5. C・スパークの魅力に尽きる。お話は他愛ないものだが悪くない。ツイストを踊る彼女のシーンが特筆もの。名脚本家の娘である彼女が当時いかに輝いていたか、その一端を垣間見る思いだった。 【風小僧】さん [インターネット(字幕)] 6点(2024-09-15 20:36:11) |
★4.《ネタバレ》 まあ言うて、中々おバカでごく中身の薄い映画なのは確かですよね。おバカを演じるキャラクターも次第に収束してはゆくものの、序盤は誰が誰だか分からない男どもが入れ替り立ち替り騒いでるだけ、という風で結構高度に訳ワカメです。女優も、意外にカトリーヌ・スパークが絶対的メインというコトでもなくて、代わりばんこに結構大勢(無秩序に)出てきます。その意味ではワリと期待したんですケド私、少なくとも今作のスパークちゃんには正直あまりハマりませんでしたね(やはり非常に華のある女優さんだとは思うのですが、そんなに登場シーンが多くもなくって…ですね)。
まあでも、南欧のバカンスのイイ~雰囲気とゆーのは大いに感じられてソレだけでもだいぶ心地好くはありました。日本人なんて夏休みとて長くて10日くらいで、移動も含めれば観光地に出向いて遊べるのは4,5日程度、となるとやっぱり精力的に予定を詰め込んでむしろ疲れちゃう…てな感じが多いのかなとも思うのですよ(私も確実にその部類ですし)。本来のバカンスってそーじゃなくて1日遊んだら2日ゴロゴロする、みたいな感じかと思っていて、そーいう手持ち無沙汰なノンビリ感(からの、ならナンパでもしてみっか!感)が濃厚に感じられたのがまた心地好かったかな、なんて。なんとも羨ましい社会的習俗ですよね。 【Yuki2Invy】さん [DVD(字幕)] 4点(2021-10-09 02:26:37) |
3.「女性上位時代」と共にレンタルして折角だから観てみました。他愛ない話で男性陣が皆おんなじ顔に見えて誰が誰やら状態。活気あるリゾート地に点数の全てを。 |
2.こういったアイドル映画というのは不当に過小評価されがちですが、結構こういう映画こそが、「このシーンの魅力は小説では再現しにくいよね」という類の映像表現の隠れ宝庫だったりするので、私的には評価が高くなりがちだったりします。この映画の場合はカトリーヌ・スパークのダンスシーン(音楽はモリコーネ)がそれ。ここ、まるで素人がハンディカメラで撮ったかのようなラフな映像。画面はだらしなく揺れ、ピントもちょっとずれて何だかいいかげんな感じ。どうも巷のサイトを見ていると、ここの解釈は「いや~ホント、いいかげんな映画ですよね~」で終わってるレビューが多いんですが、私はきっとこの監督は「熱気」を、もっというと「湿気」を表現したかったんだと思います。ホントは好きな彼女に素直になれずにふてくされて座っている青年と、カトリーヌとの熱気量の差です。実際に観てみると、青年のショットでは、非常にシンプルな撮り方で「ハイ、こちらは寂しくカラッと乾いた感じですよ~」に、しかし次の瞬間、カトリーヌのショットになった途端に「ハイ、こちらは熱気ムンムンですよ~」になっている様子が凄く上手く表現されてます。マジでマジで凄く上手く表現されてます。はっきりいってこのノーテンキ映画で技術的に誉められるところといったらここぐらいなんですが、そのここだけでも観る価値はあります。「こんなアホみたいなアイドル映画観てられんわ」というそこのあなた。騙されたと思ってこのシーンを観てください。本当に上手いこと撮ってるんですよ。そしてきっとあなたはカトリーヌが大好きになりますよ! 【バーグマンの瞳】さん [地上波(字幕)] 7点(2014-09-07 08:51:27) |
1.《ネタバレ》 1962年の映画ですが、今観ても陽気で楽しい作品です。ちょっぴり小悪魔な女性を演じたカトリーヌ・スパークは本当に綺麗で、色あせることのない美貌。男性陣は終始、女の尻を追いかけるステレオタイプなイタリア人ばかりです。音楽に合わせて映し出すイスキア島の風景は綺麗で、旅行に行きたくなりますね。おまぬけ兄弟のコントは結構、好きです。内容は空っぽですが、彼女を眺めるだけでも損はしないと思いますよ。 【マーク・ハント】さん [地上波(字幕)] 7点(2014-02-02 02:37:09) |