126.《ネタバレ》 ケンシロウの肉体が現れた瞬間に「ああ、もうダメだ」と思いました。
そして彼の表情を見た瞬間、もう気分は撃沈です。
物語の見せ場であろう“偉大な宿命”みたいなものは感じなかったです。“血で血を洗う伝承者争い”もありません。「友」も描かれていません。
シンが師承を銃殺する場面とか、全然わかってないですねぇ(僕も分かってないけど)。
シンはケンシロウが「友」と呼んだ男ですから、あんなクソな事はしないと思うのです(あれはジャギのやりかたです)。
バットは酷いブ男です!タコかと思いましたよ!最低です、、、。
リンも天帝の娘ですから本来は神のような高貴な存在なんですが、、、。
だからバットにはショタ系のヤンチャ少年を、そしてリンには絶世の美少女を起用するべきだったでしょう。
ケンシロウの「ユリア~」という弱々しい●モっぽい叫び声は何なのでしょう?泣きそうじゃないですか。とても弱弱しい絶叫です。
そして「お前はもう死んでいる」と言った時の、フフン♪と得意気な、ちょっと嬉しそうな表情は何なんでしょうか(まあ、僕の気のせいですね)?
シンの「ユリア」が「ジュリア」になってるじゃねぇか!
シンの役やった人は“ユダ”に似ていると思います。
B級なんてもんじゃありませんが(G級位かと)、町の荒廃した雰囲気はB級っぽくて良かったです。
全体的に汚くて臭そうです(とくにバットが)。
バットを勝手に殺しちゃいました。バットは死ぬときも汚かったです。
デブのジャッカルさまが良い感じに声を張り上げておりました。
って、ただ拳法アクションを撮りたかっただけじゃん!、、、北斗神拳じゃねぇし。
まあそれでもアクションはなかなか魅せる部分もあるかも。
雰囲気作りも頑張っているようですし。肖像画で独裁者っぽさを演出したりと、美術等は頑張っていたような印象です。
悪党が村人を襲う場面での暴力シーンはちょっと良く描けていたと僕は思います。クソですけど!
大人気コミックの映画化なんてこんなモンなんです。