64.中学生だった僕は、アメリカにこそ真の自由があるに違いないから絶対アメリカに留学しようとおもっていた。そんなときにみた映画だったがアメリカには本当に自由があるのか?実はアメリカに自由があるというのは幻想なのではないかと疑問をもった映画だった。ラストの空撮でカメラがバイクから引いてゆくのと同時に僕のアメリカに対する無意味なあこがれも頭からスーっと消えて行った記憶がある。 【ものものぴー】さん 6点(2003-07-07 03:44:17) |
63.どうも作風が合わないというか、理解しずらい映画だったのを覚えています。それもこれも、1960年代後半という特別な時代が背景にあり、アメリカと日本のお国がらの違いも感じざるを得なかったですね。それと、行き当たりばったりという感さえする、粗い演出と雑な編集が最後まで気になったのを覚えています。しかしラストの、バイクめがけてぶっ放すシーンは強烈で、今だに脳裡に焼き付いています。民主的で自由な国、アメリカというのはウソっぱちで、排他的で異質な者には容赦しないというのがこの国の現実なのかもしれない。やっぱり、アメリカ映画史上に於いて残るべく名作なんだろう。 【光りやまねこ】さん 7点(2003-07-05 20:33:09) |
62.中学1年生の時、地元の映画館、オリオン座で見た。バイク、ロック、セックス、ドラッグ、バイオレンス、すべてが衝撃的で、頭をハンマーでぶん殴られたような気がした。ただ今の若い人が見たら、たしかに退屈かも・・・。でも思い入れのある作品なので。 【くるみぱぱ】さん 10点(2003-07-03 04:59:28) |
【ノマド】さん 4点(2003-06-29 15:00:19) |
60.旅がすすんでいくごとに、ピーター・フォンダの苦悩が現実としてのしかかってくるように思えた。見ようによってはデニス・ホッパーと対照的なピーター・フォンダ。当時の時代背景を描写していることもさることながら、人の一生の中のある時期を描きだしているようにも思える。夢や希望を抱いて、様々な可能性を追い求める若くて奔放な力にあふれる青春時代はいつまでも続かない。いつか、現実を知り、自分を知り、周りと協調、迎合して生きてゆかざるをえないことを知ってしまう。それにうまく順応できなかったものは..あの唐突で理不尽で衝撃的なラストへと繋がっていく。他のレビューにもあったけど、この映画に共感するかどうかは生き方に関するひとつのリトマス試験紙なのかも。ロードムービー好きの俺には忘れられない映画のひとつです。少し時代は後になるけど、この作品の根底に流れるテーマに、イーグルスのホテル・カリフォルニアをいつもオーバーラップさせてしまいます。 【ken】さん 9点(2003-06-23 17:51:04) |
59.近くの映画館でリバイバルされていたので観に行った。スクリーンが小さくて映画が収まりきらず、字幕も1番下の1文字が見えない状態でした。しかもクーラーの音がうるさくて音が聞き取りずらかったので、ちょっと残念。もっと大音量で観たかった・・・。これで観たのは2回目だが、やっぱりピーター・フォンダはカッコいいなぁと思った。いつか自分もバイクでアメリカの荒野を旅してみたい。 【李将龍】さん 10点(2003-06-17 22:36:36) |
★58.最後はあれでいいのか!?きっとあの時代のアメリカ人には響くのでしょうかね~♪ 【cuckoo】さん 4点(2003-06-11 20:17:02) |
57.まさにアメリカン・ニューシネマの代表格。斬新な脚本と大胆な演出は今でも色褪せることなく魅力的だ。当時のハリウッドに強烈な衝撃を与えたというのも理解できる。ロックをBGMに自由を求めて南へと旅立つ二人は、混沌とした状況下で将来に不安を抱える多くのアメリカの若者を象徴している。そして、旅の道中に起こる様々な出来事は病めるアメリカの姿を如実に示している。行く先々で受け入れられない彼ら。そしてあまりにも呆気なく訪れる、不条理なラスト。一時間半のロードムービーは、自由を謳歌していてもそれは本当の自由なんかじゃない。本当の自由を求めても実はどこにもそんなものは無いんだぞ、と訴えかけてくる・・・。 |
56.よくあるアメリカンドリームやアメリカの正義といったものとは対極的な映画だったとおもう。アメリカの持つ弱さや不条理といったのが描かれていて、ラストのあっけない幕切れには驚いた。 【ぽんた】さん 6点(2003-06-02 12:18:07) |
55.バイクで広大な大地を走り、流れる音楽はSTEPPEN WOLFの「Born To Be Wild」。これだけで十分見る価値のある作品。何度見ても、出だしのギターリフが流れるだけで痺れる。広大な大地を走るバイク、そこに流れるアメリカンロック、この絶妙ともいえるブレンドを楽しむべきでしょう。ロード・ムービーって何?って聴かれたら、まずこの作品を挙げるでしょうねえ、最高作とはいえないがロード・ムービーの魅力がぎっしり詰まっています。 【ゆたKING】さん 8点(2003-05-22 17:22:47) |
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54.ぼくらはーーじーゆうをーーーぼくらはーーせーいしゅんをーー。う~ん、パワーはあるけど何か欠けている感じがする。 【ようすけ】さん 6点(2003-05-12 03:31:24) |
【羊男】さん 3点(2003-04-26 21:30:13) |
52.僕なりにこの映画の言いたいことを考察すると、それはズバリ‘不条理さ’じゃないかと思う。ストーリーの9割以上で‘自由’をうたっていながら、ラストシーンでは「時に、人の死または物事の終わりとは、ある日突然に何ら関係のない人や物や事柄によってもたらされるものである。」・・・と。ただ、別の見方をすると「あまり自分の好き勝手なことばかりやってると、後で痛い目にあうよ。」というような人生における教訓もしくは警鐘とも感じるが、そうでないことを願いたい。 【Fatman】さん 7点(2003-04-22 20:08:30) (良:1票) |
51.主人公が死にすぎ!ニコルソンのジョージは殴り殺されるし、アメリカとピーターも射殺かよ!!!でもバイクていいよね! 【ピルグリム】さん 5点(2003-04-13 21:36:27) |
【ケンジ】さん 5点(2003-03-27 03:22:18) |
49.ロードムービーの良さを実感できる傑作だと思う。時がたっても色褪せない。 【クー】さん 9点(2003-03-23 05:22:31) |
48.何よりも退廃的な雰囲気が好きです。意味わかんなくても悪でも押し付けがましくてもそれでいい。ジャックニコルソンには燃えたけど!とにかくみてて何かがつまって苦しくなる胸の感じが好きで堪らないんです。 【しゃぶ】さん 8点(2003-03-20 02:33:59) |
47.公開当時は小学生。この頃、親父に連れられて行った大学の学園祭は立て看板で埋め尽くされていたことを憶えている。中学生の頃、名画座のリバイバルで初めて観て衝撃を受ける。主人公が死ぬなんて有りなのか?ウルトラマンが死んで以来の衝撃だった。以後アメリカンニューシネマにはまる・・・自分が現在もバイクに乗って旅をしているのは、多分この映画を観たからだろう。 【バイクボーイ】さん 9点(2003-03-10 14:23:08) |
46.チーチ&チョンとは対極にあるドラッグムービー。少しケミカル寄りかな... 分からない人には決して分からない映画。キメて観るべし 【T2】さん 10点(2003-03-06 13:30:53) |
45.ニコルソン途中で死んじゃった。麻薬を吸っているような主人公だが、若い世代ではこういう彼らがカッコいいとされてしまいがちなのはちょっと危険だと思うし、なるべく麻薬を吸って気持ちいいなんていうことを主人公が映画の中で発言するべきではない。 |