吸血髑髏船のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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吸血髑髏船

[キュウケツドクロセン]
LIVING SKELETON
1968年上映時間:81分
平均点:4.80 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
ホラーサスペンスモノクロ映画特撮もの
新規登録(2004-10-27)【なにわ君】さん
タイトル情報更新(2012-08-24)【イニシャルK】さん
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キャスト松岡きっこ(女優)冴子/依子
入川保則(男優)望月
岡田真澄(男優)明石
西村晃(男優)西里
小池朝雄(男優)
平野稔(男優)同僚
内田朝雄(男優)辻尻
金子信雄(男優)末次
谷口香(女優)まゆみ
高木均(男優)
柳川慶子(女優)末次早苗
脚本小林久三
下飯坂菊馬
配給松竹
美術森田郷平
編集太田和夫
照明佐久間丈彦
その他IMAGICA(現像)
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【クチコミ・感想】

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1
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5.《ネタバレ》 予告編では「怪奇シリーズ第二弾」「怪奇娯楽映画の決定版」とされており、当時の分類としては「怪奇映画」だったと思われる。実際見ると松竹の前作(第一弾)とは全く違う雰囲気で、序盤から怨霊がらみの復讐劇が展開していくのは東宝変身人間シリーズのようでもあり、また心霊ものの怖さも出しているように見えた。
しかし終盤に至ると唐突に変な科学者(医師)が出て来て、自分が開発した変な薬品で人を殺すのは統一感がなく非常に変である。この映画は1968/11/9の公開だが、同時期の1968/9/15~1969/3/9にTV放送されていた「怪奇大作戦」はまさにそういう科学犯罪を扱った番組で、人体が溶解するとかコウモリの飛び具合とか、最後に破滅して終わりといったところに共通性が感じられる。またその終わり方にしても、人類が滅亡するとかではなく当事者だけが全滅して残された者に記憶の重荷を負わせるというのは、後味の悪さの面で松竹の他の特撮映画とも質が違っており、そういった点で「怪奇映画」の分類にふさわしい出来のように見えた(前作は単なる悪趣味志向)。

ところでこの映画を見た動機としては、かつて11PMというテレビ番組にレギュラーで出ていた松岡きっこという人が、他にどういう仕事をしていたかを見ることである。さらに突っ込んでいえば、劇中で胸を露わにする場面があるという話だったのも大きな誘因になっていた。しかしDVD特典のインタビューに出ていた岡田真澄氏によれば、本人は脱ぐという話をあらかじめ聞いてなかったために現場で少しもめたとのことで、やはりそんなに気安く見ていいものではないらしい。
自分としてはとりあえず松岡きっこさんの若さと美貌を確認したので満足だった。そのほか悪役の俳優陣もさすがの迫力である。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 4点(2016-05-21 09:27:22)
4.「吸血鬼ゴケミドロ」に続く松竹の特撮ホラー映画。この作品はSF路線には行かずにオカルトチックなB級ホラーというつくりになっているが、どうも白黒のせいか「昆虫大戦争」や「吸血鬼ゴケミドロ」よりもB級っぽく見え、話も支離滅裂な感じであまり面白くはないし。ただ、B級ながらも白黒のおかげかホラー映画という雰囲気はよく出ていたと思う。(骸骨とかコウモリとか明らかにちゃちいのだが。)この前年に「007は二度死ぬ」にノンクレジットのチョイ役で出演した松岡きっこが主演で、けっこう美人なんだなとか、その恋人役は去年自らが侵されたガンとの向き合い方で注目されていた入川保則だとかそんなことを考えながら見ていた。これで同時代に作られた松竹の特撮映画は一通り見たことになるのかな。いずれもがんばってはいたのだが、やはり松竹に特撮映画というのはどう考えても畑違いのように感じる。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 5点(2012-05-30 01:44:55)
3.《ネタバレ》 これはさすがに支離滅裂すぎるでしょう。どうにもよくわからない、理解不能なシーンが多い。まぁB級作品だからといってしまえばそれまでだが、なぜ白黒映画なのかというのも、要するにコウモリとか溶解シーンなんかがカラーだと粗が出過ぎて無理だからでしょう(笑)。骸骨やコウモリといったギミックで雰囲気出しているのはいいんだけども。まぁ、なんにせよ松岡きっこの美貌がこの作品に魅力を加えているのも事実で、やっぱりホラー映画には美人が必要だよな、と。その点は昔も今も変わりませんね。
あろえりーなさん [DVD(邦画)] 5点(2012-03-13 13:42:20)
2.古い日本の怪奇映画。昔のチープな特撮シーンが妙に懐かしい。
前半から中盤にかけての、ややサスペンス・タッチの展開は一応ヒネリやオチもあって、
なかなか面白かった。「え? 嘘っ」というような突っ込み所や、
どうにも腑に落ちないシーンも満載なのだが、あえてそこを楽しむために作られたような映画。
個性豊かな悪役たちも良かったけど、一人二役の松岡きっこはきれいだった。
MAHITOさん [DVD(邦画)] 3点(2011-12-09 21:16:06)
1.昔の作品なんやけど誰も書いてないってことはマイナーな映画なんすね。わからんけど。俺がこれ観た理由はゴケミドロのDVDのカウチコメンタリーがおもしろくて、同じ特典つきってことでこのDVDも買ってしまったんやけど。内容は、殺された姉の仇をとるために五人の男に復讐する妹の物語で一応怪奇物やけど、まったく怖くなくて、しかもコウモリとか骸骨とか思いっきりツクリモノ丸出し。脚本もえらい間抜けなとこあるし、カラー時代やのにあえて白黒。リアリティーもあんまりありません。ま、普通に観ればまずおもろないやろね。マイナーなんもわかる気がする。やねんけど、俺はこの映画、意外と最後まで楽しめてん。楽しめたポイントがいくつかあって、まず、妹役と姉役の二役こなす松岡きっこがすんごい魅力的やねん。今のおばちゃん顔(失礼)しか知らん俺にとってはちょっとカルチャーショック。メイクも今風やし、かなりいけてるってゆーか、ある意味かっこいーです。しかも、そんな彼女の乳が見れます(いけてて若いのに体はってます)。あと、金子信雄、小池朝雄(コロンボの声の人)を始めとする悪役がどれもこれも個性的な奴らで味がありまして、こいつらが姉を殺して三年後の姿で再登場するとき、いちいち過去のシーンを見せるねんけど、そこがなんかちょっとキルビルっぽい。タランティーノ、この映画も観てるんちゃうかな。妹が復讐するとき登場する音楽も決まってて、その音楽がまたいーんよね。さらに神父役の岡田真澄がこれまたかっちょいー。今の岡田真澄からはちょっと想像できんほど神父役似合ってます。こんだけ色々味のある役者がそろってるんで、誰が主役かわりません(一応主役らしき人はいるんやけど全然目だってません)。んで最後の展開もよかった。予想外だったんで。テンポとかも悪くないんちゃうかな。全体的な雰囲気はちょっと江戸川乱歩っぽい感じもします。B級として見ればそれなりにおもろいんじゃないやろかな。期待せん程度にやけど。
なにわ君さん 7点(2004-10-28 00:27:22)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 4.80点
000.00%
100.00%
200.00%
3120.00%
4120.00%
5240.00%
600.00%
7120.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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