9.確かに映画としての出来は…だけど、作り手の心意気というか、真摯さは画面からセツセツと伝わってくる。それだけでも、ぼくはこの映画を見てよかったなと思います。特に健さんが韓国の地で「アリラン」を歌う場面と、回想シーンで、在日の特攻兵が恋人への「遺書」を口にするところには胸を打たれた。出来・不出来や面白い・つまらないの他にも、映画を評価する選択肢はあるはずだよな…というのが、ぼくの正直な感想です。 【やましんの巻】さん 6点(2003-09-25 14:24:01) |
8.《ネタバレ》 結局、最後は今まで特攻隊を扱った他の映画と同じく彼らを「英雄」として「感動させよう」とした事にがっかりしました。孫娘と漁師の若者が高倉健たち大人に魅力を感じていたのは、彼ら特攻隊だったからではなく、彼らの人となりに惹かれたからですよね。なのに「特攻隊だった彼らだから」を強調しすぎていてつまらなかった。夫婦が何十年も引きずる男の存在が、ハーモニカと許婚に送る言葉だけでは薄っぺらすぎて理解できなかった。もう少し戦争によって芽生えた人と人との信頼感、尊敬などの話を丁寧に描いて欲しかった。戦争をしてはいけないというメッセージなら、韓国人の遺族が最後まで怒り、日本人を受け入れなかった事にも大事な意味があると思います。戦争映画を扱う以上、心意気だけではいけないと思う。 【tomomi】さん 4点(2003-09-11 18:54:14) |
【モートルの玉】さん 3点(2003-07-25 13:38:17) |
6.あの夫婦には憧れます。高倉健演じる夫はすごい包容力ですよね。なんか見ていて頭がキュ~となりました。 【もみじプリン】さん 6点(2002-08-07 11:13:05) |
5.感動しなきゃいけないんだろうけど、なんか空回りする、、、、。あぁ、、、ショパンの別れの曲はいい曲ですねぇ、、。 【あろえりーな】さん 4点(2002-08-05 11:04:16) |
★4. 「ホタル」という映画にはストーリーらしいストーリーはない。昭和天皇崩御のあとの数日の間に、高倉健と田中裕子が演ずるある特攻隊の生き残り夫婦の身の回りに起こった出来事を、淡々と描いた映画である。◆だから、この映画は、見る人が見たいものを見ることのできる映画だ。反戦映画をみたい人にはそう見える。兵士の決意の尊さを見たいものにはそう見える。夫婦の情愛を描いた映画とみたければそう見える。戦前をしみじみと懐かしむ映画と見なすこともできる。命の大切さを伝える映画とも見れるだろう。日韓の戦後処理の複雑さを見たければそれも良い。◆つまり、良い意味でも悪い意味でも、日本映画らしい映画なのだ。韓国での対面のシーンで、ずっと無言でいた朝鮮人の老人が、真意を理解して高倉健のもとに駆け寄りながら、むかし習った日本語で語りかけたらさぞ感動的なのだが、そういうこともない。◆ところで、あの若々しい高倉健と田中裕子夫婦の回想場面を描くのに、全然似ていない別の俳優を使っていたことに、日本映画のレベルの低さを痛感した。 |
3.いい感じのところはあるけどおもしろいかといわれるとうぬぬって感じですね。ちょっとよくわからなくもある。 【バカ王子】さん 4点(2002-08-04 23:39:12) |
2.悪い映画だなんて言わないけど、これじゃあせっかく訴えたいメッセージ性が弱い。話しに主体性が感じられなく、あっちこっちにエピソードが飛んでしまい終盤海外まで舞台が移るとはいささか付いていけない部分があった。それでもよくまとまった(orまとめた)映画かな。少し強引な気がするけど......。 【チャーリー】さん 4点(2001-07-22 19:22:24) |
1.水橋貴己に一目惚れしてしまいました・・・。彼女、将来物になると思います。 【YAM】さん 7点(2001-06-09 01:49:00) |