12.《ネタバレ》 常人には持ちえない服のセンスとやたらハイテンションなBGM。すべてがずれた女の子に起きる日常的ないじめ。こうは極端ではなくても端々には自分とどこか重なる部分があるのでは? 【θ】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-10-06 15:09:54) |
11.《ネタバレ》 へっぽこバンドの「サティスファクション」にひっくり返った。不細工なドーンに最後までまったく救いがなく、笑った。 【餅】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-01-16 00:01:36) |
10.ワルガキの主人公に対する少年独特の恋愛感情の表現が痛々しくもほほえましい。少女の持つポエミーな感じなんかもでてて、いじめられっこの映画なのになんかほほえましさがでているのは監督の力量なんでしょうね。 【バチケン】さん 7点(2005-01-26 22:05:01) |
9.凄いです。苛められっ子が、ひたすら苛められ抜きながら夢も希望もない毎日をただ送る、って話なんだけど、そこに出て来るドーンの痛みが、ちゃんと笑いに昇華している。何故彼女が苛められちゃうのか、観ている人にはちゃんとわかることなんだけど、教えてあげようにも彼女はスクリーンの中。のっけから凄い衣装でどうなることかと思ったけど、後半に行くに従ってどんどんヒートアップして行きパーティのシーンではとてつもないことになってしまっている。あの衣装だけでも相当なセンスですよね、狙って簡単に出来るものではないと思います。実はこの映画で一番大事なことは「2年生は、1年生よりもいい?」というドーンの台詞じゃないかな、と私は思っているのですが、子供の世界って本当に狭いから、学校で嫌われちゃったらもうこの世に居場所はないと思ってしまう。ドーンのように家でものけ者にされていたら、本当に庭のクラブハウスしか居場所がない。でもNYがあるじゃない、っていう映画なんですよね。複雑な家庭に育った問題の多いブランドンはNYを目指す。留年スレスレのハンサム高校生スティーブもNYを目指す。それがドーンの人生に小さな突破口を与えてくれるわけです。今は八方塞がりでも、あと何年か耐えていれば自分も街を出て行けるかもしれない、って大人なら誰でもわかることなんだけど中学生が気づくのは実は大変難しい、世の中はけっこう広いんだよ、ということを再確認させてくれるという意味で、日本の苛められっ子にも是非見てもらいたい作品だと思いました。変わった作品ですし、笑いの質は暗いですが、なかなか面白い映画だと思います。 【anemone】さん 9点(2004-09-12 15:39:26) |
【k】さん 6点(2004-03-01 11:28:48) (笑:1票) |
7.面白いけどちょっと痛い。お兄さんのバンドが特に素晴らしい。そして無意味にハードなBGMが笑いを誘う。 【ぷりんぐるしゅ】さん 6点(2003-12-05 20:11:56) |
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6.主人公に「日常」という名の魔物が襲いかかるホラー、と言ってもいいかも。傍から見ればコミカルでも、当人にとっては1つ1つの事象が大問題。憧れも夢も妄想も、日常の現実の中にかき消され、重く苦しい日常がずっと続いてゆく・・・とってもシビアで、ブラックな物語だけれども、同時に主人公ドーンのキャラクターの魅力がじわじわと浮かび上がってくる、愛すべき映画。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 8点(2003-11-21 20:43:41) |
5.良い映画です、という紹介とはちょっと違いますが、何だか惹きつけられるものがありました。それはドーンの前向きさというか、自分に対しての素直さというものにだと思います。女の子が頑張る姿というのは、いつ見てもいいものだな、と思います。 【an-nin】さん 6点(2002-11-01 21:17:16) |
★4.あ~良かった。面白かった。どこが?と聞かれても良くはわからないけど釘付けになってしまった。 【ぽぽぽ】さん 8点(2002-02-27 12:49:33) |
3.いじめられっ子の日常がかなりリアルです。それも死ぬほどの不幸じゃなくて、我慢すれば生きていけるところに複雑な哀しさを感じました。クラス一番のワルガキに「犯す」と脅される、家出をしても誰も気づかない、熱を上げた彼には全く相手にされないと笑うに笑えないストーリーがこれでもかと登場します。唯一「ファック・ユー」連呼で妹をいじめるシーンは笑えました。 【さかQ】さん 5点(2001-12-19 08:01:23) |
2.この作品の主人公の描写はスゴイ!彼女に共感出来ない人が観てしまうとホントに「キモイッ!」と言い「ブス」と罵るでしょう。あのいじめっ子少年とのキスシーンは誰もが心に残るはず。ある意味ね。 【y/z】さん 9点(2001-12-16 23:10:15) |
1.すばらしい。いじめられっ子の日常がとても緻密に描かれていて、ある年齢から家族の仲良しごっこが滑稽におもえてくるという描き方が「SHOW ME LOVE」も思い起こさせる。「クール」なものへの憧れ、「非クール」なものへの嫌悪感。そしていきなり妹が誘拐されてしまうなど、アメリカ社会の闇の部分もにおわせる緻密な作り。いやー、よくできた作品。ハピネスに負けず劣らずすばらしい。 【ちずぺ】さん 9点(2001-09-08 23:52:23) |