オープン・ウォーターのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 オ行
 > オープン・ウォーターの口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

オープン・ウォーター

[オープン・ウォーター]
Open Water
2003年上映時間:79分
平均点:4.72 / 10(Review 104人) (点数分布表示)
公開開始日(2005-06-25)
ドラマサスペンスシリーズものパニックもの実話もの
新規登録(2005-01-11)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2007-06-12)【.】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督クリス・ケンティス
キャストブランチャード・ライアン(女優)スーザン
ダニエル・トラヴィス(男優)ダニエル
エステル・ラウ(女優)エステル
スティーヴ・レミー(男優)ダイバーの男(ノンクレジット)
脚本クリス・ケンティス
音楽グレーム・レヴェル
ネイサン・バー(追加音楽)
撮影クリス・ケンティス
ローラ・ラウ
製作ローラ・ラウ
エステル・ラウ(製作補)
配給ムービーアイ・エンタテインメント
編集クリス・ケンティス
あらすじ
忙しい仕事の合間を縫って、やっと念願の休暇にやってきた若夫婦、ダニエルとスーザン。オフの間は常夏のカリブでマリンスポーツ三昧のつもり。さっそく現地のダイビングツアーを申し込んで、遠洋のダイブスポットへ。ちょっとKYな客も船に乗ってるけど、海に潜ってしまえば自由を満喫、他人なんて関係ないさ! …と思ったら、二人を回収しないで船が帰ってしまっていた…。果てしない海と空、そして二人の男女だけという究極のシンプル構成で贈る、漂流・オブ・カリビアン。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】
123456
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
104.《ネタバレ》 サメの証言を基に製作いたしました。
永遠さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2006-07-09 20:07:37)(笑:3票)
103.要は娯楽が無いという事。
ある意味、映画として成立していないという事。
ならばドキュメントなのかと言うとそうでもない事。
オチが無いという事。
救いが無いという事。
恐怖がサメしかないという事。
実話でありながら実話でないという事。
・・・・いわゆる面白くないという事。
sting★IGGYさん [DVD(字幕)] 3点(2006-05-15 22:57:37)(良:2票)
102.《ネタバレ》 人間が感じる恐怖感というのは身を低くして構えて地に足さえついていればなんとか防げるもんじゃないかと思います。しかしこの場合、ご存知のように深い深い海の真ん中なのであって、地に足さえつけない しかも足元見えない踏ん張れない しかし足元には確実に何かいるだろ それってまさかウソだろサメじゃないよな的な恐怖感。しかし周りをいくら見廻そうが だだっ広い海と空しか見えない、それに何もしてくれない雲がぽっかり浮かんでいるだけ じっとこのままプッカリ浮かんでいる事しかできない そして来るか来ないかもわからない助けをひたすら待つしかないのか しかし、そうのん気な事を言ってられないんだよな 喉はカラカラに渇いてしまったし空腹だし寒気も襲って来たし、そんな事の原因から唯一の相棒ともついつい口喧嘩になってしまったし、ほ~ら そうこうしてるうちにやっぱり奴らは人喰いザメだ どうも足をかじられてしまったみたいだ ほ~ら だから言わんこっちゃないだろ もしかしてもう足は食い千切られてしまって付いて無いんじゃないか?なんか足の感覚無くなってきたし でも、それでも尚ひたすら助けを待つしかないのか もう時間だけ過ぎていく事のほうが実は恐怖感なんだよな って的な絶望感。 恐怖感と絶望感がビシバシと伝わってきてしまったこの作品。そしてカメラワークはいつも水面ギリギリ、ただひたすら水面ギリギリ映し出されているだけで 後半あんまり映像的な変化ってないんですが、是非ともスクリーンで観ておきましょうってお奨めできる作品です。私は好きですこーゆーの。ただし疑問点をあげるなら、別に実話って事は認めてあげてもいいのですが、では一体誰の証言をもとに再現されたのでしょう それが甚だ疑問なのだ そこが納得出来ない。 だで残念ながらマイナス1点、だで9点。
3737さん [映画館(字幕)] 9点(2005-07-02 23:57:16)(良:2票)
101.《ネタバレ》 泳ぎの不得意な私としては相当怖い映画でした。サメが襲ってくる、クラゲに刺されるという直接的な恐怖以前に、だだっぴろい海のど真ん中に丸腰で放置されるというあの恐怖。ありそうでなかった題材をきっちり映像化したということでアイデアの勝利と言えるでしょう。映画的な演出をしてないように見せかけつつも、底意地の悪いラストをビシっとやってくる当たりの計算もうまかったと思います。とまぁ私は本作を十分に評価しているのですが、悪名高きブレア・ウィッチと同じミスを犯しているのはある意味致命的。海に置き去りにされる絶望感を観客の想像力で補ってもらうことを前提に映画を作ってしまっているのです。なので、私のように海底に足がつかなくなっただけで恐怖を感じる人間にとってはこの上ない恐怖映画であっても、そうでない人には退屈に感じられる仕上がりとなっています。ドキュメンタリータッチの中にもそれとなくひと工夫加えることを完全に怠っているのです。だだっ広い海に取り残されてることがわかる俯瞰ショットをひとつ入れただけで絶望感の描写は違っていただろうし、潮に流されている、体温が下がっている、海水は飲めないから脱水症状になるなど、おいしい材料はいくつも提示されているのに、その場限りのセリフで終わっているのが残念。サメだけでなくこれらの要素もラストに向けてじわじわと主人公達を襲ってくれれば、多くの人が怖がる映画になったはずです。また、ふたりの葛藤も薄味なような気がしました。この映画は特殊な状況に置かれた人の恐怖を描くという意味で心理スリラーに分類されると思うのですが、神経をすり減らす主人公達の描写が今一歩弱く感じました。生身の人間があの状況に放り出されればあんなに静かなことはないはずです。例えば海に置き去りにされたことに気付いてすぐの時点で、スーザンは遠くへ見えるボートへ泳いで行こうと言いますが、一方ダニエルは無理に動かずにこの場に留まろうと言い、その結果ボートに救われるチャンスを逃してしまいます。こうした二者択一の失敗は後の葛藤につながるのが映画の常套手段なのに、こんなおいしいエピソードが話に絡んでこないのはもったいない限りです。「サメに襲われる恐怖」もいいのですが、海に取り残されたということ自体を人間はどう感じ、どうリアクションするのかを丁寧に描いていれば、より多くの人が怖いと感じる映画になったはずです。
ザ・チャンバラさん [DVD(字幕)] 7点(2006-11-05 13:36:37)(良:1票)
100.《ネタバレ》 実話を売りにしながら、実際の漂流シーンからラストに至るまで、ほとんどが創作。どちらも生き残っていないのだから、途中の漂流シーンも、サメの襲撃も、終わり方も、全部スタッフの創作になるわけで、どうせ想像で補うなら、もう少し演出面で工夫をして欲しい。

主役のふたりからは必死に生き延びようという意思が感じられないし、かと言って、それほどパニックにもなっていないしで、どうにも中途半端。それに加え、画面の撮り方にも問題がある。ふたりを至近距離から撮影しているシーンばかりなので、大海の茫洋とした広がりや、そんな茫漠とした世界に取り残されたという孤独感や絶望感が伝わってこない。

だいたい諦めて自殺するくらいなら力尽きるまで泳げ!どうせじっとしてても潮に流されるかサメに食われるだけなんだから、とりあえずダメもとでボートが見えた方向に泳いでみれば良いのにと思う。

そりゃ、こんな事が現実に自分の身に起これば怖いに決まってるけど、映画として撮る以上、見せ方と言うものがあるでしょ。「リアリティ」とか「実話ベース」という言葉を免罪符にして、まともな恐怖演出や心理描写を取らず、見る側の想像力に丸投げしている怠惰さがある。

ちょっと批判的な物言いになってしまうけど、こういう作品を見て始めて、「こんな事が自分の身に起こったらと思うと怖かった」いう人がいたとしたら、逆に普段からニュースとして日常的に報じられる事件や事故を見て、それが「いつでも自分の身に起こり得る身近な恐怖である」という事をリアルに想像してみた事がないのかなと思ってしまう。

こうした「恐怖」は何も海の事故のみならず、現実世界に身近にあるものであり、わざわざ中途半端なドキュメンタリーを売りにした映画を見なければ教訓とされないものではないはず。

この作品からは「スキューバダイビングをする時は、ちゃんとしたインストラクターを選びなさい」、という教訓しか見出せないw。
FSSさん [DVD(字幕)] 0点(2006-08-05 15:14:52)(良:1票)
99.《ネタバレ》 最初に「実話」である事がクレジットされた。
ここでミスリードされた。
だって、実話ってことは、最低一人は生還して、その証言を元にして原作としたと誰も思うじゃないですか。
僕も当然、その線だと思い、さあ、この状況でどうやって助けられるのかと思案してたら、旦那がサメに噛まれて死んじゃって、ええって思ってたら、奥さんも、ええって沈んじゃうって、そんで終わりって。
じゃあ、あの「実話」っていうのは、「行方不明の夫婦がいました」っていう事だけが事実であって訳ね。
う~ん、「ソウ」以来の、久しぶりの背負い投げを食らいました。
しかし、海の中のあのシーンは、本当に怖かった。
僕も、あの奥さんみたいに、部屋でぽつんと、置いてきぼりの気分でした。
こまわりさん [DVD(吹替)] 5点(2006-03-03 19:07:16)(良:1票)
98.途中からずーっと、海の上の二人の映像。ほんまにそんだけ。海の中もそんなに写さない。サメもそんなに写さない。ただし、感情移入できれば、かなりの怖さを味わえると思う。ダイバー経験のある怖がりな子が隣にいたけど、かなりびびってた。それみて俺もびびってしまった始末。自分から主人公達とともに体感する意気込みがかなりなければ、退屈きわまりない映画です。さらに家のテレビじゃさらに体感気分は低いです。あと、ダイビングショップ泣かせの映画でもあります。
なにわ君さん [映画館(字幕)] 7点(2005-12-06 09:08:09)(良:1票)
97.《ネタバレ》 夢オチの映画というのは、得てして叩かれる対象になる。“想像ならなんでもアリやないか!”と。実話をベースに想像で描いた物語にして、ここまでやってはいけないことをやって映像化したスタッフにただただあきれるばかり。行方不明になった夫妻がどうなったかは想像で描くしかないんだから、もうちょっとヒネリのあるもの作ってもいいのでは?ただサメに食われるというオチなのに、延々と遭難シーン垂れ流すだけでは、とてもとても映画とはいわん。サメをうじゃうじゃ泳いでいるシーンをCGなしで撮ったのを自慢するだけなら、「たけしのお笑いウルトラクイズ」で事足りるんだよ!
ダブルエイチさん [DVD(字幕)] 1点(2005-12-03 13:44:06)(良:1票)
96.実際にあったコワ~イお話。こういう作品を制作する際に問題となるのが、災難に遭った当事者でもない限り、その場の状況は誰にも分からない訳で、同様の事故から生還した人のコメントを参考にする以外は、想像の域を出ないという事である。従って、ドラマチックな感動を呼ぶ娯楽作品に徹するか、あくまでもリアルさを追求したドキュメンタリー風の作品にするかは、製作者の狙いによって随分と違ってくる。こういった再現ドラマには以前公開された「運命を分けたザイル」という秀作もあるが、舞台が雪に閉ざされた山岳地帯という事もあって、ドラマを構築するには有利に働いたように思える。しかし本作は周囲360度が見渡す限りの海が舞台であり、そこにポツンと取り残された二人の男女の運命を描くには、画面的には単調にならざるを得ないのは自明の理。どう考えたって娯楽作にはなりようがない。 そこで、その不利な条件を逆手に取り、接写撮影に徹して、観客をも巻き込んだ同時体感ムービーにしたのは、正解だったと思う。いや、もはやその方法しかなかったとも言える。主人公たちを俯瞰で捉え、空間的な広がりを感じさせるショットも無くはないが、ここで問われるのは、あくまでも状況の迫真性である。彼らの足元に蠢くクラゲや鮫といった、海に生息するモノたちからの攻撃による恐怖も然ることながら、一方では、何も起こらない事の恐怖も同時に味あわされる。取り残されたという心細さが徐々に不安感に繋がり、やがて恐怖に変わっていくプロセスは、なかなか巧みだ。とりわけ、延々と波に揺られることで船酔い状態になり、嘔吐する生々しい描写や、感情が微妙にブレ続ける二人のセリフの遣りとりなど、真実味や臨場感からくる恐怖演出は十分に捻出されているし、さらに、無名の俳優たちの真に迫った演技も見逃せない。それにしても、単純なミスで災難を被る映画としては異色の本作だが、安手のリゾート・ツアーには気をつけようという、戒めが込められているようだ。
ドラえもんさん [映画館(字幕)] 8点(2005-07-14 12:29:53)(良:1票)
95.シュチュエーションは良かったものの全然駄目。まず第一に大海原の真ん中に取り残されたのが主人公2人、という時点でもうサメに喰われるシーンはラストに至るまで無いといっているようなもんだ。だからまあそこは観る前からある程度承知して、その喰われるまでの過程をどう観せてくれるか、が最大のポイントだ。もし広い海の真ん中に投げ出され、その周りにはサメがウジャウジャいる時どうすればいいだろうか。他の動物パニック物の「グリズリー」や「ジョーズ」の様な設定ならばどうだろう。必死に逃げるか戦うかしかない。しかし本作にはこんな状況で追い帰したなどあってはならないし、逃げ切った等は愚の骨頂だ。始まりから既にゲームオーバー的なものを、どうやっておもしろくしていくのか期待してたのだけど、どこか小じんまりしててスケールの小さい作品になってしまっていた。実話を忠実に描いた訳でもなさそうだし、どういうジャンルを描きたかったのかもいまいち分からない。 観ていて、発見してくれるハズもない船に助けを求めるシーンを繰り返したり、サメが何すると無く追ってきては足をつついたりするシーンに少々退屈を覚えたのも残念。演出と映像があまりに見応えがないのだ。
ホーラン℃さん [試写会(字幕)] 2点(2005-07-03 16:47:41)(良:1票)
94.《ネタバレ》 本作は98年にオーストラリアのグレート・バリアリーフで実際に起きた
ロナガン夫妻の失踪事件をモチーフにした、シチュエーション・ホラー。
この夫妻の場合、乗船名簿に始めから名前が無かった事から無理心中や保険金詐欺など
諸説あるし日本で言うワイドショーで連日報道した為、事件の有った海域は観光客が
激減した程でダイビングが趣味の人にはトラウマになりかねない映画とも言える。
しかし試写会の場所が品川プリンスホテルの温水プール、と言うセンスには疑問符だ。
この手の映画は、えてして演出してしまうものだが本作は回想やサイドストーリーを
挿入しないで、時系列に従って進む演出に終始してる。この点は評価して良いと思う。
そして作品は水面を常に捉えているが、その事で「水の上と下」=「現実と別の世
界」との境を表現しており、仕事に追われる生活が人生にとって意味が在るや無しやを問い掛けている。そして、こういった映画は最後がとても難しい。
残念ながらエンディングについては未熟なまま終わっている、監督の演出力不足は
否めない。ラスト3分の描き方で、この映画はもっと違う方向性にも成ったろう。
もちろん、ハッピーエンドなんて有りえない。
しかし現実に同じ状況になったら、私はスーザンと同じ行動
(鮫に囲まれた事で覚悟を決め、自らライフサポートを手放し入水自殺する)
かは自信は無い。でも人間としての尊厳だけは守りたいとは思ったし、
同じ観るならそこまで感情移入しないと、この映画は楽しめないかもしれない。
masamuneさん [試写会(字幕)] 4点(2005-07-03 14:16:53)(良:1票)
93.《ネタバレ》  この映画を最も楽しむ方法とは「実話ネタである、という情報を元に観賞する」→「実話なら最低でも一人は助かったはずだ、と思い込む」→「二人とも死ぬのかよ! とツッコむ」ではないでしょうか。

 で、自分はといえば「実話ネタ」という以上に「サメ映画」との情報を元に観賞したせいか、受けた衝撃は弱かったように思えますね。
 「サメ映画である以上、実話ネタでも間違いなく話を盛っている」との認識があったせいか、ラストシーンの妻の自殺(?)に関しても「あれ、二人とも死んじゃうのか」とアッサリした感想になっちゃいました。

 別に実話云々が絡まなくても、劇中世界に没頭していれば衝撃的な結末だったのでしょうが……正直、あまり楽しめなかったがゆえに「バッドエンドでも後味が悪くない」という形になってしまった気がします。
 「実話なら生存者の証言を元に作られているはずなのに、それを裏切られた」という不快感も無い代わりに、特にハラハラドキドキもしなかったという形。

 一見して低予算映画であると分かる作りであり、映像や音楽などが洗練されていないのが、観ていて盛り上がれなかった一因かも知れませんね。
 こういう映画って、ついつい「アイディアが素晴らしい」「大金をかけた映画より遥かに面白い」と褒めたくなるものですが、ちょっと厳しかったです。

 前半部の「旅行」パートが、あんまり楽しそうに見えない辺りなんかも、非常に残念。
 やっぱり、そういう部分で観客のテンションを高めておいてこそ、その後の海中に取り残される絶望的な展開に、落差が生じる訳ですからね。
 なのに、それが一般人のホームビデオ撮影みたいなノリで全然盛り上がれなかったものだから、正直ガッカリです。
 問題を抱えた夫婦なのだから、能天気に描く訳にはいかない……って訳でもなく、明るい音楽が流れ、俳優さん達も笑顔を見せているんだから、ちゃんと観客側にも「楽しさ」が伝わってくるように仕上げて欲しかったところ。
 サメの模型の口元に頭を突っ込んで、おどけてみせたりする辺りは悪くないだけに、勿体無かったです。

 良かった点としては、サメを前にしてナイフを落としてしまう絶望感とか、眠った隙に互いが離れ離れになってしまうも何とか合流出来た時の安堵感とか、持ち物の中に飴玉があると知った時の喜びとか、その辺りが挙げられそうですね。
 五十分近くも「海中で孤立する主人公夫妻」というシーンで引っ張る為に、あの手この手のアイディアを出してくれており、観ていて退屈させなかったのだから、これは素直に凄いと思います。
 序盤にて、主人公夫妻が「我が家に帰ってくる」事を前提に電話をかけたり、防犯の為に自宅の電気を点けたままにしておく描写を挟む辺りも、皮肉が効いているというか、非常に残酷な描写であり、印象深い。

 ハッピーエンドではないし、観ている間楽しかった訳でもないけれど「こういう映画があったよ」という形で、語り易いし、記憶に残り易い一品であったと思います。
ゆきさん [DVD(吹替)] 5点(2017-08-16 02:26:01)
92.《ネタバレ》 この作品を観なかったら、一生、想像もしなかった(または、できなかった)であろう状況を疑似体験させてもらえたという点においては、良くできた作品だと思う。しかし、後味の悪さが(就寝前の夜中に観てしまったというのもあるが、、、寝つきがかなり悪かった、、、)なんとも息苦しかったので点数「5」。こういう状況に置かれたら、自分なら何ができるか、どうすべきだったかを考えさせられて、観て良かったとは思うけど、他の人には薦められない。
Porscheさん [DVD(吹替)] 5点(2013-09-28 12:00:33)
91.《ネタバレ》 「実話に基づいたフィクション」なんですね…。
実話ってきいたから、どっちかは助かると思い込んで観てしまったではないスか。そしたら、ラストにびっくりするのは当然じゃないスか。ズルイ…。

内容は、実話と銘打っていなかったら、映画としてはもたなかったでしょう。
実話だからこそ、怖い。ドキュメントに近いホラー作品だと思いました。

サメが、ホラー映画のようにぐわっと襲ってくるのではなく、周りを泳ぎながら、獲物が弱るのを待っているのが、怖い。
突っついてみたり、少し齧ってみたり。抵抗する力があるのかどうか、様子見をしているところが、非常にリアルでいやらしい。
ドキュメント風なので、主役の二人が映画的に派手なパフォーマンスをできるわけがなく、ただただ海の上を漂うしかなく、つらい状況。その状況を延々と見せられるのですが、なにしろ「実話」なので、主役たちのつらさを共有するしかなく。
まったくエンターテイメント性はない。ないからこそ、伝わってくるつらさと恐怖。

しかし、いい加減なダイビングツアーのガイド達とか、実際に大勢いそうですよね。適当な仕事しかしないアルバイトさんとか。
そんな人たちに命を預けるような遊びをするのは、嫌だなぁ…と、心底思いましたよ。

ひしひしと感じる海の恐怖。
ワタシは、一生、ダイビングはしません。この作品にかけて誓います。
りりらっちさん [DVD(字幕)] 4点(2012-11-01 16:21:37)
90.《ネタバレ》 地味な設定だけど、怖いという点では偽りなし。
自分はかなり水泳得意で、ダイビングもちょっとだけ経験あるけど、だからこそ充分なリアリティを感じることができた。
自分があの状況になったとしても、同じ行動や話をしたと思う。
ただし、ラストはちょっと別だけど。
しかし、この映画には、やってはいけない反則が入っている。
それは、「実話に基づく」って最初に言っているんだけど、最後まで見ると、「実話の設定を借りたウソ話」ということがわかってしまうところ。
これはかなり許せない反則だし、あまりにも地味な映像とシーンが多すぎるのは、もうちょっとなんとかならなかったのかなあ、と思ってしまう。
まかださん [DVD(吹替)] 5点(2012-04-08 05:13:44)
89.《ネタバレ》 シチュエーションだけで後は創作って何が実話が元だっていう話だが、実話が映画化されたってことは生還するに違いないという印象を視聴者に与えるためだとしたらまあアリ。「興行の神様」スピルバーグが撮ったのがエンターテイメントなジョーズだとすると対極にあるリアリティ追求作品がこれ。確かに現実の状況だとしたらそりゃ海中もはっきりは見えんし、スリルのあるBGMもならんし、都合いいタイミングでサメに襲われたり救われたりするイベントも起こらないし、海上でラブラブもせんだろう。普通は波の音の中に何事もなく漂い続け・・・カップルならああいう喧嘩をするよなあw。作り上げられたホラーに飽き飽きしてきた人にはお勧めのスリラー。7点だが、こんなTVを含め使い古された題材ながらジョーズの2番煎じには終わらないオリジナリティで+1点。あ、もちろん作品としてはジョーズのほうが一枚も二枚も上手ですよ。
Arufuさん [DVD(字幕)] 8点(2011-06-06 23:52:40)
88.《ネタバレ》 映画ながら無常な現実を突きつけられた気分。残り時間を確認しつつ何時助かるのかとやきもきして観ていたけど、全く助けが来る気配もない。そうしてる内にクラゲがくるサメがくる、終盤でやっと捜索隊が出動した頃はもう残り尺が殆どなく、こりゃ最後の最後で救助隊に発見されて終わりかと思いきや・・・まあそもそも大海原に取り残された人間が助かる筈ないので、如何にも映画的な結末にされるよりは良かった。
TAKIさん [DVD(字幕)] 7点(2010-10-21 23:12:31)
87.実話とふってあって、映像もドキュメンタリー風。恐怖感とか絶望感は伝わってくるがいかんせんそれだけで引っ張るのはいかにもつらい。
タッチッチさん [DVD(字幕)] 4点(2010-07-24 15:05:35)
86.《ネタバレ》 実話に基づくと宣伝されているので、置き去りの夫婦は助かり、後日夫婦への
インタビューを元にした映画だと思って見ていました・・・ 
助からないのなら、置き去り後、夫婦に起きた出来事は全部想像ですね。

BGMを極力減らし、淡々と恐ろしい出来事を積み重ねる構成は好みです。
でもそれで面白いかというと、やはり物足りない出来上がりです。

ラストの自決への動機付けが不足してるんじゃないかなと・・
事実の報道ではなくて映画なので、もうちょっと作りこんで欲しいなー
と思った映画です。
ながもんさん [DVD(字幕)] 4点(2010-02-22 13:31:29)
85.《ネタバレ》 最期は2人とも助からない。。。なんて鬱な終わり方なんでしょう?絶対助かると思ってみてましたよ。残念な結末です。映画自体は単調です。最初と最期以外の中盤はばっさりと削除しても問題なかろうかと。実質30分くらいで話が完了する映画です。
いっちぃさん [地上波(字幕)] 6点(2009-12-27 23:32:10)
別のページへ
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】
123456
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 104人
平均点数 4.72点
043.85%
132.88%
2109.62%
3109.62%
41918.27%
51918.27%
61817.31%
71312.50%
843.85%
943.85%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review8人
2 ストーリー評価 2.62点 Review16人
3 鑑賞後の後味 2.46点 Review15人
4 音楽評価 3.10点 Review10人
5 感泣評価 2.87点 Review8人
chart

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS