3.《ネタバレ》 コレもまた、ジャンル=ステイサム!と言ってしまえば事足りる「いつものアレ」だってのにも間違いなぞは在りませんです。且つ、タイトルにもなってるビーキーパー=養蜂家とかって「味変」要素については、ココに関しては分り易さ・リアリティとかってのがいつもよりは少なめで、何やらSF・ファンタジックみ(を通り越してもはや「胡散臭さ」)までもが感じられると言っても過言じゃあねーかとも思うのですよね。しかし、ふと気付けばも~彼も還暦間近だとゆーのに(驚愕)ソコで年相応にまろやかなる円熟みを醸し…な~んてコトにも全く陥らず、むしろ諸々の側面で(今更)自己ベストを軒並み更新してってるジャン!て勢いで、率直に超・面白かったのですよねコレ!!とにかく何よりも、観てるコッチですら付いてくのがやっと…(⇒映画中の登場人物に至っては唯々アタフタと右往左往するのみ…)という様な超絶的なテンポの好さ(=極め付きの無駄の無さ)が隅々まで実に心地好かったですし、アクションの物量・キレもごく素晴らしくって、再度、確実に「いつものアレ」だってのに(何らかの少しの工夫で)こんなに面白くなるんだな…とちょっと感動マデしてしまいました。多少、オマケを付けてのこの位の評価…というコトではあるのですケドも、現時点では正直本年のベストですね。ぜひ映画館でどーぞ。
追伸、とは言えまた、アクションも(ジャンル=ステイサム映画に我々が期待するモノの範疇を大きく外れてはいない…という意味で)ごくオーソドックスな方の質感だったとも思いますが、体術に加えてギミックも、且つオーラスでは西部劇の如くの見事な早撃ち!まで披露してくれてたりと彩りがまずまず好かったとも思います。他にも、敵方のごく「今風」なアウトロー加減や、そしてラスボスの属性にかかる意外性なんかにだって、「いつもの」とは言いつつ(しっかりと)適切にバリエーションは付いていた・アップデートが為されていた、というコトにも思えたので、結論としてはやはり「チャンとつくれば(幾らでも)面白くなる」んだな、という当り前の事実にまた気づくコトが出来たのかな〜とも思いましたよね。重ね重ね、コレは映画館で!