★9.《ネタバレ》 女ロビンソン・クルーソーのフリーダムでプライスレスなニート生活をひたすら淡々と描く映画。映像としても相当風変わりでストーリーも希薄な作品のため、言っちゃあ玄人好みな珍作ぎみなのは否めないが、テーマ面も映像面も決して諸外国の高水準アート系映画に引けを取るものではなく、優れた芸術性を帯びた作品だと言える。
人生って結局は孤独で、自由に、やりたいように生きて、最後は所詮消えて無くなるだけ、誰も皆気付かぬうちにそーいう風に自分の命を使っている(浪費している)のだとも思う(なんか結構共感してしまった)。妻子でも持っちゃえば変わるのかとは思うけど。 【Yuki2Invy】さん [映画館(邦画)] 7点(2019-11-23 01:59:27) |
8.廃墟好きには堪らない作品。 調べて分かったが、舞台になっているこの廃墟、杉並区の蚕糸工場跡地のようだ。 この場所をロケ地に選んだ時点で、既に映画として成り立つ、そういう意味ではロケ地選びの勝利。 内容はほぼゼロに等しいが、この舞台を活かすという意味で、余計なストーリーは要らないのかもしれない。 主演の女性が、これまたキモい。 これは映像として堪えうるものではない。 カルト的な味わいを出す上では意味があったかもしれないが、個人的にはNG。 【にじばぶ】さん [DVD(邦画)] 5点(2016-06-30 01:08:44) |
7.《ネタバレ》 スピッツの「ロビンソン」が好きで、名前の由来のひとつに草野さんがこの映画が好きでタイトルをとったという説があって見ました(本当はロビンソンデパートの名前からと言う説が多いみたい)。セックス、マリファナ、幻覚、無軌道、万引と、この手の映画におきまりの題材がてんこ盛りです。なにかと苦手なシチュエーションが多くて、むかし観たとしたら、たぶんかなり点数が低かったと思いますが、廃墟の地下の猫のシーン、大きな木に耳を当てるシーンなど印象的な映像も多かったです。いま見ると東京の街が80年代後半には、まるで見えなくて不思議な感じもしました。ある年代の人や、その年代のインディーズが好きな人には江戸アケミや町田町蔵、田口トモロヲなどが出ているので、それだけでも楽しめるかもしれないです。 【omut】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-09-18 06:11:10) |
6.ビデオで見てから5年以上経つけど、あの映像の印象が未だに脳に焼き付いている。話の内容はちっともわからんかったのに。ある意味凄い。また見たい作品。 【KING】さん 7点(2004-06-11 06:42:08) |
5.とにかく、たまらなかった作品。町蔵の歌が頭からはなれず。悩まされました。ギズムが出てるのも一見。 【ヤギ】さん 9点(2003-06-24 04:41:36) |
4.日本の映画で一番好きな作品。ひとりで見たい。いろいろな廃虚で撮影されたらしいけど、そんな事考えられないくらい、独特な世界観が漂っている。 【丸子】さん 9点(2003-05-03 01:34:19) |
3.最初見たときは??だったが、何故かすごく印象に残る映画なんだよな。毎年夏は何故か見てしまう。映像美と淡々と流れるストーリーにボーっと見てると軽いトリップ状態になります。これの町田町蔵しぶい! 【MxX】さん 7点(2003-04-15 18:46:59) |
2.気が触れてしまったのか・・夜、あんなに踊ってるシーン「不快だ」というカテゴリで心に10年近く残っております。 |
【死亀隆信】さん 2点(2002-03-31 21:20:52) |