王は踊るのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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王は踊る

[オウハオドル]
Le Roi Danse
2000年ベルギー上映時間:115分
平均点:5.67 / 10(Review 9人) (点数分布表示)
ドラマ歴史もの音楽もの
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タイトル情報更新(2014-07-27)【ESPERANZA】さん
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監督ジェラール・コルビオ
キャストブノワ・マジメル(男優)ルイ14世
チェッキー・カリョ(男優)リュリ
脚本ジェラール・コルビオ
配給日本ヘラルド
字幕翻訳古田由紀子
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9.踊る王様って日本で言えば足利義政みたいなもんか。政治母なり妻なりにまかせてほっぽらかし、趣味に没頭して、こちらは銀閣寺を残し、あちらはベルサイユ宮殿を残した。政治的に無能な権力者って後世の人にとっては有り難いものだ。映画は当時の風俗が興味深かった。王が出掛ける先まで楽団も出張してBGMを奏でるの。王様が女性となんかしているときも、テントの外で気分を盛り上げる演奏をする。音楽を伴奏にそういうことが出来るってのは、王様並みのことなんだな。もっと言葉(モリエール)と音楽(リュリ)の争いが中心テーマになるのかと思ってたが、そうでもなかった。王の踊る足を崇拝していたリュリが、自分の足を指揮棒で突いて潰してしまう皮肉。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 6点(2008-07-27 12:11:25)
8.宮廷の者たちが挙って王の寵愛を受けようと必死になるのは寵愛そのものよりも恩恵を受けたいという下心があるからこそだと思うが、この作品の主人公である音楽家は純粋に王(ルイ14世)を愛し王に愛されようとする。そしてそこまで想われるに相応しい威厳と才能に恵まれた人物としてルイ14世が眩しく描かれる。芸術との深い関わりと愛はジェラール・コルビオ監督の前作『カストラート』にも通じており、時代物のスケールの大きさと重厚感はこの監督の得意とするところ。ただ、実在の人物を描くときにありがちなのだがどうしても余分に思えるエピソードが入ってしまう。この作品の場合、描かれる年月が長いゆえに余計に入りやすい。さらにかいつまんでいるので人物造形に深みのない主要人物がちらほら。ルイと母との政権争い、芸術と娯楽と宗教の対立、モリエールへの裏切り、細かなエピソードに絡む女たち。本筋以外の描く対象が多すぎる。
R&Aさん [ビデオ(字幕)] 5点(2008-07-09 14:10:12)
7.ルイ14世太陽王のバレエへの関心(魅せられ勧め演じ王立舞踏アカデミー創立)、同時代の劇作家モリエール等学びにもなったが盛上りに欠ける。
ご自由さんさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-02-05 16:37:01)
6.リュリが死のまぎわに、国王ルイのために過ごした時間を回想するところから始まります。こういう始まり方をした映画はラストに余韻を残さなければ失敗だと思います。リュリは男色遊びをしながらもルイにつくすのですが、ルイへの愛情があまり伝わって来ません。また他に愛している男がいるリュリの妻の心象も見えてきません。BGVとして楽しむには豪華な映像と華麗な音楽でいいと思いました。
omutさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-01-08 01:58:07)
5.解釈は色々とありそうですが、私は額面通りルイ十四世への、リュリの永遠に叶わない片思いの物語と受け取りました。彼は王に服従どころか、狂信的に仕えていく。何処へ行くにも付き従い、いつ何時もBGMを欠かさない。それは全て王を称える為。特に野営地のテントで、ルイの夜の営みを除き見ながら、その動きに合わせて楽団を指揮するのが凄い。しかし、映画は時代を描くことに熱心で、人間ドラマとしては確かに弱くなってる気がします。そしてその時代を満喫するにも、豪奢な映像を映し出す大画面と、壮麗なバロック音楽を再現できる音響設備は必須です、5点献上。
sayzinさん 5点(2004-10-13 23:15:28)
4.全体に掘り下げが少なく、何を描き出したかったのかが良くわかりません。単純にリュリについて語りたかったということも考えられますが、とりたてて作品とするほどドラマティックな人生とも言えないような気もしますし…。もう一時間ほどかけて、ゆっくりと見せたほうが良かったんじゃないでしょうか?映像はフランスが歴史的に絶頂の時期にあった当時の豪奢な雰囲気が漂っていて、大変綺麗でしたが。
虚学図書之介さん 5点(2004-05-05 15:20:58)
3.うわー、これ、ブノワ・マジメルが体金色に塗ってぐるぐる回ったりジャンプしたりするんですよ。すごかった。宮廷お抱え作曲家リュリの、太陽王ルイ14世への想いを綴った物語なのですが…。この時代の風俗を知るのにはまあ良かったのでは。とにかく、ストーリーよりマジメルのすごい格好とダンスに注目してしまった。この後マジメルは「ピアニスト」出演時にインタビューで「ピアノのレッスンが難しくて…「王は踊る」のダンスの方がずっと良かった」と語っていたそうです。なるほどねえ。
のはらさん 5点(2004-02-15 19:12:48)
2.同監督の映画「カストラート」をはるかに凌ぐ作品!思わずDVDもかってしまいました。でも、この映画は好き嫌いが非常に分かれる作品と思われるのでご注意。
リュリさん 10点(2002-03-18 23:12:48)
1.うーん。期待してただけに・・・。ラストのベルサイユ宮殿はきれいでした。
さっちさん 5点(2001-12-03 02:51:06)
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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 5.67点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5777.78%
6111.11%
700.00%
800.00%
900.00%
10111.11%

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