46.《ネタバレ》 よくある犯罪捜査サスペンスかと思いきや、「遠隔透視能力」という設定を使って、割りと目新しい展開を見せてくれた意欲作。個人的に「セブン」以降に量産された単純な「刑事と連続殺人鬼の鬼ごっこサスペンス」には飽き飽きしているので、同じ素材を使いながらも違う料理に仕上げた、その工夫を評価したい。 遠隔透視能力が非現実的だからつまらないという意見もあるが、あくまでその能力は「犯罪者や被害者の視点に同化してしまう苦悩」を描くためのギミックであり、扱いとしてはそれ以上でも以下でもない。ミステリー的な謎解きがメインではないのでルール違反ではないし、そう言う意味ではリアリティのある設定と言える。 ただ惜しむらくは、主役ふたりの重苦しい苦悩以外、あまり深いテーマが見えない事と、謎解きの過程がイメージの羅列にしかなっていない事。惜しい。 【FSS】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-05-27 12:55:10) (良:3票) |
45.例の如くセブンと比較されがちだが、 たんなるサイコ野郎ではなく、 超能力者の苦悩がクローズアップされていて、あっちよりも充分楽しめた。 役者もよかった。禿のおじさんが不気味で素敵。 【彬彬】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-11 16:55:33) (良:1票) |
44.面白かった。てっきり冒頭からこの映画の犯人だと思っていたので後はどうやって捕まえるかというコロンボ的な推理合戦を予想していたら全然違っていたのでやられたといった感じ。(言いたいことは↓FSSさんがほとんど言ってくれてますw私も全く同じ)アーロン・エッカートがかっこよかった。最後はせつなかったけど、続編があるような? 【アイーン】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-05-27 21:25:27) (良:1票) |
43.スピード感のある展開で一気に観ることが出来る作品。スピード感がありすぎて、描き込み方が不十分と言えなくもない作品。素材的には好きですね。決して絵空事とも言えないでしょう。サイコものとして観るも、サイキックものとして観るも、見る者の感性次第というところでしょうか。強いて言うなら、主人公と犯人の心理にもう少し突っ込んで欲しかった。あと30分長くてもいいから。それによってもっと評価が上がるのでは?でも、ワタシ的には見事にツボにハマりました。キャスティングも納得。単純に楽しめました。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-02-15 01:26:45) (良:1票) |
42.《ネタバレ》 この監督の前作もそうであったが、企画、というかお話自体は悪くない。映画「吸血鬼」の主役が本当の吸血鬼だったら、とか、アメリカ全土に証拠を全く残さないシリアルキラーがいる、とか、FBIは超能力者を密かに養成していた、とか、ネタ自体は悪くない。■ところが、この監督、企画を発展させようとする段階で、どうも目の付け所が違うようなのだ。と、書くと、反ハリウッド的な作家的資質があるようなのだが、ま・る・で・違います。■今回、監督が目を付けたのは、超能力者がシリアルキラーを幻視する映像。私たちは、意味ありげでビザールで不気味でアーティスティックな、しかし、何の意味のないビジュアルをこれでもかこれでもかと見せられることとなる。その合間に、捜査官が推理しているであろうシーンや、捜査活動をしているようなシーンや、子供が誘拐されるのかどうか観客にはよくわかんないけどとりあえずハイスピードで撮ってみたシーンやらが挿入されるのだ。■だから、捜査官が「あと一歩で(犯人が)わかりそうなんだぁ」と昔の恋人であるらしい女性に嘆いても、私たち観客は、さぁぁっっぱり、わけがわからない。捜査官が一生懸命壁紙を破っても、登場する絵に衝撃をうけたりなんかしない、ただ何のことやらと小首を傾げるだけだ。■とりあえず、お話は「超能力」と「超能力者が送ってくれる手紙」によってするする進んでいくし、わけがわからなくてもどうでもいいのだが、「超能力者が幻視」したという説明の張り付いた、わかりやすく陳腐で気取った「映像」を90分間見せられ続けるのは、本当に勘弁して欲しい。キャリー・アン・モスのシューティングポーズがラスト近く、決まりに決まった時は思わず笑ったけど。■ようするに、この監督は物語を語る技術がないのだろう。だから、本当にしなければならない仕事ではなく、な~んとなくお洒落だったり、アーティスティックだったり、ビサールだったりする映像で誤魔化すわけだ。つまり、中身のない気取りやさん。前作を観た時点で見切りをつけるべきだったのだ。監督の名はラッセル・マルケイ、じゃなかった、E・エリアス・マーハイジ。覚えておこう、あんたの映画はもう観ない。 【まぶぜたろう】さん 0点(2005-02-12 22:11:15) (良:1票) |
41.やっぱりベン・キングズレーって、ベン・キングズレーなだけのことはあるんですよね。「マトリックス」に出たからと言ってまだ1人で客を呼べるほどではないキャリー・アン・モスに、特に人気が出たという話も聞かないアーロン・エッカート、ほとんど誰も覚えていない「シャドウ・オブ・ザ・バンパイア」のE・エリアス・マーハイジ監督、これだけ地味な組み合わせでありながら日本で劇場公開されるからにはそれだけの理由があると思って良いと思います。いわゆるベタベタなサイコ・ホラーを一歩踏み越えて、きちんと捻りを効かせたプロットは見事。あまりにもきちんとしすぎていてツッコミ甲斐の無い作品ですが、こういう緻密なお仕事を最近あまり目にしてなかったので大変嬉しかったです。わたしは映画版の「羊たちの沈黙」をそれほど高く評価していませんが、その原作の精神をかなり色濃く受け継いだ内容になっていると思います。2回観て来ましたが、時間が作れればもう1回観たいな。恐さはないですが、知性と品格はあります。一歩間違えば「ギフト」とか、あのへんに納まりかねない内容ですが、差をつけたのはやっぱりベン・キングズレーの名演技だったと思います。役者一人でこうも違うものかと感動しました。あとやっぱり作りが非常に緻密で丁寧です。映像的には特に目新しい物ではないですが、やるべきことをきっちりやり、真剣に丁寧に愛情を持って作られた映画だと思うので、わたしは大好きです。 【追記】おじさま激憤ですね(笑)このぐらい意見の分かれる物の方がわたしは好きなのかも?と納得してしまいました。ノレなかったらアウトですよね。前半タルいし。2回観ないと良さがわからない作品って結局ダメなんだと思います。 【anemone】さん 10点(2005-02-12 00:35:56) (良:1票) |
40.FBIの知られざる過去の心霊部門?の話。 連続殺人の被害者に共通点を見出すあたりの緊迫感は面白かった。 それに何より私はアーロン・エッカートが好きだ。彼の割れた顎と声が好きだ。 無骨な中に優しさを秘めた彼の魅力と、クールなキャリー・アン・モスのバランスが良かった。 「サスペクト・ゼロ」というタイトルの響きも期待感を膨らませてくれる。 |
39.最後まで見たけど、、、うーん こういうの嫌いじゃないけど、、、うーん 面白かったかというと、、、、うーん 【ぷらむ少佐】さん [インターネット(字幕)] 5点(2016-01-12 23:01:07) |
38.サスペンス、ミステリの体裁を取りながら、中盤でオカルト映画であることが明かされる珍作。その方面に興味と知識のある人なら相応に楽しめるかもしれないが、そうでない人にとっては大差のついた消化試合を見せられているようでひたすら退屈。 【野良猫】さん [DVD(字幕)] 3点(2014-09-17 19:22:37) |
37.《ネタバレ》 これはひどい。 結局のところ、オライアンはなぜ自分ひとりで「サスペクトゼロ」を追いかけなくてはならないのか?なぜ主人公を巻き込まなくてはならないのか?そのあたりが説明不足だし、なによりも「これ、主人公がいなくても話は解決しますよね?」という疑問がぬぐえないわけです。操作にしても全部オライアンの情報で動いてるわけで、つまり主人公に存在意義がないのです。 ひょっとしたら結構な志がある映画なのかもしれませんが、だったとしたら完全に空回ってます。 【あばれて万歳】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2013-11-17 18:44:15) |
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36.《ネタバレ》 内容が難しいよね、、、衛星放送を録画しておいたのだけど、、、何度も、巻き戻して見ないと、辻褄が合わないというか、、、話を理解できない、、、。皆さんの解説を読んで意味がわかりました、確かにXファイルずの、スカリーとモルダー捜査官の方がハマる、、、ただ、アーロンの顔が、、、そして女優のモスさんだっけ、、、色っぽいし、ベンキングスレーの顔も、、、おうおう、と見入ってしまいました、、。この映画、もしかして、短く編集しすぎたのかな、、、そんな感じがします。アーロンとモスはベッドインして欲しかったし、、、カットした部分があもう少し入ったら理解できるんだろうな。HDDから、削除するかもう一二度見直すか、迷う作品です。映画の雰囲気は悪くない、とは思いました。 【yasuto】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2013-09-29 14:28:28) |
35.みんな言ってるけど、セブンぽいけどセブンじゃない類似作。画質の湿度がずっと低いし、美しさも劣る。“苦悩する超能力者”ベン・キングスレーが重く熱演してるけれども、A・エッカートの固いお芝居が足を引っ張る。ベンの悩みはわかるがアーロン君は何をそんなに仏頂面なの?という気がしてくる。徐々に真実が顕れてくる話の展開は面白かったんですが、ちらちらと挟まるESP映像?のせいもあって二度観して整理する必要があったり。いまいちかな。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-09-11 00:02:51) |
34.多少ポイントがズレていることは承知で……。リモート・ヴューイング(以下RV)が、少なからずの誇張はあれどもこれほどしっかり描かれている映画は珍しい。実際にどれほど軍で使われたか、もしくはFBIで使われたかは分からないが、RVという技術があるのは本当。日本のTVで有名なマクモニーグルはその使い手だ。そういう意味で、RVを主題にした映画としては貴重かな、とは思う。ただ、映画としては、人物の描写すらまともにできてなくて薄っぺらなキャラが表面的に動いていくだけだし、サスペンスとしては最終的な犯人像が分かり難くてイマイチだし、超能力オカルト物としてもネタばらしが早すぎて弱い。さらにオライアンが、せっかく自分の力を活かして犯人を捕まえたのに、「もう疲れた」と死を望むのも唐突と言えば唐突。もう少し気の利いたラストは無かったのか? まあ、勿体ない映画。もっと面白くなりそうな素材なのに……。もう一度言います。ポイントがズレていることは承知で、RVをしっかり描いてくれたことに6点。映画としては3点程度の物だけどね。w 【TERRA】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-05-04 00:31:46) |
33.《ネタバレ》 FBI超能力捜査官というのは実在するらしいが、この映画は、現実的には見えなかったし、単なるサスペンス映画の域をでていないだろう。この手の映画は、意味ありげな死体と哲学的な犯人の思想を表すメモや不気味な絵などが雰囲気作りに付き物だが、この映画もご多分に洩れずそれらがいっぱい出てきて観ている方の好奇心をくすぐるが、タネ証しが超能力と判ってからは、興味が薄れた。結局、セブンとXファイルをくっつけたような欲張った映画ですが、どちらもやや消化不良。でも文句をいいつつ、この手の映画は必ず観てしまうんだよなあ。好きなので。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2012-06-16 22:13:56) |
32.《ネタバレ》 序盤5点。中盤8点。終盤2点。何か起こると期待していたのに尻つぼみ。 【たこちゅう】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-12-29 00:16:11) |
31.《ネタバレ》 最初でオチに予想がついてしまい、ストーリーに山谷がなく、淡々と進んでいき、結末もぐだぐだな感じが・・・。見終わってすぐ書いているレビューですが、人に話すネタがないほど、浮かび上がるシーンが全く無いですね。ただ久しぶりに映画でトリニティが見れたので、それだけが印象に残っています。残念ながら再見は確実にない映画です。 【とむ】さん [DVD(字幕)] 2点(2008-12-07 02:50:44) |
30.冒頭はもの凄く面白くなりそうな感じがしたけど、盛り上がりもなく終わってしまった。期待はずれ。 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-10-10 22:43:30) |
29.《ネタバレ》 うーん、個人的にはミステリもので超能力とか出てきた時点でアウトなのですが……その超能力の描き方には一工夫あったので、あまり血圧を上げずに済みました。ですが、雰囲気が暗いのは当然としても、テンポがかなり重たく、海外ドラマを普段から見慣れている身としては非常にじれったく感じました。題材自体は悪くないのに、いかんせん調理法が良くなかった典型例ですね。 【K】さん [DVD(吹替)] 5点(2007-08-27 14:56:10) |
28.《ネタバレ》 序盤は『羊たちの沈黙』と『Xーファイル』を混ぜたような感じだったけど、終盤のあれは『セブン』だな~(笑)。このジャンルは『羊たちの~』以降さんざん似たような作品が作られたので今では余程の斬新さがないと記憶に残らない気がする。説明不足のせいかもしれませんが予知のような能力は現実味をやや欠いているように思いました。 【眼力王】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-02-28 23:50:47) |
【マーガレット81】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-01-19 17:45:26) |