フライト・オブ・フェニックスのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 フ行
 > フライト・オブ・フェニックスの口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

フライト・オブ・フェニックス

[フライトオブフェニックス]
FLIGHT OF THE PHOENIX
2004年上映時間:113分
平均点:5.93 / 10(Review 55人) (点数分布表示)
公開開始日(2005-04-09)
アクションドラマアドベンチャーリメイク
新規登録(2005-02-28)【ヴァッハ】さん
タイトル情報更新(2007-09-09)【M・R・サイケデリコン】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督ジョン・ムーア〔監督〕
キャストデニス・クエイド(男優)フランク
ジョヴァンニ・リビシ(男優)エリオット
タイリース・ギブソン(男優)A・J
ミランダ・オットー(女優)ケリー
ジャレッド・パダレッキ(男優)デイヴィス
ジェイコブ・バルガス(男優)サミー
トニー・カラン(男優)ロドニー
脚本スコット・フランク〔脚本〕
エドワード・バーンズ〔1968年生〕
ルーカス・ヘラー(オリジナル脚本)
音楽マルコ・ベルトラミ
編曲ピート・アンソニー
ジョン・キュール
撮影ブレンダン・ガルヴィン
製作ジョン・デイヴィス〔製作〕
ウィック・ゴッドフレイ
20世紀フォックス
製作総指揮リック・キドニー
配給20世紀フォックス
特撮デジタル・ドメイン社(視覚効果)
カフェFX社(視覚効果)
編集ドン・ジマーマン
スタントケイシー・オニール
その他リック・キドニー(ユニット・プロダクション・マネージャー)
ピート・アンソニー(指揮)
マルコ・ベルトラミ(指揮)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】
123
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
55.物語の大筋はオリジナルと殆んど同じであり、結末もまた然り。それでも尚すこぶる面白く観れたのは、絶えず観客の興味を引くような見せ方の上手さ、つまりは演出の弛まざる創意工夫が成されているという事に尽きる。このまったく新しい感覚でリメイクされた単純明快な物語の面白さは、オリジナルを知っている世代も知らない世代にもストレートに伝わってくる。そういう意味で本作は古い皮袋に新しいワインを注ぎ入れた作品だと言える。作品の成否を左右しかねないのが序盤の不時着シーン。最新SFXによるCGとライブアクションが絶妙にブレンドされ凄まじいスペクタクル効果が生み出された。その度肝を抜くスピード感溢れる映像は圧巻で、少々大袈裟に言えば映画史に残るほどの名シーンとなっている。そして、独特の丘陵を描く砂漠の美しさと寂寞感、あるいは眩く輝くシルバー・メタリックのツインブーム機を縦横無尽に捉えた見事な撮影技術が、本作の成功を担っていたと言ってもいい。登場人物のポイントゲッターである設計技師にG・リビシ。オリジナルではH・クリューガーの役だが、その偏執狂で謎めいた人物像は、○○の設計技師という、いかにもオタクっぽい彼のキャラにピッタリで、その点ではクリューガー以上かも知れない。前作の異常気象による厳寒の地から灼熱の砂漠へと舞台を移しても、D・クエイドのタフガイぶりは不変であり、頼れる兄貴のイメージを見事に体現している。その真面目さからか、彼の演じる役にはどこか説得力があり、決して嫌味がなく安心して見ていられる。作品的にはハズレのない、数少ない役者さんだ。欲を言えば伏線の張り方、例えば機体を解体する機材や工具あるいは食料や水を積荷としているという、いわゆるお膳立てにもうひと工夫欲しいところ。しかし“サバイバルもの”と言う意味では「エネミー・ライン」以来久々の登板となったJ・ムーア監督の得意分野。登場人物それぞれが人生の岐路に立ち、現実の危機的状況に絶望しつつ、古いものを棄て新しく生まれ変わろうとするこの寓意に満ちた物語を、オリジナルと比較されるというリスクを負いながらも、独特の映像感覚で人間の再生のドラマへと昇華させた手腕は、もっと評価されていい。ご贔屓の監督作だけに点数は大甘だが決して期待を裏切らない作品となっている。「DVDが出たら、見よぅっと」などと考えてるアナタ!是非、劇場で観るべし。
ドラえもんさん [映画館(字幕)] 10点(2005-04-18 18:25:10)(良:2票)
54.これはすごいです。超地味なキャスト、超地味なお話のためにほとんど注目されなかった作品ですが、鑑賞後には「本物の映画を見たなぁ」と大満足できる傑作でした。オーソドックスで新しいものは何もないものの、話やキャラクターをちゃんと追いかけることでここまで面白いものができるんですね。あれこれ揉めながらもみんなで力を合わせるという展開はまさに直球勝負ですが、そこに小エピソードを適度なタイミングで挿入して話の緊迫感を維持するという計算の巧みさもあり、これはまさに理想的な脚本のあり方でしょう。そうした話の構成のうまさがあったからこそ、ラストがあれほど爽快だったんです。映画を好きになった子供の頃に感じていた、あの映画の本質的な楽しみを久々に味わったって感じです。そんな極上の脚本に加えて、ジョン・ムーア監督のビジュアルセンスも炸裂。「エネミーライン」のような駄作においてすら独特のビジュアル意匠を見せ付けていたジョン・ムーアのセンスがここでは大きく作品に貢献しています。思わず「もう一回見せて」と言いたくなるほどの圧倒的な墜落シーンの後はすべて砂漠。砂漠を延々2時間も見せられるわけですが、ジョン・ムーアの映像は砂漠の美しさや恐ろしさをあますところなく伝え、2時間の映像を単調にはしていません。「ドーン・オブ・ザ・デッド」のザック・スナイダー、「コンスタンティン」のフランシス・ローレンスと並んで、これからのハリウッド大作を引っ張って行きそうな才能だと思います。願わくば、マイケル・ベイではなくデビッド・フィンチャーのように育って欲しいものです。
ザ・チャンバラさん [DVD(吹替)] 9点(2005-11-19 19:29:58)(良:1票)
53.1カット1カットに張り詰めた異様な緊迫感、極限状態を決してナメないシビアな展開、決して多くはない台詞に込められた凝縮された感情の数々。それだけに観客への要求度も比較的高い作品ではないかと思うが、いわゆるハリウッド映画に馴れ過ぎた感覚を一気に覚醒させるだけの力はある作品。墜落シーンの凄まじい迫力や、広大な砂漠で遭難者達に容赦なく襲いかかる大自然の脅威など、現代の技術ならではの見せ場もふんだんに用意され、そこで展開される「人間模様」もステレオタイプに走らず徹底的にリアルに迷走。諦めるな、努力しろ、というお約束のシンプル&ストレートなメッセージを骨にしながら、この手の遭難物にありがちな「保身に走り仲間を裏切る完全悪役」とか「自己犠牲の崇高な魂」のようなありきたりの展開に走らず、同じ方向を向いていてなお難しい結束力の維持や個々の抱える意地やプライド、刻々と変化して行くグループ内での役割分担など、人の心の機微を実にきめ細かに描いている。映像本位に捉えられがちだろうが、シナリオの完成度も決して見逃せない、傑作の域に加えて良い作品だろう。ジョバンニ・リビシは若手個性派の面目躍如、この人は過去に一度も期待を裏切らない最優良株の1人。あの「閉ざされた森」ですら、彼の熱演でサイテーの汚名を逃れた。彼を持って来た時点で秀作は手堅いと思っていたが、これまでの役柄の中でも筆頭に挙げたい好演でした。ハリウッドにもこんな監督が出て来るようになったんですね。物凄い完全主義者の匂いがして、一緒に働く人たちは大変でしょうが(笑)良い物を見せて戴きました。ありがとうと言いたいです。
anemoneさん [映画館(字幕)] 10点(2005-04-28 23:02:30)(良:1票)
52.すなおに面白かった。先は読めても最後のシーンでスカッと気分は最高!個人的に音楽のセンスも自分的には○。
misoさん [映画館(字幕)] 8点(2005-04-14 23:42:48)(良:1票)
51.《ネタバレ》 映画を観始めて「あれこの映画知ってる」と思ったらリメイクだったんですね。

さてこの手の映画の場合、最後に「飛ぶ」のはわかりきってるわけで、そこまでどういうイベントを起こし観客を飽きさせないか…が重要なわけです。
いろいろあって最後に飛んで大カタルシス、それができてこその映画なわけで。

最近の映画であればもっと地味な人間ドラマで繋いでいくんでしょうが、さすが原作が古い映画だけあって途中のイベントをちょっとがんばりすぎ欲張りすぎ。
こんなに派手に詰め込まなくても…と思うわけですが、しかし娯楽映画であればこれくらい詰め込んだ方がいいんじゃない?とも思うわけです。

劇中、終始嫌な感じの航空技師ですが、しかし彼の行動言動を冷静に見ればほとんどの場合、彼が正しいわけです。
ただ「なんか嫌なキャラ」なのでそう見えないだけで、行動言動はほぼ常に彼が正しい。
試し撃ちを見てるにもかかわらず怪しい連中に近づくし、まだ生きてるとなると連れて帰ってくるし。
いやそもそも近づかないのが正解だし、そんなの連れて帰ってもトラブルにしかならないのでさっさと撃ち殺すのが正解です。
あの技師は常に正しい。ただ「なんか嫌な奴」なので、なんか男前のデニスクエィドの(間違った)言葉にみんな従うわけです。

この映画の価値はここにあって、(正しい事を言うキモ男より間違った事を言うイケメンの言う事を人は信じる)という人間心理に光をあてた映画は他にほとんどありません。
それだけでも価値はあるのかな、と思います。

またこの映画、あの構造の機体だからこそ成立するわけで、旧作(C-82)、今作(C-119)の時点ではまだこのタイプの機体が存在しましたが、今はほとんど退役していて、もし次にリメイクするならSFにして宇宙船にするしかないでしょう。
いやそれはそれでありかもですが…
あばれて万歳さん [地上波(吹替)] 7点(2021-07-13 15:49:07)
50.《ネタバレ》 サクッと死ぬとは言えジャレッドパダレッキも出てるとは思わなかった。ここのレビュー見た後にリメイク版と言うことを知ったのでオリジナルも見てみたい。てっきりラストはまた途中で不時着してバッドEDかなと思ったけど、スタッフロール前の写真を見るに無事帰れたようで良かった良かった。たまにこう言う映画が見たくなる。
悲喜こもごもさん [DVD(字幕)] 7点(2013-01-14 02:47:13)
49.オリジナルを知らないせいか結構楽しめた。
あらすじを見たときに、妙なところでリアル志向が入ってきて、たまに邪魔臭くなる作品が多い昨今、もう話の筋からしてフィクション丸出しで珍しいな、と思ったら1965年作品のリメイクなんですね。先人達の発想は偉大だな。
まぁ、でも映画なんだから、これくらい飛びぬけた話でも全然良いと思います。
ただ、ところどころ、笑っちゃくらい粗い伏線の消化が、邪魔だったけど(苦笑。
仕掛ければいいってもんじゃない。
バニーボーイさん [地上波(吹替)] 6点(2011-11-27 10:37:13)
48.リメイクはオリジナルより落ちるのが普通だが、この映画の場合は普通どころの話ではない。名作が駄作にリメイクされたもっとも典型的な例だろう。
アラビアからゴビ砂漠に設定が変わるのは許せるが、男臭い人間ドラマは消え、内容がいかにも薄い。それに引き替え、映像の迫力だけが増す。
この映画だけを見れば何とか見られるが、オリジナルを見た後では無惨である。
ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 3点(2011-10-17 21:31:25)
47.そこそこ楽しく観れるけれど、極限状態での登場人物達の対立や争いの描き方が半端なのはどうなんだろう。
民朗さん [DVD(字幕)] 5点(2010-06-28 00:43:01)
46.カッコ重視の軽薄サバイバルサスペンス。
砂漠のど真ん中に都合よく盗賊が現れたり、全体的にディテールが甘いところを見ると、
しょせんは作り話という感じがしてしまう。
さん [地上波(吹替)] 5点(2009-08-29 03:12:53)
45.なんてことない遭難映画ですが、最後まで緊張感を保って観ることができます。でもあの状況で「僕の時計~!」はないよなあ。
nojiさん [地上波(吹替)] 5点(2009-08-11 21:54:44)
44.テンポ悪ッ!
無駄な間が多すぎ。
キャラにも魅力なし。
幸志さん [インターネット(字幕)] 1点(2009-07-21 02:12:05)
43.《ネタバレ》 以前に見たのを忘れてテレビ放映の録画をしてしまったので見たのですが、何度見ても面白いですね、この映画。砂漠からの脱出とか孤立した場面での心理劇などのテーマは良くありがちなんですけど、飛行機から飛行機を作るというプロットが面白かった。ちょうど良いタイミングで盗賊が襲ってくるとかご都合主義的な点もありますけど、合格点はあげられると思いました。エリオットのキャラが光っていましたね。最後に模型飛行機の設計者だったというオチもなかなか。
キムリンさん [地上波(吹替)] 7点(2009-07-11 11:42:52)
42.《ネタバレ》 砂漠で遭難した割に、やたら元気なのが気になる。長袖ジャケットとか暑くないのだろうか?砂漠の民か盗賊は蛇足もいいところで、飛行機が飛び出す瞬間に大挙として押し寄せてくるという間抜けっぷりですし。
真尋さん [地上波(吹替)] 3点(2009-07-11 06:19:55)
41.《ネタバレ》 意味のない喧嘩が多いような気もしますが、極限状態ならそうなのかも知れませんね。最後は飛べーーー!!!!!!と応援してしまいます。
東京ロッキーさん [地上波(吹替)] 6点(2009-07-10 21:34:59)
40.《ネタバレ》 作り話ですが、それでも最高ー!におもしろいです。買ったDVDを何回も観ています。ついでに「飛べ!フェニックス」も観ましたが、こちらも(古い作品なのを前提に)とても良いです。回ったプロペラの後ろで雄叫びを上げるデニス・クエイドは超一級にカッコイイです。観てない人にお勧め。退屈しません。ミランダ・オットーもファンになりました。
teruhisaさん [DVD(字幕)] 10点(2008-07-13 00:36:16)
39.喧嘩の多さとか砂漠の民の存在とか必要なのかな~って思う部分もありましたが、それでも無事に助かってよかったな~とは思う。
ラスウェルさん [DVD(字幕)] 6点(2008-07-12 01:00:28)
38.《ネタバレ》 ポジティブな映画
かさぶたさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-02-13 13:26:24)
37.《ネタバレ》 うん。まぁ、飛べて良かったんじゃないですかね。バッドエンドもあり得たんだろうけどハッピーエンドの方が後味悪くなくて良いんじゃないですかね。ただ、衝突する必要のないところで衝突を繰り返すのは見ていてイライラします。模型と違って飛ぶわけないって思う前にまずは飛ばしてみろと。埋まったんなら掘り出せよと。選択肢がない中での揉め事は不毛です。
いっちぃさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-11-19 01:17:14)
36.《ネタバレ》 あの、設計士がけっこう好きです。実はラジコンの設計士だったってことも。
いやーホント飛べてよかったなあ
甘口おすぎさん [地上波(吹替)] 7点(2007-09-09 21:05:45)
別のページへ
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】
123
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 55人
平均点数 5.93点
011.82%
111.82%
200.00%
359.09%
4712.73%
51120.00%
6916.36%
7916.36%
847.27%
923.64%
10610.91%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review7人
2 ストーリー評価 7.18点 Review11人
3 鑑賞後の後味 7.09点 Review11人
4 音楽評価 5.12点 Review8人
5 感泣評価 4.37点 Review8人
chart

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS