7.外人が描く「義理」の世界。これは「追憶」の翌年製作ですね。自分大好きの自由奔放な女性を描いた反動なのか、義理に縛られる抑制の効いた寡黙な日本男児をそれなりに上手く描いている。義理の訳語は「obligation」となっているが、やはり外人には理解しがたいのか???外人が描く日本映画としては許される範囲でなんとか踏ん張っている。討ち入りシーンも違和感無い。が、最後の双方の指詰めでぶち壊し。なんとかならなかったのか・・・。それにしても高倉健はカッコイイヨ。 |
6.《ネタバレ》 寡黙で笑わない男ってどんな設定だ?って思って見てたら、戦争から帰ったら妻が命を助けられた米兵に愛され、同棲して幸せになっていたんだって。辛いよね。笑わなくなるよね。でも、妻を幸せにしてもらった恩義、義理をかつての敵兵に持ち続けるかな?礼節を知る武士道を受け継ぐ数少ない「やくざ」ならあり得る?そうは思えないな。妻にも外人にも関わらず静かに去るのがせいぜいじゃないかな。妻への深い愛がるから?・・・「やくざ」の世界から離れたテーマならありかな。 いずれにしても、70年代の健さんに会えてうれしかった。かっこいい!という言葉が似合います。 【karik】さん 6点(2004-10-04 23:20:14) |
5.刀でやりあうシーンでの迫力がっていうか、音響がリアルって言うか、ある意味しっくり来なかった!異様に気になった…タイトルもザ・ヤクザって(笑)任侠というか男気というか~ブラックレインかぶるな~~もっと毒々しくても良かった!日本人の対米意識みたいなもの描いて欲しかった!イイ子ちゃんじゃなくて! |
4.《ネタバレ》 上半身裸で刀姿の高倉健、かっこいいなぁ。アクションシーン、特に終盤のは、とてもいいですよ。指詰めるガイジンは初めて見たな。 【あろえりーな】さん 7点(2003-07-12 00:59:25) |
3.《ネタバレ》 例によってアメリカ人の妙な解釈による日本人像が描かれていますが、健さんがその点でかなり尽力されたようで、まずまず納得できる(とはいってもおかしいことはおかしいんだけれど)レベルの日本人像にはなっていると思います。印象に残っているのは、ロバート・ミッチャムが指を詰めて、健さんに「お納めください」と言って渡すシーンと、健さんが日本刀をもって殴り込むシーンでの殺陣で、背中を切られたときにうっすらと血がにじむところ。このふたつが妙に頭に残っています。東映のヤクザものとはひと味違った任侠道が見られる作品だと思います。 【オオカミ】さん 7点(2003-02-20 11:26:15) |
2.日本の誇り高き役者 健さん クール。人情味あふれてるね。ハジキで立ち向かうのもいいけど、日本刀の健さんもいい。 【四次元大介】さん 6点(2001-10-06 09:05:35) |
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