6.《ネタバレ》 前提知識一切なしで見始めたから、1/3くらい見てさっぱり意味がわからなかった。解説サイトをネタバレしない程度に読んで理解が追いついてから続きを見て「純愛だねー」なんて思いながら見てたけど、最終的にはホラーだった。娘の方は短期間に何度も生まれ変わっていて完全に累ヶ淵だ。嫁の方は愛ではなく執着を感じた。夜中に見終わった時に心底ゾッとした。原作はどんな終わり方をするのだろうか。 【センブリーヌ】さん [インターネット(邦画)] 6点(2024-06-12 15:04:25) |
5.《ネタバレ》 生まれ変わりをテーマに、愛する人を求めて時を越えて生き続けるある男女を描いたラブストーリー。直木賞を受賞した原作は既読済み。原作を読み終わった自分の率直な感想は、「これって男の気持ち悪~い妄想をなんとも気持ち悪~~く描いた、いい意味で気持ちの悪~~~い小説だな」というものでした。ホント気持ち悪い読後感に包まれながら、でもこの気持ち悪さ、けっこう好きかもなんて思ったり。そう感じたのは自分だけなのかなと後日直木賞の選評を読んでみたら、選考委員の東野圭吾さんが「読みながら自分はずっと気味の悪い話としか思えなかったのだが、作者自身も恐らく気味の悪い小説を書こうとしてこうなったのだから、本作は成功しているのだろう」という趣旨のことを書いておられていたく共感した思い出が。で、そんな気持ちの悪い小説を映画化したという本作。これが原作通りの、男の気持ち悪~い妄想を気持ち悪~~く映像化したいい意味で気持ちの悪~~~い映画でありました。男なら、恋愛絶頂期に誰もが彼女や嫁に言われたことがあるだろうこんなセリフ、「生まれ変わってもまたあなたを探して一緒になるわ」「もし私が死んでもいつまでも私のこと忘れないでね」「あなたとのこの恋は運命だったのかも」。何気なく言っただろう女性のそんな言葉を、男はいつまでもずっと憶えていたりする哀しい生き物。女性からすれば「アホちゃう?冷静に考えたらもっとええ男探すわ」と失笑されそうな、そんな男のナルシズムを前面に押し出した物語はイタさ爆発だけど、ここまで徹底的にやられちゃうともはや究極の純愛に思えてしまう。複雑な時間軸や多岐にわたる人間関係、生まれ変わりという難しいテーマを数々の技巧を駆使してここまで破綻なく描いた情熱は特筆に値します。ただ、この監督、本気でこれを美談だと思って映像化してるんじゃないの?と思えるようなクサいシーンが多すぎて自分はちょっと冷めてしまったのが残念。あと、主役を演じた大泉洋が軽すぎてミスキャストのようにも思う。ここらへんは純粋に好みの問題だけど、まぁ良かったんじゃないでしょうか。以下ネタバレ。最後に再会を果たした明と瑠璃。一見、相思相愛の2人がようやく出会えたハッピーエンドのようだけど、現実は40越えたおっさんと9歳の女の子……。いや、これって完全なる犯罪だよね…(笑)。そこをあくまで幸せな結末のように描いた原作の気持ち悪さは最後まで徹底してました。興味ある方はぜひ御一読を。 【かたゆき】さん [DVD(邦画)] 6点(2024-04-06 10:00:29) |
4.《ネタバレ》 もう泣けて泣けて・・ 一言で言うと、この世は愛に包まれてる・・ 柴咲コウ、綺麗になったぁ!誰、この美人、って思ってたら・・ 話は、あだち充と藤子F不二雄を足したような話で・・ 泣けます! 【トント】さん [DVD(邦画)] 7点(2023-10-29 21:29:24) |
★3.《ネタバレ》 コレはファンタジーですか、それともホラー映画ですか? 瑠璃の生まれ変わりは二人も現れる、恐ろしや〜。何回も生まれ変わる程たいそうなエピソードでもない様な気がするが・・。 そして正木は二人も同じ様な事故を誘発、コレはまさに死神やな。 こんなあちこち身の回りに生まれ変わりが現れたら混乱するな(笑) 正直、ネタバレした後半は退屈極まりなかった。 【とれびやん】さん [インターネット(邦画)] 4点(2023-07-30 14:20:36) |
2.1回見ただけでは、理解出来ませんでした。。。そもそも「生まれ変わる」というコンセプトが非現実的すぎて、小説なら良いのかもしれませんが、映像では無理がありますね。大泉洋と田中圭の演技は良かったです。機会があればもう一度見てみます。。。 【みるちゃん】さん [DVD(邦画)] 5点(2023-05-02 07:42:18) |
1.映画化と主要キャストが発表されたとき、これは観たいと思った。そして公開日を楽しみに待っている間、だんだん原作にも興味が湧いてきて、この際読んでみることにした。感想は「まあまあ」、直木賞受賞作になんてこと言うんだって話だけど、感じ方は人それぞれだから仕方ないね。で、その本を映像化したものを観た感想はやはり「まあまあ」に落ち着いた。説得力の乏しさか、あるいは小山内さんもツッコんでたように今さら三角と会えたからってどうなるんだという虚しさもあったかもしれない。ちなみに原作では「まだ7歳の娘が建設会社の部長を本気で追いかけまわす。たぶんほっとけばセックスだってしてしまう」という恐ろしいセリフもあって、ホラーと評する人が多いのも分かる。面白さだけでいえば正木竜之介を主人公に据える手もあったと思うが、そうはしなかった。目黒くんのファンやらが観にいくのは全然いいと思うけど、そうじゃない人には特別おすすめはしません。 【リーム555】さん [映画館(邦画)] 6点(2022-12-02 23:53:00) |