地獄の謝肉祭のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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地獄の謝肉祭

[ジゴクノシャニクサイ]
Cannibal Apocalypse
(Apocalypse domani)
1980年スペイン上映時間:98分
平均点:4.11 / 10(Review 9人) (点数分布表示)
ホラーSF
新規登録(2003-10-27)【カズゥー柔術】さん
タイトル情報更新(2022-07-12)【M・R・サイケデリコン】さん
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監督アンソニー・M・ドーソン〔監督〕
キャストジョン・サクソン(男優)ノーマン・ホッパー
原作ダルダーノ・サケッティ(原案)
脚本ダルダーノ・サケッティ
アンソニー・M・ドーソン〔監督〕
配給日本ヘラルド
特殊メイクジャンネット・デ・ロッシ
特撮ジャンネット・デ・ロッシ(特殊効果)
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1
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9.80年代の緩い音楽がこれまた懐かしい。ゾンビではなく感染病という食人鬼。人肉を食べたい葛藤をもっと混ぜるべきだよ。渋い顔のおっさんが齧りついても盛りあがらない。
真尋さん [インターネット(字幕)] 4点(2023-09-24 16:36:26)
8.《ネタバレ》 原題がApocalypse domaniってんだから、Apocalypse now(『地獄の黙示録』)のパロディな訳ですな。内容的には『ゾンビ』の後続作品(百貨店めいたところを舞台にしたり、暴走族めいたヤツをそこに登場させたり、わざわざ似せてないか?)ですが、ロメロ3部作がnight, dawn, dayと時系列を進んだように、こちらもnow→domani(明日)と来たもんだ。なかなかよく考えている、のか、全然考えてないのか。
という訳で、地獄の黙示録の次の段階、というのはつまり、ベトナム帰還兵のオハナシ。その点では『ランボー』の後続作品、と言いたいところですが残念ながら(?)、こちらの方が先に作られていたのでした。
ベトナムで捕虜になった兵士が、人を食い殺したくなる謎の伝染病にかかって、噛まれた人にもそれが感染していく。その後、彼らが復員したアメリカの片田舎の町で、騒ぎが広がっていく、という趣向。戦争の後遺症を比喩的に表現した、と言って言えなくもないけれど、だとすればいささか不謹慎な気もするし、他者に感染していくというのもピンとこない。ま、きっと、ゾンビ映画の流行に乗っかってみました、という以上の意味は無いんでしょう。ただしこちらは死体ではなく、あくまで病気に感染した生身の人間。言動に異常なところはあれど、普通にしゃべるし、撃たれりゃ普通に死にます。主人公もこの病気にかかっており、人に噛みつきたくなってしまう自分自身との葛藤がある。しかし、隣の若いオネーチャンとイチャイチャしたのを、例の噛みつきたくなる症状が出たんだ、と言うのは、それは言い訳にならんでしょ(笑)。それは普通に、浮気です。はい。
それはともかく、終盤は、感染した4人が地下の下水道を逃げるサバイバルとなります。これが大してオモシロくない。彼らを追い詰める側は、なぜか火炎放射器を持ってたりして(んなアホな)、ネズミがうごめく下水道において戦場が再現され、元兵士たちが追い詰められていく。けれど、もともと劇中でほぼモンスター扱いの彼らには、何ら同情を引く要素があるでなし、何を考えているのか、どこまで正常な思考が保てているのかもよくわからず(これは主人公も同様)、追跡劇が盛り上がりません。むしろ、撮影でネズミが本当に焼き殺されているんじゃないか、ってなことの方が気になっちゃう。正確に言うと、撮影でネズミが本当に殺されてるんじゃないかと気になる人がいるんじゃないか、ということが気になってしまう・・・。
血塗れ残酷シーンは、さすがイタリアだけあって、なかなか盛大にやってくれてますが、これも例によって、残酷というよりは何だかバッチイなあ、という印象。
そんでもって、あと、音楽がいかにも不釣り合いで、気が抜けます。ゾンビ映画たるもの、ノリのいい音楽使わないといけない、みたいな思い込みでもあるんですかねえ。ノリさえよければどんな音楽でもいい訳ではないと思うのですが。
総合すると、珍品度がそれなりに高く、希少価値はあると思いました。いやあ、希少価値って、便利な言葉ですねえ。
鱗歌さん [インターネット(字幕)] 3点(2023-09-17 10:02:06)
7.《ネタバレ》 まあ年代的にも内容的にも、コレも数年遡るコト1978年の『ゾンビ』の亜種だと言っても(最早)好い作品でしょう。アレンジのアイデアとしては今ではもう凡そ出て来ない様な感じでもあるか、とは思いますが、ただソコで「人を喰う」という属性が「伝染」していくというエッセンスを抽出し、コレにベトナム戦争(帰還兵)の要素をミックスする…というメインの部分自体は、個人的には決して悪いモンでもないかな、とは思うのですよ。特にロメロ・ゾンビの設定が非常に高度に一般化した現在では、むしろ却って「一風変わった」というオツな感覚も味わえる様になったかとすら思いますし、実際にも今作ではその感染状況が爆発的なコトにはなってゆかず、どーにか局所的な対応で押さえ込めそう…というトコロからの裏をかいたオチの感じとかを見ても、やはり多分にゾンビ映画的ではありつつも一方で少なからず異な質感でもあるのは大いに確かで、その面に関しては個人的にはまずまず楽しめたかな…とも思ったのですよね。

しかし、全体的にホラー・スリラーとしては単純にどーにも上出来とは言い難い作品なのもまた確かだと思うのですよね。その人喰い属性の実際の「症状+発現形式」とゆーのがどーにもご都合主義だったり、その「起源」といった部分の整合性が考慮されていなかったり、といったウィークポイントも確かにそーだとは思うのですが、そもそももう少し単純な側面としてまず感染者たちの見た目・振舞いがさも通常の人間と変わらない、とゆーのがホラーとして(ゾンビ映画と比較すると)大いにマイナスな点だと思ったりします。ジョン・サクソンなんて終始ごくシブいイケメン面をキメているダケですし、もうチョイ狂気や恐ろしさ・おぞましさを目に見える形で表現してくれないと単なるならず者集団にも見えてまうぜ…とでも言いましょーかね(そーなるともうジャンルが違う、と)。

あとはコレも単純に、アクション系のホラーとしては今作は実に致命的にテンポが悪いっすね。特に中盤のホームセンターでの発砲騒ぎのシーン&オーラスの下水道でのくだりがシンプルに尺的にも長すぎるかな、と。言いたかないすケド正直、コレは(コレも単純に)監督・脚本の力量不足でしかないかな、と思いますですね(同一人物なのは分かった上でゆーてますケドも)。
Yuki2Invyさん [インターネット(字幕)] 4点(2022-08-31 21:04:13)
6.《ネタバレ》 別に全然悪くないんですよ。後半1時間ぐらいから始まる中途半端な人肉かじりつきやゾンビをパクったかのような原因不明のカニバリズム伝染をイタリアらしいグロさがたっぷりで出てくるので下手なホラーより全然マシだしネズミを容赦なく殺すのも「ラッツ」同様イタリアらしい。友も救いたいけど自分もやべえどうなってんだこれの狭間で揺れるジョン・サクソンの顔芸も妙にハマってるような。ただ元をたどればベトナムに人肉病自体の病原菌自体があったのかどうかも不明だし食っただけでなんで人肉病が伝染するのかがよくわからないし、人によって食いたいという症状が出てくるのがすんげえランダムすぎるのが難点ですが手堅くまとめてるかなーという感じ。まあそんな「病気」なので解決するわけないけど個人的にはまあまあ楽しめました。
M・R・サイケデリコンさん [インターネット(字幕)] 6点(2022-07-05 23:37:36)
5.一応ホラーなのかもしれないが、とにかく全てが投げやり。
アクションといい音楽といいゆるゆる過ぎて思わず笑ってしまう。
この頃のイタリアの娯楽映画は総じてクセになるような妙な味があるからやめられない。
勿論普通の人が見たら「途中で寝る」、「途中でやめる」、「ブチ切れる」のどれかだろうが・・・
J.J.フォーラムさん [ビデオ(字幕)] 3点(2011-08-10 22:20:31)
4.いやー、特典映像のインタビューには笑った笑った。ドーソン監督は、この映画が自分のベストワークだと誇らしげに語っていた。「タランティーノが好きだと言ってくれたんだよ」とか言っちゃって。この映画が最高の仕事だというのは実に悲しい。主演のサクソンは、「脚本がすばらしいから出演を決めた」的なことを言っていたけど、あまり出演シーンのことを覚えていないのか、話が映画と食い違う。と思ったら「実はこの映画まだ見たことないんだよ」だってよ。サクソンの部下役のジョン・モーゲンに至っては、インタビューの冒頭が「あの脚本は最低だった」だと。このインタビューは、本編よりもおもしろくて、腹を抱えて笑いっぱなしだった。ジョン・モーゲンの奥深い人間性と、サクソンの適当な性格、そしてドーソン監督のノーテンキパワーに触れることができる貴重な映像を見逃してはならない!
センブリーヌさん [DVD(字幕)] 5点(2007-12-14 03:27:50)
3.噛まれたりひっかかれたりすると、人肉を食べるとゆう行為が伝染する。しかも彼らにはなぜか仲間意識がある。しかも前と同じ人間としての意識はある。つまり完全には狂っていない。ちょこっとおかしーだけ。しかもちょっと反社会的になる。さらに主人公だけは発病が異常に遅いうえに、全ての発病時期が同じ。とゆうまったく不自然な病状のため、多くの人のうけは悪い映画。さらに、古い映画なので、今の時代に観ると、かったるく感じる人もいると思う。でも、俺はそんなに悪くなかった。病気の広がりがグローバルに描かれず、あくまで主役の周りだけでお話が進行するので、いまいち盛り上がりにかけ、コジンマリした映画だが、主人公がこの病気?に犯されて、少しづつおかしくなっていくとゆう映画として観れば、それなりの怖さと悲しさがある。説明できない病状も、ゾンビがなぜ動くのか説明できないのと同じで不気味であるし、映像も冒頭の戦争シーンも意外とよくできてるし、風穴あいた人体からの撮影などのこったカメラワークなんかもあるあし。まー、ほんもののネズミが燃えるシーンはどーかと思うけど、ストーリーも冒頭30分以内に事件を起こすなど、退屈させない工夫もされてる。ベトナム帰還兵を題材にした反モラルな内容だけに良識ある人には絶対オススメしませんけど、あくまでホラーとして観たなら、ヘンテコな映画ゆえにそれなりに退屈はしなかった。謝肉祭とゆうほど町に人肉を食う人々が蔓延しないどころか、人肉を食べるグロシーンが少ないのでそのへんを期待すると物足りないとは思うけど
なにわ君さん [ビデオ(字幕)] 5点(2007-02-13 16:28:49)
2.テンポが悪い。この手の映画でそれは致命的でしょう。
新井さん 3点(2004-05-02 12:30:11)
1.公開当時、TVで予告見た時はもー観たくて観たくてたまりませんでした。だって”ベトナム戦争”プラス”カニバリズム”ですよ。だからどうしたと言われれば返す言葉もないのですが、とにかく観れることになった時はメチャ嬉しかったですよ。で感想は・・・まあまあでした。だいたい”ベトナムで人肉を食べたのが忘れられず帰還してからも人肉を求める”ってなら良いとして、それが”感染”していくのはよう判らんしね。まーこの手の作品にはその辺突っ込んでも仕方ないんだけど。それにしてもジョン・サクソンってB級ばっか出てるなあ。
カズゥー柔術さん 4点(2003-10-28 11:35:37)
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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 4.11点
000.00%
100.00%
200.00%
3333.33%
4333.33%
5222.22%
6111.11%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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