15.これ見て2年程たってから,鎌田敏夫の原作を読みました。私も子供の頃,周囲の大人たちに薦められて,「南総里見八犬伝」の現代語訳を読んで,クラシカルな雰囲気とは裏腹に,活劇あり,妖怪話あり,恋愛シーンに戦闘シーンと,平家と雨月と近松を合わせたような面白さがあり,こりゃ化政時代の(脱稿は天保か)エンターティメントだ,とえらく感心した覚えがあります。鎌田版八犬伝は,原作の勧善懲悪とか儒教的道徳精神は皆無で,ちょっとばかりのお下劣(失礼。えっち,と言うべきか)とかなり荒っぽい文面だった記憶があり,さすが「金妻」原作者,と妙なことに感心してしまいました。そんでもって映画はさらに馬琴は勿論鎌田本からも大きく逸脱しています。ま,原作に忠実たることが映画の絶対条件である筈がないのですけど,それにしても,ただ薬師丸を使うのが目的でこんな脚本になったのでしょうか。封切り当時,私は地元の東映でアルバイトしており,「セーラー服と機関銃」「探偵物語」「時をかける少女」等々,特権で見ることができましたが,「Wの悲劇」を越えるものはなかったと思っています。 【koshi】さん 5点(2002-07-07 21:16:06) |
★14.小さいとき観たけど仲間を集めてその仲間を失いつつも敵を倒すというキン肉マンみたいなストーリーで面白いと思った。でも全体的にチープな感じ。 【本郷の文豪】さん 5点(2002-05-17 07:45:49) |
【ボバン】さん 6点(2002-03-25 19:32:37) |
12.日本古来の物語が日本の超大作SF映画になる。当時、薬師丸ひろ子が好きだった事もあり、期待しすぎたんでしょう。がっかりしました。日本映画の低予算と技術ではハリウッド並みのSFは無理だと知った。これ以来日本のSFは期待してません。 【しんえもん】さん 4点(2002-01-29 23:37:17) |
【ばかうけ】さん 5点(2002-01-07 10:40:14) |
10.当時真田広之と薬師丸ひろ子って噂になりましたよね。絶対お似合いだったのにィ。とにかくJAC(ジャパンアクションクラブ)の集大成でしょうか。魅力たっぷりの豪華キャストにハラハラドキドキの展開。ラストでお互いが馬に乗って走って行くシーンなんてもう、少女マンガですよね。夏木マリの最期はあなおそろしや… 【さかQ】さん 7点(2002-01-06 06:21:58) |
9.町の公民館で観たのがはじめて。子供心に「つまんない」とおもってしまいました。その後、何度か観たのですが・・やはり、つまらない。 【まき】さん 5点(2001-11-16 16:55:00) |
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8.里見八犬伝ってこんな話だったか?・・・と思い映画版原作小説読んだら、映画以上に違ってました。京本政樹の犬塚信乃が美しすぎて違和感(^^;。あと志保美悦子さんの犬坂毛野の蛇関連のエピソードが非常に弱かったけど、これは小説版のままって訳にいかなかったんでしょう。 【にゃんせぶん】さん 5点(2001-10-16 20:11:44) |
【代打、八木!!】さん 7点(2001-09-29 12:23:26) |
【RAY】さん 8点(2001-09-25 23:52:38) |
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4.18年も前の映画にしてはよくできてるとおもいます。若き真田広之さんがもうしぶんなくかっこよかった!! 【1234】さん 10点(2001-09-22 18:51:54) |
【okピーちゃん】さん 10点(2001-09-19 01:00:51) |
2.いや、良くあそこまで面白いものを作ったと感心してます。まあ、原作と比べたら映画の方が中身が薄いですが、それでも日本を舞台にした、ファンタジー冒険活劇としては上出来です。 【奥州亭三景】さん 8点(2001-09-03 19:13:44) |
1.当時は映画スターは花形でした。真田広之とか薬師丸ひろ子とかに憧れている時代がありましたっけ。でもこの作品は原作である「南総里見八犬伝」とはまるで違います。まあ2時間くらいで原作を映画化するのは無理なのですが、かなりアイドル向けと言うか、角川風にアレンジされ過ぎている気がします。「南総里見八犬伝」だと思わず、単なる日本の冒険ものとして楽しみました。 【イマジン】さん 7点(2001-09-01 12:24:06) |