24.初見はまだ小学生だった頃。とても感動したことを覚えています。 寒さが厳しい2月、キタキツネの恋の季節から作品は始まる。雄と雌、2頭のキツネが出会い、恋をして、子供が生まれやがて家族になる。懸命の子育て、子供たちの成長、家族の悲しい別れなど、あるキタキツネの家族の1年を追いながら家族の絆や自然、野生の厳しさ、彼らにとって大きな脅威である人間とは?様々なことを感じさせてくれる良質のドキュメンタリーです。 一部キタキツネに台詞を付けるようなところでは大人になった今見返すと「えっ?」と思ったりもしましたが、これは子ども達も見る映画。きっとこれでいいのでしょう。 本作を見ながら以前知床を旅した時のことを思い出しました。旅の途中、キタキツネにも度々出会いましたが、本作のキタキツネ達が勇敢に狩りをする姿とは対照的な姿でした。写真を撮ろうとクルマで近づいても逃げない。それどころかクルマのそばまで寄ってきてちょこんと座り、明らかに餌をねだっているのです。 これも人間の責任。人間から労せずして簡単に美味しい餌をもらうことを覚えたキタキツネたちはそれが叶わない厳しい冬を越せるのかな・・・。「キタキツネが生まれるのは春。しかし厳しい冬を乗り越え次の春を迎えられるのは僅か7%」という説明に、複雑な思いにかられました。 【とらや】さん [映画館(邦画)] 7点(2012-10-28 21:08:29) |
23.何でこの映画をわざわざ金を払い、しかも一人で観にいったのか、 記憶がまったく定かではない。周りはやはり家族連れが多かった。 キタキツネの生態をドラマ風に仕上げたドキュメント映画で、 確かナレーションが入っていたように思う。NHKの動物ドキュメント番組と同じような作り。 キタキツネの家族がメインで、もちろん子供のキツネも出てくるが、 ブリザード吹き荒れる北海道を舞台にしているので、画面を見ているだけで凍りそうだった。 撮影はさぞかし大変だったろうな、という印象だけはよく覚えている。 映画的な面白さはないが、動物好きな女の子やお子さんにはいい作品ではないかと思う。 テレビで観てれば十分だとは思うけど・・・。 【MAHITO】さん [映画館(邦画)] 2点(2011-07-26 04:15:15) |
22.はじめて見たキツネの映画。動物映画としても音楽映画としても魅力があったと思います。主役のキツネは犬くらいの大きさに見えますが、本物はとても小さい。そんな彼らを見つけるだけでも大変なことで、1本のドラマ仕立ての映画にするまでには何度も監督の交代があったとか。人間は自然や野生動物を脅かす存在であることを表現するためにキツネにストレスになることもなされていますが、長時間待つことを強いられる動物写真家や動物映画製作者の仕事は本当に動物が好きでないと出来ません。フレップやレイラやこどもたちの歌がそれぞれあり、サントラが今でも出されているのはいい曲が多いからでしょう。黄金色のキツネの住む国には彼らを愛する人がいます。 【レイン】さん [映画館(邦画)] 7点(2010-02-04 06:58:35) |
21.《ネタバレ》 動物と赤ん坊に勝てるものなし。ですね。 可愛いやら哀しいやら、色んな感情をゆさぶられます。 素晴らしい映像だった。 【とっすぃ】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2006-05-18 09:28:13) |
20.当時話題となり、大ヒットしましたね~ 何がイイのかと聞かれれば、困るんだけど..厳しい北の大地に生きるキタキツネがそこにいて..キタキツネはキタキツネなりの物語があって、そこで一生を送る..そんな大自然のいとなみが、勇気づけられたり、感動したり..するのだと思います... 【コナンが一番】さん [地上波(邦画)] 6点(2005-06-22 17:07:25) |
19.小さい頃観たきりなんで、何ともいえませんが、ゴダイゴの歌がかかる中、飛び跳ねたり鳴いたりしながら悲しい運命をたどるキタキツネの様は、悲しくもあり、かっこよくもあり、大自然そのものでありました。キタキツネになりたいとさえ当時は思ってしまったほどです。当然、泣きまくりです。今じゃ、撮影裏の事情などを考えてしまって冷めちゃうかもしれません。父と母に囲まれ、何も考えず、ただ、ただ、画面に映るキタキツネに目を奪われていた子供の頃の自分が、今でも忘れらない。そーゆう意味では、この映画、満点。 【なにわ君】さん 10点(2005-03-03 23:39:09) |
18.私にとっては動物ものの最高傑作です.皆さん書かれてますが,よく撮影できたな~と感心します.どっかでみましたが,テレビ放映時の視聴率歴代2位だそうです.それとラストでかかる主題歌「赤い狩人」by町田義人はすごく印象的で大好きな曲です. 【マー君】さん 9点(2004-07-12 23:32:38) |
17.未だにどうやって撮影したのか不思議。観てるだけなら可愛いよね、動物は。 【マックロウ】さん 7点(2004-06-09 10:42:55) |
16.中学生の頃、未だ日本語歌詞を歌わないゴダイゴのファンだった私は、本作のサントラをゴダイゴが手がけるといち早く知った頃から、何とか劇場に見に行く算段を付けた。 何と言っても、本作で初めて、作品の歌詞を鑑賞者に伝えるため、日本語曲を歌うというのである。もちろん、公開前から発売されたサントラは手に入れ聞き込み、準備を整えた。そして実際の作品は?というと、北海道の大自然の中、四季折々の美しい光と影を切取った映像は、あまりにも感動的で、魅せられてしまった。そしてもちろん、 それぞれのキタキツネ達にも。 かなり、大人になるまで好きな作品だったのだが、どこかで、蔵原がこれを撮るため 、本当に動物達をそういう状況に追い込もうと仕込みを入れたり、まぁ言わゆるヤラセをやって、カメラフレームに納めた等という話をどこかで読んだことがある。 これが本当かどうかわからないが、事実だとすると、純真な子供心を踏みにじった かなり許せない作品となってしまう。 本当の所はどうなんだ?!!関係者!! 昔の評価点を付けておく。 【あむ】さん 8点(2004-06-07 02:46:18) |
【its】さん 5点(2004-01-07 02:00:57) |
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14.親に連れられて子供の頃に観ました。子供心に、なんてイヤな映画だろうと思い、二度と観る気がしませんでした。せっかくの休日に子供を喜ばせようとしてくれた母には申し訳ないですが、映画を作るためにキタキツネをスノーモービルで追い回したり、罠にかかった母キツネを慕って鳴く子ギツネを撮影してる人たちはなんで助けてあげないのだろうと思って心が痛かったです。実際には本物ではなかったのかも知れないですが。動物を傷つけて、人々が楽しむための映画を作るなんて間違っていると思いました。日本人が「野生のエルザ」を理解する日はいつになったらやって来るのでしょうか。 【anemone】さん 0点(2003-12-13 00:45:06) |
13.ホント良く撮れてます。あんなドラマチックな絵はなかなか撮れんでしょう。ゴダイゴの音楽がまたすごく合ってるんです。曲名は知らないけどテンポのいい歌があってこのレビューを書いている間、頭の中でずっと鳴ってる。小学生の時に見て感動したので「象物語」にも連れていってもらったのを覚えている。 【R&A】さん 7点(2003-10-16 18:31:58) |
12.自分も小学生の頃に観たんだけど、これはスゴク良かった、決して子供だましの映画ではないでしょう。小学生ながら『あんなに上手く撮れるものなのか、一体どうやって撮ったんだろう』と2,3日悩んでいた記憶があります。ちなみに関連作?『南極物語』にはとてもガッカリさせられた記憶もあります(溜息)。 【眼力王】さん 7点(2003-10-06 17:15:31) |
11.母親につれられて映画館の最後列で見ました。キツネの話のはずなのに心に残った気持ちは上手く表現できず、なんともやりきれず(笑)・・・その時はわからなかったけど生きること(そして死ぬこと)をとてもリアルに伝えていると思います。フレップの遠くを見つめる瞳とゴダイゴの音楽が忘れられない作品。みんな見て! 【ジマイマ】さん [映画館(字幕)] 8点(2003-09-29 11:11:03) |
★10.中学生だった当時 この映画には随分と感動し涙した記憶があります。影響を受けて竹田津実さんの写真集さへ買っちまった。フジテレビが協賛していたところも当時としては真新しい感がありましたよね。今見ると動物ドキュメンタリーとしての人間の作為がどの程度の配分であったかを意識せずには居られないとは思いますが「南極」や「子猫」の様な無理無理感は無い様な気もします。。 【ナベキチ】さん 7点(2003-06-17 17:32:02) |
9.単なる環境ヴィデオでしょう。エコノキックスとか怖いど~。 【山本】さん 5点(2003-05-12 00:33:59) |
8.小学校の頃見たのに未だに 木の声を覚えてる。生態系ってものに興味持ったし、自然に対するカルチャー?ショックだった。人が生きるためにも、食べてるのはほとんどなにかの動物なんだと考えたきっかけにもなった。 【丸子】さん 8点(2003-05-02 02:46:27) |
7.小学生の時に初めて映画館で観て以来、今まで何度となく観ましたがいつも同じく感動します。響き渡るキタキツネの鳴き声が妙に切なくて心に響きますね。しかしフレップってカッコイイ親父だな~。 ちなみにこの撮影で死んだキツネは一匹も居ないそうです。それを初めて知った時は心底ホッとしましたw 【extl】さん 10点(2003-04-29 22:00:16) |
6. 2002年12月28日に本作の監督だった蔵原惟繕氏が亡くなりました。動物映画としては他の作品と一線を画す高いクオリティで見応えある傑作に仕上げた練達の手腕とフレップの痛ましくも雄々しい生き様に…8点。蔵原監督の冥福を心から祈り合掌…。 【へちょちょ】さん 8点(2003-03-05 04:36:15) |
5.大学生の時、好きだった女の子から見に行こうと誘われた。でも、「サタデーナイトフィーバー」を見に行ってリアルタイムで見損ねた。何年かたって、テレビで見て素敵な映画だと思った。と同時に、彼女を違う映画に連れて行ってしまった自分の感性のなさがいやになった苦い思い出があります。 【ジブラルタの星】さん 9点(2002-10-19 23:34:21) |