22.考えさせられる映画、でも重たくなくて良かった。 【ジョー大泉】さん 8点(2003-05-01 15:19:48) |
21.爆発や特殊な効果などなくてもこんなに面白い映画がつくれるんだなあと思った。はらはらしてみました<ねたばれ>まさか撃たれないだろう,まさか,そんなことしないよねってなことが(故郷の話で共通の女の話までしたのに)行われてしまって,戦争なんて経験ないけど,戦争ってこんな風になってしまうもんだろうかと感じた。後,彼等の戦争の歴史をもちっと勉強しておくべきだった。 【蝉丸】さん 9点(2003-04-21 21:41:59) |
20.これは究極の戦争映画だと思う。戦争のなかで1対1で対峙する兵士。そこには国籍も殺し合う理由もない普通の人間がいるだけ。お互いに怯え、立場は入れ替わる毎に変わってくる。そこにおかしさもあるけどコワイ。話はメルヘンではなく現実的に展開し、ますます怖い。生きるか死ぬかの究極にある人間の心理を描いて、戦争が人間の殺し合いであることをはっきり教えてくれる。 【キリコ】さん 8点(2003-04-20 16:00:55) |
【こゆ】さん 8点(2003-03-26 23:36:31) |
18.ただただ見入りました。見た後、なんともいえない気分になってしまって、地雷の埋まった彼が流した涙が大変印象的でした。喜劇・・・とは思えませんでしたけど、久々に見ごたえのある映画だったな、と思います。二日前にパールハーバー観たばっかだったので、眼から鱗~な気分。 【アルパチ夫】さん 9点(2003-03-21 13:54:47) |
17.すげえまとまった映画だと思う。全てに意味をもたせていてけして独りよがりになっていない。傍観は助長と同じ。あの兵士をただ見守ることしかできないラストは僕らおあり方までにも疑問符を投げかける 【えたひにん】さん 9点(2003-03-17 21:36:39) |
16.世界情勢を端的に表している点が、非常に秀逸な作品やと思います。 【axion】さん 8点(2003-03-13 02:44:39) |
15.あの二人はきっと分かり合えるんだろう、と思ってみていたら・・・本当の意味での「衝撃のラスト」ですね。でも基本的に戦争映画にハッピーエンドってありえないんじゃないでしょうか?その意味では「正しい」戦争映画だと思います。余談ですが、この映画を喫煙者が観るとすごくタバコが吸いたくなります。 【ぐるぐる】さん 8点(2003-03-03 18:00:07) |
14.こんな自虐的とも思えるブラックユーモアに鼻で笑いつつ、しかし結局『戦争』なんだと思わせるラストに後味の悪さを感じた。でもそれは不快な後味の悪さではなくて、この旧ユーゴの現状を表したという現実への不快感。なぜこんな事が起きてしまうのか、どうやったら終わるのか、本当に終わりはあるのか。そういう気持ちが皮肉やブラックユーモアという形になってるようで、とても痛々しい。 【mmm】さん 7点(2003-02-13 01:54:56) |
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11.いつも一番辛い思いをしてるのに、ないがしろにされている兵士達。舞台劇を見るような狭い場所で一生懸命生き残る為の努力する2~3人の行動を描く事で、まわりの多数のあたふたさが余計愚かしく見れました。演出としては類型的な部分もあり、もう少しとんがったところがあるかなと思っていたのですが普通な場面が多かったです。 【チューン】さん 6点(2003-01-23 11:18:13) |
10.最初から最後まで淡々としていて、台詞も結構笑えてしまう所があって、兵士の二人が心を通わせかける瞬間もある。(チキの恋人をニノが知っていたというシーンなど。)悲惨な戦闘シーンや、戦争の惨さを押しつけもしない。だけど戦争ってどこまで愚かなんだろう…何の為に人と人は憎しみ合って戦うんだろう?と思わせてしまう。ラストはショックですね。生きながら死んでいるってどんな心情なのか、想像もつきません。しばらくしたらDVDでまた見たいです。 【nott】さん 9点(2003-01-18 01:22:32) |
9.いろいろパクリがある、ってのは確かにあるけど、だからって良い映画になるとは限らないからね。私的には素晴らしい!の一言。今まで観た戦争映画というジャンルの中では、No1の反戦映画だと思う。ドイツ人やフランス人、国連軍やジャーナリストの描き方も、皮肉たっぷりで面白い。この監督は実際に、この戦争に参加していたそうです。それにしても、彼はどうなったんだろう・・・ 【クロマス】さん 9点(2003-01-14 18:08:55) |
8.凄惨な映像、イデオロギーの押し売り、そんなものなくても心に響く反戦映画が撮れるということを証明しただけでも評価できる。 【ユウ】さん 9点(2003-01-13 07:45:01) |
7.「人間の争い」の中での理不尽さ。彼らには言葉を交す時間が在ったのに紛争という状況がソレをさせなかった。シンプルだけどそれだけに面白い映画だと思います。血に染まったローリングストーンズのTシャツにも何か感じるモノがありました。 【venom】さん 7点(2003-01-11 18:24:51) |
6.ストーリー自体は至ってシンプルで観やすく、反戦だけではないリアリティあふれるメッセージが心にすごく痛い。今作や「鬼が来た!」のような戦争に翻弄される人々を描いたドラマって、実際に戦争を体感していない人(もちろん僕もだけど)にとってすごく身近に感じられるし、なによりメッセージがわかりやすくていい。かといってハリウッドの戦争作品はエンターテイメントに縁取られた脚色ばかりが目立ちこそすれ、その根底にあるものは事実に基づいたものなのは確かだし、改めて戦争映画のあり方や、正義と平和に対する理想と現実のギャップについて考えさせられた。 【びでおや】さん 8点(2002-12-02 01:40:50) |
5.迫力ある戦闘シーンが売り物の昨今のハリウッド製戦場映画とはがらりと趣の違う作品。むしろ戦闘シーンなどは皆無で、しかも決して反戦を声高に叫んでいないにも拘わらず、そのメッセージ性は強烈で、言わんとするところは十分理解するに足り得るものがある。一度は心を通わせかかった二人だったのに、なんとも呆気ない結末を迎えてしまうが、国家レベルでの争いも個人レベルでの諍いも所詮人間の愚かさ故、いや人間とはむしろ本来そういうものなのだと作者は言いたげだ。そして寝返りすらうてないまま、ただ地面に横たわっていなければならないという残酷で象徴的なラストに、この作品のすべてが集約されている。 【ドラえもん】さん 8点(2002-07-28 14:30:02) |
4.国連やメディアへの絶望感が表現されていて「ではどうすればいいのか?」を深く考えさせられます。もちろんクリアカットな結論はありっこないのですが ... ラストカットはボスニアヘルツェゴビナの位置と立場を象徴するものかな。よく計算された、「博士の異常な愛情」クラスの傑作風刺劇だと思います。 【ビタワン仮面】さん 9点(2002-07-13 22:10:06) |
3.「敵味方をこえて兵士同士が仲良くなる」などという設定は掃いて捨てるほど観てきたが、この映画はさらに踏み込んでいる。ラスト近くの銃撃は全く予想していなかったのでかなりビビッた。最初は時々ウケていた場内も後半はクスリとも笑わず、クレジットでは重苦しい雰囲気の中誰一人席を立たなかった。救いのないラストなので、オチに笑いがあった方が助かるのだが。 【山岳蘭人】さん 7点(2002-07-06 23:35:41) |