16.《ネタバレ》 無口な男が恐怖のテーマパークに迷い込んでしまったのは偶然と思いきや、実は男は過去の犠牲者の身内で、その復讐の為に体を鍛え、お掃除ノウハウを叩きこみ、不気味な動物ロボを倒すためだけの入念なバトルプランを練って、この地に舞い降りた戦士だった・・・のかと思ったら、思いっきり外した。私の要らぬ邪推は本当に無意味なものでして、シンプルにホラーコメディでした。予想は大体外れますので、どんなものを見せられても大抵楽しむことが出来ます。 律儀に休憩をはさみながら黙々とお掃除をして、何やら怪しい敵が出てきても顔色一つ変えず戦う。綺麗になった場内はその返り血ならぬ返り機械油と、若者たちのおびただしい流血で再び汚れ、それをまた黙々と掃除して休憩をとる。見事敵を倒し、パークが綺麗になった時の達成感と言ったら!この男は一体何者なんだ?ってそんな事考えちゃいけません。邪推です。 【ちゃか】さん [インターネット(字幕)] 7点(2024-09-05 17:37:15) |
15.《ネタバレ》 スカッとケイジ。 作中結局台詞は無し。 声をきけるのはコーラを飲んだときのゲップだけ。(声なのか?) ピンボールしながらコーラ飲むニコラスケイジを堪能出来る珍しい映画でした。 内容?そんなもん野暮よ。 【悲喜こもごも】さん [インターネット(字幕)] 7点(2024-03-29 13:06:20) |
14.《ネタバレ》 『地元の人間が何も知らない観光客なんかを館に閉じ込めてそこに住む化物達のエサにする』と言ったよくあるテンプレ設定だが、今回閉じ込められた主人公がランボーやシュワちゃん並のタフガイ。 『館の清掃』と言う名目で閉じ込められた主人公を殺そうと襲い掛かってくるイカれたロボットを『掃除の邪魔をする迷惑者』程度の感覚で血祭りならるオイル祭りにしてガンガン返り討ちにする様はもはやホラーではなくただのアクション。 流石にこのままではまずいと思ったのか、主人公を助けて館を燃やそうとする青少年達が代わりに酷い目に合いますが、『怪しい物音に近付く』『集団から離れてこっそりいちゃつく』『逃げる時はバラバラに散る』等の『ホラー映画でやっちゃいけない事』をやるのだが、お前らここがヤバイ場所と知っていて何故をそれをやる?と突っ込み満載でもはやホラーテイストのギャグ。 ラスボスも僅かに善戦したが結局秒殺であっさり終了。 多少の善人の巻き添えもあったが元凶の人間達もみんないなくなったのでハッピーエンドかな? 構想は悪くなかったが、序盤の返り討ちにするノリ以降は尻すぼみで盛り上がりがイマイチだったのが残念。 ただオチとしてはアマプラで見ていたのですが、何故か終了後におススメされたのが『ドラゴンボール超スーパーヒーロー』だったのが面白かった。 【ムラン】さん [インターネット(吹替)] 6点(2024-03-03 03:57:24) |
13.一言も喋らず黙々と掃除と退治を繰り返すN・ケイジがイカす。 【TERU】さん [インターネット(字幕)] 4点(2024-02-13 21:04:42) |
12.こういう「何となく面白そうだけど、見たら期待外れに違いない」と思わせる映画には、どういう訳か大抵、ニコラス・ケイジが出演している。とまで言うのは言い過ぎですが、体感的にはそんな感じがあって。 「ニコラスケイジ映画にハズレ無し」と言い切る信念も無ければ義理もなくなった昨今ですが、彼が製作者としても名を連ねたこの作品は、一味違います。面白い! ほらやっぱり「ハズレ無し」だったね、と、何度騙されてもそう思わされてしまう、それがニコラスケイジ映画。 無口で小汚いオッサン役のニコラス・ケイジが、ひょんなことから、閉鎖された娯楽施設の宿直&清掃を任される。で、そこに展示されている機械仕掛けのゆるキャラどもが、なぜか襲い掛かってくる、というオハナシ。なぜ襲い掛かってくるのかもよくわからんし(これは一応、途中で理由が明かされるけれど、正直、どうでもよい内容)、さらにはなぜこのオッサンがこんなに強いのかもよくわからん(これは本当によくわからん)、そのよくわからなさが、間違いなくこの作品のスピード感に貢献しています。まずもって、この勢いが、いい。 展示されているキャラどもが部屋の奥に佇んでいて、動いているような動いていないような、いつ動き出すかわからんような、そういう不気味さを出しているのも、いい感じ。こいつら、主に動物のキャラなので、とにかくキャラ立ちしており、いざ動いて襲ってくるとそれぞれが個性的。これも素晴らしい。襲う側・襲われる側、斃す側・斃される側、どっちも応援したくなっちゃいます。 その中で、妙に強く、妙に律儀な主人公。この人が一番、規格外。 強いばかりでなく、汚れ切った施設をしっかり清掃する彼。映画の舞台となる施設が、彼の手によって掃き清められ、その光景は映画を通じて徐々に変化していく。こういう「変化」がまた、映画の魅力。ゆるキャラどもが斃されると何だか汚い油のようなものをまき散らすのだけど、それも含めてジャンジャン清掃し片づけていくこの主人公、まさに最強です。 満足度が高い作品で、すでに高評価のようですが、まだ現時点ではどなたも9点をつけておられないようなので、不肖、私めが、9点を。 【鱗歌】さん [インターネット(字幕)] 9点(2023-06-18 06:46:17) (良:2票) |
11.オーソドックスなホラー映画の中に異質な者をブチ込んだらどんな化学反応が起きるかといったような感じの映画。適度にホラーのお約束を入れつつもそんなものはお構い無しに粉砕していく主人公が非情に気持ち良い。風貌に反してなぜか仕事に対して異常なストイックさを持っているのが好感を持てるし応援したくなる味のあるキャラなのもナイス。リアリティーも凝った怪物の造形も皆無でしたが楽しいホラー映画で満足しました。 【映画大好きっ子】さん [インターネット(字幕)] 8点(2023-03-05 23:24:16) |
★10.《ネタバレ》 まず内容自体は少しレトロな…とゆーか、やや古臭いな~という様なホラーのお話にも思えます。で、大いにアクション寄りなホラー(コメディ)なのですケド、そのアクション自体は正直ソコまで大したこと無い…とゆーか、映像の出来自体が全体的にもやや平凡かな~と思いましたね。特に、その敵なる悪魔憑きロボットは8体も居るのですが基本ただひたすら素手でボッコボコに殴り倒すダケなので展開運びにバリエーションも欠いているかな、と。結論、兎にも角にも、主演があ~んな感じのニコラス・ケイジでなかったらモ~箸にも棒にも掛からない、という作品だとは思うのですよね。
ただ、その肝心なる彼のキャラクターの諸々のつくり込みと、またその諸々の演技(実技)のクオリティについては、コレもモ~率直にかなり好く出来ていた…とは思うのですよ(正直、ソレを観てゆくダケでそこそこ十分楽しめる…というモノだとも)。とは言え、個人的には終盤はちょっと飽きが来ていましたし、やっぱりワンランク上の映画を目指すのであれば主演のキャラのみならず何らか他にもクオリティを盛り込む…というコトは出来なかったのですかね?(コレだと単に紛うコト無きB級だ…というコトにしか…=ニコラス・ケイジが単にもはや紛うコト無きB級俳優だ…というコトにしか…)まあ、コレも個人的には音楽とかはちょっと凝ってたりして悪くなかったかもな…とか思ったりするのですケドね。 【Yuki2Invy】さん [インターネット(字幕)] 6点(2022-12-09 23:42:10) |
9.《ネタバレ》 お金に追われて来る仕事は断らないニコラス・ケイジ。近年は出演作のクオリティとともに俳優としての評価が迷走している感がありましたが、自ら製作を買って出てこんな素っ頓狂なB級ホラーを作ってしまうとは。大したもんです。個人的に彼への評価が爆上がりしました。 何しろまれにみるストーリーの内容の無さ。悪魔付きゆるキャラロボットVSケイジ、それのみです。これがケイジが一方的にバカ強いので決着は割とあっさりとつく。じゃあ一体何をもってこのバカ映画が良いのかというと、無言の男N・ケイジのキャラのシュールさに尽きます。 クソがつくほど真面目で潔癖症と思しきこの男、1人で片づけるなんて無理でしょレベルに荒れたテーマパーク内をせっせと掃除し、突然襲い来る人形らに一切ビビることなく、それどころか過剰なまでにぼっこぼこに打ち倒す。 女の子を援けもするけど、休憩時間を遵守する方が優先するという予想斜め上の性格。 もう話の後半になると、このエナドリとピンボール大好きな変なTシャツを着た中年のおっさんに魅入られてること請け合いです。ただし一部の人に限るけど。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2022-10-10 14:39:53) |
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8.《ネタバレ》 ニコラス、一言も喋らないなら、ギャラは無しだかんな わかったか あ、でも、これはきっと最後まで台詞は無しで喋らないパターンだなと思わせておきながら、まさかその裏切り行為でうめき声だけは発してしまっていたことについて審議をさせてもらった結果なんですが、 ニコラス君、君にはギャラどころか逆に罰金を些か払ってもらうことと決定したからな いいかね ちゃんと払っていってくれよな 手持ちのキャッシャが無いならウィリーズって所で働いてってもらうことになるからな いいか、わかったか あ、でも返事のハイはいらんよ なんせ、君は喋っちゃイケンという設定なんやから。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-09-27 18:43:54) (笑:1票) |
7.《ネタバレ》 ようこそウィリーズワンダーランドへ――。ここは夢と希望に満ち溢れた、イタチのウィリーとその仲間たちがお出迎えしてくれる夢の国。いつでも陽気な音楽が流れ、美味しいホットドックとコーラが君を楽しませてくれるぞ。ピンボールみたいな面白いゲームも盛りだくさん、時間が経つのも忘れて夢中になれること間違いなしだ。そして、君の誕生日には更なるサプライズ!!パパやママも巻き込んでの最高にハッピーなパーティーの開催だ。ワニのアーティ、妖精のサラ、カメレオンのキャミーなんて愉快な仲間たちも君を祝ってくれるぞ!!でもね、ちょっと待ってくれ。今、大人の事情で遊園地はお休み中なんだ。何があったの?なんて子供は聞いちゃダメダメ。大人になればそのうち分かってくるからね。でも、良い子のみんなは心配しなくて大丈夫!今、久しぶりのオープンに向けて、とびっきり優秀なお掃除スタッフが一晩掛けてピッカピカにしてるとこなんだ――。と言う訳で、そんな倒産した遊園地の清掃員として雇われたのは、毎度おなじみニコラス・ケイジさん。スタッフ専用のウィリーズTシャツを着て、もはや廃墟同然の夢の国を明日にも再開できるように一晩掛けて掃除するのが彼の仕事だ。そんな黙々と働く彼の背後に忍び寄る怪しい影が……。そう、ここのアニマルロボットたちには殺人鬼の霊が宿り、生きた人間を見ると見境なく襲ってくるのだ!!果たしてニコジーは殺人ロボットの妨害に負けず、無事にお掃除を完了できるのか?というお話。いや、何なんですか、これ(笑)。久々にきましたね、こんなぶっ飛んだ映画。まさか、ニコラス・ケイジが最後まで一言も喋らないなんて!彼の長いキャリアでも初なんじゃないかな。そんな無言のニコジーがひたすら掃除してひたすらアニマルロボットと戦ってたまに休憩中にエナジードリンク飲んでピンボールを楽しむ…。本当にたったそれだけなのになんでこんな面白いんでしょう!明らかに着ぐるみなのに、これをアニマルロボットだと言い張る強引さ(妖精なんて仮面付けた単なる人間じゃん!笑)もバカバカしすぎて大変グッド。そんなロボットをひたすらボコボコにするニコジーも負けず劣らず変なのも良いですね~。時間になったらどれだけ敵が暴れていようが休憩してドリンク片手にピンボールって、この監督、どんな頭しとんねん。途中参加してくる地元の不良グループもアホアホすぎてサイコーでした。特に、何処でも発情しちゃう巨乳のビッチおねーちゃん。文字通り昇天したいがためにエッチしちゃったとしか思えません。んで、最後はグラサンでキメた無言のニコジーとヒロインが何故かくっついて荒野へと旅立って終わり。いやー、清々しいほどに中身がないですね~~~。と、もはや何もかもがぶっ飛びすぎててサイコーに面白かったです。ニコラスさんの映画はたまにこういうのが来るから止められないのよね。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 8点(2022-09-16 07:11:23) (良:1票) |
6.俺にはあんまりハマらなかったな。もっと派手にやり合ってくれればいいのに、止まってるウィリーと睨み合う時間とか無駄じゃね?お互い先手必勝でぶちかまさないと。 【センブリーヌ】さん [インターネット(吹替)] 6点(2022-08-16 01:13:53) |
5.吹き替え版で観たのですが、いつもの大塚明夫の声でしゃべるかと思いきや、まさかのセリフ無し笑 そして劇中一番チートなのは、どうみても最低で半日はかかるような掃除を20分や30分で終わらせていく主人公のお掃除能力です。 【あばれて万歳】さん [インターネット(吹替)] 7点(2022-08-11 23:53:09) (笑:1票) |
4.《ネタバレ》 王道B級ホラー映画の登場人物に不条理アクションヒーローが紛れ込んだら。 というコメディ映画。 主人公のニコラスゲイジが黙々と廃墟となったテーマパークを掃除しながら 悪霊の乗り移ったロボットを撲殺していく。 なんか漫画とかでありそうな内容を真面目に作った感じ。 回りの人達はありがちな死亡フラグを立ててお約束通り殺されていく。 面白かった。 【Dry-man】さん [インターネット(吹替)] 8点(2022-08-11 01:38:25) |
3.《ネタバレ》 ヤバい、ヤバい、ヤバい、ニコラス・ケイジがとにかくヤバいんです。なんせ彼の映画人生でもたぶん初だと思うけど全編で一言もセリフなし、数か所で唸り声を漏らすだけ。『ドライブ・アングリー』や『ゴースト・ライダー』のときのような風貌のキャラで黒づくめのグラサン・髭面・革ジャン姿できめているのに、サイコキラーの霊が支配する廃テーマパークに閉じ込められるとキャラクター・デザインのTシャツに着替えて真面目に清掃に励む。タイマーが鳴ると悪霊と対峙していても必ず冷蔵庫の缶ドリンクを一本飲み干してなぜかピンボール・マシーンで遊ぶ。悪霊が憑依したイタチやカメやワニのキャラクター・ロボットと死闘を繰り広げるわけですが、こいつらがみなほぼ秒殺、というかニコジーが異様に強すぎです。その倒し方もほぼ“惨殺”というレベルで、返り血ならぬ返りオイルを浴びてドロドロになるニコジー、でもそのあとはきちんとTシャツを着替えるところがなんか可笑しい。最後までこの男の素性は不明のまま映画は幕を閉じるのですが、こういう不条理極まりないストーリーは好きです。なかなか有能な清掃員でした。この呪われたテーマパークと因縁があるヒロインがニコジーと絡むわけですが、彼女が連れてきた若造たちがあまりに死亡フラグを立てすぎでもう笑うしかない。中には怖い目に遭ってる最中にエッチし始めるカップルまでいるんですけど、あまりにホラー映画の定番通りでなんか微笑ましい。 ここ10年に借金返済のため山のような数のB級作品出まくっていた彼のフィルモグラフィ中でも、出色の出来なんじゃないでしょうか。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2022-08-10 21:41:06) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 これは最高の娯楽作品ですね。ニコラス・ケイジが最高にハマってます。人を殺すイカれたテーマパークvsニコラス・ケイジだ。魔物への生贄として雇ったのに猛烈な強さでぶちのめす、ぶちのめす。しかも最初から最後まで全くの無口。プロの清掃に徹し定期的に休憩、エナジードリンク、ピンボール、掃除再開をこなすところも良い。面白かったです。 【ぴのづか】さん [インターネット(吹替)] 8点(2022-07-26 20:49:33) |
1.《ネタバレ》 予備知識なしで鑑賞。オープニングロールから一瞬目を離した隙に「主演ニコラス・ケイジ」を見落としてしまい、結構物語が進むまで「よく似た俳優を起用したもんだ」的に理解してしまいました。サングラスに髭面、台詞はほぼ皆無。なかなか御本人だということに確信が持てなかった訳で、ニコラスファンの皆様御免なさい。 で、肝心の作品内容ですが、賛否両論があるのも解るような気がします。そもそもホラーなのかコメディなのか、カテゴリだけでも意見が分かれそうです。 冒頭からニコラスさん演じる謎のドライバー(ツーリスト?)がパークに閉じ込められるまでは悪魔系ホラーかなと思えるのですが、彼の極めて真面目に極めて丁寧に清掃をする姿で何となく可笑しみが感じられ始め、呪われたアニマルロボットをあっさりぶっ壊すキレっぷりに笑いが漏れ、彼が大量に所持するエナジードリンクを定時に飲み干す姿で大笑い。その段階で、これってコメディ?と思うに至ります。 そして、その段階でこの作品がニコラスさんありきの作品なんだなと、改めて知る訳で、彼がクールに謎めいて登場すれば何やら不穏な雰囲気、カードやATMが使えないことに文句ひとつ言わず清掃を請け負うところで何者?という疑問、ロボットをタコ殴りして破壊しつつ規則正しく栄養ドリンク飲みながらピンボールに熱中するイカレっぷりに妙に納得。 死亡フラグを掲げて登場する若者たちはともかくとして、惨事からの生き残りの少女リヴや強面の女性保安官ルンドなど、曲者系の脇役などお構いなしにニコラス劇場が展開します。 という訳で、理屈抜きにハマってしまいました。面白いです。個人的に大いにツボだったので8点献上します。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-07-25 12:09:02) (良:1票) |