自転車泥棒のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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自転車泥棒

[ジテンシャドロボウ]
Bicycle Thieves
(Ladri di biciclette)
1948年上映時間:93分
平均点:7.44 / 10(Review 121人) (点数分布表示)
ドラマモノクロ映画
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タイトル情報更新(2024-07-27)【にじばぶ】さん
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監督ヴィットリオ・デ・シーカ
キャストランベルト・マッジォラーニ(男優)父 アントニオ
エンツォ・スタヨーラ(男優)息子 ブルーノ
此島愛子(日本語吹き替え版)
石井敏郎(日本語吹き替え版)
松島みのり(日本語吹き替え版)
富田耕生(日本語吹き替え版)
原作ルイジ・バルトリーニ
脚本チェザーレ・ザヴァッティーニ
スーゾ・チェッキ・ダミーコ
音楽アレッサンドロ・チコニーニ
撮影カルロ・モンテュオリ
製作ヴィットリオ・デ・シーカ
配給イタリフィルム
松竹
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【クチコミ・感想】

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21.とても悲しいけど優しい映画。イタリアンリアリズムの真髄。
けいさん 10点(2003-05-04 23:27:00)
20.こういう気分は誰しも味わったことがあるんじゃないかな。どうにかしたくてもどうにもならないこと。そういうことって結構ありますよね。夢を捨てたり、試験に落ちたり、とか。そういう人間の苦い感情をありのまま映像化したことがすごい。大抵の主人公がハンサムなやつ、正義の味方、天才君などだが、これは落ち込んだ人間に焦点を当てた素晴らしい映画。でもまあ、「雨のち晴れ」を信じましょう。
ooo-oooo-oさん 5点(2003-04-21 20:23:57)
19.後味、悪いですか?私はそう思わなかったんですけど。なんか、ラストもすきですよ。人生の悲哀、もちろんそれは感じますけど、やはり息子との絆も描かれていて、希望のない救いのない映画とは思えなかった。名作だと思います。
みんみんさん 8点(2003-04-05 20:39:34)
18.本当に考えさせられる映画。今、日本に住んでいてこの映画の切実さを真に理解しようと思っても無理だと思う。「面白い」などと軽々と言える類の映画ではないので「面白い映画を見たい」っていう人には薦められない映画。子供の表情が哀しい。
kettさん 7点(2003-04-03 01:39:54)
17. 第2次大戦でのヘタレっぷりとは裏腹に映画史に一時代を築いたイタリアのネオ・リアリスモ。ムッソリーニのファシズムの抑圧から解放された当時の映画人の情熱と喜びが魂を込めたかの如く画面から迫ってくる。同時に自国内の悲惨な経済的状況を逆手に取り、極めて(飽くまで当時の)日常的な題材を選び、素人を起用し、ロケーションを多用化して制作費を節約しまくっているのは”ナニワの商人”もビックリの抜け目無さだ。その代表作と言えば、ロベルト・ロッセリーニ監督の「無防備都市」(1945年)「戦火のかなた」(1946年)と並んで本作、というのが大体定番となっている。が、本作の前にデ・シーカは「靴みがき」(1946年)という勝るとも劣らぬ秀作を発表しており、個人的には甲乙付け難い。さりげない演出でやりきれない現実(当時の伊ではこういったコトは恐らく日常茶飯事だったに違いない)を突き付ける作劇方法には当時のハリウッド映画(御都合主義的ハッピーエンド!)に対するアンチテーゼも当然込められていたハズ。”現実はそんなに甘くはない、それでも我々はその中で生きていかなければならないのだ”それは確かに正論だが、娯楽としての映画の有り様を考えると「王道」とは認めたくない。自転車を盗もうとして群衆にボコられる父親を健気にかばう息子…。辛気くさいでは片付けられない本物の重さが胸に残る余りにもホロ苦過ぎな名作に…8点。余談だが、この子役エンツォ・スタヨーラは後に職業俳優になったが、呆気なくフェイドアウトしたそうである。本人に格別の演技力があった訳でなし、力強くも緻密なデ・シーカの演出あればこそ、あそこまで輝いたのだから蓋し当然というものだろう。
へちょちょさん 8点(2003-02-09 06:13:40)(良:1票)
16.ああ!なんて残酷な話なんだろう・・・戦後の混乱期とは言え、貧乏人はいつまでも報われないのか?なんで金持ちから盗まねーんだよ!
クロマスさん 8点(2003-02-03 20:35:40)
15.悲劇的な内容なのにお父さんのユーモアと子供の視点で和ませ、色々な伏線があるのにそれが何の役にも立たない現実という皮肉、しかも、この親子は実際は町の電気屋と町にいたただのガキんちょだという演技経験も何も無いド素人。溺れている爺さんも、評判の占い師も何の役にはたってくれず、当たり前の用に自転車は見付からず、お父さんは明日への糧のために今度は自分が自転車を盗み、そして自分だけは捕まる。下手なドキュメントより現実というものがリアルに伝わってくる。凄い映画だと思います。
恥部@研さん 8点(2002-12-19 18:29:11)
14.かなしいお話ほど心に残るんですよ・・・。何でかなあ?
カレーライスさん 8点(2002-11-19 13:16:33)
13.残酷な現実を、目を背けずに真正面から描くことは、意外と簡単だと思うけど、それを多くの人が見て、心に残る作品になることは稀だと思う。その希有な例。かなり真剣に、食い入るように見ちゃいました。
mic550さん 10点(2002-10-20 00:11:35)
12.今の時代に見ても十分共感できる内容だった。この気持ちわかるなあという感じ。終わり方もけっこう好き。
グリーンブラウンさん 8点(2002-09-18 00:08:52)
11.でも、あのラストがあっての自転車泥棒です。不条理が行き着くところをじっと見ているのが、この映画の視線なのかなと。
bin-go!さん 9点(2002-09-02 17:51:52)
10.げげ!なんてラスト!誰かこの親子を救ってくれ!
あろえりーなさん 6点(2002-07-05 09:03:56)
9.後味悪くても、名作は名作です。
Haleyさん 8点(2002-03-10 19:32:27)
8.ラストが後味わるいですねえ。でも「名作」と言われるだけはあります。
ひよこさん 8点(2002-02-13 15:28:46)
7.自転車を盗んで捕まって、袋叩きにあう父親をみている子供、林芙美子の「めし」の中にも同じようなシーンがあったと思う。嫌な気分のみが残る作品で好きじゃないけれど・・・それほど傑作なんでしょうね。
Tomoさん 9点(2002-01-23 22:11:21)
6.被害者だという事が加害者になる動機にはなっても、理由には決してならないという事だろう。
眼力王さん 6点(2002-01-23 03:22:25)
5.一番好きな作品。どうしようもなく落ち込んだ時には必ず観てます。仕事をして家族が食べていくということがどうしてこんなに大変なのか!!当時大不況であったイタリアでなければ出来なかった作品でしょうね。自転車を盗んでつかまるところを息子に見られてしまう、明日の仕事も出来ない、それでも「うちへ帰ろう」と歩く後姿にはそれでも生きていくという姿勢が見えます(その前にあんだけもがいてるんだもんね)。息子ブルーノの演技が光ってます。10年前にはじめてみて感動して当時付き合ってた彼女に勧めたら「自転車盗まれて盗み返したら捕まったって話でしょ?つまんなそう」と言われ別れを決意しました。いい映画ほどストーリーは単純なんだというのが私の持論です。
こうさん 10点(2002-01-07 23:30:24)(良:1票)
4.深刻な映画だけどでも誰しもこういう理不尽な目にあったことってありますよね…。
oikawaさん 7点(2001-11-21 14:21:54)
3.どうしょうもなく哀しいですね。ラストにもまったく救いようがない。人間の不幸を、目をそらすことなく、じっと見つめた作品。
まさやんさん 9点(2001-07-10 14:34:22)
2.すごい。完璧。でも、後味が悪すぎるので1点減点。
プレデターさん 9点(2001-05-18 23:29:49)
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【点数情報】

Review人数 121人
平均点数 7.44点
010.83%
100.00%
200.00%
310.83%
421.65%
586.61%
62117.36%
72923.97%
82722.31%
91613.22%
101613.22%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.22点 Review9人
2 ストーリー評価 8.09点 Review11人
3 鑑賞後の後味 6.53点 Review13人
4 音楽評価 7.11点 Review9人
5 感泣評価 7.91点 Review12人
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【アカデミー賞 情報】

1949年 22回
脚色賞チェザーレ・ザヴァッティーニ候補(ノミネート) 
外国語映画賞 受賞特別賞

【ゴールデングローブ賞 情報】

1949年 7回
外国語映画賞 受賞 

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