★151.爆弾処理で大切なことは? 死なないことです。 そりゃそうだ。 【TERU】さん [地上波(吹替)] 3点(2024-07-19 22:08:54) |
150. 「疑似ドキュメンタリー」と言えるような演出で戦場の実相を描写。手持ちカメラの撮影は臨場感を増し、極度の緊迫感の中で繰り広げられる映像の数々が観る者を惹きつける。 リアリズムを追求し、写実的な戦場描写に徹した演出は説得力を持つが、人間の物語は置いてけぼり。その点は物足りなさが残る。 【風小僧】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-04-03 14:43:18) |
149.《ネタバレ》 戦争は麻薬のようなもの。 大人になると楽しみは少なくなる。俺の場合、楽しみは1つだ。 そういって戦場に出る主人公の心境が虚しい。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-02-16 17:59:06) |
148.偶然に録画して、なんとなく見たのが幸運だった。 最初、これは映画ではなくドキュメンタリーかと思って、爆弾解除のシーンにドキドキしてしまった。 途中で映画だということに気づいたことは気づいたが、その後も没入感が続き、自分がもしその場にいたら、この状況に耐えられるだろうか、と常に主人公目線に置き換えて視聴した。 映画でこんなに緊張したのは初めてなので、あえて満点を。 【チェブ大王】さん [地上波(吹替)] 10点(2018-04-15 16:02:06) |
147.《ネタバレ》 主人公が「定年まで勤め上げて晴れて自由の身になったけど、家にいてもやることがなく奥さんに邪魔者扱いされる。ああ、こんなことなら仕事してた時のほうがよっぽどよかった」っていう、よくいるリタイア後のサラリーマンとダブって見える。戦争映画というより自分の中での仕事のウェイト(生きがい、存在価値)と、それを家庭と天秤にかけたときあなたはどうしますか…ってことを考えさせる映画なんじゃないのコレ。 戦場に嫌気がさしたサンボーンが息子が欲しいというシーンとか、爆弾を体に巻き付けられた男が家族のことを延々しゃべって命乞いしてるシーンなど、振り返ってみると「家族」というキーワードがあちこちで見られたように思える。主人公自体も、任期が終わって家に帰れば優しい夫や父親をちゃんとやれてるし、奥さんを侮辱されたらブチ切れるなど、家族に対して確かな愛情を持っていることは見受けられる。でも仕事とどちらを選ぶかとなると話は別。仕事場が戦場で死の危険がついて回る爆弾処理という仕事をしているから異常に見えるだけで、こういう人は割とどこにでもいるんじゃないか。金型職人とか調理師を主役にしても同じような話は作れたと思う(面白いかどうかは知らない)。 「仕事」っていう視点でみて面白かったのは、人間爆弾発見後に主人公のすることが何もかもうまくいかなくなるくだり。私もおぼえがあるけど、いい仕事ができる時って心の中は無、頭と体が勝手に動いて適切な行動をとってくれるような感覚がある。「お客様に最高の商品を」とか高尚なこと考えちゃうと100点満点中60点の仕事を量産することになってしまう。物語後半はあるあるネタとして楽しませていただきました。 【池田屋DIY】さん [DVD(字幕)] 8点(2017-07-19 08:09:42) (良:1票) |
146.生と死の狭間で仕事を全うするジェームズがカッコイイ。緊迫感溢れる刹那の一瞬。平然と爆弾処理の任務をこなす彼には過去の経験と夥しい爆撃の傷があるからこそ。帰還しても彼の戦争話に嫌な顔をしない奥様。ホームに支えはあっても戦場になし。ラストは戦争特有のシック感と哀愁漂った。世界に争いがある限り一匹狼の戦いは続く。 |
145.《ネタバレ》 当時、作品賞が『アバター』でなかったことに「何で戦争賛美の映画が」「退屈でつまらない」みたいな評価が少なくなかった。 確かに映画は娯楽だし、"反戦"は大衆にとって聞こえの良い言葉なんだから、どれだけ平和ボケだったのか。 泥沼の極限状態にうんざりしながらも、こういう緊張状態でしか今の自分を保てない、居場所がない兵士たちの葛藤は、 集団的自衛権や安全保障で揉めている日本でも他人事ではないだろう。 少年を巡るエピソードは余計に感じて多少ダレるが、 アメリカに帰還した主人公が息子に「大人になるとやることが狭まれて一つか二つしかなくなる」と語りかけるシーンは何だか分かる気がする。 安全地帯で年下の上司にとやかくいびられるより、戦場という非現実でヒーローになった方が生きている実感があるからか。 これから混沌としていく世界情勢において、日本は目を背ける状況ではないし、答えは見つからないだろうな。 |
144.《ネタバレ》 完成前のドキュメンタリーを見てるみたいた。ハラハラ映像を次々とみせられる。映像や細かいシチュエーションはいいんだけど、監督の意思がくみ取れなくて、どう感じればいいのかもやもやしっぱなしだった。 良かった演出 ・軍服のままシャワーを浴びると足元が赤く染まる ・人間爆弾をベッカムと思って暴走するとこ ・そのあとのベッカムとの距離感 ・砂漠のスナイパー戦のゆるやかな終結 残念なとこ ・ベッカムと仲良くなったのが伏線臭きつ~ ・軍医の地元民との演出で、展開がみえみえ ・しつこいくらいカウントダウンしてるから、最後に盛り上がるのかなと思わせておいてのスーパーマーケット。夢落ちかと思って集中できなかった 【まぁまぁ】さん [地上波(吹替)] 7点(2015-02-02 16:13:41) |
143.戦争は麻薬である、という冒頭の引用そのものの映画。経験した者にしか分からないが本作の舞台は現代であり、現実味を帯びていて臨場感があった。今年は終戦から70年。かつて戦争が当然にあった時代を生きた人々の苦労は計り知れないと思うと共に、平和呆けし過ぎた日本人はこれからどこへ向かうのかな、とぼんやり考えさせられる映画でした。 【SAEKO】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-01-31 21:16:44) |
142.《ネタバレ》 これでいいの?と思ったクチです。大義なき戦争のあと、誰のためなのか分からない彼の国の状況がリアルに伝わって来たのでなおさら。大きなインチキのツケを払わされてる切実な人たち。明らかにワタシの考え過ぎだと思いますが、この人たちをクローズアップすることで、何かが目くらましされている気がします。世の中のマッチポンプを描くのに、これで本当にいいの? 【なたね】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2014-12-27 19:58:24) |
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141.《ネタバレ》 ブレブレのカメラのせいで臨場感はありましたが、ストーリーは平板な感じ。いくつかのエピソードが無機的に並んでいる印象です。“敵”の様子がほとんど描かれないのはまだいいとしても、主人公の心の内や素性も描かれていません。なぜ、あれほど超人的なクソ度胸を身につけているのか。それが使命感なのか病気なのか趣味なのか。一方でふつうに家庭を持ち、ふつうに人としての喜怒哀楽も持っているようなので、余計に不思議に見えます。というわけで、何かオチがあるようでない、かといって 「to be continue」と言われてもあまり見る気がしない、徒労感の残る作品です。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 5点(2014-11-27 04:25:38) |
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139.《ネタバレ》 やっぱ爆弾処理の話は鉄板ネタですね。緊張感が面白かったです。 爆弾処理だけでは無く、砂漠の銃撃戦も入れてくるのが良いし、ジュースの くだり、ベッカムとのくだりで主人公の人物像がよく描かれていたと思います。 爆弾処理ロボってけっこうショボイのね。 |
138.主役級の大物役者が割りとすぐに消えてしまうところがまたさらなる緊張感を生むし、少年ベッカムの件もいたたまれない一つのエピソードになっている。それに引き換えこの監督はすばらしいと思った。音響もさすがでしたね、息遣いとか、あのスーツが「棺おけ」なのかも。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-04-30 11:18:12) |
137.2014.03/15 鑑賞。ハート・ロッカーとはアメリカ軍のスラングで「苦痛の極限地帯」、「棺桶」を意味するとのこと。まあ題名通り爆弾処理班の大変な仕事!!緊張が走る。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-04-07 22:50:07) |
136.《ネタバレ》 希望もしないのに戦場に駆り出される男たち、生きるか死ぬかの瀬戸際に立たされ必死に戦う男たちの姿は軽視出来ない、己たちがいくら戦争をしない国に住んで居ようと知っておくべき事態がぎっしり詰まった内容と観てる者を飽きさせない上手い作りであったと思います。 ただし実情、殺し合う人間、建物の崩壊、資源の無駄遣い、せっかく積み上げてきた人間同士の友好関係と文明の破壊と後退、虚しくなる一方の愚かな地球人の哀れな姿を見せつけられるこの現状、娯楽でないところに評価など不要ですよね、そんなところに点数なんて難しいんですが、無難に中間点の5点を投じておきたいと思います。ただし、アカデミー賞の受賞、信じられないですね やはり一癖二癖もあるおかしな祭典 大国の主として世界平和を願ってゆくならば、明らさまな戦争題材の映画はハナから受賞候補には挙げない等という基準を作り、賞は娯楽作品だけで争うようにやってもらいたいものです。でもそんなことは単に平和ボケした日本人の戯言と思われてしまうのでしょうかなあ いいや、そんなことないでしょ、日本だってもはや平和ではないんですから ごちゃごちゃ言ってもよいであろう権利は少なからずはある筈だ。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-03-23 18:45:11) |
【ホットチョコレート】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-03-18 21:42:07) |
134.《ネタバレ》 観よう観ようと思っていたが、ドキュメンタリータッチのものをちょっと敬遠していた。 予想通りにかなりリアルな場面の連続。状況描写なのに引き込まれることが多い。 最後の場面においては、戦争の意味が主人公と観客で違っている。それがこの映画の主張だろうか。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-03-16 21:15:37) |
133.《ネタバレ》 恐ろしいほどの緊迫感。砂漠での戦闘シーンはこれまで見た事がない演出、これってリアルなのか? この現実が余りにも自分たちの日常と違い過ぎるのでこれがリアル(この場合実際におこなわれている現実)なのかも想像もできない つまりどちらかの(アメリカ側かイラク側かの)立場に立っているフィクションであるという判断すらつかない、これがこの作品の一番の問題点ではなかろうか 戦争が身近な外国人ならば肌で感じられるのかもしれないが ただ、単純なアメリカ側に立ったイデオロギー賛美ではないことはわかる、ラストで主人公は自分の子供に戦争が好きだと告白している そして嬉々として又戦場に戻るシーンで終わる、これは少なくともアメリカの戦争好きをシニカルに描いていると思う 一部の人が言う様に、アメリカのプロパガンダ映画だとは思はないが、アメリカ側のイデオロギーを否定するものでも無い 女性監督らしい控えめな反戦映画じゃなかろうか 【にょろぞう】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-01-02 16:19:52) (良:1票) |
132.《ネタバレ》 この映画を何度見ても、なぜ主人公は戦争依存症になったのか、なぜ再び戦場に戻っていくのか分かる人は少ないのではと思います。おそらく監督はそれを狙っていて、観客に「なぜか?」を考えさせることが「ハート・ロッカー」の存在意義なのでしょう。私は映画そのものはあまり楽しめませんでしたが、そのことについて深く考えさせられてしまいました。キャサリン・ビグローの映画はこういう作りのものが多いですね。 【カニばさみ】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-10-08 00:19:22) |