37.洋楽好きならそこそこ楽しめる映画だと思います。前半はこれからどんなバンドになっていくのかと期待しながら見ることができますが、後半は演奏ばっかりでストーリーの動きが一気に少なくなってしまうのでその曲を知っている人でないと退屈になってしまうかも。典型的なサクセスストーリーではなく、主人公の思い通りに事がはこばないもどかしさがまたいい。 【マクドウェル】さん 6点(2004-06-12 14:13:35) (良:1票) |
36.このバンドの歌声が好きな人か、太め(グラマー?)な女性が好きな人にはいいだろう。 この手の音楽と太めの女性には興味がわかず、漫然と100分ちょっとの時間を過ごしてしまった。 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 3点(2016-03-25 18:34:46) |
35.《ネタバレ》 「青春に乾杯」もの。いろんな奴がある期間イキイキした時を一緒に過ごし散っていくってのに弱く、ましてそれがアイルランドだったりすると、もうたまらない。ひなびた味わい。何が何でも栄光ってんじゃなく、とにかくこの沈滞した空気を撹乱したい、っていうのがまずあって、これが青春なんだな。ダブリンってのを一言でいうと、馬のいる町。画面の隅にごく自然に馬が立ってる。エレベーターに乗ろうとしてる奴もいる。強盗の流れ弾で死んだ馬が、思えばグループ解散の予兆だったんだ。馬はそこらにいるんだけど、ついに走らない。オーディションに並ぶいろんな奴、行列があったからヤクの密売かと思った、とか。エルヴィスと法王の写真(エルヴィスを上にして)を掲げるおとっつぁん、カトリック国アイルランドの風土をサラッと見せる。彼らが分裂していくのも金がらみでないのがよく、青春を汚さない。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-03-20 09:23:03) |
34.《ネタバレ》 面白かったのでロディー・ドイルの原作『おれたち、ザ・コミットメンツ』(なんとサザンの関口和之が邦訳!)も読んでみました。結論から言うと、これは映画の方がはるかにいいですね。映画化に当たってはドイル自身もシナリオに参加していますし、原作小説をグッとふくらましたという感じがします。 これもあのメンバーを揃えられたキャスティングのおかげで、あの“デコ”なるヴォーカルなんて、もう奇跡のキャスティングとしか言いようがありません。ギターの“アウトスパン”役のG・ハンサードなんかはその後『ONCE ダブリンの街角で』でオスカー主題歌賞を獲っちゃうぐらいで、メンバーみんなもレベルが高いパフォーマンスです。原作ではザ・コミットメンツの十八番は『ミッドナイト・トレイン』ということになっているのですが、映画では使われなかったのが残念です。 あっけなく解散しちゃうラストも、ベタベタしてなくいかにもアイルランドらしくて好きです。バンド経験者は必見の秀作です。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-09-21 18:25:09) |
33.誰一人としてまともな人間がいない。出てくる人物が本当に変な奴きりなのが面白い。音楽をこよなく愛する姿勢、音楽に対する熱い気持ちというものがストレートに伝わってくる。映画の背景に感じられるけして、幸福でもない感じの中に一人一人が大好きな音楽、それもジャンルは色々であるけれど、全員が心から音楽を愛しているからこそ時には衝突し、殴り合い、喧嘩ばかりするけれどそれでも音楽を志そうとする気持ちは見ていて気持ちが良いし、よく解る。好きなことをしている時の人の表情ってこの映画を観ればそうなんだよという気持ちになれるし、だからこそ音楽の持つ力は大きいと感じずにはいられなくなるそんな映画です。 【青観】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-08-11 18:25:15) |
32.アイリッシュソウルということで興味を持って観ましたが、ジミーの背景がキチンと描けていればもう少し説得力があったかもしれません。まあ、若者なんて勢いや思いつきで行動してしまうものですが…。それにしてもボーカルが当時16歳だったとは、とても信じられません。 【カタログ】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-11-21 21:24:32) |
31.《ネタバレ》 ジミーとデレクとアウストバンの3人でスタート。オーディション。スカウト。一人、また一人と集まるメンバー。始まるバンド活動。そしてライブ。 一人ひとりが実力があり、魅力があり、しっかり個性があるのが良いです。これだけ登場人物が多いのに、全員をはっきり覚えたのは初めてかもしれません。 バンド系ではお約束かもしれませんが、とにかくケンカが多い。そのケンカの理由も高尚ではなく、つまらないものばかり。そこがまた良いです。リアルです。見ていていらいらはしますけど。 最初からジョーイのことはうさんくさいと疑っていました。なのに言っていたことは本当でした。ジミーが最後に大物ミュージシャンに道を聞かれたシーンは、予想外で驚きます。このちょっとしたサプライズも良いです。 一番良かったのは、これだけガチャガチャしているバンドなのに、最初から最後まで、お客さんのうけがずっと良かったところ。このバンドの可能性はずっと示されています。でも、成功していたとしても、このバンドメンバーが解散するのは時間の問題だったのでしょう。 良い映画です。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-11-06 16:39:50) |
30.一組のソウル・バンドの結成から解散までをプロデューサー視点で淡々と見せてくれます。感動させます!みたいな押し付けがましさがまったくないのがとてもいいです。大作に疲れた時にぜひ。 【はらへり】さん [レーザーディスク(字幕)] 8点(2010-01-08 23:14:37) |
29.《ネタバレ》 てんでバラバラな連中がソウルバンドを始め、レコード会社との契約を結べそうになったところで喧嘩別れをしてしまう。それでも彼らの心にはソウルが残っていた。単なるハッピーエンドではない、このほろ苦い終わり方が印象的。楽屋では喧嘩ばかりしているのに、アンコールがかかれば何食わぬ顔でステージに戻っていき、ソウルフルな演奏をするところがナイス。サントラ最高!大好きな映画です。ちなみに、「ザ・コミットメンツ」解散後、ストリートに戻ったアウトスパンは、15年後、『Once/ダブリンの街角で』で素敵な出会いを果たします。 【フライボーイ】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-11-18 09:57:33) |
28.アラン・パーカー関連作品を検索してびっくり。幅広い趣味ですね。ソウルミュージック詳しくないですが、この音楽は割と好きです。 【色鉛筆】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2008-08-23 21:42:50) |
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27.《ネタバレ》 音楽映画として一番まずいのは、アクションを起こすまでの主人公の音楽に対する愛情なり心情が見えないこと。それと、集まった多数のメンバーが担当楽器で特定できるだけで、描き分けがほとんどできていないこと。また、ロックに背を向けてソウルをやろうとしている割には、演奏とかステージのノリはロックそのものなので、あまり説得力もないですよね。あっさりバンドが破綻してしまう素っ気ないラストに4点、控え室で大喧嘩しながら知らん顔でアンコールに応えているシーンが可笑しかったので+1点。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-05-05 03:18:49) |
26.ストーリーはないに等しく、演奏シーンとキャラクターでひっぱっていくバンドもの。確かに演奏は良くボーカルなんかバカウマだが、他の部分すべてがちょっともの足りなかった。二人目のドラマーがめちゃめちゃかっこよかったです。 【すべから】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2008-04-14 17:21:25) |
25.やたら利己的なボーカルとか、喧嘩が絶えないメンバーとかベタな設定のように思えますが、意外にイケました。「フル・モンティ」みたいに苦境に陥っている人達が集まって頑張っちゃうタイプの映画が好きな人は楽しめると思います。 【くろゆり】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-02-03 22:22:49) |
24.《ネタバレ》 とにかく、オープニングからラストまでイカした(古!)音楽に包まれながら楽しく見ることができる作品です。とにかく、音楽好きにはたまらない作品ですね。会話の端々に、いろんなミュージシャンの名前が出てきてとても楽しかったです。(個人的には、オーディションのシーンで、スミスの「Heaven Knows I'm Miserable Now」を歌う少年に主人公がツッコむシーンが好きです。) あと、ザ・コミットメンツのメンバーが素晴らしすぎます。それぞれが、素晴らしい演奏を見せてくれるだけでなく、魅力のあるキャラクターを演じてくれています。 しかし、ラストシーンは「上手い!」の一言ですね。ほろ苦いんですが、何か爽やかな気分にさせてくれました。 「アイルランドはヨーロッパの黒人だ!」というのも凄い言葉ですね・・・・。 【TM】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-11-26 21:15:48) |
23.《ネタバレ》 アラン・パーカーの青春を描く時のキビキビした味は、どうしたって「小さな恋のメロディ」や「フェーム」を思い出さずにはいられない。彼の生んだ子供たちはロンドンっ子であろうとニューヨーカーであろうとダブリン市民であろうと、体に同じ熱い血が流れる。変わりばえしない日常から抜け出し、自分を燃やす喜びを知ってゆくザ・コミットメンツとまとめ役のジミー。洗濯物がはためくバックヤードでも仲間がいれば歌える。ケンカばかりの毎日だけど、バンド・スタンドに立った彼らはひとつ。たとえ求めたものに届かずとも、あの時の音は彼らの心の底に鳴り続ける。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-04-08 15:43:11) |
22.音楽がすばらしい。歌もうまい。それだけかもしれないがしばらくたつとまた見たくなるような映画。 【ucs】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-02-02 21:31:42) |
21.久しぶりにDVDを借りてきて、やっぱソウルだよね~なんて何気に特典映像を観てたらビックリ!!かっちょいいなーと思っていたボーカル、当時16歳だったらしいではないですか!!!やられた・・・。その他、この映画を撮るにあたってダブリン中のバンドというバンドを観てオーディションをしたことなどアラン・パーカーの映画に対する情熱が伝わってきました。だからこんな素敵な映画が撮れるんだね~^^本編8点+特典映像1点で9点!! |
20.ボーカルの太っちょがずば抜けて上手かったのが印象的。結局、終始まとまりが無く仲たがいしてバンドメンバーは散り散り。成功しないのが現実的というか、でも後味が悪いわけではない。あのメンツで成功ってちょっと自分には考えが及ばなかったので・・。 【HIGEニズム】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-10-11 02:18:58) |
19.割とマニアックだけど、いいっすよねこの映画。 【やぶ】さん 9点(2004-10-10 23:43:49) |
18.社会派アラン・パーカー、暗いアイリッシュ、イキなバンド・・組み合わせがマルですね。疾走感あり、ホンワカあり、パワー溢れていてとても清々しくて楽しい映画。スーパーカブがまたサイコー。 【★ピカリン★】さん 8点(2004-06-13 15:50:23) |