19.主人公が生き残るためには多少のご都合主義も仕方がないかとは思うが、やりすぎ感がある。主人公家族のみに焦点をあてているので、他の情報がほとんどないのもストーリーに厚みがない原因。 【北狐】さん [インターネット(吹替)] 4点(2024-08-16 22:35:28) |
18.《ネタバレ》 問題を抱えた夫婦。愛くるしく賢く、しかし病弱な一人息子。突如襲い来る天変地異。必死に生き延びようとする家族に次々と襲い来る試練。そんな中、深まる家族愛。そして奇跡的に窮地を脱しハッピーエンドへ。デザスター作品の王道を行くような流れですね。 とは言え、一部の特権階級が生き延びようとし一般市民は置き去りにされる中、数々の苦難を奇跡的に乗り越え尊い犠牲を払いながらも主人公たちが生き延びる、みたいな単純に主人公ありき、何でもありの展開ではなく、本人が意図することなく政府に選抜された、いわば選ばれし人々である主人公家族が、思いもよらずふるい落とされ、それでも諦めず這い上がり生き延びるという展開に、地味ながら若干の目新しさを感じました。 ただし、基本はやはり王道の流れ。ハッピーエンドに持って行くには当然ですね。主人公は多少痛い目に遭おうと死んじゃあいけません。最悪でも妻子だけは助からなきゃ。こんな大災害を現実的に描き切ったら人類絶滅、地球壊滅、主人公家族どころか誰一人生き残れません。それじゃあエンタメ作品にはならないわけで、悲観的になるばかりで面白くも何ともないです。だから、これで良いのです。 敢えて不満を言わせていただければ、ラストシーンは不要な気がします。たった9ヶ月で太陽の恵みが大地に降り注ぎ、生き残った鳥たちが空で囀る?そりゃやり過ぎでしょう。だいたいからして、本当の苦難はこれから。復興には何世紀もかかるでしょうし、結局は復興ならず次の数ヶ月で人類絶滅、の可能性の方が大きいかも知れない。シェルターの扉が閉まり、地響きと轟音の中で場面が暗転し、静かなBGMを背景にエンドロールが流れる。後はご想像にお任せします。そんな終わり方の方が良かったような気がしてなりません。 全体的には見応え十分な作品だとは思いますが、ラストシーンで1点マイナスです。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [インターネット(字幕)] 6点(2023-08-09 23:19:58) |
17.自分達だけ助かればそれでいいのか! 系の隕石落下モノ。 【TERU】さん [地上波(吹替)] 4点(2023-04-30 15:23:50) |
16.あんなすさまじい光景、死んでもいいから見てみたいという気になった。ご都合主義は許します。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-04-08 13:50:01) |
15.《ネタバレ》 前知識全くなかったのと、普段あまりこういうパニック系を観ないということもあってかめちゃくちゃ楽しかったです。 特に前半の家族3人が引き離され、それぞれがパニックになるという部分のハラハラドキドキ感はテンポもよく食い入るように見てしまいました。 テーマとしては食傷気味かもしれませんが、隕石云々より政府の選別含めそうした情報の流布で冷静さを失った人々がパニックに陥る恐怖は、この災害の多い国でも他人事な感じがしなくて、怖いなと思いました。家族愛の描き方もよくあるアメリカ映画ですが好きです。スコット・グレンもらしくて良かったです。 ツッコミどころはやはりそもそもの選別やご都合主義的に主人公家族が人の情に訴えて生き残っていくところ。そううまくいくわけないだろと思いつつも、それでも生き延びてほしいと思いながら見ました。 グリーンランドのシェルターで9か月生き延びてようやく空気が戻り、各国で生存報告があったという希望の部分、もしかしたらあのくだりは無いほうが絶望的ではあるもののクールで良かったんじゃないかなと個人的には思いました。夜のシーンが多いせいか暗いシーンは観にくくて目が疲れますが、隕石が降ってきて人々が逃げ惑うシーンは迫力があって良かったです。 |
14.恐竜を絶滅させた隕石より大きな隕石の衝突の映像表現が楽しみだったのにそれが無かったのは残念。でも、思っていたより楽しめた。 【クロ】さん [地上波(吹替)] 6点(2023-03-31 15:47:56) |
13.ディザスタームービーなんだけど、家族の愛とかを語るのに一生懸命で、極限状況下での人々の振る舞いはリアリティに欠ける。なんて言いながら、面白かったから6点つけちゃお。 【センブリーヌ】さん [インターネット(吹替)] 6点(2023-01-16 22:42:34) |
12.《ネタバレ》 うーん。いろいろおかしな点があって怖さが半減してしまった。人々が暴れ出したり利己的な行動に出るのは「ウォーキングデッド」みたいな感じでいいんだがたとえば子供の病歴をあっさり打ち明けてしまうのは余りにも不用心だと思われたし、安易に家族が離れてしまうのもあんな極限状態で軽すぎる行動だなと思われた(息子を奪われたのは仕方ないが)。ところどころで善意の塊のような「優しすぎる」人物が存在しているのも「ウォーキングデッド」的な世界観をぶち壊すだけだし緊張感をも壊してしまう(「私の家族は選ばれていません」という冷淡な軍人はよかった)。さらに何より一番違和感があったのはヘルシンキだのなんだのと世界各地にシェルターが結局点在していたことで、何もグリーンランドだけじゃなかったのかと気付かされること。西欧吹っ飛んだんじゃないの? それにシェルターでの9ヶ月間だって「ウォーキングデッド」的な展開なら何事もなく平穏に避難生活を送れるわけがないのであって、閉塞感やら減る一方の食料や男女の争い奪い合いとかで苛烈な争いが起きていて死者もたくさん出ていてもいいはずなのに全く何事もなかったかのように「9ヶ月後」がすぐにやってきて、しかも「恐竜を絶滅させた隕石よりすさまじい」隕石が襲ったというのに地上の嵐はすっかり去りました、陽光も差していてさぁもう安全ですみたいな感じになるのも奇妙(せめて地球の人口がどれぐらい減ったのかぐらい伝えてもいい)でしかない。避難するまでが物凄く長い映画だが、逆にさっさと避難してその避難所での9ヶ月が本当の地獄でしたみたいな感じの描き方の方が面白かったんじゃないかと思わせる。 【空耳】さん [インターネット(字幕)] 3点(2022-09-28 09:58:07) |
★11.《ネタバレ》 なんとも諦めの悪い主人公。もうそこまでいったら家族で最後の時間を過ごした方がいいぜってならないから映画になるんだけども。 主人公が死んじゃあ話にならないから、どこまでも都合よくトントン拍子でシェルターまで辿り着くのにはまあ目をつむって。 スコット・グレンの配役は正しい。彼がラスト近くに出たことで映画に引き締まった感が出たのは否めない。さすがの力量。 しかし、ホープ・デイビスの使い方を完全に間違っているのは、個人的にちょっと許せないレベル。年齢を重ねてきたとはいえ、それはないだろ。という怒りの減点。 |
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10.《ネタバレ》 つまらなかったです。分裂しかかった家族が、お父さんの大活躍で危機を乗り切り絆を取り返すというアメリカのパニック映画でよくある内容でマンネリ感は否めません。パニック映画最大の見どころであるCGによる大災害シーンもたいした事なくつまらなさを加速させました。ただ、義父役で登場した渋いスコット・グレンを久々に見れたのは、良かったです。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2022-09-17 16:55:22) |
9.《ネタバレ》 数ある終末映画の中でもなかなかにおもしろくなかった 終末の恐怖・狂気・家族愛・終末の受容 全てにおいて中途半端 設定も曖昧 主人公が選ばれる理由・結局カナダから飛んだ飛行機は選ばれなくても乗れてるやろあれ 終始ご都合展開が続き、ラストでシェルターにいる人達はみんな生き残っている。 まぁーおもしろくなかったです。 仮に私が同じ状況になったら、もぉええわーで諦めそー と思ったくらいでした。 【メメント66】さん [インターネット(字幕)] 5点(2022-06-19 23:27:33) |
8.終末ものは結構好きです。しかし、あまりに都合がよすぎるストーリ。結構簡単に再会できたり、見逃してもらったりでちょっとハラハラ感が足りなかったかも。ジェラルドバトラーの筋肉がもったいなかった。 【木村一号】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-05-03 10:54:36) |
7.《ネタバレ》 地球に隕石が降ってくるという星の数ほどありそうなシチュエーション。しかしながらその多くがなんとかして地球を救えないかという方向に舵を切るのに対して本作はただただ生き残るためにシェルターを目指すというもの。途中で誘拐があったり殺人があったりと尺に対してエピソードが多い気がします。最後の隕石が落ちた瞬間をCGを駆使して描いてほしかったかな。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2022-04-20 00:29:36) |
6.《ネタバレ》 ジェラルド・バトラーの無駄遣い。 子供の喘息ネタ、もういい加減やめませんか? 実際に喘息の子が本作の様な描写を観たらどう思うか考えましょう。 本作を観ると、鑑賞直後は怒りに燃えてしまった「Don't Look Up」が如何によく考えて作られた映画なのかが良く判る。 【たくわん】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2022-03-14 10:07:54) |
5.《ネタバレ》 本作は地球滅亡の危機を描いたディザスタームービー。大人気カテゴリーの作品であり、その多くがハリウッド製ブロックバスターです。大迫力の地球破壊映像がウリ。その点、本作の映像面はかなり控え目というか“小ぶり”でありました。ただし、サスペンスの魅力は脚本にあり。物語で観客を満足させられれば何の問題もありません。しかし、残念なことに脚本が仕事をしていませんでした。部分的にどうこうではなく、そこはかとなく全部低調。推敲した脚本とは思えません。途中で観るのを止めたくなる程つまらなくはありませんが、観終えて充足感が得られることもありません。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2022-02-26 00:57:58) |
4.《ネタバレ》 すい星群が大挙して地球に衝突してついに人類絶滅か?というお話しですけど、たった二日間の猶予しかなく政府内部の動静はいっさい描かれず、ひたすらジェラルド・バトラーと家族の視点だけでのストーリーテリング、スピルバーグ版『宇宙戦争』と似た感じですね。実際のところ地球に接近する小惑星や彗星は全部把握することは不可能で、恐竜絶滅のきっかけになったような規模の小惑星の地球との衝突は一億年に一回の割合で起こるらしく、自分が生きている間に起こっても不思議はない災害イベント。だからこそシミュレーション的に考えて撮ればリアルな映画になったかもしれないけど、そう言う志向は皆無の脚本なんでとうてい面白いとは言えない映画になってしまいました。キリスト教的価値観のお国柄か、ハリウッドの核戦争や天変地異が地球を襲う映画は、ほとんどが「選ばれし者が生き残る」という結末なのが肌に合いません。グリーンランドにある合衆国のシェルターに避難できる人間に、なんで一介の建築技師であるバトラーとその家族が選ばれるのかはまったくもって理解不能。あんな状態で三人が離ればなれになったのに大した苦労もなく再会できるというはご都合主義の極み。恐竜絶滅のときよりも巨大なすい星がヨーロッパを直撃したのに、わずか9カ月後には太陽光地表に届く状態に回復するってあり得ないでしょう。だいたい、そんなにデカいのなら、もはや彗星ではなく小惑星ではないのかな?「人類は絶滅しない」という結論ありきなので、科学的な考察は蔑ろにされているのは残念。グリーンランドのシェルターにしたって、最初は死人がでても選別された人間しか運び込もうとしていなかったのに、最後の方になると誰でもOKみたいな感じなのも雑過ぎる。災害イベントにしても意外と見せ場は乏しく、あの荒唐無稽な『2012』の方がよほど見応えがありました。 最後に言っておきたいのは、こういうディザスター・ムーヴィーにおいて子供や家族愛をダシに使うことはもう止めてほしいってことです。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2022-02-22 23:30:30) |
3.《ネタバレ》 終末ものは好きなのですが、こちらは事前プロモーションが弱かったのか あんまり前情報なしでの鑑賞でした。 ジェラルド・バトラー出演なだけで期待してしまったのがいけなかったのか、 内容は私向きではありませんでした。 起こっている事に対しての細かいフォローが出来てない。 尺的に厳しかったのはわかるが、殺人や誘拐後の各自メンタルがほったらかし。 昔の映画ならちょくちょく有ったが、現代の映像では違和感がある。 それどころでは無いのは理解し得るが本人からほんの少し吐露があるだけで 視聴者側の違和感は減ったと思う。編集でカット対象になっちゃったかな。 義父役のスコット・グレンがいぶし銀の演技でした。一番共感しちゃったかも。 妻役のモリーナ・バッカリンはショートカットの方が似合うな。 【movie海馬】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2022-02-20 14:36:13) |
2.《ネタバレ》 地球のほぼ真横を通り過ぎる巨大彗星クラークの接近を控え、にわかに天体観測ブームで沸くアメリカ。糖尿病を患う一人息子を抱えた一級建築士のジョンもまたその一人だ。仲の良い友人や親戚たちを集め、そんな史上最大の天体ショーを自宅で楽しもうとした矢先、彼のスマホに謎のメッセージが届けられる。「これは大統領アラートだ。訓練ではない。この連絡がきたのは、地下シェルターへの避難を許された選抜者のみ。繰り返す、これは訓練ではない」――。その直後、州最大の大都市に彗星の破片と思われる巨大隕石が直撃するのだった。遠く離れた地であるジョンの自宅も爆風で激しく揺れ、何が何だか分からぬままパニックへと陥る近所の人々。すぐさまニュースで確認すると、これはアメリカだけではなく、世界各地の大都市も同じように隕石の直撃を受け壊滅してしまったらしい。すぐさま指示された空港へと向かうジョンとその家族。だが、そこでジョンは病気の息子は乗せられないと告げられてしまうのだった……。巨大彗星衝突により滅亡の危機にさらされてしまった世界を舞台に、決死の覚悟で生き延びようともがくある家族の姿を描いたパニック・アクション。主演を務めるのは、男臭い役柄がウリのジェラルド・バトラー。まぁ昔からよくある隕石衝突型のディザスター・ムービーなのですが、映像はそこそこ迫力があってけっこう楽しめました。本作のポイントは、これまで一個だった隕石が小さな破片が幾つも連なった彗星であるところ。おかげで隕石衝突の醍醐味が何度も味わえてお得感倍増。まあそれが予算の都合か、ほとんどテレビニュースの中の小さな場面でしか見られないのはご愛敬ですけどね(笑)。ただ、お話が最後までずっと一本調子だったのがちょっと物足りなかったかな。主人公家族が逃げて離れ離れになって暴徒に襲われてまた逃げて……の繰り返し。もう少し違うエピソードも見たかったような。こういうパニックものって基本群像劇になりがちなんですけど、本作もそうした方が良かったように僕は思いました。とはいえ最後の無数の隕石衝突の映像は迫力あったし、家族愛に絞った脚本もベタですけどそこそこよく出来ていたし、普通に面白かったです。少なくとも最近のローランド・エメリッヒ作品なんかよりは楽しめました。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2022-02-07 23:31:27) |
1.《ネタバレ》 いわゆる「終末もの」はジャンルとして好きなのだが、これまで数多くの作品が作られてきたためか、テーマもアイデアも出尽くされた感がある。 本作も特に目新しいストーリーではないし、系統としては「ディープインパクト」や「2012」に近く、作品としての完成度もそれらの方が高いかもしれない。 強いて言えば、いつも強い男を演じるジェラルド・バトラーだが、本作では家庭に問題を抱えるごく普通の父親(建築士)を演じているところが見どころといえるだろう。 国の機関から、シェルターへの受け入れ対象者が人選される際、携帯やテレビに自動音声で突然通知が入ってくるところなどは、デジタル社会となった現代らしい設定だと思った。 本作では、この「選ばれし人々」と「そうでない人々」との葛藤を中心に、家族を守るために最後まで諦めない主人公家族をめぐり、一見善人に見えた人が豹変したり、その逆のケースに出会ったりと、非常時にはその人間性が(善くも悪くも)顕わになるところがテーマとして描かれている。 地球滅亡の危機に発生するであろうこうした差別や混乱は、現在のコロナ禍など比較にならないだろう。 本作に登場する人々は、すべて普通の人である。だからこそ「あなたならその時どうしますか?」と問いかけられているような気がした。 本筋以外では「ライト・スタッフ」などで馴染みのスコット・グレンが久しぶりにスクリーンに登場するところも見どころの一つ。 既に垢のついたジャンルであり、過去作の焼き直しかもしれないが、「終末もの」が好きな人は見て損はないといえる作品だった。 【田吾作】さん [映画館(字幕)] 6点(2021-06-23 14:44:41) |