74.むむむ、みなさんの仰るとおり名作です…。今まで見なかった私の不明さを痛感しました。よく邦題はセンスがないと思いますが、ことこれに関しては、原題より良いのでは? 【クルイベル】さん 9点(2003-08-18 16:19:37) |
73.これは好きです! 列車強盗の現場に到着した謎の機関車。この機関車の描写って絶対『激突!』を先取りしてますよ。ラストの銃撃戦は類を見ない壮絶さ。前半の追跡エピソードが最後にまた効いてくる、脚本の妙。何もかも好きです。ところでバート・バカラックがオスカー作曲賞とってますが、ほとんどの場面は音楽無かったですよね?それでもいいの?ま、いいんでしょ。 【鱗歌】さん 10点(2003-08-12 22:58:40) |
72.監督ではなく名脚本家ウィリアム・ゴールドマン氏の功績でしょう、これは。あとバカラックね。 【じゅんのすけ】さん 8点(2003-08-02 18:39:49) |
【マー坊】さん 6点(2003-07-21 00:44:28) |
70.名画座で数度、DVDで数え切れず、悲しいのではなく心震える涙の洪水・・ストップモーション、セピア色のラスト、バカラックの切なく澄んだ音楽が重なる。美しいスキャットも胸を締め付けました。人を撃ったことがないブッチが、撃ち殺してしまった瞬間の苦悩の表情に誰もかなわない男の色気が・・・。男ならこうありたいと思わせてくれた生涯の作品です。 【コメツキガニ】さん 10点(2003-07-19 20:22:03) (良:1票) |
69.まさに「大人の青春」って感じの映画ですごく良いです。風景の色づかいやセリフの一つ一つに切なさが感じられて「終わるなー!」って思わせます。最後は少しあっさりしすぎな感じもしましたが、心に残る一作です。 【しゃぼんだま】さん 8点(2003-07-11 18:48:36) |
68.中学生の時、オリオン座という映画館で見た。ポールニューマン、ロバートレッドフォード、キャサリンロス、そして俺、みんな若かった。思い出の作品。 【くるみぱぱ】さん 10点(2003-07-02 22:36:59) (良:1票) |
67.音楽もストリーも配役も粋な映画。バカラック最高!ところで、エッタは二人の先が長くないことを確信したから、先に帰ったんだろうね。切ない・・・最後のシーンは、本人たちも半ば最期だとわかっていたんだと思う。そんな土壇場でさえ、軽口が出るところなんて最高にかっこよかった。 【dingo】さん 10点(2003-06-24 03:41:47) |
66.バカラックの音楽。西部劇に自転車。「俺泳げないんだ」と川に飛び込むレッドフォード、モノクロのオープニング。酔えます。 【omut】さん 8点(2003-06-17 02:09:25) |
65.この映画を初めて観た時の、楽しさと悲しさが混ざったような不思議な感情と胸がひきさかれるような切なさは、その後何年経っても色あせることなく、そしてその後観た何百本もの映画のどの映画でも2度と味わうことはなかった。大好きな大好きな映画。 |
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64.ニューマン自体は自分にとってベスト1俳優なんですが、一回目見たとき、自分的に大きな勘違い?をしてて、最後の飛び出しは死を覚悟したものだと思ってたんです。で、その時はちょっとイマイチな印象だったんですが、二回目見たとき実はこいつらは名前忘れたけど白い麦わら帽子を被った「タフな保安官」がいないから、逃げ切れるかも・・・今度はもっと暮らしやすいオーストラリアに行けるかも・・・という希望を持って表に出ていったんだ・・・ということに気づきショックを受けてしまいました。それ以来、猛烈に好きになり何度も見て自分の中でベスト1になってます。同じロイ・ヒル監督とニューマン、レッドフォードのスティングも良いんだけど、スティングではニューマンがレッドフォードと比べて役的にベテランの域に達しているんで、ニューマン好きとしては「そんなにニューマンをオジイ扱いしないでくれよ~」って感じなので、そういう意味でも「明日に向かって~」はニューマンの魅力満載で大好きです。そういえばニューマンの役でブッチみたいなちょっとコミカルな役柄って他にあまりないよね。「スラップショット」くらいかな・・・。 【250TR】さん 10点(2003-06-10 12:31:06) (良:1票) |
63.皆さんの言う通り名作の1本だと思います。公開当時は中学生でしたが印象が強烈で、あれから30年以上経った今でも名シーンの数々を思い出します。ブッチ・キャシディとサンダンス・キッドというタイトルそのままに主人公の二人が人生の最後の瞬間までどんなことにも前向きにあらゆることを受け入れて、そして自分の選択を楽しんでしまうような感性にただただ憧れました。天性というよりもそれまでのさまざまな経験が二人をあそこまで素敵にしたのかな、などと思ったりもしました。ラストシーン、大量の銃口に包囲される中に飛び出して行く二人。よく見かける写真とは異なり正面からのショットでストップしますよね。銃声は大砲のような轟音で、二人の人生がいかに大きいものだったかを痛切に感じました。当時、その正面からの写真がほしくて探したものです。皆さんならわかりますよね?あの二人の表情、姿が。セピアカラーの・・・。 【天地 司】さん 10点(2003-06-09 17:13:48) (良:2票) |
62.こんなに美しい作品ってあるのですね。初めて観たときの感動を綴じ込めておきたくて、実は一度見たきりです。もう一度見たいな、と思ういつかの日に心待ち。 【下関ないあがら】さん 9点(2003-06-07 00:20:16) |
★61. 「俺たちに明日はない」と同じく、悲しい最後なのに不思議と見終わった後そんなに後味は悪くなく、むしろ気が楽でした。今思うと、ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードこの時はまだすごく若かったんですね。キャサリン・ロスは・・・誰だっけそれ? 【呂布】さん 10点(2003-06-06 16:19:04) |
60.セピア・カラーのオープニングからストップモーションのラストまで、鮮烈な印象を与えてくれた作品。主人公の二人が自由を求める刹那の生き様が爽快であり、そして切なくもある。誰もが一度くらいは耳にしたことがあるであろうB・バカラックの名曲、「雨に濡れても」が流れる、例の自転車のシーンの美しさ。幾たび観ても感動を覚えます。本作品はアメリカン・ニューシネマの代表格として多くの評論を受けていますが、時代背景を考えた時に泥沼化したベトナム戦争の影響を大きく受けたことは想像に難くない。アメリカの大国としての威信は失墜し、精神面でも文化面でも、抱える様々な矛盾や虚構が大きな問題となった。本作品においても、夢や希望、自由といったフレーズが現実には空しい物なのだよと訴えかけているかのようだ。しかし、本作を観終わって心に残る爽やかな感動は一体何だろうか?スクリーンの中の男達は活き活きと輝いている。絶望感や悲壮感は微塵もないではないか。そして映像は余りにも美しい。何かの書評にあったかも知れないが、確かにこれは優れた演出と名優が織りなした、自由という名の下に謳歌した「青春期」への鎮魂劇ではないのだろうか・・・。そういった意味で、本作はいわゆるシニカルなニューシネマというジャンルには収まっていないと、個人的には強く思うのだった。多くの名画を世に送り出したヒル監督のご冥福をお祈りします・・・。 |
59.西部劇を見るのはこれが初めてだったと思いますが、見事に二人のアウトローに魅了されてしまいました。ガンアクションがカッコ良いのはもちろんのこと、最後まで自分たちの思うがままに自由に生きる二人の姿に胸が熱くなりました。ラストの二人の姿も印象的でしたが、個人的には前半のエッタとブッチが自転車に乗りながら笑っていたシーンが微笑ましく一番好きなシーンです。 【はがっち】さん 8点(2003-05-27 02:36:37) |
58.西部劇というのを忘れてしまうぐらいロードムービー色が強い。実在の人物と聞いているが、ブッチは絶対あんなにやさしい男じゃなかったろうし、サンダンスは絶対あんなにかっこ良くなかっただろう。でもこのデコボココンビがこの映画を一層楽しく、そして儚いものにしている。小学生の頃観た時は単純に二人に憧れた。以来、ブッチ・キャシディーとサンダンス・キッドという二人の名前とラストカットはずっと頭の中から消えずに残っている。 【R&A】さん 9点(2003-05-24 16:01:18) |
57.I can't swim! 西部劇である意味史上最強のセリフ。 【horicks】さん 10点(2003-05-17 22:14:59) (良:1票)(笑:2票) |
56.映画を好きになるきっかけとなった1本。(こういう人多いみたいですね)「今度はオーストラリアに行こう」そんなブッチの言葉に、かすかな笑みを返すキッド。自分達に次など無いことは分かっているのに........。こんな時にこんな言葉を言える大人になりたい。幸か不幸か、そんな風に思ってしまった14才の少女でありました。映画は時に人生をも変えてしまう。くくく。 【showrio】さん 9点(2003-05-15 20:24:07) |
55.映画ファンになるきっかけとなった作品で、特別な感情抜きの評価は出来そうにない。今見ても30年前に劣らない感動を覚える。まず映像が素晴らしい。とりわけ前半の逃走シーンの米国西部の大自然(どっかの国立公園らしい)は見事。アラビアのロレンスに匹敵すると言ったら言い過ぎだろうが、そのくらい素晴らしい。有名な自転車のシーンとエンディングは今でも映画史に残る名シーンだろう。また全編に鏤められた哀感漂うユーモアも秀逸で人間の奇妙さや人生の儚さ、馬鹿馬鹿しさ、現実と正面から向き合おうとしない二人の性格(苛酷な現実を生き抜くための術だったのだろう。)などをよく表現し、なおかつ暗くなりそうなストーリーを救っている。この映画は見る者に嫌な事からは逃げればいいんだと思わせてくれる。逃げた方が楽しいんだと夢を見させてくれる。そしてその為には高い代償を支払わなければならない事をラストで教えてくれる。二人は見た目は格好いいが好きな女ひとり幸せに出来ない情けない奴らだった。しかしだからこそ多くの人の共感を呼び今でも愛され続けているのだろう。最初に見たときはラストで二人が殺されたか、助かってオーストラリアに渡ったかで友達と口論になった。今となっては笑い話だが、そんな風に思わせる余地を残してくれたラストに感謝。そして二人の死体を撮らないことでこのラストは二人への同情を排除することに成功している。これ以上無い選択だったと思う。音楽も極上。只一点だけ文句を言わせてもらえば、二人が山賊たちを撃ち殺すシーンのスローモーション。ここだけが全体から浮いてしまい違和感があり、残念だ。それから前から思っていたのだがアニメ版ルパン三世はこの映画にだいぶ影響を受けていると思う。ブラピに似てる人が出るから一緒に見ようと妻を誘ったら似ている人だったら本人を見た方がいいとのこと。なるほど!彼女は偉い。 |