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サマーフィルムにのって

[サマーフィルムニノッテ]
2020年上映時間:97分
平均点:7.10 / 10(Review 10人) (点数分布表示)
公開開始日(2021-08-06)
ドラマSFコメディ青春もの
新規登録(2021-08-30)【Yuki2Invy】さん
タイトル情報更新(2023-11-29)【にじばぶ】さん
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監督松本壮史
キャスト伊藤万理華(女優)ハダシ
金子大地(男優)凛太郎
河合優実(女優)ビート板
祷キララ(女優)ブルーハワイ
板橋駿谷(男優)ダディボーイ
小日向星一(男優)駒田
脚本松本壮史
撮影岩永洋
配給ハピネットファントム・スタジオ
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1
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10.《ネタバレ》 恐らく多くの映画監督がこれまでの自分の作品に対して、あそこはああすれば良かった的な悔いを残しているはずで、だからこそ主人公ハダシにはそんな思いをしてほしくなかったんだろうなー。彼女は強引なやり方で映画の結末を変える。タイムパラドックス回避のため形としては残せないが、未来へ帰る凛太郎に納得いくものを届けたいという強い思いだ。大好きな時代劇映画を作るため全力で駆け抜けた女子高生。主演・伊藤万理華の好演もあり、エネルギッシュかつ爽やかで楽しい映画に仕上がっている。
リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2022-09-13 20:12:53)
9.高評を目にし 鑑賞..とても残念な B級臭 漂う、いや 撒き散らしながら進行する~ B級映画..物語がひどい 台詞がひどい..そして 素人感まるだし! とてもプロの仕事とは思えない演出..期待ハズレ!!
コナンが一番さん [DVD(邦画)] 3点(2022-08-08 22:23:05)
8.《ネタバレ》 最初の方の制作にひたむきな監督はのところは良い、未来に映画がなくなるってしってグダグダしだすと失速、最後みんなで作った完成映画を途中で自分勝手に止めるところはなくて良い。
紫電さん [DVD(邦画)] 3点(2022-07-07 21:33:39)
7.《ネタバレ》 潔くない創作者は好きではないので、完成した映画のラストシーンを土壇場でストップしたハダシ監督については、確かにとんでもないヤツって、実は今も思っているんですけど、本当に彼女は切実なんですよ。好きな感じのコメディ映画が、むき出しに変調する。諸々過剰で、バランスを崩している。最後の殺陣に至っては、赤裸々にもほどがあるって、うっとうしいと思ってしまうクズなオレなんだけど、目の玉が熱くなってくる。こんな楽しい高校生活がワタシにもあれば良かったのにとも、でもやっぱりしんどかったよね、この頃って思い直したり。とにかく、胸掻きむしられる映画です。この監督は、しばらく追ってみたい。【追記】監督が、伊藤万理華を見つけたから撮り始めた映画じゃないか。逸材。【追記2】ワタシ、最後のはうっとおしいとも書きましたが、殺陣シーンのクオリティの高さがこの映画の背骨です。
なたねさん [DVD(邦画)] 8点(2022-06-19 15:11:08)(良:1票)
6.《ネタバレ》 何も言いますまい。

奇跡のラストに、ただ感涙、そして祝福の拍手。
トントさん [DVD(邦画)] 10点(2022-06-05 23:02:09)
5.《ネタバレ》 どこから見ても『時をかける少女』+『映像研には手を出すな』です。かの作品に対するオマージュを隠す気も無さそうです。また、映像研が商業アニメ製作のリアルを体現したシリアスな格闘技だとすれば、本作は真っ当な高校部活動の範疇であり「ものづくり」に対するガチさを物差しとするなら、さしずめ学生プロレスと言ったところでしょうか。だいぶヌルい。しかしプロレスにはプロレスの良さがあります。いいトコ取り、何でもあり。時かけの切なさ、映像研の産みの苦しみをブレンドした物語は注文どおりの面白さでしたし、クライマックスの破天荒ぶりには度肝を抜かれました。映像研の浅草氏なら(プロの映画監督なら)絶対にあんな展開は選びません。「ものづくり」のルールに反するから。しかしプロレスなら出来るのです。「何時だってやり直せる」が綺麗事ではなく現実に起きる奇跡を目の当たりにして涙が溢れました。未来人がタイムマシンでやってくるなら、ホウキくらい日本刀に変わるでしょう。どさくさに紛れて散々ディスってきたラブコメまで肯定してしまう力技もまさにプロレス的であります。消えて無くなるものに全力を尽くし、思いを繋げることで夢を託す。私たちが生きる意味は青春の中に詰まっています。
主演のハダシこと伊藤万理華さんが実に魅力的でした。少年っぽいというか、無垢なラランドサーヤというか、バカリズム的というか。まあめんこいこと。オタク魂が宿った一挙手一投足に釘付けで、ずっとニヤニヤしながら眺めてしまいました(特に曲がった口元がチャーミングで『キック・アス』のヒットガールや『女子―ズ』の桐谷さんのように美人が口を歪める様に個人的に弱いみたいです)。実写の浅草氏も彼女が適任なんじゃないかと。2代目水川あさみ?こと祷キララさんも『ファンファーレが鳴り響く』から更生したようで何より。もう一人の女監督(花鈴さん)も可愛かったなあ。そして忘れてならないのは影の主役・ダディボーイ役の板橋駿谷氏。熱演でした。実年齢30代半ばの老け顔高校生お見事でした。それにしてもブルーハワイとかビート板とか、ニックネームがもはやスパイ映画のコードネームのようです。
目隠シストさん [DVD(邦画)] 10点(2022-04-30 11:04:14)(良:1票)
4.《ネタバレ》 映画づくりがテーマというより、映画づくりが隠し味になっているジュブナイルもの、という感じを受けました。
そう考えると、ラスト、自分の作品を無かったことにして新たに演じるくだりも、「想いを伝えるための一手段」と感じられて納得ができました。
事実、そこ以外、というかそこでさえ、青春っていいよな、って思わせてくれるような部分がたくさんあり(夏休みのバイトや体育館で集まること、文化祭など)なんだかんだ楽しく観ることができました。
クリムゾン・キングさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2022-04-22 01:16:38)
3.映画作りに青春をかける物語という時点で映画ファンとしては面白くない訳が無いし、とにかく撮りたい映画を撮るために全力で突き進む感じは「映像研には手を出すな」を思わせるし、とにかく熱い内容だったし、思い切り青春だった。
とにかくこういう青春映画が観たかったという私の要望に合致していた。
キャラクターも皆個性的だし、変なあだ名が付いているのに説明が無いのも気になるし(パンフを読んで判明したが)、とにかくどのキャラクターも愛おしくて好き。
中でもやはり主人公のハダシのド直球で突っ走る感じが最高だ。
自分の撮りたかった映画の主役にぴったりな人物と映画館で運命的に出会いそのまま追いかけるくだりが最高だった。
走って走って川に飛び込んでまで追いかける。絶対に逃さないと決めたからだ。
「私の映画に出て!」
「あなたじゃないと撮らない」
なんて全力かつ真っ直ぐな台詞だろうか。
時代劇って斬る事が愛情表現だったんだなぁ。
好きだからあなたを斬る!
嗚呼これこそ正に青春映画だよなぁ。

とにかくこの映画が好きだ。
もう好きってしか言えない。
ヴレアさん [映画館(邦画)] 9点(2021-09-17 22:21:55)(良:1票)
2.《ネタバレ》  ひと夏の青春物語、いいわよね。映画製作に賭ける高校生たちの姿は楽しくって愛らしくて。夜の体育館のシーンなんかあまりに楽しそうに青春していてこちらは逆に泣けてきたわ。出演しているコたちみんな活き活きとスクリーンの中に生きていて。

 だけどラストシーンは監督とアタシとの間に「映画」に対する視点の大きな違いがある感じがして。
 映画は撮影した瞬間から過去のものになってゆくわよね。永遠に閉じ込められてゆく過去。となるとそれまで映画=過去に固執していた主人公も未来から来たカレに対しても否定とまではいかないけれど、それじゃダメって言ってる気がするの。今を生き、そして未来を生きろ、ってコトで最終的に映画を棄ててる、映画を棄てたところから始まるような感じ。実際アレは映画から完全に離れてとても演劇的な世界なワケだし。それまで映画によって紡がれてゆく生のカタチを描いていながら最後は演劇としてオチる、その思考はなんていうか、現場主義的みたいな?
 メインのコたちはともかく、あの場に「映画」を見に来ていた生徒達はアレで納得した、良かったのかしら? 本来は過去のモノとして完結しているハズの映画が止められて突如「今」がリアルに動き出す、それに置いてきぼりな感覚を受けなかったのかしら? アタシはモロに受けたのね。現場を生きてる、映画を生のモノとして感じてる人間からすればその感覚も理解可能なのかもしれないけれど、映画は出来上がったものが全てです、っていうアタシの視点からするとこれって激しい自己完結の物語に感じられちゃうのよね。そこに至って受け手はともかく送り手の自分は満足です、っていう。

 やり直しの効く若さ、それはいいのだけど、映画はそのための踏み台? ならばそれはもはや映画じゃない他の何か、って気がするのね。まあ現実の世の中にも特別編とかディレクターズカットとかあるけどね。
 コレって映画についての映画のように思えながら、映画を作る人についての映画なのね。その違いは大きいわ。そこに大いに引っかかって色々と考え悩んでしまったのだけど、でもそれはそれとしていい映画だと思ったのでこの点数。
あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 7点(2021-09-07 22:03:14)
1.《ネタバレ》 これ見よがしに「その辺にフツーに居そうな子」を集めたな、とゆーか、登場人物には総じて非常に身近なリアリティを第一には感じました(でも主演のコは元アイドルなのですね…)。ただ、本作は青春映画とは言っても全体的にはだいぶんコメディ寄りで、ソコを何とかするためとゆーかキャラクターの中身自体はかなり漫画チックとでも言うか、ごくコミカルに振ったキャラが大半を占めています(その意味では、中身はそんなにリアルでもないカモ、とも)。当然、少し重くなるシーンや色恋沙汰も含まれてはゆきますが、まずはどこまでも明るく楽しく(笑い通しで)観てゆけるという作品ではありますですね。

しかし、主演の伊藤万理華ちゃん演じる映画好き女子に関しては、ここには更に一段高度なリアリティというか、実に普遍的で切実な青春の物語を見て取れました。その意味では、彼女が志すのが映画監督という、それこそ確固たる「自我」の無ければ務まらない(ハズの)仕事だった、とゆーのは重要なポイント・アイデアだと思われます。この物語はシンプルな、人間が自分が何者であるかを見出す、という青春のお話だと思います。その観点からすると前述どおり、主人公に(少し人とは違っていながらも)実に明確な方向性・目的意識といった確かなアイデンティティがあるという点でのキャラ設定、そしてそれを具現化する彼女の演技も含めてかなり優れた表現だったと思いますし、テーマ性と物語(主人公のお話と主人公の「撮っている」お話、という二重構造の)を見事に整合させたラストの展開も中々好く出来ていたと思いました(ほんの少しだけは暑っ苦しい気もしますケドも)。うーん、これも爽やかで心地好いですね!良作です。
Yuki2Invyさん [映画館(邦画)] 7点(2021-08-30 22:34:39)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 10人
平均点数 7.10点
000.00%
100.00%
200.00%
3220.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7440.00%
8110.00%
9110.00%
10220.00%

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