35.《ネタバレ》 フアンを演じた俳優がかっこいい。 渋みがあって人間味のある表情。 心をなかなか開かない少年の面倒をみる役に、見事ハマっていた。 今気づいたけど、この俳優、アカデミー賞助演男優賞を取ったんだね! 確かにその通りの味のある演技だった。 黒人監督が黒人だけを起用して作った映画。 黒人が黒人音楽をかけながらアメ車をゆっくり走らせるシーンが好きだ。 【にじばぶ】さん [インターネット(字幕)] 7点(2024-09-13 20:19:18) |
34.観終わった後にモヤモヤしたものが残るんですね。 面白かったか?と言われると微妙ですが、記憶に残る映画ではあります。 助演賞はないかな・・ 【東京ロッキー】さん [インターネット(吹替)] 6点(2024-02-25 10:21:12) |
33.《ネタバレ》 2017年のアカデミー賞3部門受賞作品。 『グリーンブック』と本作で助演男優賞を受賞したマハーシャラ・アリ(フアン)の自然体の演技と、主人公の子供時代を演じた男の子の眼力が凄くて、前半はグイグイ引き込まれるけど、主人公が成長するに従って主題がボヤケてきてしまう。気がつけば説明もなくフアンが死んでるし??自伝的小説にはありがちだけど。 何度か映し出される'月夜'以外には、タイトルから連想されるほどの映像美は感じられないし、取り立ててカメラワークが素晴らしいとも思えない。ストーリーはお世辞にもおもしろいとは言えない。2016年は、『Lion』『La La Land』『Arrival』『Hidden Figures』など豊作の年だったにも関わらず、それらを差し置いて作品賞を受賞しているが、はっきりいって本作が一番魅力を感じない。 でも、最後まで寝落ちもせずに惹きつけられる何かがあった。 LGBT、いじめ、貧困、、、そういう普段表に出ない部分を日常生活に溶け込ませて普通の物語として淡々と作り上げたことが評価された理由。 【めたもん】さん [インターネット(字幕)] 6点(2022-09-12 15:30:34) |
32.フアンのキャラが、出番短いがいい味だしてます。(アカデミーに値したかどうかは「?」)主人公の母も熱演、フアンの彼女 もちょっとエッチっぽいお姉さん風で、好き。ですが、作品としては全く面白くない。同じくゲイを扱い、20年近い年月を描写し ていくブロークバックマウンテンとは、比べ物にならないと感じました。アカデミー作品賞獲ってますが、個人的には競った「ラ ・ラ・ランドの方が好きです。 【代書屋】さん [インターネット(字幕)] 5点(2020-08-29 22:06:36) |
31.不思議な感じの映画。画質はキレイで、物語はそれほどの盛り上がりでは無いにも関わらず惹きつける。 でも、終盤でトーンダウンして、より内省的になる。 観る価値はある。でも評価が難しい。 【simple】さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-08-22 13:46:12) |
★30.《ネタバレ》 月の光。ある日陰者の人生に一筋差し込んだ、といった映画だが、内容は(無駄をこそげ落して)かなりシンプルかつスリムで、序盤と終盤はその割りにテンポが遅くも感じる。一方で、映像や音楽の美しさ・センスの良さは非常に見事と言えるクオリティ。どちらかと言うと雰囲気映画の部類だとも思うが(誤解を恐れずにハッキリ言えば、あんまり内容は無い様な作品、かも知れない)、その乾いた空虚さもやはりハイセンス。どっちにせよ玄人向きな作品かと。 【Yuki2Invy】さん [DVD(字幕)] 6点(2020-04-12 01:23:29) |
29.《ネタバレ》 ネグレクトの母親に育てられ学校ではいじめられている黒人少年が主人公。 ありきたりの設定だし、親しい友人と呼べる人もいない話しかけてくるのは物好きな少年だけ。 あるとき、その少年と成り行きでキスをしてしまう。 少年 をゲイとして描く必要があったのかなと思いながら見ていましたが、その後、少年が大人になったときにその重さが伝わってきた。 ヤクの売人になって子供時代とは別人のようになった彼がラストにポツリと言う言葉。 それまでの少年の人生が見えたようで感動しました。 【omut】さん [地上波(字幕)] 8点(2020-03-16 21:44:37) |
28.《ネタバレ》 当時はそれなりに話題になりましたが触手が反応せず、今になってやっと鑑賞しました。やはり自分の勘って意外と当てになるものですね。 まず事実として、イイ映画だったとは思います。でもちょっと地味で退屈な脚本で、流れ自体もスローで安易に読める展開が待っています。この映画が作品賞・脚色賞を取ったなんてにわかにには信じられませんし、マハーシャラ・アリも魅力的な男を演じていますが、だからといってこれで助演男優賞はちょっと疑問でした。(ディカプリオ氏とかどんだけ苦労してるんだよって思いますし、明らかに忖度が働いていませんかねコレ) 100歩譲っても親がヤク中だった人の気持ちは理解できないし、知り合いに売人も居ない、自分にゲイの気も無い、有色人種として差別を受けたこともない、恋愛も人並みだった私にはなかなか理解が難しい映画でした。ただただ「可哀そうな子、耐えろ、ガンガレ!」という感情は芽生えました。シャロンの成長物語として見ても、何となくズレちゃってるような気がしたのは私だけでしょうか?個人的には椅子でぶっ叩く判断をする前に告訴する判断をして欲しかったです。(ケヴィンのほうは割と正しく成長してるように見えます) エンタメ的には椅子で殴り倒してから金歯を装着するまでを詳しく描いて頂きたかったところですが、まあそういう映画ではないですね(汗) あそうそう、今回と同じ感想を20年くらい前の「トラフィック」という映画でも味わったような気がします。(アメリカ限定で評価される映画でしょうね) 【アラジン2014】さん [インターネット(字幕)] 4点(2020-03-12 11:41:06) |
27.心に響く作品でした。 意外と評価が低いので意外です。 心を閉ざした少年が成長していく過程が見事だと思いました。 いじめ、黒人、ゲイ。薬の売人。 この主人公の運命は生まれた時から決まっていたように感じます。 そんな運命を変えてくれる人が必ず1人か2人現れて、主人公は自分を見つめ直すのです。 アカデミー授賞式では他の作品が呼ばれてしまうハプニングがありましたが、本作が選ばれたのは正解だと思います。 【クロエ】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2020-02-17 00:13:28) |
26.高評を目にし 鑑賞..う~ん う~~ん..作者の言いたいことは 分かるが..作者の主張ありきになっている..物語のディテールが、微妙に作り物感が強くて 透けて見えてしまう..リアリティーがあるように見えて、リアリティーがない..(それぞれのバックボーンが記号化されている) ストーリー、演出がスマートすぎ、泥臭さがなくて 登場人物たちから にじみ出てくるものがない..そこが最大のマイナスポイントであり、最大の欠点..すこし期待していただけに 残念... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 5点(2019-09-01 09:08:19) |
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25.《ネタバレ》 観賞前にこうかなと特に予想してたわけではありませんが、こうも淡々とした筆致なのは意外でした。 一人の黒人男性の中年期までを三部に分けて言葉少なに紡がれる物語。黒人のシングルマザー、しかも薬物中毒、ゲイ、売人と宜しくない環境下での彼の人生の困難を想像するのは難くないですが、それにしても”語らなさすぎ”に感じました。少年期も青年期も、うんそれで?と思ったらさらっと幕を閉じて数年後に飛んでしまう。よっぽどシャロンの人生に強く共感できる人でないと物語に入り込むのは難しいのではないでしょうか。 こういった内省的なテーマは例えばヴェンダースやジャームッシュらが発表してきた分野かと思うのですが、彼らのような先達が表現してきた生き辛さと、それへ示された包容力を上回る出来とまでは思えませんでした。この手のテーマ作品はこれまでマイナーな単館上映扱いだったのに、比べて本作はアカデミー作品賞なのですね。「ラ・ラ・ランド」が賞レースを席巻する中、近年盛り上がっている「白人びいき」という批判をかわすための配慮が多いに働いたと思うのは私だけですかね。 実際「ムーンライト」の好評価内容は「映像が美しい」というものがとても多い。物語性云々より、まず画が人によっては刺さるみたいです。ヴェンダースだってすごく美しい映像だったよ。観たのは名画座だったけど。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-05-27 21:19:36) |
24.《ネタバレ》 アカデミー作品賞というビックタイトルが先行しちゃってませんか。 淡々としたラブストーリーと言うか…差別するわけではないのですが同性愛はちょっといろんな意味で受け止め方が難しい。 ホアンがいつの間にか死んでる!!この映画にとっては重要でないのはわかってるがいい兄貴だった。 ムーンライトのコントラストがきれいだったという感想で締めます…。 |
23. 映画の中で直接は描かれていない部分を想像させる力がある作品でした。そんな見方をした人にとってはこの作品はかなり味わい深いものになったのではないでしょうか。 同じ時期のアカデミー賞では別作品を推した人もいたようですが、全然比較にならないほどこちらのほうが良かったと思います。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-02-25 18:29:23) |
22.《ネタバレ》 幼年期と少年期は、特段目新しいところのない描写であり、このままだと駄作なのではないか、と思っていました(マハーシャラ・アリがあの出番だけでオスカーというのも・・・この後全般に関わってくるものだとばかり思っていました)。青年期になって、延々引っ張るレストランのシーンの緊張感はなかなかであり、やっと話が動き出してきたわけなのですが、よく考えると、売人としての主人公をほとんど描いていないのは大きな欠点。つまり、結局は観念的な造形に終始してしまったのです。 【Olias】さん [ブルーレイ(字幕)] 4点(2019-02-12 00:42:57) |
21.《ネタバレ》 3つの時代に分れて物語は進む。幼児期には父親代わりになる麻薬ディーラーとの出会いが、青年期には貧困とイジメと暴力が、大人期には恋焦がれた相手との再会が描かれる。各時代のエピソードは大きくなく、それぞれじっくりと語られることでドラマとしての魅力的。現代のアメリカが抱える社会的背景を反映した恋愛映画として評価されたのだろうけれど、日本人にとってはそれほど胸には響かないかもしれない。 【カワウソの聞耳】さん [DVD(字幕)] 6点(2019-01-04 10:40:08) |
20.《ネタバレ》 アカデミー賞で呼び間違えられたという以外、なんの予備知識もなく見た。 これはいわゆる恋愛映画ですね。 大人編ででの、相手に未だに恋していることを言ってひかれるのでは?というのと、もしかしたらまだ自分に興味があるのではという思わせぶりの 感情表現のやりとりが絶妙で、ゲイという自分には理解が難しい分野を通り越えて、普通に恋愛映画のように楽しめた。 ただ、それ以外の部分は、よくある悲惨な人生という内容であったのでこの点数。 まあ、面白かったんですけどね。 【シネマファン55号】さん [インターネット(吹替)] 6点(2018-10-05 14:14:35) |
19.《ネタバレ》 佳作。つまらない映画ではないが、これがアカデミー作品賞なのか、という感じ(「ラ・ラ・ランド」の方がよかった、とは言わない)【ネタバレ注意】少年、青年、大人、というそれぞれを描いているのだけれど、とにかく「最後がそれ?」という印象が拭えない。このストーリーで最後が友情(愛情)物語になるとは思いもしなかった。あの場面でゲイに目覚めたという話だったの?というか。そしてケヴィンの言う通り「お前がまさか」な展開である。かつて自分がイジメとなる原因を作った(そのように母親を追い込んだ)ヤクの売人になろうとは、たしかに“驚きの展開”以外の何物でもない。あっさり死んでるフアンはさておき、ケヴィンが自分を殴ったときは(被害を申告しなかったからだろうけど)何の咎めもなかったようなのに、テレルを椅子で殴りつけたら(たぶん初犯なのにテレルに被害届を出されて?)あっさり少年院に行くシャロン。黒人、イジメ、同性愛といった難しいテーマに取り組んだ意欲作なのかもしれないけれど、絶賛する気にはなれなかった。 【mohno】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-03-06 18:58:36) |
18.《ネタバレ》 静かな、きれいな映画だった。LGBTやゲイを汚いものを見るかのように見る人には必見だろう。 一人の黒人のゲイの人生を追った映画だったが、特に何も事件はない。 ただ普通の人と同じように思春期にちょっとしたことがあるだけだ。 後は同じだ。 差別などできるわけがないよ・・。 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-01-20 12:03:31) |
17.《ネタバレ》 2017年のアカデミー作品賞のテーマは黒人同性愛。黒人ゲイの計り知れない愛の人生を少年期、青年期、壮年期の三部構成で描く。壮年期のシャロンは見違えるほどのタフガイに。父親代わりのフアンと間違えるほどに。やっぱり黒人同士のゲイシーンは到底受け入れらんねえや。 【獅子-平常心】さん [映画館(字幕)] 5点(2018-01-15 23:41:56) |
16.《ネタバレ》 厳しい貧困の中に生きる、黒人で同性愛者の青年の半生を淡々と見つめたヒューマン・ドラマ。確かに良くできているとは思うのですが、話がこじんまりと纏まり過ぎていてなんか普通でした。アカデミー作品賞受賞ということで期待が高すぎたのかもしれません。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2018-01-09 19:48:17) |