オン・ザ・ロックのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 オ行
 > オン・ザ・ロックの口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

オン・ザ・ロック

[オンザロック]
On the Rocks
2020年上映時間:97分
平均点:7.00 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
公開開始日(2020-10-02)
コメディ
新規登録(2020-12-17)【HRM36】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督ソフィア・コッポラ
キャストビル・マーレイ(男優)フェリックス
ラシダ・ジョーンズ(女優)ローラ
マーロン・ウェイアンズ(男優)ディーン
バーバラ・ベイン(女優)グラン
ジェニー・スレイト(女優)ヴァネッサ
脚本ソフィア・コッポラ
製作ソフィア・コッポラ
製作総指揮ロマン・コッポラ
フレッド・ルース
ミッチ・グレイザー
配給東北新社
美術アン・ロス〔衣装〕
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
3.映画のレビューする前に、ちょっとだけ、男女に関するわたしの個人的な気持ちを書いておきます。

かつて「男が働き、女が支える」という時代が過ぎ去り、現代では男女ともに一人で生きる力を持っている。
では今の時代なぜ男女が一緒になるのだ?共に歩むのかと考えることが多くなっております。

愛とか恋は確かに出発点でしょう。でも、単なる経済的・役割的な依存関係ではなく、
互いの違いを認め合い、心と心が寄り添いながら支え会えるのか?そうではないことが周囲にたくさん起きています。

私自身、これまで二度の離婚という経験を経て、今は会社という共通の場で支え合えるパートナーシップを築けたことで、珍しいケースと言われ、
知人からも羨ましがられるのです。
しかもわたしもこれは努力というよりも奇跡かもしれないと出逢いに感謝しているのですね。

だから、そんな私にとって、『オン・ザ・ロック』について、男女のことに講釈垂れる資格などないわけです。はい。
でも、がからこそこの映画が大好きで泣きそうなのです。

男女と親子。人生のあらゆる局面—喜びや苦悩、そして孤独や連帯感—を思い起こさせる、深い意味を持った作品でした。

ソフィア・コッポラ監督が描くこの作品は、家族のあり方や現代の男女関係の新たな形を、ユーモアと温かな情感で表現しています。
ビル・マーレイ演じる父親フェリックスは、かつて『ロスト・イン・トランスレーション』で見せた物憂げな佇まいとは異なり、
奔放でありながらもどこか懐の深い魅力を放ちます。
彼の存在は、ただ笑いを誘うだけでなく、父と娘の複雑な関係性を通して、支え合いという普遍的なテーマを浮き彫りにしているのです。

映画は、かつての固定観念にとらわれず、男女がそれぞれ自立しながらも互いに補完し合う関係性―すなわち、経済的・精神的な両面での支え合い―を描いています。

ニューヨークの美しくもどこかノスタルジックな風景の中で、フェリックスと娘ローラが繰り広げる冒険は、単なる家族ドラマに留まらず、
「愛とは何か」「なぜ二人は一緒にいるのか」といった根源的な問いをも私たちに問いかけます。

マーレイパパのブチ切れたあり方は家族にとってわがまますぎるかもしれないけど、実は決して家族を無視したことではないことが理解できるかどうか。
これは男女、親子のコミュニケーションの陥りやすい罠を示した映画でもあるのでしょう。

この映画は、人生という旅路の中で時に立ち止まり、自らの生き方やパートナーシップを見つめ直す機会を与えてくれます。
個人的には、完璧ではないものの、日々の生活の中で互いに支え合う姿こそが真の愛であると確信させる作品です。

私にとって『オン・ザ・ロック』は、人と人のつながりこそ大切だ!なんて青臭くても素敵な言葉を感じさせる傑作であり、
そのメッセージが素敵でたまらないと思うのですね。
そくらてつこさん [インターネット(吹替)] 8点(2025-03-22 18:20:22)★《新規》★
2.《ネタバレ》 ソフィア・コッポラにハマり中。
という訳で、本作を見るために、わざわざApple TVと契約(無料お試しだけど)。

本作でもソフィア・コッポラの映像、音楽センスが炸裂。
特にラストシーンからエンドロールの音楽に至る部分、その美しいセンスに思わず唸ってしまいました。

話の中身はと言うと、そこまで楽しい話でもなく、夫の不貞を疑った妻が、父親と共に夫を追跡するが、その疑いはめでたく晴れ、ハッピーエンドといった感じ。

ソフィア・コッポラの監督した作品、大体は見てしまったけど、これからも新作に期待して追い続けていきたい。
にじばぶさん [インターネット(字幕)] 7点(2022-07-31 22:26:18)
1.父娘の映画としてみると暖かく見守れますが、庶民としてはいろいろ心配しちゃうところが出てきてしまい、完全には楽しめません。でもいい雰囲気はさすがのソフィアコッポラでした
HRM36さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-12-17 17:47:57)
別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 7.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6133.33%
7133.33%
8133.33%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 7.00点 Review1人
chart

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS