1.新撰組結成から池田屋襲撃、伊東脱退後までを描く。セミオールスターもので新撰組に近藤千恵蔵、土方黒川、沖田若山(!)等を配し、勤王派に高田浩吉、大川橋蔵、大友柳太朗といった豪華キャスト。この面子で池田屋で斬りあうわけだから相当な迫力ではあるけど、そこはスターなので橋蔵も大友柳太朗も斬られちゃうなんてことはない。それどころか池田屋で殺されかけてる勤王派の橋蔵と大友柳太朗が「主義は主義、情けは情け」とか言って、新撰組隊長である千恵蔵のピンチに助けちゃうなんて変な映画。3人揃って月形龍之介を倒すといういつもの展開にw 史実よりも完全に娯楽に徹した東映時代劇全盛作品の一つ。