17.特捜部Qの存在が興味深かったのですが、主役に華も趣も感じられず退屈なひとときでした。 加圧装置が目を惹きましたが話に活かされてないようで残念です。 |
16.北欧ミステリーに関してはほとんど知識がないのですがこれを見る限り日本やアメリカの刑事ものとそこまで印象が変わらないですね。例の中華テイクアウトまで出てきたのには笑っちゃいました。特別なテーマを扱っているわけでもなく捻った展開もありません。相棒だった刑事が負傷し、そこから代わりに若手と組む冒頭の展開から既視感しかなく面白味がないです。ただ主人公が陰気な一方アラブ人の相棒が陽気な性格というのは今まで見たことのないパターンでちょっとは新鮮味がありました、こういうのは逆のパターンが多い気がします。加圧室の中での監禁というシチュエーションもあまりリアリティが感じられず真面目な物語として見るのが難しかったです。 |
15.頑固はいいけど向こう見ずはみんなを不幸にするし、この人、後ろも見ないし気づかずいっつも頭やられる… 後年もやり取りが続く元部下との友情はまあ、まだ人間味があるとこかな 【HRM36】さん [インターネット(字幕)] 6点(2022-09-18 21:37:38) (良:1票) |
14.《ネタバレ》 やっとこのシリーズの一本目にたどり着いた。 過去の未解決事件の資料整理を目的に創設された特捜部Qだけど、要は退職を促すための特殊ポスト。 そこに配属されるカールとアサドは、頭も切れるが人情に厚い。 この二人がとにかく魅力的なキャラクターであり、ストーリーが進むにつれて二人の距離感が縮まるのも心地よい。 ただ、扱う未解決事件が精神的にキツいのがこのシリーズの特徴。 今回も最初の作品にふさわしく、かなり異常な復讐劇となっており、北欧映画にありがちな猟奇的サスペンスが好みの御仁にはもってこいの内容かと。 このシリーズは、ほんとおすすめ。 |
★13.《ネタバレ》 特捜部Qって、またなんかチープな名付けよね…ナンだQって…(まあ別に「Xファイル課」だって大概だとは思うケドさ)
ただ本作は、ほぼマジメ一辺倒で極めて「お堅い」サスペンスで、昨今のいわゆる「北欧もの」の典型と言ってしまって好いだろうと思う。特にそのハードな雰囲気はこれも上々と言って好いだろうとも思われるものの、とは言え純粋に事件ものとして見た時にはあんまし目新しい要素とゆーのが無くって、結論的にはごく平凡かと(監禁対象が議員なのに真相は徹頭徹尾「怨恨」である点とか、あとハミ出し刑事がやり過ぎて終いに停職になるくだりとかはもはや見飽きた感もあって)。そしてそもそも、当初この失踪事件の結論があまりに簡単に自殺に落ち着いてしまった辺りの事情があまり説明されていないのも、個人的には少し気になったりしますね。ただまあ重ねて主演2人の雰囲気・演技の硬派な感じも含め、諸々ひっくるめてもサスペンスとしては非常に「手堅い」部類ではあるし、尺もごくコンパクトなので暇潰しにはある程度使えるかと。タダで観れるとかゆーのなら、観ておいて損も無い気はしますかね。 【Yuki2Invy】さん [DVD(字幕)] 5点(2022-01-19 16:12:39) (良:1票) |
12.《ネタバレ》 自動車事故の時女の子が運転してた父親を、いたずらで目隠ししたのが原因で 起こったと少年が考えたが、女の子の父親の無理な追い越しが原因だろう。 虐待した養父は判るが、親友までなぜ殺したのか、なぜ少女を殺すのに手間暇かけるのがわからない。 【草のつるぎ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-02-23 20:59:28) |
11.北欧映画らしい映像とか色彩で、華やかさはなく何から何まで現実的、実用的、質素、シンプル、こんな感じ。 ただ、今まで観た北欧系映画って何気にグロいんですよね。 ここだけ北欧に持つ自分のイメージとちょっと違って面食らうところです。 こんな雰囲気の中にアラブ系の相棒というのが何かうれしくなる。勝手に「ハッサン」と呼ぶところとか 控え目だけどちゃんとユーモアもあるのがいいです。 北欧版コールドケースといっていいのかしら?サスペンスとしての内容は特別目新しさは感じないんですけれど、事故の経緯が明かされるシーンは幻想的で哀しい、なかなかよかったです。 無彩色の中の真紅って好きだわ、「蜘蛛の巣を払う女」にも出てきたっけ。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-01-12 14:47:11) |
10.ネットでお勧め映画として紹介されていた。 ただし相性があると注意書きが書かれていた。 90分で終わったので何とか最後まで見れたが、こういうシュールな笑いが全くない暗い雰囲気の映画って今は流行らないと思う。 ストーリーがほとんど伏線もなく、ただ淡々と進んでいくだけ。 換金設備とか、孤児院に入っていた子供が大人になって、どうやって作ったの?とか疑問が残る。 ラストも「ああ、そうなの」って感想だけ。 つまらないとは思わないけど、ホント、可もなく不可もなくって感じだった。 【クロエ】さん [DVD(字幕)] 5点(2019-09-06 08:58:43) |
|
9.《ネタバレ》 未解決の事件の真実を徐々に明らかにしていく感じが観ていて楽しかったです。相棒も良い感じでした。監禁されていた女性が何で監禁されたのかの理由がまさかそんなところにあったとは、という感じでした。必ずしも他人に勧められる映画ではないかもしれませんが良い映画の一つだと思いました。 【珈琲時間】さん [インターネット(字幕)] 6点(2019-06-02 17:38:17) |
8.《ネタバレ》 陰惨、猟奇的、でも画は(緯度が高いせいか)清潔感あり、という北欧サスペンスの特徴を全部備えてます。謎解きと格闘するプロセスも至って地味で真面目。突拍子も無いアイテムや突然現われる情報提供者とかそういうのはありません。お国柄というんでしょうかね、これまで観てきた北欧系の作品は皆大真面目にグロかった。 本作が出色なのは刑事ペアの一人がアラブ系だということ。ぐっと暑い地域のDNAを有している彼は相方である生粋の北欧人のおっさんが暗く鬱屈していても、程よく前向きに物語を進めてくれる。深い思考と、前に推進する機動力と。この絶妙なペアがQシリーズの成功の鍵といえます。 ああ、地味地味と言いましたが、”見せ場”の監禁場面なんかは大掛かりですよ。あんな高圧をかけられる装置が何故一農家にあるのだろう。という疑問は脇に置いといて。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-01-17 19:45:54) |
7.ドラゴンタトゥーの製作スタッフで贈るデンマークの作家J・エーズラ・オールスン原作を映画化。 まずこれだけでそそられて観てみました。 日本では知名度が低いことと北欧映画に馴染みが無いので正直どうかなと思ったが、 突き抜ける絶対的面白さは無いけど質の高いサスペンスでした。 正義感が強すぎる傍若無人なカールと常識人のアサド。この異色コンビはまた違った味が出てていいですね。 じわじわと追い込んでいくあたりはクライマックスを期待する。加圧監禁とか北欧ならではの気持ち悪い拷問。 味の濃いコーヒーを飲んで次回作観てみようという気持ちになりましたね。 |
6.観始めてすぐ、ん?英語じゃないぞ?と思ったが、デンマークの映画だった。独特の暗い雰囲気で淡々と進むので、合わない人には辛そう。自分は楽しめた。 【おとばん】さん [インターネット(字幕)] 7点(2018-09-24 17:48:05) |
5.好きです。 犯人の動機が、個人的には釈然とはしないものの、 すでに片付けられた事件を、 左遷された過去記事整理部署のメンバーが 必死になって追う姿が良い。 映画をみていると、よく「大局的な」視野で見てしまいたくなるが、 たった1人の命の行方を真剣に考えるのって、 当たり前のことなんだよなぁと。 【元祖】さん [インターネット(字幕)] 7点(2018-05-23 21:33:35) |
4.《ネタバレ》 いくら憎んでいたとしても、そこまでやるかね?金掛けてそこまでやるかね? 【センブリーヌ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2018-04-10 22:59:38) |
3.アリガチな刑事バディもの。アリガチな事件の真相。暗めで、淡々とした雰囲気。そーゆうのが嫌いでなければ、それなりの暇つぶしにはなります。 【なにわ君】さん [インターネット(字幕)] 5点(2016-10-12 17:45:07) |
2.原作がずっと気になってたけど、今から厚いのを5冊はしんどいなと思っていたら、 映像化されてるではないか。 おもしろかったら原作も読むか、と気軽に観たら、なかなかおもしろい。 うまいシナリオと、この先どうなるのか期待させるつくりでやられました。 2作目も夏にはDVDが出るようなので、なんかの機会に観るとして、 原作をどうするべきか。 【Skycrawler】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-05-29 01:29:04) |
1.《ネタバレ》 加圧装置の中で監禁して真綿を締めるような責め苦に、犯人の憎悪の深さがうかがえる。少女のせいで家族が死傷して挙句に養父に性的虐待されるはめになったと思えば恨んで復讐したくもなるか。 主人公が笑わないキャラというのもあって終始シリアス。少し地味だけれど、相棒のアラブ人とのコンビがいい。 【飛鳥】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-11-03 21:29:18) |