゃんが英語を理解したりと突っ込みどころもありますが、カルト作として人気があるのも頷ける、独特な魅力を放つ一本です。 【あろえりーな】さん [DVD(邦画)] 6点(2012-03-03 00:30:36) |
10.一応SFホラーのジャンルで、格別怖いシーンはないけれど、 「飛べ!フェニックス」のような極限状態に置かれた状況設定が面白い。 人間模様がサスペンス・タッチで描かれていて、突っ込み所が結構笑えます。 中盤からはもうどうでもよくなって、子供向けの特撮番組みたいになっちゃったけど、 そこが変にレトロ感覚を刺激してくる作品。機会があれば是非。 【MAHITO】さん [DVD(邦画)] 3点(2011-12-12 09:43:47) |
9.《ネタバレ》 これでハッピーエンドなら評価をもっと下げるところだが、あのバッドエンドはサイコー。 それより最高なのは、本作のお目当て佐藤友美! 白いブラウスに、タイトなグレーのスカート。 スチューワデス姿の佐藤友美を堪能できるのだ。 私が吉田輝雄の立場だったら、二人で逃げるフリをして、岩場で乱暴を…なんて。 それにしても、前半の飛行機内における、人間模様が面白い! メインのSFホラーな部分より、前半の心理劇の方がよほど面白かった。 会社社長に政治家に精神科医に学者、と何だか知らないが社会的地位の高いエリートメンバーが勢ぞろい。 これらの登場人物たちが、極限の状況でエゴをむき出しにし、互いを罵り合う。 この人間模様が面白い。 吸血鬼のゴケミドロなんかどうでもいいから、いっそのこと、機内密室心理劇として最後まで通して欲しかった。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-09-09 22:29:39) (良:1票) |
8.《ネタバレ》 初見は小学校に入る前。ストーリーなんぞは覚えていなく、おでこが縦に割れたおっさんが無表情で迫ってくるのがめちゃくちゃに怖かった。正直、何度も夢に出て来た最初のトラウマ映画。 見直してみると、核開発競争やベトナム戦争といった「内戦」で国力が落ちている「地球」に目をつけたゴケミドロが侵略して来たという話らしい。その壮大なお話が谷間に不時着した飛行機の周辺で展開する。面白かったのは、ゴケミドロより登場人物のキャラクターの方が怪物じみて、ある意味怖かったりすること。 肝心のゴケミドロだけど、大人になってから見てもかなり気持ち悪かった。首筋にかじり付くだけの攻撃パターンは完全に某有名ゲームソフト。 突っ込みどころは山ほどあるけど、シナリオを練り直してリメイクすれば凄い作品になるかも…というパワーを感じるさせる映画です。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2008-07-23 23:41:04) (良:1票) |
7.《ネタバレ》 こんなのを夏休み朝の子供映画劇場でやるんだから、趣味が悪いとしか言いようがないです。小学生時代に見て高英男の怖すぎる顔と人類滅亡を暗示するラストにショックを受けました。それ以来、最恐映画と思っていたのですが、十数年後に劇場で再見してびっくり。あまりに笑いどころが多い。ずーっと英語がぜんぜんわからなかったはずが最後だけヒヤリングばっちりになっている政治家、存在が忘れられるほど静かだったのに絶妙のタイミングでいきなり騒ぎだす爆破犯、そしてケバいスチュワーデスに逆行催眠を掛ける精神科医の村西とおるのようなセリフまわし。しかし、それだけ笑ってさえ、やっぱり後に残ったのは全編を貫く無力感絶望感でした。 【KYPA】さん [映画館(邦画)] 6点(2007-01-01 12:54:53) |
6.某WOW●Wの番組表にてゴケミドロを発見。ゴケミドロの響きにビビビと何かを感じた。そしてすぐさま予約をするもその後4~5日はビデオデッキ内にテープを放置。その後、昼間に韓国ドラマを見ようとしてたうちのババアが手違いを犯してしまって なぜか勝手にゴケミドロをいざ拝見。そして言った感想、「あんたも趣味が悪いねぇ~」 ってオイ、人をゴケミドロだけで判断しなさんなってば ギャグをわかっちゃれってば(焦り) ほんでもって続くご意見、「でもさあんたこれ吸血鬼っちゃいっちょん出てこんよ 人間ばっかししか出てこんよ」 ・・ってオイ、俺は見てもないのにネタバレすんなってば あ、でもしかし、(その後拝見) ちゃんと出て来たじゃんよ どこが人間ばっかじゃ あんたこそ大丈夫なのか ちゃんと気色の悪いオッサン出て来たじゃないかよ(アソコがパックリの) あれが一応吸血鬼じゃったんじゃよ あ、そう、はいはい いちいちムキになる必要もなかったですね 見てた時以上に神経疲れたさ ☆P.S 内容についてはレトロな感じで良い感じ。ほんとに後半ズタボロなんですが、良い頃加減にあっちでもこっちでもツッコミ満載状態になってますんで楽しめるっちゃ楽しめるんです。 っちゅことで、見応え十分であったでしょうか。合格点☆ 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-09-11 22:08:16) (良:1票)(笑:1票) |
5.《ネタバレ》 ホームドラマが基本路線の松竹にしては、珍しいホラープラス宇宙人ものだけど、やっぱなんとなく畑違いというか、東宝同系列作品のほうに一日の長有りって印象です。本職はシャンソン歌手という、高師直みたいな名前のゴケミドロに最初に侵入された方のお顔が生まれながらの異形という印象で、特殊メイクなしでも充分怖かったです。どうでもいいけど主人公はさっぱり頼りにならないヤツですね。丁度いい具合に青バケツにガソリンが入っていたり、鍵がかかってたはずのコックピットがいきなり開いてたり、後半かなりいい加減なズタボロ状態になってしまってたのが残念。金髪のおねいちゃんにはもっと活躍してもらいたかったけど、まあいいや。↓観た方によって連想する作品が違うみたいですが自分は「マタンゴ」(←極限状態の人間模様)と「ボディスナッチャー/恐怖の街」を思い出しました。 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(邦画)] 5点(2006-04-24 13:57:59) |
4.私の自身のトラウマ映画ナンバーワン。幼かった私は、映画と現実をはっきり区別することが出来ず、見た後、何日もうなされ、人知れず人類滅亡というあまりにも大き過ぎる悩みを抱えて苦悶したのでした。見なければ良かったと何度後悔したことか。恐い、恐すぎる。特にラスト、やっと悪夢から逃げだした男女を待ち受けていた運命、そして…。 【lafish】さん [地上波(字幕)] 7点(2006-02-05 15:42:33) |
3.初めて観たのは小学校の頃テレビで。当時、めちゃくちゃ怖くて、特にシャンソン歌手である高英男さんが殺し屋役で最初にゴケミドロに寄生されるんだけど、これのインパクトがすごくて。額、パカッってわれて、ドロドロの液体(ゴケミドロ)がニョロニョロはいっていくシーンはびびりまくり。しかも額の割れ具合が縦割り(ちょっとヒワイ)。ただ、当時は全部観る事ができずに(学校に行かなきゃならなかった)、結末は学校から帰ってきて、オカンに聞きました。その聞いた結末も映像でみてないけど、ショッキングやった。そして、最近、その結末を確認するため、観なおしてみました。すると、なんか全体的にショボすぎて、ちょっとショック。それにドラマ部分とか、かなり突っ込みどころ満載。いきなり飛行機小さすぎるし。ただ、高英男さんの怪演は今観てもかなりインパクトあるし、円盤に人が飲み込まれるシーンとか、最後の悲壮感とかはいい感じでした。ちなみにDVDだと、みうらじゅんさんのカウチコメンタリーが聞けて、映画観ながら、色々突っ込んでくれるんだけど、これには爆笑させてもらいました。それと、キルビルの飛行機のシーンって、この映画が元ネタなんだって。今、同じ感じで作れば、B級以下だけど、ちゃんとリメイクすれば、すんごい映画にはなりそーかな。ショボイ特撮でも愛情持って観れる人には(今の感覚で期待して観なければ)オススメです。俺は、エゴむき出しの汚い脂ぎった大人な雰囲気が好きなのと(外人差別もなんかもある)、ただいま日本の特撮にはまってるので、楽しめました。 【なにわ君】さん 5点(2004-10-14 12:51:41) (良:1票) |
2.子供の頃見たときは、あまりにも怖かった。 今見ても古くさいが面白い。 ラストは衝撃。バイオハザードのラストってこれのパクリじゃないかなあなどと思った。 【うさぎ】さん 7点(2004-01-09 16:02:44) |