アイランド(2005)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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アイランド(2005)

[アイランド]
The Island
2005年上映時間:136分
平均点:5.74 / 10(Review 174人) (点数分布表示)
公開開始日(2005-07-23)
公開終了日(2005-11-25)
アクションサスペンスSF
新規登録(2005-04-01)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2020-05-27)【イニシャルK】さん
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監督マイケル・ベイ
助監督ジョシュ・マクラグレン
ケニー・ベイツ(第二班監督)
エリック・ブレヴィグ(追加第二班監督)
演出ケニー・ベイツ(スタント・コーディネーター)
サイモン・クレイン(スタント・コーディネーター)
キャストユアン・マクレガー(男優)リンカーン・6・エコー/トム・リンカーン
スカーレット・ヨハンソン(女優)ジョーダン・2・デルタ/サラ・ジョーダン
ジャイモン・フンスー(男優)アルバート・ローレント
スティーヴ・ブシェミ(男優)マッコード
ショーン・ビーン(男優)メリック
マイケル・クラーク・ダンカン(男優)スタークウェザー
マックス・ベイカー(男優)カーンズ
グレン・モーシャワー(男優)Medical Courier
クリス・エリス[男優・1956年生](男優)Aces & Spades Bartender
ドン・マイケル・ポール(男優)Bar Guy
平田広明リンカーン・6・エコー/トム・リンカーン(日本語吹き替え版)
甲斐田裕子ジョーダン・2・デルタ/サラ・ジョーダン(日本語吹き替え版)
楠大典アルバート・ローレント(日本語吹き替え版)
梅津秀行マッコード(日本語吹き替え版)
大塚芳忠メリック(日本語吹き替え版)
長島雄一(日本語吹き替え版)
楠見尚己スタークウェザー(日本語吹き替え版)
原作カスピアン・トレッドウェル=オーウェン(原案)
脚本カスピアン・トレッドウェル=オーウェン
アレックス・カーツマン
ロベルト・オーチー
音楽スティーヴ・ジャブロンスキー
ラミン・ジャヴァディ(追加音楽)
ブレイク・ニーリー(追加音楽)
編曲ラミン・ジャヴァディ(音楽アレンジ)
リック・ジョヴィナッツォ
ブルース・ファウラー〔編曲〕
撮影マウロ・フィオーレ
ミッチェル・アムンドセン(第二班撮影監督)
製作マイケル・ベイ
ケニー・ベイツ(製作補)
ジョシュ・マクラグレン(製作補)
イアン・ブライス
スティーヴン・P・シータ(製作補)
ローリー・マクドナルド
ウォルター・F・パークス
ドリームワークス
ワーナー・ブラザース
配給ワーナー・ブラザース
特殊メイクハワード・バーガー
K.N.B. EFX Group Inc.
グレゴリー・ニコテロ
特撮ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
K.N.B. EFX Group Inc.(特殊効果)
アサイラムVFX(視覚効果)
エリック・ブレヴィグ(視覚効果スーパーバイザー)
美術ナイジェル・フェルプス(プロダクション・デザイン)
衣装デボラ・リン・スコット
編集ポール・ルベル
クリスチャン・ワグナー〔編集〕
ケン・ブラックウェル〔編集〕(第一編集助手)
字幕翻訳菊地浩司
スタントマット・マッコーム
ダグ・コールマン
クリストファー・レップス(ノンクレジット)
その他スティーヴン・P・シータ(ユニット・プロダクション・マネージャー)
ブレイク・ニーリー(指揮)
あらすじ
リンカーン・6・エコーは毎朝同じ夢で目を覚ます。果てしない海、豪華なヨット、そして隣には美しい女の子…だが目覚めた自分は相変わらず。破滅後の地球でシェルター生活を送る、しがない一市民だ。自然が復興し始めた南海の楽園・アイランドへの移住権はまだまだもらえない。ところがある日、管理区画に忍び込んだ彼は、見てはいけないものを見てしまう。警備員に追われたリンカーンは、真実を知るためにシェルターを出ようと決意した。「真実の世界」、それは一体…? 懐かしき管理社会SFを21世紀に甦らせる、自由への大暴走。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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174.《ネタバレ》 近未来を舞台にクローンをテーマに扱ってもマイケルベイにはお構いなし。相変わらずのベイ・ワールドが展開される。ある意味、凄えなと思わせるこだわりが彼にはあるようだ。本作は頭を空にしてアクションを楽しみたいという人に向く映画であり、クローンを扱ったアイデンティティや人間性をテーマにした映画を観たいとか、近未来の管理社会やクローンの危うさをテーマにした映画を観たいという人にはあまり向かない。そうは言ってもバッドボーイズとは違って、あまりおふざけなしの映画には仕上がっているので、なんとか観れる映画にはなっているとは思う。そして「バッドボーイズ」でもおなじみの激しいカーアクションは一つの見所になっている。「バッドボーイズ」では、クルマの上からクルマや死体を投げ落としていたが、今回もなにかを投げています(荷台から荷物が落ちて、後ろがとんでもないことになっているのに運転手は走り続けるところがマイケルベイらしいところ)。
以下ネタバレ【マイケルベイのここが嫌い】
①「捕まえるのは無理だ!もう殺しちまえ」といきなり言ってしまうところ。一応、大事な「商品」らしいのだし、クローンの育成には恐らく莫大な時間と費用が掛かるのだろうし、サラ本人は死にそうな状態なのに、殺していいのか。契約とかもあるだろう。
②「軍にばれたらやばいからオマエ達に頼む」というのが大前提。にもかかわらず、ブシェミを惨殺→(ブシェミカード使用により)警察の介入を許す→今度は警察を襲撃。そんなことしてたら、しまいには軍動くぞ。しかも、再度のカード使用では警察に動きなし。そもそも論を無視した激しいアクションには笑けてくる。
③おもむろにジョーダンがパンツの中から拳銃を取り出すところ。セキュリティも何もあったもんじゃねえな。金属探知機か何かで調べられたら御仕舞のそんな無謀な計画が上手くいくと思っているのか。
④全く途中のストーリーとは関係ない部分で、フンスーが裏切るところ。それは本当に勘弁して欲しい。ストーリーに多少絡ませるくらいできるだろう。汗かきすぎだし、そもそも銃持っているからって、リンカーンを撃ち殺すなよ。
⑤ラスト大将一人で自らリンカーンに立ち向かうようなところ。あとから、いっぱい黒服も来たけど、その後、どっかに行ってしまっているようなところ。
⑥「アイランドはあったわ。それはわたし達よ。」まじで意味分からねえ。
六本木ソルジャーさん [映画館(字幕)] 3点(2005-07-24 02:14:42)(良:2票)(笑:3票)
173.《ネタバレ》 実は、「クローンを扱った映画だ」ということ以外の予備知識ほぼゼロで見ました(この映画公開されたころって忙しかったんだよなあ・・・)。個性のある俳優たちを配した前半の淡々とした進行から、主人公の逃亡劇になったとたん、別の映画になりました。この映画にカーアクションとか看板落下とか必要なのかなあ。ある意味、思想的なSF映画の伝統に喧嘩売っているとしか思えない設定無視の大アクションでした。でも、とにかく車ぶっとばすんだ、という監督のよくわからない「こだわり」を感じることはできました。倫理的なテーマについて、「映画とは見せ物である」という創生期以来のもう一つの映画の伝統に忠実につくられた迷作。
ころりさんさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-05-12 11:44:45)(良:2票)
172.《ネタバレ》 一言でいえば大味。それを強く印象づけるのはアクションシーン。つまり企業側のトラブル対応の悪さに起因するものです。秘密裡に処理しなければならない案件なのに、ドンパチやるのは不自然です。映像の煩わしさも個人的にマイナス。でも、設定、物語のディテールは決して粗くはありません。人の部品を採るための製品。製品にも人生を与えなくては、品質は良くならない。製品にはオリジナルの記憶がある。記憶の保存場所は脳だけではないということ。これらから読み取れるメッセージは何か。ミラクル連発。“九死に一生”の行き過ぎた展開。これは「君たちは神に愛されている」という台詞を言わせたいがため。神に愛されている彼らは何者か。「それが命の値段なら安いものだ。」「人は生きるためになら何でもする。」印象的な台詞も多いです。(「どんな世界でも女にカードは持たせるな」が一番ですけど。)クローン、脳死、臓器移植。本作のファクターは“人の”生の根元に関わる問題ばかり。軽々しく扱えるものではありません。でも考えなければならないこと。本作がこれらの問題提起を目的としているとは思えません。でも、そのきっかけに“してはいけない”ということはない。少なくとも自分はこの問題について考えました。それだけでも本作には価値があるかと。
目隠シストさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-04-07 21:57:28)(良:2票)
171.見終わった後も、私にはどうも理解出来ない事が只あります。例えば、そもそもなぜ人間まるごと作る必要があるのか?臓器だけ作ればいいやん。わざわざあんな手間と金かかることやってさ。人間まるごと作れる技術あるんなら、ES細胞から臓器だけ作れるでしょうに、、。それと、クローン元の人の記憶がクローンにも移ってるっていうのも理解できん。なんでそんな事が起きるねん。テレパシーじゃあるまいし、、、。などと考えてるうち、この映画の監督の名前を思い出した。あ!そうだ、この作品の監督、マイケル・ベイじゃん!クドクドと考えて損したよ!そんな細かいバックグラウンドはどうでもええねん!アクションよアクション!アクションだけ楽しめばええねん!いやぁ素晴らしい!さすがはベイやね!逃走劇の手に汗握ること!スカっとしたわ!頭空っぽにして観るっちゅうことやな!
あろえりーなさん [DVD(字幕)] 6点(2005-11-29 00:48:25)(良:1票)(笑:1票)
170.どこから観ても、とってもマイケル・ベイな映画。マイケル・ベイ印がいっぱいです。切符を買う時、ブースのお姉ちゃんが「長い映画なので駐車券4時間分発行しますね♪」を言った。そこから嫌な予感が……。上映時間が長いのは、しつこくて大げさな割に何の印象にも残らないアクションが続くため。また、主役のユアンも自らが“選ばれし者”になっちゃってしまっています。これはストーリー上、そうなっているんでしょうが、ユアンのキャラクターに“選ばれし(運命)の者”は合わない。SWシリーズでもそうだったが、「運が良くて、たまたまラッキー」とか、そんな役が似合っているんだよねーー。ていうか、そんなユアンが好きなんです。男女の役柄が逆だったら、むっちゃツボだったよーに思います。
元みかんさん [映画館(字幕)] 5点(2005-07-24 13:09:30)(良:2票)
169.《ネタバレ》  『タイムトラベル』と並ぶSFジャンルのひとつ、『クローン』。『クローン』を扱った映画としては、この作品は個人的にかなり面白かったです。
 賛否両論あるかとは思いますが、この複雑すぎないストーリーはこの作品に合っていたように思います。
 『真相を知ったクローンが、生きるために逃げ出す』という単純明快なプロットだから、こちらも物語に入り込みやすかった。シンプルが故の良さがあります。
 アイランドへの当選者。彼らが子供を産んだ後、用済みとばかりに廃棄されたり、臓器を摘出されたりするシーンは衝撃的。この恐ろしいシーンからの脱出はもはやホラーサスペンス並みの緊張感。そして施設の外へでたときの解放感。だけど安心する暇があるわけでもなく、脱走した後も、プロの追跡者達から逃れる展開がハラハラドキドキ。
 マック(スティーブ・ブシェミ)と再会してから、列車に乗るまで途切れない緊張感。手に汗握るとはまさにこのこと。マックがなぜそこまで協力的なのかという疑問は残りますが、彼のサポートで『列車に乗って逃げ切れるかもしれない』という希望が、捕まるかもしれないという恐怖をより際立たせます。
 ロスに着いてからもピンチの連続。この辺りからは、アクション要素が強い。トラックの積荷(巨大バーベルみたいなやつ)で、追っ手の車を次々と転倒させるシークエンスは凄い迫力。車の中から見せる映像は本物の事故さながらの衝撃。映像だけで言えば、本作で一番の見所でしょう。
 後半、アクション要素が強くなりすぎてしまいましたが、このストーリーなら、ラストはドラマテイストでしっかり締めて欲しいところです。黒幕が死んで終わりではすっきりしません。その後、クローンたちにどういう社会的決着がつけられたのか、そこまで示して本当のハッピーエンドだと思いますが。二人仲良くボートに乗ってハッピー、って、そういう映画じゃないと思いますけど。
たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2018-05-08 10:45:27)(良:1票)
168.《ネタバレ》 自分のいる世界が実はクローンの臓器生産工場だった!とか、あまりによくあるSFネタじゃない?今更それやる?
まあ、そのSFネタの種明かしは作品の半分も経過しないうちに明らかになる。じゃあその後どうなるかっていうと、カー・チェイスしたり、銃で撃ち合ったり、高いところから落ちそうになったり、と、これまたベタベタなアクション映画の展開。
そのアクションシーンもどっかで見たようなよくある映像のオンパレード。
主人公が男と女ってのもベタ。最後はチューしてセックスして結ばれるというのもベタ。
つまりは全部、ありがちでベタで新鮮味がない。
うーん・・・。退屈な映画だった。あと、主人公男の額のほくろ2つが最後まで気になって仕方なかった(笑)
椎名みかんさん [DVD(吹替)] 4点(2016-10-10 21:36:07)(良:1票)
167.《ネタバレ》 最後の楽園「アイランド」が君を待っている。
その言葉だけを頼りにアイランドに行く抽選に当たることを夢見てきたのに、そんな楽園など存在しなかった。
代理出産、臓器移植などに利用される製品として作られたクローン人間。
『クラウドアトラス』にも似たような設定があった。
SFのテーマとしてはそれほど珍しいものではない。
スカーレット・ヨハンソンとユアン・マクレガーのラブロマンスも、よくあるパターンで新鮮味に欠ける。
あくまで都合よくテンポよく、そして迎えるハッピーエンド。
カーアクションだけはすごい迫力で、マイケル・ベイ監督らしい作品。
わかりやすいエンターテイメントもいいけど、もっとブラックテイストで内面をじっくり深く描いたほうが面白かったような。
飛鳥さん [地上波(吹替)] 4点(2015-03-28 00:16:19)(良:1票)
166.《ネタバレ》 ジョージ・ルーカス『THX 1138』の世界観に後に映画化もされたカズオ・イシグロ「わたしを離さないで」の設定を加味した感じ。といってもマイケル・ベイですから設定は設定としてあってもその設定からそのアクションにはいかんだろうってところも無理矢理にアクションへと向かわせる。その荒っぽさがなんとももったいなくもあり、痛快でもある。スピード感溢れるカーアクションはもうこの人の十八番。あらゆる角度から堪能できます。残念なのがエロいボディラインを見せ付けるスカーレット・ ヨハンソンのそのエロさを活かせていないこと。せっかく意図的に押さえ込まれた性欲が芽生えようかという展開があるのだから(なかったっけ?)このエロい体を活かさない手はないのに。
R&Aさん [DVD(字幕)] 6点(2011-09-28 14:02:43)(良:1票)
165.映像がすごいですね。
ユアンマクレガーがこんなに機敏に動いているところは、初めて見ました(^^)
主役二人が好きなので、私は十分楽しめました。
りえりえさん [DVD(字幕)] 8点(2007-05-22 11:38:35)(笑:1票)
164.《ネタバレ》 設定としては近未来のお話。実際にはまだまだ先のお話。近未来に電車が空を飛んでることはないでしょう。リニアはちょっと浮いてるけど。それはさておき、ありきたりのストーリーをそこそこの大作に仕立て上げてます。CGやアクションにお金がかかっている感じで観ていて飽きません。オリジンよりクローンの命が優先という命を軽視した感はありますが、何も考えなければ純粋に楽しめる映画だと思います。ただ、後半のアクションシーンが少々長いかな。アクションシーンが満載で2時間を超える映画は、間違いなく2時間以内にまとめることができるはず。
いっちぃさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-01-27 12:01:46)(良:1票)
163.このタイプのSF映画はすべからく中途半端な娯楽映画と割り切っている私としては、いい意味で予想を裏切ってくれる映画でした。
展開がすぐに読めてしまうのはこの手の映画ではお約束なので、それはまあ良しとするしかないですが、SF的なお約束ディテールもしっかり入ってますし、映画が大詰めに入ってからの展開が意外に速いテンポで、しかもなぜか延々と続くため、見応え感はかなりあります。
中篇程度の内容を力技でむりやり大作にしたような作品なのですが、けっこう成功しているのではないでしょうか。
家族と一緒に見た後に「・・ちょっとしょぼかったね」と言い訳せずに済む、よくできた映画ではないかと思います。
あおやんさん [DVD(字幕)] 8点(2007-01-06 12:50:52)(良:1票)
162.《ネタバレ》 近未来SFというと、どうしてもB級感が漂うためスルーしてしまう事が多いのだが、此れはいい意味で期待を裏切る出来であった。最近良くある、無責任に謎を残して終わるでも無く、また起承転結とキッチリと構成されているの点が好感が持てる。正直、今回のオチは特別驚くようなモノでは無かったが、それは革命的な「マトリックス」などの作品が数多く創られ、大抵のモノでは驚かなくなったのが大きいと思う。主役2人は見た目は勿論、いい雰囲気を持っており、今後も注目したい。途中のアクションだけは、如何にもマイケル・ベイであった。肝心のクローンであるが、臓器を取り出すためだけに1人丸ごと創ってしまうというのは、効率からいってもアメリカがやるとは思えない。感情があるからより非人道的と感じるのであって、態々記憶を植えつける理由も分からない。テレビでやっていたが、ヤモリの再生能力を元に、必要な臓器のみを創るという技術の研究が進められているとか。
まさサイトーさん [映画館(字幕)] 8点(2006-11-17 03:32:43)(良:1票)
161.《ネタバレ》 で、クライアントを謀殺して身分を乗っ取った主人公(とヒロイン)はともかく、他のクローン難民たちはEDの後どうなるの?主人公責任とってくれるの? …とまあ、映像面やストーリー面でかなり面白い映画だったとは思うものの、終盤から見終わった後にかけてじわじわと腹が立ってくる物語でした。途中で巻き込まれて死ぬ人が多いので、いっそ主人公とヒロインが死んでしまえばいいのに!とさえ思いましたし、ヒロインのクライアントは結局クローンなしでも死んでたんですよーってのもなんか取って付けたような言い訳に感じますね。そりゃもちろん、アイランド行きと思いきや殺されてしまうクローン達のことを思えばかなり悲しいのですが…。会社も会社です、あんなキタナイ部屋じゃなく、せめて綺麗な部屋とかでさり気ないガス使って死なせてくれればいいのに。過大なストレスはきっとクローンの身体に異常をきたしますよ。えーとうーんと、とりあえず主人公の船沈んじゃえ!
えむぁっ。さん [DVD(吹替)] 8点(2006-10-01 23:34:34)(笑:1票)
160.どっかで見たことあるような話で、どっかで見た事あるような展開で進んで、どっかで見た事あるよな終わり方をしたっけな・・・
六爺さん [映画館(字幕)] 5点(2006-05-11 12:41:43)(笑:1票)
159.《ネタバレ》 SF映画で大事なことって、映像だけでなく『どこまでその世界観にどっぷりハマれるか』にあると思うんです。思うにこの映画、2019年という年代設定もあり、現在の技術でももう少しで届きそうな電車のデザインやセットが現実離れしておらず、スッと物語に入り込めました。これって、けっこう大事なんです。あの、オシッコと一緒に出てくる虫とか、みんな同じ白い服を着てるとか、いろんな小道具を使って楽しませてくれました。管理された社会を最新鋭の機器で統制していき、その中の小さなホコロビがシステムを破綻させてしまう。ありがちですけど、テーマは分かりやすい。冷静に考えると、クローンたちのクライアントって、みな金持ちなんですよね? ずいぶん若い人が多すぎるような。ブシェーミの変な性癖がこの映画で、イチオシですね(笑)。 終盤、ダラダラ感はあったものの、面白かったことは確かなので、限りなく9点に近い8点ぐらいで。
どんぶり侍・剣道5級さん [DVD(吹替)] 7点(2006-01-08 22:43:30)(良:1票)
158.出たよ。出た出た!
相変わらずのベイ・ワールド炸裂といった感じがドロドロと滲み出ている。
クローン技術を題材としたプロットを安っぽいアクションという鍋に
ふんだんと盛り込み諄(くど)い程の味付けを施した挙句、
中の具材がグチャグチャになり、うっかり食べてしまった人間を食中りさせてしまう。
結局、得るものは何もないというハリウッド作品に於ける
典型的なパターンを踏襲した作りはアメリカ人にとって
一番感性をくすぐられる娯楽映画なのだろう。
つくづく飽きが来ないオメデタイ国でありオメデタイ監督だ(^ .^)y-~~~
sting★IGGYさん [DVD(字幕)] 2点(2006-01-01 16:33:33)(良:1票)
157.《ネタバレ》 近未来SFアクション物です。
実世界でも倫理問題になっているクローンを題材にしています。
ドナーが現れないとどうにもならない臓器移植や、
子供の生めない人の代理出産などを目的に、
国家の陰謀がらみで医療会社が密かにクローンを製造。
クローンは徹底した管理の元、15歳程度までの知識と外界への恐怖を叩き込まれます。
クローンの目的はただ一つ「アイランド」と呼ばれる楽園への移住。
もちろんアイランドなんてものは無く、
アイランドへの移住はすなわちクローンの使用目的の達成を意味してます。
そんな中クローンの中にある好奇心がクローンを外界へと導かれ…
と、設定はどっかで聞いたことのあるようなもんですが、
ただテンポの良さと展開の見せ方は凄い良かったと思います。
カーアクションシーンはマトリックス・リローデッドよりこっちのほうが単純に凄いと思いました。
ストーリーよりその場その場の展開で見せる映画だと思います。
期待してなかった分、なかなかの当たり映画でした。
ひで太郎さん [映画館(字幕)] 8点(2005-10-29 13:53:46)(良:1票)
156.《ネタバレ》 リンカーンが自分達はクローンだと気付くまでの展開は、かなり引き込まれて見てた。クローンの培養や、その処理など、黒人の奴隷制度やホロコースト、人体実験等を行ってきた人間なら、多分、これくらいするだろうおぞましさであり、実際既に、実験段階くらいのレベルにはなっているんじゃないかという怖さもあった。実際、臓器売買の段階には、踏み込んでいるのだし。だが、それも、リンカーンがジョーダンを連れて逃げるまでだった。そこから先は、「生命とは?」「存在意義とは?」「人は神の領域にどこまで踏み込めるのか?」などとは、考えてはいけない。確かにアクションは派手で過激だから飽きることはないが、今の段階では、ビジュアルで見せるのは、もう限界だろう。「××があれをやったから、あれ以上のものを」となったら、ただひたすら、救い難い過激さに走るしかないだろう。しかもそれが、映画自体の持つテーマのフォローになっていないのだから、なおさら救い難く、まして、アクションに食われて、ドラマ性はひたすら希薄になっていく。そもそも、フンスーの傭兵隊長ってば、殺していい指令が出てたって、どっちがどっちか曖昧なのに、リスト・バンドだけで、そんなに簡単に射殺していいのか。普通、脚とか肩とか、行動不能な発砲をしないか? この傭兵隊長が最後に依頼主を裏切るのは、彼が黒人であることだけを理由付けにしているようだが、黒人女性が国務長官を勤める今では、それこそ、却って余計なことだったように思う。その前に、オリジナルのトムを、あっさり射殺してしまったことも含めて、逆に、白人の意識を逆なでしたような気がしないでもない。それに、いろんな映画のごちゃ混ぜって感じがした。「ガタカ」っぽいところもあれば、「マトリックス」のようなところもあり、「トータル・リコールか?」なところもある。あ、「青い珊瑚礁」もあるね。でも、あれだけおぞましく、あれだけ派手なアクションがあるのに印象に残らないのは、前半と後半のバランスが悪いせいでしょうか。
由布さん [映画館(字幕)] 6点(2005-09-09 23:30:23)(良:1票)
155.おもしろかったです。話はダレることなくテキパキと進んでいき、アクションの迫力は超絶。娯楽作としては十分に満足できる作品でした。あくまで娯楽作としては・・・。しかしこの映画、SFとしては大失格でしょう。「ブレードランナー」や「マトリックス」といった過去の傑作同様、出自を越えるための戦いという大きなテーマを扱っているにも関わらず、その重要な核心部分を素通りしてしまっているのですから。脚本のアイデア自体は非常に素晴らしく、アレックス・プロヤスやジョー・ジョンストンのようなSFを理解する娯楽監督、もしくはデビッド・フィンチャーやダーレン・アロノフスキーのような凝った映像と深遠なドラマの両立が可能な監督が撮っていれば、世紀の大傑作になっていたかもしれません。しかしマイケル・ベイでは・・・。この映画の監督にマイケル・ベイが内定した時点で、イヤな予感はしてたんです。「アルマゲドン」を見ればわかりますが、彼にはSF魂が決定的に欠けている上に、ドラマに悲壮感を持たせるという繊細なことのできる人ではないのです。地球が滅びるという絶対の危機においても、2時間半のどんちゃん騒ぎをやってしまった人ですから。そんな監督にクローン人間という重厚かつSF的なテーマを任せるということは、オースティン・パワーズの新作をロメロに撮らせてしまうようなムリを感じてしまいました。そして、その想像通りの仕上がりとなったのがこの「アイランド」なのです。素晴らしいアイデアに満ちた脚本をここまでズタズタにしてしまったことは残念でなりません。アイランド懸賞という画期的なアイデアや、蛾の存在によって世界観への疑念が決定的になるくだりなどは非常によく考えられており、深遠なミステリーとして撮れば忘れられないほどのおもしろさになったはずです。また、クローン人間にも記憶が宿っていたというくだりは、(映画では話の辻褄合わせ程度にしか扱われていなかったものの)作り物にも魂は宿るのだという感動的な解釈であったはずです。なのになぜ、よりによってこの脚本を頭空っぽアクションに作り変えてしまったのでしょう?間違いなくプロデューサー達の不手際ですね。監督にマイケル・ベイを選んだのもプロデューサーなわけですし、「小品でもいいから素晴らしい映画にしたい」という心を持ったプロデューサーに買われなかったことが、この「アイランド」という企画の不運なんですね。
ザ・チャンバラさん [映画館(字幕)] 7点(2005-08-07 23:06:51)(良:1票)
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 174人
平均点数 5.74点
000.00%
110.57%
242.30%
3116.32%
4158.62%
53821.84%
65431.03%
72816.09%
82011.49%
931.72%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.05点 Review19人
2 ストーリー評価 5.30点 Review26人
3 鑑賞後の後味 4.84点 Review25人
4 音楽評価 5.08点 Review23人
5 感泣評価 3.05点 Review18人
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