日本橋(1956)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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日本橋(1956)

[ニホンバシ]
1956年上映時間:111分
平均点:5.67 / 10(Review 9人) (点数分布表示)
公開開始日(1956-10-01)
ドラマロマンス小説の映画化
新規登録(2005-11-20)【亜流派 十五郎】さん
タイトル情報更新(2014-06-19)【イニシャルK】さん
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監督市川崑
助監督増村保造
キャスト淡島千景(女優)稲葉家お孝
山本富士子(女優)滝の家清葉
若尾文子(女優)雛妓お千世
品川隆二(男優)葛木晋三
柳永二郎(男優)五十嵐伝吉
船越英二(男優)笠原信八郎
杉寛(男優)植木屋甚平
岸輝子(女優)蒟蒻島の阿婆
浦辺粂子(女優)清葉の母
沢村貞子(女優)お鹿の女将
平井岐代子(女優)塩瀬の女将
潮万太郎(男優)お鹿の客
伊東光一(男優)橘博士
伊達正(男優)飴屋のおふじ
小原利之(男優)箱屋
川口浩(男優)腕白大将
中田勉(男優)葛木の同僚C
杉田康(男優)葛木の同僚A
高村栄一(男優)清葉の旦那
原作泉鏡花「日本橋」
脚本和田夏十
音楽宅孝二
製作永田雅一
企画土井逸雄
配給大映
美術柴田篤二
編集中静達治
録音長谷川光雄
照明柴田恒吉
その他IMAGICA(現像)
土屋テル子(記録)
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【クチコミ・感想】

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1
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9.《ネタバレ》 お孝と清葉と、若い学者先生と浮浪者の4人の恋愛模様。

泉鏡花らしいオカルトな要素は、最初の噂話にちらっと出てくるだけで、
あとは、恋愛話である。

若い先生がお孝との関係を、彼女はイロだ、と言ってしまった自分に悔しくて、
先生はお孝のもとを去り、彼女は病んでしまう。
そんな話であるが、戦後の色恋話では考えられぬ男の苦悩である。

時代は明治だろう。
そりゃ漱石みたいな人も出てくるわと、しみじみ・・
トントさん [DVD(邦画)] 7点(2023-09-02 22:17:11)
8.《ネタバレ》 GYAOの無料動画で視聴。
青や紫を多用した画面は泉鏡花の薄気味悪い世界観をよく醸し出しています。これはきっと撮影所の技術の賜物だろうし、もともとの戯曲の舞台美術にも多くを負っているのかもしれません。その映像の美しさだけをいえば、のちの鈴木清順の大正3部作にも比肩しうるものだと感じます。
しかし、戯曲をそのまま敷衍したような散漫でメリハリのない脚本はまったく要領を得ず、無駄なシークエンスが多いわりに物語の肝がさっぱり見えてこない。のっぺりした脚本が鏡花らしいと言えばそうも言えるかもしれませんが、もうすこしポイントを絞った明瞭で簡潔な脚本に出来るだろうと思わずにはいられない。
冒頭のシーンは幕が上がって路地が出現するところから始まりますが、そこが演劇的空間であることを示唆するよりも、なにより「路地」や「橋」の意味づけを明確にすべきです。登場人物の関係性や心の確執についても、たんに戯曲のセリフで説明するのでなく、もっと映画的な手法に置き代えて表現すべきだろうと思う。蛆虫が湧くという赤熊の毛皮も、舞台演劇ならばともかく映画の服装としては漫画じみた感がありました。
画面の美しさには9点以上つけたかったところですが、市川夫妻の脚本と演出には才気も創意も感じられず、7点以上はつけられません。
まいかさん [インターネット(邦画)] 7点(2023-03-19 22:34:54)
7.《ネタバレ》 市川崑監督の初のカラー映画となる泉鏡花原作の文芸映画。主人公の芸者 お考(淡島千景)の恋愛模様や、ライバルの芸者 清葉(山本富士子)とのバトルなどが描かれていて一見すると王道を行く女性映画なのだが、市川監督らしい変化球演出もある作品になっている。しかしそういった市川監督の演出と作品自体の世界観がうまくマッチしなかった印象が強く、映画としては正直イマイチ。冒頭に幽霊を出してホラー風味を加えるのはいいとしても、熊の毛皮を来た赤熊(柳永二郎)のウジをアップで撮っている意図がよく分からない。赤熊の異様さを表現したかったのかもしれないが、こういう表現をすると単なる変質者のストーカーにしか見えず逆効果だと思う。それに葛木だけでなく赤熊も柳永二郎のようなおじさんではなくもっと若々しい俳優のほうがよかったのではと思えてしまい、この時点で既に失敗しているような気がして、巡査役の船越英二と役柄が逆のほうが良かったと本当に思う。それからしっとりとした前半に対して後半がちょっと急展開すぎるのもバランスが悪い。本来市川監督はこういうジャンルは不得手という印象はないだけに本作はどこか空回りしているのが残念。ただ、お考と葛木が出会う夜の橋のシーンは良かった。ところで、本作は市川監督にとって「処刑の部屋」の次の作品で、主演だった川口浩がチョイ役で出演しているが、子供たちと一緒に若尾文子にちょっかいを出すガキ大将の役というのはギャグにしか思えない。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 5点(2014-06-12 18:05:27)
6.《ネタバレ》 熊がもっといい男じゃないと変態ストーカーにしか見えないよ。 先生もクールで真面目を装いすぎ。 カラーで情感たっぷりの画面構成にしようとする努力は見られるけど、はっとさせるようは絵も少ない。市川監督、まだまだ巨匠ぶりは見られない感じ。
nobo7さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-05-11 01:11:13)
5.褪色のひどいフィルムで観たせいもあるかもしれないが、鏡花と市川さんのすれ違いばかりが感じられ、堪能とまではいかなかった。夜の橋の静かな雰囲気なんかいいんだけど。ウジを食べるとこなんかアップにする必要あったかな。女の意地の哀しさもので、教授がコロッと坊さんになったりして、こういうとこを乾いた笑いに持っていくのが市川さん得意なはずなんだが、これは苦笑い。市井ものにやや幻想味が交じるという、向いた題材なんだがなあ。いつもならフッと現実から遊離していくとこをしっかり捉えるのに、取り逃がして分解させちゃったって感じ。すると宙に浮いた部分が馬鹿馬鹿しく見えてしまう。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 6点(2012-10-10 10:23:06)
4.《ネタバレ》 <原作未読>これはちょっと難しかった。熊の言葉を借りれば「人情は理屈でねえで…」ってことかな? 清葉のもとを訪れた先生の後悔の言葉が心に残る。
リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2012-06-14 18:00:22)
3.《ネタバレ》 壮絶なドラマを期待した自分にとってやや物足りなかった。清葉と気が触れたお孝の再会や、男との関係・嫉妬心などじっくり見たいシーンがあっさり目で、全体的に駆け足に感じてしまった。
オニール大佐さん [インターネット(字幕)] 4点(2008-11-08 10:38:46)
2.《ネタバレ》 異色作だが、泉鏡花の世界を市川崑が描くと、こうならざるをえない、という意味では、王道をいく作品。
みんな嫌いさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-11-04 19:29:40)
1.強烈な映画だった。ある種ホラー映画より怖いんじゃないかな。柳永二郎の汚れようも凄まじい。山本富士子の美しさ、若尾文子の可憐さは見もの。
丹羽飄逸さん [ビデオ(邦画)] 6点(2007-01-18 00:57:27)
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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 5.67点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4111.11%
5333.33%
6333.33%
7222.22%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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