101.《ネタバレ》 勝手にバイクで南米大陸を旅するロード・ムービーだと思っていたのだが、少し違った。 バイクは前半戦で壊れて、早々に離脱してしまう。 しかも後半の30分は、旅ではなくハンセン病に関する島での物語。 勝手な思い込みだったので、予想が外れたのは仕方ないが、私にとっては真面目すぎる内容だった。 伝記ものだから、当たり前かもしれないが。 それにしても、この二人、互いの短所を補い合う絶妙なコンビだった。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-04-18 00:58:34) |
★100.《ネタバレ》 普通に面白いんだけど、題材的にはもっと面白く出来たと思うので勿体ないと思う。もっと南米の情景を鮮やかに描いたり、南米の音楽と上手く登場人物の心理状態を絡めたりすれば良かったのにと。もう少しカタルシスが欲しいところ。最後のアルベルト・グラナード本人登場はグッときた。 【なす】さん [インターネット(字幕)] 7点(2019-06-16 16:22:03) |
99.《ネタバレ》 A,プライムで引っ掛かり、偶然にすばらしい映画に出会いました。 チェ・ゲバラとは知らずに観ており、途中で主人公に気が付きました。 自分も学生時代、日本中をバイクでツーリングした経験があるので、最初はロードムービーとして楽しんでいたが、 チリ銅山の辺りから、これは何かメッセージが違う映画であると感じていく。徐々に映画の深みが増し、エルネストの思いの変化、人柄などが映像の中に浮かび上がってくる。 中盤からの、住民とのドキュメンタリータッチも、映画と自然に融合しており、秀逸。 後に、「ゲリラは道徳的でなければいけない」と指揮するチェ・ゲバラの原点が(観える人には)見える、 すばらしい映画。 【cogito】さん [インターネット(字幕)] 8点(2018-05-01 16:31:34) |
98.僕は、最初からロードムービーとして観てたので、最後までじっくり味わうことができました。 ロード・ムービーって不思議なもんでモノクロの風情があって、特に何か劇的なできごとが起こるわけじゃないのに、なぜか観た後に心に余韻を残します。 まあ、好きなジャンルの映画です。 【プラネット】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-03-24 21:28:51) |
97.《ネタバレ》 前半はちょっと無謀なロードムービー的でお気楽だったが、やがて少数民族の迫害や貧困、難病の人の扱いを見て何かに目覚めるという後半は見応えがあった。 その後のゲバラを見てみたいと思った。 【たんたかたん】さん [インターネット(字幕)] 8点(2015-11-11 23:07:09) |
96.チェ・ゲバラのその後のことを思えば多少は感慨深いが、映画自体は淡々と過ぎていく(でも素晴らしい南米の)風景とちょっとの想いが描かれている。 観る時の気持ちによってはもっと印象的だったかもしれないけど。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-10-19 19:10:38) |
95.かなり期待してみたからがっかり度合いが酷かった。 |
94.《ネタバレ》 ゲバラの青春譚という前知識が無くても、心にしみるロードムービーに仕上がっていると思う。生真面目な年下の若者と、ややお調子者の8歳年上の友人コンビがとても良い。エルネストの、超がつく真面目さに時折辟易しながらも、その誠実ぶりに「すごいなこいつ」と驚嘆の表情を見せるアルベルト。で、かたや後年名高き革命家となるエルネストも、マスコミにちゃっかり誇大記事を売り込んだり、女の子が好きだったり、でもダンスが下手だったりとゲバラの若く青い一面を見られたのも意外で楽しかった。 純で誠実な若さの輝きを画面いっぱいに放ちながら進む二人が楽しそうで羨ましく、バイクで向かう先の広大な風景に、スクリーンの前の私も思わず大きく息を吸いました。 【tottoko】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-06-12 00:05:10) |
93.軽さと重厚さを両立した人物描写や、美しい景色を切り取った撮影など、あらゆる点でレベルが高く、ウォルター・サレスの実力が如何なく発揮されています。少なくとも前半部分は最高のロードムービーとして仕上がっているのですが、問題は後半部分。銀山で共産党員の夫婦に出会って以降は、プロデューサーを務めたロバート・レッドフォードの目的意識が込められすぎたのか、はたまたチェ・ゲバラという伝説的な人物に引っ張られすぎたのか、道徳的・模範的すぎてつまらない映画になってしまいます。主人公達はことごとく正しいことばかりをやって、何の意外性もないのです。善悪そこそこで微妙なバランスを保つことが人間性の本質であり、その様を描くことがドラマの醍醐味だと思うのですが、本作の製作者達は、そうは考えていなかったようです。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 5点(2014-05-18 10:21:47) |
92.1952年、ほとんど半世紀前という時代の空気は感じられなかったが、演出のせいなのか、そういう風土なのか。旅行者・ゆきずりの「見る人」だったものから、次第に「関わっていく人」に変わっていくのがポイントだろう。それもすぐに「怒り」にはならず、社会の不平等への戸惑いが順々に蓄積して高まっていくところを描いているわけだ。銅山のあたりから、船の後ろに繋がれた舟。そして閉ざされたハンセン病の島へ泳いで渡れることを身を持って証明する「行動する人」になっていく。偉大な革命家の誕生物語という型にはまった伝記ではなく、「見る青年」が「行動する青年」に変貌していく記録として描かれている。繰り返されるダンス。南米万歳と唱えた彼が、なぜキューバへ向かうのかは、それはまた別の話と言うことで。 【なんのかんの】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-02-15 09:45:25) |
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91.《ネタバレ》 こういう作品をもっと若い頃に見たかったです。…もし見ていたら私も旅に出ていたでしょうに、その後は変わらず平凡だっただろうけど。 けっこう早い段階でモーターサイクルがなくなってしまったのがちょっと残念です。 【午の若丸】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-01-26 23:13:01) |
90.みなさんおっしゃる通り、南米を旅したくなります。チェ・ゲバラの事を知りたくなりました。 【noji】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-06-23 22:08:48) |
89.これがゲバラだという意識がなければ、私自身には退屈なシーンが多かったですね。この青年が後のゲバラだと言う意識で観てみると違って観えるのですが・・ 【東京ロッキー】さん [DVD(吹替)] 5点(2013-03-07 18:09:56) |
88.ロードムービー・・途中で飽きちゃうかな、と心配しながら鑑賞しましたが、最後まで興味深く見ることができました。チェ・ゲバラに興味を持つことができました。南米の生活感がよく伝わり、そういうのを見るだけでも一見の価値ありです。 【はちまろ】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-10-14 17:47:18) |
87.《ネタバレ》 この映画の主人公が、この後どうなっていったのか、本編でもわかることですが、まずはDVDの特典映像から観た方がいいかと思います。 南米と言う舞台、私には全くと言っていいほど未知の世界ですが、場所が変われば人間も変わる環境の変化が激しく変化していく有様が、ロードムーヴィーならではの凄さを感じました。ハイライトは川が塞いでいるハンセン病患者の島に自分の誕生祝いを伝えに泳いでいくシーンではないでしょうか?腕を斬られると怖がっている若い女性も一緒になって、この必死に泳ぐ主人公を応援する姿に涙を注がれました。 共産主義って何?っと説明するのは難しいですが、一つ言えるのは苦しんでいる人たちに手を貸そうとする人たちの思想の一つであることに間違いありません。勿論、これは本質的なことを言ってるまでの話です。 【クロエ】さん [DVD(吹替)] 8点(2012-01-01 00:26:31) |
86.《ネタバレ》 南米の雰囲気・空気感がよく伝わってきて、一度は訪れてみたいという気になりました。ただ、映画として観た時に、その完成度には不満が残ります。特に、バイクがなくなってからは、やや退屈でした。 【ramo】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-10-17 17:16:13) |
85. ソダーバーグ作品と比べ、ゲバラについて知識があってもなくても、入り込みやすいと思います。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-03-13 22:49:53) |
84.非常に良かった。南米独特の質感というか、土臭い感じが伝わってきたし、主演二人の演技も文句なし。合間合間に挟まる現地の人たちの映像がちょっとわざとらしかったけど、彼が革命へと向かうきっかけということで重視したのだと思います。チェゲバラ的要素はほとんど無いので、単なるロードムービーとしても楽しめますが、やはりゲバラのことを知っているとより感慨深いというか、面白い作品だと思います。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-09-12 11:19:43) |
83.《ネタバレ》 日本の革命家を描いた司馬遼太郎の「竜馬がゆく」と同様に、本作の原作も南米にひとりの革命家が生まれる道程を青春の感受性のなかに描いた作品なのでしょう。両者に共通しているのは、若い頃にどこへ行き、誰に会って、何を感じたか。「竜馬がゆく」も江戸剣術修行の旅立ちから始まっていました。南米の自然とそこに暮らす人々と文明の痕跡。エネルストの体験を反芻させてくれる構成です。チェ・ゲバラというと、ベレー帽をかぶりカーキ色の軍服を着た勇猛な人物という印象を持っていたが、この映画で訂正させてもらいました。小説の感想を問われてハッキリ酷いと言い切る融通の無さは、サラリーマンをやれる性格じゃない。でもそれは、個性的な感性と孤高とも云える正直さの表れです。それをベースに、アマゾンを泳いで渡るような激情を秘めていることが周囲を惹き付けた魅力なのでしょう。後に革命家として名を馳せる人物を追っているという目で見てしまいますが、無理矢理にヒーロー像を構築するような印象は無く、仲間との貧乏旅行を通してじんわりと主人公の人柄が伝わってくる、とても誠実な青春ロードムービーでした。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-08-22 11:59:52) |
82.ゲバラのことを知らずともロードムービーとして秀作なので楽しめる。 アルベルトとエルネストの旅の中のやり取りもおもしろい。 ゲバラへの過程としてみると更におもしろさが広がる作品である。 この映画を観るとバイクにまたがって旅に出たくなる・・・。 【円軌道の幅】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-07-22 23:21:16) |