23.《ネタバレ》 ボディ・ターゲットってなんだよって思わずツッコミ入れたくなってしまいます。原題結構格好いいのに(笑) ヴァン・ダムの役柄はこれまで景観だとか軍人だとかキック・ボクサーだとか、とにかく拳で語る役柄が多かった気がしますが、今回はちょっと影のある主人公。アクションもありますが、母子との親交を交えたちょっと感動系のストーリーで見せる感じで、たまにはこういうのも悪くないのかな、と思いました。 ラストのくだりなどもなかなか余韻の残る終わり方ですし、結構好きな部類です。 ただ、いい意味でのむさ苦しさがほぼないのと、格闘戦についてはもう少し映えるもの(ハイキックだったりスピンキックだったり)があればなぁというのが正直なところでした。 【クリムゾン・キング】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-07-22 16:50:15) |
22.《ネタバレ》 原題は「逃げ場無し」とカッコいいのにこの邦題はちょっと意味が分からない。まあそれはいいとして、ストーリーはありがちだけどとても良い。危うげな雰囲気の脱走犯が、子供の勢いに押されてだんだん柔和になっていき、家族になる。しかし本当の家族になるためには罪を償わねばならない訳で、犯罪者が素直に改心し連行されていく姿に和む。そうなんだよ、今回のヴァンダムは悪人なんだよ。その悪人が困ってる人達を見てられなくなっちゃって、成り行き的に善行に傾いていく話なんだ。きっかけは調味料の調達だったとか、美人の着替えを覗いちゃってとか、湖で入浴してるのを子供に目撃されちゃって大きさがどうだの、しょうもない下ネタとB級感がたまらなく牧歌的で親しみやすい映画なのです。あまり大きなヒットに恵まれないヴァンダムですが、これは彼主演の傑作の一つと言っていい。彼が正義を遂行する手段はもちろん格闘。今回はどうやら格闘のプロという訳ではないらしく、しかし掌底を使ったりしていたので多少格闘技をかじった一般人レベルといった所。そこそこ追い込まれます。それがまた素朴さと緊迫感をバランス良く引き立てている。 【にしきの】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2016-09-29 09:43:33) (良:1票) |
21.《ネタバレ》 冤罪ではなかったのは少し意外でした。実はしっかり強盗しちゃっていたんですね。「俺が本当は捕まるはずだったのに」とかはじめのほうで仲間のビリーが言うから、勘違いしていました。 そんで、いつもでしたら「お前悪いやつじゃん。」って偏見たっぷりになっちゃって、主人公に感情移入しづらいパターンのはずなんですけど、なかなかどうしてサム君(ヴァンダム)、良かったですよ。何より過去の過ちを後悔しているのが良いじゃないですか。 アクション映画は、絶対正義、スーパー超人、聖人君主みたいな人たちのほうが、面白いに決まってるじゃんって思っていましたが、なんか真っ白ではない、グレーな感じの主人公ってのもいいもんですね。決して完璧ではないサムが、大事にしたいと思える人たちに出会えて、その人たちのためにその腕力をふるうっていうのは、普段あんまり感じることないタイプのカタルシスを得られてなんか心地良かったです。 そのグレーの良さってのを堪能してもらうために子供を効果的に使うってのは、なんかずるいやん、って気もしますが、やっぱ子供がからむと作品に味わいが出ますね。特に今回の子役の二人はとっても良かった気がします。 ラストの30分、特に警察に追いかけられてからは片時も目を離さず見入っちゃうほど面白い展開になりましたね。ヴァンダムキックが見られなかったことだけがちょっと残念だったかな。 そうそう、脇役さんたちが良い味出していたのもこの映画の評価のポイントでしょう。特にロニーは良かったね。彼もなかなか良い灰色出していましたよ。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-07-08 01:58:28) |
【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-03-18 21:56:32) |
19.《ネタバレ》 この人どうもイカン マイケル富岡にみえてしまって仕方がないんだわあ でも チ●コの大きさは「普通だわぁ」 なんて言われてましたね お気の毒ですわぁ とは言っても、なかなかよかった。哀愁部分も含めて自然に楽しめた。 男の子がよかった。ついでに主演のヴァン・ダム君も。 ベタなストーリーなんだが嫌いじゃないです 派手なアクションシーンさえなければ、遥かなる山の呼び声と極似してます 高倉健さんの。お暇あったら、どうぞ見比べてみてください。 【3737】さん [地上波(吹替)] 7点(2012-07-03 22:17:30) |
18.《ネタバレ》 ま、つまらなくはなかったけどね。この主人公、人間味のあるいい奴的な描き方だけど、犯罪者で脱走者だよね。『コンエアー』みたいに巻き込まれて脱走せざるを得なくなったわけではなく、確信犯だからね。なぜ、保安官まで同情的なのか意味がわからない。 ところで、子役のお兄ちゃんの方 キーラン・カルキン ってクレジットされてるけど、マコーレ・カルキン君と何か関係があるんですかね? 【フラミンゴ】さん [インターネット(字幕)] 5点(2012-04-05 08:01:42) |
17.《ネタバレ》 邦題がダメ。。水のタンクを倒して火を消したり、バイクで逃げたりしながらも、ドラマ性あるのが好印象。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 7点(2009-02-09 20:31:57) (良:1票) |
16.《ネタバレ》 ヴァンダムに求めるアクションが少なく、人間ドラマがメインだったので正直がっかりした。しかし、人間ドラマをメインをしても、所詮ヴァンダムのヒーロー映画である。火事の救出&鎮火シーンなんかはご都合主義満載で、ヴァンダムをヒーローにするための1つの要素に過ぎない。脚本としては普通で、何かひねりがあればもっと面白い展開になったと思う。そして、少しエロティックなコメディ要素があったのもこの作風からすると浮いている。やはり、もっと派手で熱いアクションが欲しかったな。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-05-01 08:52:50) |
15.《ネタバレ》 意外と面白かった。始めの塩を取るシーンの見せ方がSFぽさもあって好き。でも最後まで絶対実は親子なんだろうな・・・って思ってたけど、そういう方向にはいかなかった(笑) 実はパパが死んだって言うのは嘘なのよってパターンだと思ったのになぁ。ビックリ。次見る時は普通の視点で見てみようと思う。今はちょっと低めに6点。 【アオイ】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-09-18 01:19:24) |
14.まぁヴァン・ダム作品では一番マシな方。『そこそこに面白い作品。 ま、損はしてないかなって感じ。』の定義に従い6点進呈。強いて云えば悪役がヘタレ(過ぎ)だし、ヒロインのロザンナ・アークェットが色気でヴァン・ダムを利用したような気もしないでも…。 【へちょちょ】さん 6点(2004-03-22 23:47:09) |
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13.ヴァンダムらしい嫌みったらしく見せ付けるアクションはありません。なのでアクションを楽しみたい方には物足りないと思います。いつもはアクションのおまけ程度のストーリーですが、本作では友情をテーマにしっかり練りこまれています。ヴァンダム物の中では数少ない楽しめる映画です。 【tantan】さん 7点(2004-02-12 23:02:05) |
12.本当にセガールと似てますね。マンネリ化してきたと思ったらシリアス路線ですか。家族と友情を描いた人間ドラマに焦点を絞っているように見えますが、ヴァンダムが黙って我慢できる筈はございません。結局最後は最強アクションで八面六臂の大活躍。まぁ、それが持ち味なんだけど。こう毎回同じだとね・・・。 |
11.まあヴァンダムの作品では割りと真面目系かな どうあがいても最後は素手の格闘シーンになってしまうんだけど ・・ 【ネス】さん 5点(2004-01-30 00:22:53) |
10.《ネタバレ》 ヴァンダムの映画のなかでは上位ですね。Hシーンがまたいいですね。やっぱり?って感じで(笑 【ブチャラティ】さん 7点(2003-11-24 20:24:03) |
9.《ネタバレ》 これ以上ないくらいシンプルでありがちな内容なのに、なぜか何回見ても飽きないという不思議な作品。冒頭、固定カメラで護送車を捉える静かなロングショット、そこから一気に脱獄課題を片付ける手際の良さといったあたりで、すでに類例アクション作とは異なってくる予感が漂う。また、この護送車の中の映像に始まり、光と影の使い方が、意外とどのシーンでも丁寧なのです。さらに、シンプルな中にも脚本も丁寧であり、言葉少なにすべてを語り尽くす主人公2人、そしてヒロインがヴァンダムと寝てしまう「ステップアップ」の自然さ(恋敵的保安官の暴走行動が、知らずして逆に後押しになっているという皮肉も込み)といった点も特筆すべきです。逆に、主人公が実は脱獄犯という要因は、ネタとして広げようとすればもっと使えたんだろうけど、あえてそのポイントは最低限に絞ることによって、流れを削がないことに成功しています。最後は冒頭に回帰する(外した手錠がまたかけられる)というラストも、運命と切なさを感じさせて、好感度アップ。そしてそして、忘れてはならない功労者は、ロザンナ・アークエットでしょう。こんな感じの、行動力も意思の強さもあるんだけど、でもちょっと疲れてきちゃった2児の母、という設定に、彼女はずばりはまっています。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 8点(2003-10-28 02:30:34) (良:1票) |
8.この映画には特に顕著に表れているが、こういうありきたりさがヴァン・ダム映画の持ち味とも言える。面白くないと言えばそれまでであるが、それでも今尚、この人の映画が作られ続けているのは、どこか捨てきれない彼の人気の根強さゆえであろう。 【鉄腕麗人】さん [地上波(吹替)] 4点(2003-10-17 14:18:55) |
7.ジャン=クロード・ヴァン・ダム作品中、確かに最も美しい作品。何と言っても、ロバート・ハーモン監督ならではのシャープな演出と画面構成のさり気ない才気にヴァン・ダムのアクションが映えて、ほとんど視覚的至福すら感じさせてくれる…とは、ちっとばかし大袈裟ですけど。ほんと、ハマッた時の彼の身体の動きは、ジーン・ケリー(!)に匹敵するんじゃないか。とにかく、単なるアクション映画以上の価値を見る者に与えてくれる作品として推奨いたします。《追記》 先日、ビデオが300円で投げ売りされていたので購入。あらためて見直すと、やっぱりこれが良いんですよ~。いわゆるハリウッドのアクションスターがおしなべて「肉食動物」系であるのに対し、ヴァン・ダムはどこか群れから離れた「草食動物」めいた趣がある。彼のアクションに攻撃性がどこか稀薄なのは、そのせいじゃないかな…。そして本作は、そんなヴァン・ダムのパーソナリティを最も見事に引き出したものであることを、再確認いたしました。よって点数も、8→10ということで。ほんと、ビックリするくらい美しい、そして愛おしい映画なんだけどなぁ・・・ 【やましんの巻】さん [映画館(字幕)] 10点(2003-06-03 19:37:41) (良:1票) |
【スマイル・ペコ】さん 5点(2003-06-03 11:47:36) |
★5.バンダムの出演作の中では、最も良い映画だと思います。それにしてもオールドボンネビル(’69年式?)をあれだけ乗り回すシーンはビンテージバイクファンにとっては堪らない!!!バイクファンはこのシーンだけでも見る価値あり! |
4.なかなか好きになれそうなジャンクロードバンダムが見れた。 |