7.太陽系惑星を守護星に持つ9人の超強烈キャラが結集し、不死の秘儀を手に入れるために「聖なる山」に棲む7賢人と一戦交えんとす…やはり今回もどこか「少年ジャンプ」みたい。前作からの期待を裏切らない怪作でした。各々のエピソードから小ネタまで、あまりのアイデアの豊富さに圧倒される。ラストは今の目で見るとあまりに安直な気がして残念。
メイキングでは、この後さらに登場人物たちが監督の昔馴染みのバーで一杯やって大騒ぎしているシーンがあったそうな(中南米人のリアル安息の地?)。どういう理由でカットされたのかよく解りませんが、このシーンがあればまだ尻切れトンボみたいな感じは拭えたし、怒った人は「こんな映画作っていい気に騒ぎやがって!」と更に怒りを倍増させそうで良かったのに。