【じっぽ】さん 2点(2002-12-20 17:14:03) |
23.舞台の名前に地元の地名が入っていたのでただひたすらに痛くて、見ているのが苦痛だった。受ける感じも地元っぽかったし。しかも痛みの表現の多さに対して救いの表現が少なすぎたので、後味の悪さだけが残った。広がるだけ広がって纏まりを見せない映画。最近の邦画にはこの手のものが多くなっていると思う。 【野辺】さん 2点(2002-12-17 16:11:43) |
22.岩井俊二の作品は映像が好き。小説もいいけど。この映画、人それぞれ感じ方あるかもしれないが、私は好き。映画に後味の良さは別に求めてないし。人生と同じ様にハッピーエンドなんてモノないし。だから、この映画はわたしの中で一生パラレル的にあり続ける。いい意味での後味の悪さ。 【雪2】さん 10点(2002-12-09 13:10:49) |
【人生いろいろ】さん 3点(2002-12-08 12:33:01) |
20.邦画の終焉を感じた。こういうのを有り難がりだしたら終わりだと思う。クソ以下です。 【リョウスケ】さん 0点(2002-12-06 05:30:26) (良:1票) |
19.よくわからないけどとても好きな映画。歌もよかったし、映像もきれいだった。好きな理由は別にありそうだけどね。田んぼがやけに印象的。東京ではない日本。多分北関東だと思うけど、なんかうまく言えないので、以後省略。 【サイコに最高】さん 9点(2002-12-01 04:46:06) |
18.よかったなぁ。夢や希望を与えてくれるのが映画なんですけどね、たまにはこういう映画もあっていいんじゃない?って思いました。観終わってからの無力感。決して満足する結末ではないけれど、ヘタな脚本家が書いた素っ頓狂で原作のいいとこしか取らない展開の早すぎる最近の映画とは大違い。「14歳のリアル」といううのは言い過ぎかも知れませんが、リアルであってもおかしくない話だと思います。ハッピーエンドなんかクソ食らえ!!ですよ。リアルを描いてこそフィクションです。映画なんだから。 【BOOKN】さん 9点(2002-11-18 01:23:18) |
17.ぼくも、ローティーンの時(ついこの間)作中の少年たちに近いところがあって、いろいろあったし、傷ついていると感じたこともあったので、少年少女たちの痛みは感じ取ることは、多少はできたと思う。しかし、この作品は、少年少女の痛々しさを剥き出しにする様子が羅列されているだけのように思い、ストーリー性は感じられなかった。個人的見解だが、痛ましさと言うのは、痛みをこらえ、痛みと戦っていたりする様があってこそ、周囲に痛ましさが沁みてゆくものだと思う。だから、今作のように、痛みをさらけ出すようにしては、沁み入るというよりは、見せ付けられただけのように感じてしまう。確かに、節々に痛みをこらえているとも取れる部分はあったが、結局自殺してしまったり、殺人を犯してしまったりと、あまりにも安易な展開に流れてしまい残念でならない。これで、「痛々しさが伝わって~~~」とか「心を動かされた」などと言っている人が、本当に少年少女の傷に気付いたのだろうか・・・?と考えてしまう。この作品は、内容が深いですよね。少年たちの傷が、どこから発生したか、わかってくれる人って、いるのかな?男性が、出産の痛みを理解できないのと同じじゃないかな?(なんちゃってぇ)。14歳を患った経験があるぼくは、そう感じました。 【少年】さん 5点(2002-11-13 22:32:41) |
★16.素晴らしい。基本的に岩井美学の信者ではあるが、中でもこの作品はこれまでのマスターピースだと思う。音楽と絵の融合。キューブリックまたはそれ以上に映像の美しい監督。 【ペリカン】さん 9点(2002-11-11 21:22:12) |
15.すごく好きな映画。内容にはすごい衝撃を受けたけど、風景や音楽がイイ雰囲気でした。そしてなによりも、主役の子かわいすぎ!! 【おうち】さん 10点(2002-11-11 18:17:46) |
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14.この映画は、恐ろしいほどに悲しくて、切なくて、でも、見終わった後かならず心になにかが残る映画だと思います。 【ゼットン】さん 7点(2002-11-10 11:18:01) |
13. 見ないようにしていたものを無理やり見させられてしまったような感じがある。暴力シーンがキツイとか、主人公があそこまで緻密に追い詰められるのはリアルか?とは言わない。あの時期の無力感、閉塞感をあそこまで表現したものを私は他に知らない。 【水晶梨】さん 10点(2002-11-04 00:31:00) |
12.もう少し年をとっていればこんなに痛く感じなかったかもしれない。いわゆる青春映画とは違うが、この映画で表現されているのもひとつの「アオハル」だと思う。岩井監督の映画はあまり好きではないが、この映画は評価したい。 【ヤマネ】さん 8点(2002-10-28 00:42:50) |
11.流石、岩井俊二監督です。衝撃でした。すごい、画の撮り方は圧巻です。が、内容は不快でした。そしてタイプでカチャカチャ打ってる字幕を目で追うのが疲れます。 【1、2、3】さん 0点(2002-10-24 11:02:09) (良:1票) |
10.映画は、人の心を動かすためにある。その点は、音楽や絵画や写真などの芸術と同じ。自分は、いま、どんなふうに心を動かされたいのか。どんな精神状態を味わいたいのか。あるいは、どのように心を動かされるのが好きなのか。それによって、どんな映画が琴線に触れるのかが違ってくる。だから、もし、この映画をつまらない映画だと感じたなら、この映画の目指す方向が、その人の味わいたい精神状態の希望に合っていなかったということだ。この映画は、どんな人が観るべきか。普段から人間の行いや心のドロドロとした部分にうんざりしていて、ハッピーエンドの映画を観て一時的に幸せな気分になれても、またすぐに辛い現実に影響されて鬱になりやすい。悲観的な傾向があって、人とワイワイ騒ぐのは面倒なような性格。そんな人が、ずしりと暗いストーリーを心に迎え入れつつも、映画全体を貫く音楽と独特の描写手法に酔いたい。酔って、暗い気持ちを幻想的な雰囲気の中に溶け込ませたい。そんな人にぴったりではないかと思う。そういう、ちょっと心に傷のある人を、うまく酔わせてくれる、酒のような映画だ。確かに、雄一を苦しませ続けた星野は雄一自身によって殺されるが、それは正義の味方が悪者を退治するような、単純な「ハッピーエンド」ではない。あのシーンのあとも、人間の心の闇の部分に対する絶望がずっと尾を引く。だから、ハッピーエンド系の映画が好きな人には薦められない。映画全体を貫くあの音楽と、少し空想的な表現技法がうまい「酒」となっている。あれがなかったら、「酔う」こともできず、評価の厳しい映画になっていただろう。しかしながら、人間の世界の悲しい面ばかりを突きつけるためだけにこの映画があるのではない。自慰を強要されてもおとなしく従ってしまうような雄一も、自分の内面世界を踏みにじられるようなことをされては我慢ならなかった。リリィ・シュシュのライブ会場での、星野の心ない行いのことである。命令されて、女子を強姦予定の倉庫に案内までしてしまう雄一であっても、自分が大切にしている精神世界の中まで汚されてはたまらなかった。そんな、どこか一本筋の通った人間の心というものに目を向けたい。こんなに荒んだ世界でも、それぞれ、心の中では、みんな何か大切にしているものがある。それを尊重できれば、我々の世界は何か変わるのかも知れない。この映画の悲愴に酔ったあとは、そういう希望も少しは感じたいものである。 【アキレス腱】さん 8点(2002-09-15 13:22:05) (良:2票)(笑:1票) |
9.暴行シーンがあまりにも不快だったので、先に観た友人に意見を聞くとどうやら「築き上げた友情が壊れる悲しいストーリー」とのこと。確かにそう言われると切ない気もするけど、リアルというより生々しいだけだし、全編がネガティブで閉塞感が息苦しいムードにとても疲れた。リリイ・シュシュの過剰な信仰も正直不可解。個人的に「バトルロワイヤル」よりも問題がある作品だと思うんだけど…。 【びでおや】さん 4点(2002-09-09 00:58:22) |
8.わけあって2度映画館に行ってしまったけれど、もう1度観ろと言われればお断りをする。キャッチコピーが確か「14歳のリアル。」しかし、あんなーものはリアルではないと思う。こういうのが14歳にとってのリアルなんじゃないか、と大人が思いこんでいるリアルに見える。リリィシュシュの描かれ方にも不満が残るし、音楽をかけすぎてその良さがよく伝わらない、音楽頼みみたいにも見えてくる。時々いい映像がふっと入るけれど、でもふっと。一緒に見に行った友だちはいじめのシーンにかなり不快がって無口になってしまった。 【エスメラルダ】さん 3点(2002-05-31 13:16:46) |
7.凧を飛ばすシーンの音楽の切り替わりが素晴らしい。この身震いをしてしまう瞬間のためだけに、数回映画館に行ってしまいました。 【sugar】さん 10点(2002-05-02 05:22:12) |
6.一見、高い支持を得ているようだが、この作品も観る人を選ぶタイプの作品ではないだろうか?そもそも、この何とも奇を衒った演出スタイルはいったいどういう事なのか?自分の映画監督としての才能に確固たる自信があれば、何故もっと正攻法で描かなかったのか?映画は、中学生たちの生態の現実と、抱えている様々な問題を直視していくが、かなり歪な決着をつけようとする彼らには感情移入し難い面があるし、結局のところ、リリィ・シュシュとは彼らにとってどういう存在だったのか等々、映像表現に頼りすぎた為か、なかなか主題が見えてこないと言う恨みが残る。 【ドラえもん】さん 6点(2002-02-03 11:34:37) |
5.この映画は本当にいい。最近は単なる娯楽映画が多い中、この映画はそれにとどまらない。ラストのスタッフロールで流れる歌、そして緑の草のなかにたたずむ登場人物。印象的であり、また、映像によるメッセージもある。劇中、バックに流れる歌もただの音楽に留まらず、映画の力というものを再認識させてくれた。これはわたしの今までみた中で最も素晴らしい映画といっても過言ではない。 【ジョン】さん 10点(2001-12-26 17:30:50) |