11.日本人なら見るべき映画、主人公がロシア文学専攻の教師なのも泣ける、日本人なら、あの山の雄たけびは、忘れてはいけない。 【N列23番】さん 9点(2004-01-28 18:12:41) |
10.今の日本が長い歴史に刻まれた多くの犠牲の上に成り立っているのが判る映画です。新沼謙治がいい感じ。ただ、ロシア側の人間が全く見えてこないので、日本人の悲劇、としての側面ばかりの映画という印象が残ります。日本の戦争映画って、みんなそんな感じなんですけど、人対人、国家対国家である戦争を、客観的に描いた映画が見たいとも思います。 【あにやん🌈】さん 6点(2003-12-15 14:17:07) |
9.「防人の詩」が最後にジワジワと効いてくるのが印象的です。日露戦争最大の激戦地である戦いを描いたわけですが、まさに人海戦術の戦いですね。 【オオカミ】さん 7点(2003-11-18 19:12:51) |
8.日本海海戦勝利の影に旅順陥落があると思うと多大な犠牲が無駄ではなかったと言える。豆腐屋の新沼謙治がラッパ吹いてました。 【亜流派 十五郎】さん 5点(2003-11-02 14:06:33) |
7.《ネタバレ》 日本の戦争映画の最高峰。明治の戦いの主題歌にさだまさしというのはどうか、と最初は思ったが、聞いてみるとこれが巧い具合にマッチしていて驚く。製作された80年代という時代を考えると、安易な反戦ものに堕さなかったのは幸運としか言いようがない。同じ日露戦争ものである「日本海大海戦」と見比べると大変興味深い。ほとんど被害を出さずに大勝した日本海海戦と、多大な犠牲を払ってようやく勝利をもぎ取った二百三高地。前者のラストシーンは東郷が靖国神社を一歩一歩しっかりと踏みしめて歩くのに対し、後者のそれは明治天皇の前で奏上文を読み上げながら泣き崩れる乃木で終わっている。二つの大きな戦いを比べていろいろと考えさせてくれる。 【ウーフー】さん 9点(2003-10-15 12:54:24) (良:1票) |
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6.以前カラオケで「防人の詩」を入力したら、バックの映像にこの映画の戦闘シーンが流れて、なかなか好評でした。肝心の映画の中では歌詞しか出ないのに! 戦闘シーン、人物描写ともになかなか見ごたえのある映画です。エピソードをあれこれ網羅しようとして、ちょいと説明くさい部分があるのが、残念ですけどね。 【鱗歌】さん 7点(2003-10-11 00:13:44) |
5.最近この手の邦画が少なくて寂しいと感じるのは私もその一人です。わかるんです、日本は戦争映画作るの下手なのが。作っても売れないのも。せっかく作っても結局、役者のせいで「現代の香り」が強く出てしまって白けるのも。だけど、戦争賛美じゃ決してなく、日本の一つの歴史の財産として、かっての日本の「戦(いくさ)」をもっと真正面から向き合った、日本の戦争映画がほしいです。そういう意味ではこの203高地は中々の出来。歌もポイント大きいのは私も賛同します(笑)。 【はむじん】さん 7点(2003-09-09 05:12:45) |
★4.昨今の偽善に満ちたハリウッド映画に比べれば、ぜんぜんいい。予断ですが、あの映画が封切られた当時、まだ小学生だった私は幼いながらも北方の脅威=ソ連の脅威をあの映画を見て痛感し、ソ連が攻めてきたらどうしようかと、大変j不安になった記憶がある。歴史的に検証すると、我国の「旅順攻略戦」はいわゆる精神主義を旧軍に定着させてしまい、科学的合理的手法を隅に追いやってしまった負の遺産とも考えられ、必ずしも評価できません。とは云え、最近この手の邦画が少なくなったことに一抹の寂しさを感じるのは、私だけだろうか? 【山本 五十七】さん 9点(2003-05-03 17:52:05) |
3.邦画ではかなり見ごたえがあったほうだと思う。またさだまさしの挿入歌がいいところで入るよ、実際。 【みんみん】さん 7点(2003-04-28 21:45:58) |
2.東映や東宝が競って出していた戦争映画でその中でも良質だと感じたのがこの映画でした。乃木将軍っていう人物が神格化するのがこの舞台になる日露戦争ですけど、あの当時としてはある意味、かなり現実的な人物化してるというのが出来の良さを挙げているんじゃないでしょうか。しかしあの映画のエンディングで「防人の詩」というのはやっぱりインパクトが強いですよね。 【奥州亭三景】さん 8点(2003-04-27 21:04:39) |
1.ドラマにもなってたけどこの作品の場合は映画もドラマもどっちつかずかな(実際、ラストシーンの他違いは覚えてない。映画は晴れ、ドラマは吹雪)。映画の方はコンパクトでよかった。しかしまあばたばた死んでいくので食傷気味にはなりますが、歴史としてみると感慨深いものがあります。小生の場合、どこかの古本屋でこの映画のパンフレットを買い求めてからはまった、という経緯があります。日本が戦争を考えるに意味深い一品と思います。娯楽としては、戦争というものを色んな角度から見すぎてこうなったという感じ。長いのでもう少しひきつける何かがほしかった所。でもいまだにマイビデオにはしっかり保存してあります。完全版とか出ないかな?今からは無理かな?いや、ぜひ出して下さい!!! |