1.ゴードンとコムズって、なんかいつもつるんでるような気がするんですが…大ゲテモノ大会をやらかした初監督作品の「ZOMBIO/死霊のしたたり」よりは大人しめで、「ドールズ」のようなオカルトみたいな作りで、魔女のような老婆が蝋燭を持って薄気味悪い地下に降りていくところで、ゴードンにしては、ちゃんとホラーに取り組んでるな、と思ったものの、その後いきなり怪物の姿(というか正体)が映し出されたときは「あぁ、やっぱり真面目なものを期待した俺が馬鹿だった…」と思ってしまいました。せっかく設定とかは良かったのに、ちょっと怪物(ジョルジョっていう名前)を出すタイミングに失敗してると思います。それと、実はこれもラヴクラフトが原作(ほんの少しだけらしい)なんだそうですが、死霊のしたたりといいフロム・ビヨンドといいこの人って本当にラヴクラフトが好きなんですね(笑)