11.大きなドラマは何もない。ひたすら淡々と時間が流れていく。中国の自然の中を二人の親子と一匹の犬が歩いていく極端に言えばそれだけの話だ。それでもこの映画はいつまでも記憶に残る映画。この映画を理解できなくなったら日本人はおしまいだと思う。 【C-14219】さん 9点(2002-08-04 23:42:30) |
10.郵便物が川に流されるでもなく、風に飛ばされるでもなく、はたまた山賊に襲われるでもなく…ただ父と子の3日間の旅(仕事)に泣かされました。たんたんと描かれる美しい風景に、子を通しての語りが素晴らしい。父と子、家族の絆を描いた名作です。 【taki】さん 10点(2002-08-04 03:33:13) |
9.じんわりと心に染みました。見ていると自然に涙が出てきて、何気ないシーンでも泣いたりして見事に涙腺がやられました。ところどころの父親の表情がたまらなかったです。すごく好きです、この映画。 【もみじプリン】さん 10点(2002-08-02 16:02:35) (良:1票) |
8.絆の強さ優しさを感じる良い映画でした。親子もの弱いんですよ。もう少し抑えた演出で暗い映画なのかなと思っていたのですが、回想シーンの多用、気分を高める音楽の多用、泣き顔の多用で涙を誘おうという演出が以外でした。私としてはもう少し抑えて欲しかったかな。望遠撮影多用によるきれいな風景にもしみじみ感動。多用を多用してみました。 【チューン】さん 7点(2002-07-25 09:46:54) |
7.ここで描かれる郵便配達は日本で言えば「特定郵便局」。日本の特定郵便局長も世襲制の国家公務員。赤字を作っていながら税金を搾り取り、そこから作った献金という名の賄賂で自民党への影響力を行使している、公務員試験には絶対受からないであろう既得権益にまみれた人達です。そんな人達も半世紀前はこの映画のような感じだったのでしょうか? ここは一つ全国特定郵便局長会で、文部省特選ならぬ郵政事業庁特選映画として(自民党議員の下らない講演を取り止めて)是非上映して欲しいと思います。きっと薄汚れた心と黒く染まった腹の中を綺麗に洗い流してくれることでしょう。全然話は変わりますけど、この郵便父子、揃って超面食いですよねぇ。血は争えん、7点献上。 【sayzin】さん 7点(2002-06-28 19:50:49) (良:1票) |
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6.中国の雄大な自然と素朴で暖かい人柄に癒され、父子の最初は拙いながらも徐々に築き上げられていく絆に忘れてた(?)なにかを思い起こさずにはいられない優しい作品。こういう人間がなくしちゃいけないものを気付かせてくれるものの存在ってすごく大事だとつくづく思い知らされた。それにしても…“次男坊”ってパーフェクトだ(笑) 【びでおや】さん 8点(2002-06-10 01:11:40) |
★5.アメリカ映画はもちろんのこと日本映画もどうなってしまうんだろう、もうこんな骨太な映画を作れる才能の監督がいないのかな 【心配性】さん 9点(2002-05-27 00:54:39) |
4.郵便配達の仕事を息子に受け渡すことによって今までの息子の成長などを思い出し感慨にふける父親や一緒に配達をすることによって今までの距離が近くなる。この映画は親の世代が見たほうがより感動できると思う。とてもきれいな風景もびっくりで主人公が新庄に似ていたのもびっくり(笑)これはおすすめです! 【住職】さん 9点(2001-10-19 21:52:16) |
3.パソコンや携帯電話でいとも簡単にメールが送れる昨今。しかし果たして本当の気持ちがどこまで伝わっているのだろうか。この作品はそんな素朴な疑問を我々に投げかけてきているように思える。地味な作風ではあるが、心の込もった手紙(郵便物)を送る側とそれを受け取る側、そしてそれらを長時間かけて大切に運ぶ者それぞれの思いが切々と心に染み入る秀作である。 【ドラえもん】さん 8点(2001-08-18 17:40:19) |
2.岩波ホールって、何かなぁ~と思ってたけど、いい映画やってんだ。見た後、人に優しくなれる映画だったなぁ~。まず、見るべし! 【よし】さん 9点(2001-06-21 15:46:38) |
1.公務員かくありたし。足と心で配達してくれる郵便配達の姿には誰しも頭が下がるはず。息子に後を譲ることの意味も、一つの型として示されている。さりげなく、押し付けがましくない良い話。 【山岳蘭人】さん 8点(2001-06-03 21:38:55) |