3.《ネタバレ》 (2009年の映画メモをもとに)
女子高生ホラー。
この手作り感というか、学芸会のビデオで発表しそうな感じがたまりまへん。
もう愛嬌です。
逆に僕は廃墟が好きなので、山奥の廃墟に居心地の良さを感じてしまいました。
あのドーム型の廃墟とかけっこう良いです。
ドーム型の廃墟と少女がマッチしています。
ただ、屋根のタイルが美少女の頭の上に落ちてこないかと心配してしまいました。
けっこう怖いかと思ったのですが、「貞子モドキ」が出てきたときに爆笑しそうになりました。もちろんしなかったですけどね。
凄いチープなシステムも心地いいです。もう愛嬌です。
また、少女が非常に可愛いです。
だいたい女子高生ホラーなんてセーラー服を無理に着て、本当に女子高生だか怪しいところですが、この少女は本当に中学生と高校生の中間くらいの少女らしさが全体から漂います。ホラー映画の中にも清純ぽい雰囲気が感じられます。
この作品では、清純で潤いのある少女だけは確かに楽しめるのが救いです。
だから廃墟も印象に少しだけ残ってます。
あと親友の彼氏で、それが金髪のヤンキーかと思ったら、意外と優しいイイヤツだった。
しかしここまで才能のない映画は珍しいです。チープです。どうして映画の仕事が出来るのかなあ?