あらすじ |
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5人の子供を抱えて住居と職を転々とし、カリフォルニアを安住の地としたアイルランド系移民の次男ディック(リチャード)・ニクソンは病弱な兄と弟の医療費のために父の店で働きながら法律大学院を目指して弁護士になった後、政治にも野心を持ち国会議員を経てアイゼンハウアー大統領の片腕の地位に駆け上がる。同大統領の後任を期待されたがテレビでの選挙戦の結果、有権者は親がアイルランド系の成功者で貴公子のようなケネディーを僅差で大統領に選ぶ。時はソ連との冷戦の真っ只中。一度は政治を諦めて弁護士業に専念したニクソンはケネディーとジョンソンの政権後に政界に返り咲いて大統領に当選し、共産主義との共存を企図するベトナム戦争終結や中国との国交樹立、世界の基軸通貨となった米ドルと金との兌換停止による国際管理通貨制度の創設などの世界秩序の改革を次々と実行していく。しかし国民と世界のために権力を発揮しながらその強い実行力はニクソンを権力濫用、いわゆるウォーターゲート事件と弾劾、そしてアメリカ初の弾劾回避のために辞任せざるを得なくなった大統領という不名誉に導いていく。 |
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