FALL/フォールのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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FALL/フォール

[フォール]
FALL
2022年上映時間:107分
平均点:6.67 / 10(Review 9人) (点数分布表示)
公開開始日(2023-02-03)
公開終了日(2023-05-12)
サスペンス
新規登録(2023-06-04)【Сакурай Тосио】さん
タイトル情報更新(2024-03-13)【タコ太(ぺいぺい)】さん
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監督スコット・マン
キャストジェフリー・ディーン・モーガン(男優)ジェームズ・コナー
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1
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9.《ネタバレ》 オープンウォーターやフローズンのようなシチュエーションスリラーが大好きなのでこちら非常に楽しめました。
鉄塔の高さがかなりリアルなので高い所が苦手な自分は終始すんごい顔で見てたと思います(笑)映画見てるだけで手が痺れてきたのは初めての体験かも。
最後まで面白かったのですが、個人的には夢と妄想の部分はリアルな恐怖が薄れてしまったのでいらなかったかな。
映画大好きっ子さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2023-11-21 23:36:44)
8.「高所」という原始的恐怖心にひたすらにフォーカスして、極めてスリリングなスリラーアクションとして仕上げたこのジャンル映画の“立ち位置”は正しい。もし劇場で本作を観られたならば、その恐怖心は最大限に増幅されていたことだろう。

まず舞台となる600メートル超の鉄塔(テレビ塔)の存在感が良い。
荒野の真ん中でひょろりと伸びるその風貌は、あまりにも現実離れしていて、いい意味で馬鹿馬鹿しくもあり、それでいて恐怖の象徴として明確な説得力も孕んでいた。
その常軌を逸した鉄塔のビジュアルと、そこで繰り広げられるサバイバルを、低予算ながらもとても卓越した画作りと編集で映し出したクリエイティブは素晴らしかったと思う。

テンポよく、潔く、メイン舞台に主人公たちを運び、高所でのサバイバルを描き出した展開自体は的確だったと思う。
冒頭部分での細かい描写が、しっかりと後半での伏線として張り巡らされ、下手をすればアイデア一発で内容の乏しい展開になってしまいそうな題材を、終始緊張感を持続させたスリラーへと昇華させていたことは間違いない。

「恐怖映画」として、狙い通りの恐怖を具現化し、限られた予算で一定レベル以上の娯楽を生み出している本作は、褒められて然るべきだろう。

ただ、個人的には冒頭部分からどうしても主人公たちの心情に共感できない要素があり、それが結局最後まで雑音となってしまい、“手放し”で高評価というわけにはいかなかった。

それは、登場自分たちの危機管理の薄さというか、危険回避能力のある種病的な欠如に他ならない。
オープニングの断崖絶壁でのフリークライミングシーンからそう。主人公はそこで夫を亡くしてしまい、それがこのドラマの起因となるわけだが、あのような危険行為にまったくもって魅力も共感も感じることができない者としては、そりゃあそんなことしてたらいつか死ぬだろうよと、鼻白むことしかできなかった。
そのくせ、いざその危険行為によって人を亡くしたら、1年以上も他者を遮断し自暴自棄に落ち込むとうい主人公のあまりにも覚悟の無い心情にも違和感を覚えた。

詰まる所、主人公たちの身体や、精神構造に、あのように危険極まりないクライミングを繰り広げる人物像としての説得力があまりにも欠如していたように思える。
あれほどまで危険なクライミング行為を自らするのであれば、身体的にはもっと鍛え上げれていて然るべきだろうし、自他を含めた人間の「死」そのものに対してももっと達観した思考があるべきだったろうと思う。

1年以上も酒に溺れていたくせに、何の準備もなく親友の誘いに乗って地上600メートルの鉄塔に挑むという言動は、完全に主人公の「自殺願望」の表れだろうと思ったし、そんな無謀な誘いをする親友も何かしらの「思惑」があるに違いないと、訝しくストーリーを追ってしまった。それくらい、彼らの言動には常軌を逸した違和感と不自然さを感じた。
例えば、デヴィッド・フィンチャー監督の「ゲーム」のようなどんでん返し的な“オチ”を、どこかで期待していたのかもしれない。

しかし、親友はある秘密を抱えてはいたが、主人公にとってはかけがえのない普通にいいヤツ。最後には疎遠だった父との絆を取り戻し、地上に生還するという展開は、安直という印象を通り越して、「何だコイツら」と、やはり最後まで理解と共感が及ばなかった。

シンプルではあるが非常にクオリティの高い「恐怖」を創造できていただけに、取ってつけたようなドラマ性や、違和感たっぷりの人間描写が、必要以上に大きな不協和音として鳴り響いてしまった。
鉄腕麗人さん [インターネット(字幕)] 5点(2023-10-29 00:07:46)
7.高いところは苦手なんで、録画を何度も止めながらやっと最後まで視聴。内容的にはよくあるサバイバルもので、友達も実は…なんていうのは定番だったりします。しかし、無謀な行動でみんなに迷惑をかけるのはダメでしょ。
木村一号さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-10-09 16:11:09)
6.《ネタバレ》 ネタバレあります。ご注意ください。

2人が塔の上で取り残された時点で残り時間60分と知り頭を抱えました。「詰み」の状態からあと1時間も何を見せられるのかと。延々と回想だったり懺悔だったりは御免だなと感じておりましたが、なんと!なんと!!サバイバルサスペンスとしての「展開」が多数用意されていました。しかも『大ネタ』まで仕込む抜かりなさ。いや私もあの時は「そんなの無理だろ」と突っ込んでいたんですよね。思わず声に出して。でも火事場の馬鹿力(米国だとファイヤーフィールドのシットパワーですか?)なんて言葉もありますし渋々納得していたところ。ですから真相が明かされて膝を打ちました。
喩えるなら、エベレスト山頂でフルコースを供されたような驚き。見事なエンターテイメント性に感心しました。さらに素晴らしいのは物語の芯にテーマが一本通っていたこと。それはもうTV塔のように真っすぐと。『チャレンジの価値』『生きるには覚悟が要る』これらを雄弁に物語る終盤怒涛の畳みかけに痺れました。エンディングも申し分なし。この手のソリッドシチュエーションスリラーでは、結構平気でバッドエンドが用意されていたりするので内心冷や冷やでした。絶体絶命の大ピンチで本当に絶命さる脚本なんてクソくらえなんだよ!失礼しました。取り乱して下品な言葉を使ってしまいました。脚本家の皆様の苦労も知らず勝手な事を申しました。お詫び申し上げます。
「どうせ迷惑系配信者の自業自得の災難。設定も出オチみたいなものだし期待できないな」と高を括っていたせいもありますが、予想外にハイクオリティな作品に驚いた次第です。最後に褒めてばかりも何なので、バランスを取るために若干の駄目出しを。クライミングを趣味にする人間があの体脂肪率のワケがない。以上です。
目隠シストさん [インターネット(吹替)] 8点(2023-10-07 02:18:21)
5.高所や絶景でゾクゾクしちゃいますね。600mのタワーに軽装で挑むなど慢心しすぎ。カッコつけじゃないと思うけどリュックはしっかり背負え。など気になったかな。
真尋さん [インターネット(吹替)] 7点(2023-06-25 12:32:05)
4.《ネタバレ》 これは高所恐怖症の方は見れない作品でしょうねぇ。
高いところは割と好きな自分でも、下半身がヒュンヒュンしっぱなしでした。
序盤の彼氏さんが崖から落下するCGがしょぼすぎるのが難点ですが、
タワーでのシーンは全体としてそれほど酷くもなく高所感はしっかり出ていたと思います。
女友達との関係とか、ハゲタカであったりスマホであったりドローンであったりと、
この隔離された狭い空間でいろんな要素を盛り込んで尺を作っていきます。
最後まで飽きることはなかった。佳作。
あろえりーなさん [DVD(字幕)] 6点(2023-06-22 17:52:17)
3.《ネタバレ》 予算をかけなくても、アイデア次第で面白い映画は出来るんですよね。
‥‥という見本のような作品でした。
高所は大の苦手なので、まさにハラハラ
難を言えば、ラストがあっさり‥‥と言うか、救出される場面が全く無かったことかな。
それにしても、死んじゃった上に地上600メートルから落とされた女友達
何とも気の毒でした。
TerenParenさん [ビデオ(字幕)] 7点(2023-06-18 00:23:08)
2.《ネタバレ》 切実に怖かったのは、はしごが崩れ落ちて以降ではなく、はしごに取り付いて上がっていくプロセス。あんなハシゴに登ったことがないのに、ワタシにそんな経験があったがごとく気持ちがヒューってなってました。怖い。■地上600mに取り残されれば、こんなもんじゃすまないだろう(自然現象、生理現象など)とも思いましたが、でも面白かったですよ。①実は、作中途中で○○していた。②○○を捕食するなど驚かしてくれましたし、生還を求めるメッセージの発出(最期の)も、確かにそれは効果的だと思いましたし(ひどい?)。■鉄塔の航空障害灯の電球が明らかに旧式のものだったり、家庭用のアダプターで充電できたりしたのもアレって思いましたが、あれも妄想パートだったのであり、ナニソレって思わされてたんでしょうなあ。そこもウマいよ。
なたねさん [DVD(字幕)] 7点(2023-06-07 16:33:48)
1.これも映画の最先端の形の一つではないでしょうか。新しい映画とは常にこれはどうやって撮ったんだろう?と興味を湧かせるものです。落下場面ではちょいちょい合成っぽさは目立ちますが、VFXが用いられてるとは思えないほど高所を感じさせる自然な映像で本当に怖ろしさを感じます。サスペンス映画としては鳥やめまいのような古典もきっちり踏まえた上で作られてるのも好印象です。お話は冒頭で主人公が大切な人を失い、そのトラウマから再起しようとする定番のやつです。風刺という程ではないものの過激さを求める配信文化の悪影響という問題意識もベースに、スマホ、ドローン、自撮り棒、現代的なアイテムを使ったオリジナル脚本のエンターテインメント作品としては上出来でしょう。頂上にある夜間照明が良いワンポイントとして機能していますね。序盤の小ネタの伏線回収に、点滅に合わせての場面転換も洒落てますし、幻覚と現実の区切りとしても効果的に使われています。ただ終盤になると主人公の不自然なまでのタフさと無駄にひねった展開で映像のリアリティに比して物語が非現実的なものになってしまうのは大きな欠点です。途中までは複雑な女同士の友情もちゃんと描いていてドラマ的にも評価できそうだったのですがそこはやっぱり減点せざるを得ないです。
Сакурай Тосиоさん [DVD(字幕)] 6点(2023-06-06 23:56:50)
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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 6.67点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5111.11%
6222.22%
7555.56%
8111.11%
900.00%
1000.00%

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